アキュチップで部分照射(痂皮化させる治療)をした場合
照射前:頬に日光性色素班が多発しています。
照射直後:照射部位の炎症反応で赤黒く変化しています、黒い膜のような痂皮ができます。軽いやけどの状態ですので、多少ヒリヒリします。
3日目の痂皮:照射部位が濃い褐色調の膜状のかさぶたになります。
7日目の痂皮の脱落:3日目頃から少しずつポロポロと痂皮が剥がれ始め、7日ほどですべて脱落します。痂皮脱落後は約2~4週間ほんのり赤みが残ります。
3か月後の炎症後色素沈着:日本人の肌は痂皮脱落後、一過性炎症後色素沈着(レーザー照射の影響で一時的にできる黒ずみ。元のシミとは色調が異なる)になることがあります。
ほとんどの場合、美白内服薬(ビタミン剤など)と美白外用薬(ハイドロキノンクリーム、ルミキシルクリーム、レチノール、レチノイン酸など)を併用頂くと平均半年で自然に消えます。肌質によっては治療前よりも一旦濃くなることもありますが、必ず薄くなるのでご安心下さい。