アキュチップの効果と特徴

photoアキュチップは、これまで改善が難しかった色素の薄いしみ・ソバカスも改善できる機器です。

アキュチップの光はメラニン色素の黒色に反応する波長の光を、小さい照射範囲(直径6mm強)でスポット照射できる為、治療患部以外の皮膚に負担をかけずに治療が可能です。
照射後、約1週間薄い痂皮(日焼け後の皮むけ様)ができ、シミは一旦濃くなりますが、ハイドロキノンクリームやレチノイン酸クリームの外用を併用することで、1回の治療で30%〜50%程度、色調を薄くすることができます。

シミの種類や治療方法は医師の判断によりますのでご相談下さい。また、シミ効果を高めるためや、部分照射の治療部だけが若返り色むらが生じることを避けるために、Gentle LASE (ジェントルレーズ)というアレキサンドラライトレーザーを全顔に低出力で照射しシミを薄くする施術やフォトフェイシャルM22という光治療の低出力全顔照射治療の併用をお勧めしております。

また、クーリング機能が装備されているため、照射した部分を冷却することで油がはねた程度の痛みで治療が可能です。また冷却により、表皮の損傷や熱傷、その後の色素沈着を軽減します。

アキュチップのリスクとダウンタイム<痛み>軽度 <腫れ>数時間程度   <内出血> 無し

アキュチップのダウンタイムは照射後のカサブタが薄いため、ガーゼやテープで保護する必要がありません。 治療直後から化粧をしてお帰りいただけます。照射翌日には薄く小さいカサブタになり、4日~1週間ほどでカサブタと共にしみが剥がれ落ち、ピンク色の肌が現れます。3週間~1ヶ月後には周囲の肌色に戻り、炎症後色素沈着が始まります。東洋人の肌ではこの一過性の色素増強が必発で、肝斑がある方、浅黒い肌の方では特に強く出ます。治療前の茶色とはトーンの異なるスレート色(グレーがかった茶色)になりますが、遮光と後療法(シミ内服治療・美白剤外用・ジェントルレーズ低出力照射・フォトフェイシャルM22照射など)を守っていただくうちに、4か月~半年で落ち着きます。この程度や期間は肌質によるところが大きく、担当医師とご相談ください。半年後にまだアキュチップで反応しそうな色味が残っていれば追加照射を検討します。

またリスクに関しては、シミを治療するレーザーはたくさんありますが、中でもよく使用されるQスイッチレーザーに比べると、アキュチップの効果はマイルドになります。その分、治療後の赤みや色素沈着などの合併症のリスクを低くなっています。

アキュチップの持続と頻度について

シミ・赤みの状態、肌質にもよりますが、多くの場合1回の照射で、しみが薄くなったのを実感します。ハイドロキノンクリームやレチノイン酸クリームの外用を併用することで、1回の治療で30%〜50%程度、色調を薄くすることができます。

シミが気になる方などは、アキュチップを半年後に追加照射することで更にシミが目立たちづらくなります。


アキュチップの痛み
アキュチップは照射する際に冷却するクーリング機能がついている為、痛みの程度としては、料理中に油がはねたような感覚です。10か所以上の照射をご希望の方、お痛みに弱い方は、外用麻酔を使用するので殆ど痛みは感じません。施術後は軽いひりつきを感じますが、炎症を抑える軟膏を塗るので、数時間で和らぎます。

アキュチップの禁忌事項について
・光線過敏症の方
・光感受性が高くなるような薬を服用している方
・光がきっかけでてんかん発作を起こす可能性がある方
・重度の日焼けをしている方(治療前1カ月間と治療期間中は、日焼けを避ける)
・治療希望周囲に皮膚悪性腫瘍、もしくはその疑いがある方

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