クマ・シワ(ヒアルロン酸注入)の効果と特徴

シワ【 ほうれい線・眉間のたてジワ・額の横ジワ・よだれジワ 】

ほとんどすべてのシワに、ヒアルロン酸注入は絶大な効果をもたらします。施術に必要なのは、医師の美的感覚と立体視する能力です。基本の鼻唇溝(ほうれい線)は腫れや内出血のリスクもほとんどなく、1〜2本の注入でも直後から5歳以上の若返り効果があり、美容治療初心者でも試みやすい治療です。 目の悪い人に多く見られる眉間の深い縦シワは、運気を上げることができるように、老若男女どなたにもおすすめしたい治療です。少量でも充分な効果が見込めます。

マリオネットライン(よだれジワ)も、実は老けて見えるポイントであり、ヒアルロン酸注入におすすめの部位です。また、眼瞼下垂(40代以降に少しずつ出現)があって、額の横ジワにボトックスを注射できない方もご安心ください。額に浅く広くヒアルロン酸注入すれば、丸みのある女性らしい額に仕上がります。


クマ・凹み【目の下】
疲れて見える目の下の凹みは30代前半から気になり始めます。早めにヒアルロン酸を注入しておけば、手術要らずの若々しい目元をキープできます。このように、適切な固さのヒアルロン酸を「適切な深さ」に、「適切な量」を注入することで、部分的なシワを浅くすることができます。線ではなく面で注入することで自然な若返りが得られます。

輪郭形成・リフトアップ【こめかみ・頬・フェイスライン】
さらにヒアルロン酸の効果は、輪郭形成にも効果を発揮します。頬の凹み(ゴルゴ線・インディアンライン)を数年前の若い頃に戻し、頬骨を高し、コメカミやフェイスラインをナチュラルにボリュームアップすることで、リフトアップして見せることも可能になりました。

クマ・シワ(ヒアルロン酸注入)のポイント

美しさは他者と比較するものではなく、その方の骨格と顔立ちによって微妙なバランス感覚が求められます。予算が限られた中で、どの部位の治療が優先されるべきか・・・このような点もご相談ください。また一度で、完全修正を目指さず、定期的なリタッチをすることで、ハイレベルな美しさをもたらします。注入したヒアルロン酸製剤がご自身のお肌に充分馴染んだところで、適切な部位に追加注入すると、浅い笑いジワですら本数を減らし、浅くすることが出来ます。

クマ・シワ(ヒアルロン酸注入)のリスクとダウンタイム<痛み・腫れ> 少し(個人差あり) / <内出血> ほとんど無し

外用麻酔を塗ると15分ほどで表面の感覚がほとんどなくなります。刺入部位を冷却後、少量の局所麻酔の注射をしてから、先端の丸いロングソフトカニューラ針で慎重に注入します。頬のリフトアップ治療など一部の治療では鋭針(先端のとがった針)を使用することもあります。内出血しやすい方や、広範囲に注入後希望の方、目周りへの注入の際は止血点滴をあらかじめお受けいただくことでリスクを減らすことが出来ます。また、Stat Veinで血管を避けて針を刺すポイントを選択し、十分な圧迫止血を心掛けています。このような取り組みで、注入による内出血のリスクは少なく、出たとしても軽く済むようになりました。

また、ヒアルロン酸は高保水成分のため、特に皮膚の薄い目周りなどは、注入後1カ月程度水分を吸収して軽く浮腫みます。そのため、初回の注入量はやや少なめとし、水分が再吸収され馴染んでくる1~2か月後にタッチアップすると周囲に気づかれることも無く、効果の持続期間が延長します。
メイクは針孔を避けて頂ければ、直後から可能です。また洗顔、軽い入浴、食事、接触も当日から制限はありません。飲酒、サウナ、長風呂、激しい運動は内出血のリスクを高めるので、当日のみお避け下さい。

顔へのヒアルロン酸注入は、デザイン力と繊細な注入が重要です。滑らかで、高品質な製剤を使用しないと、凸凹したりゴツゴツした感触になったりすることもあります。また、血管の走行など解剖学的知識が少ないと、頻度は少ないものの、塞栓や壊死の報告があります。銀座ケイスキンクリニックでは、定期的に勉強会を開催し、常にリスクを避けるべく、最善の治療を心掛けています。

医師が施術直後にマッサージをしてなじませますが、特に医師の指示がない限り定着するまでの約1か月程度、強いマッサージは控えてください。


クマ・シワ(ヒアルロン酸注入)の持続と頻度について

効果は注入直後から鏡でご確認いただくことが出来ます。注入したヒアルロン酸は代謝・分解されてしまうことから、平均して10か月から1年くらいで効果が弱まります。注入した注入したヒアルロン酸の周囲に自己のコラーゲン線維が新生するため、1年後に完全に元に戻ることはありません。半年以内にタッチアップをしたり、1年毎に繰り返し治療したりすると、効果の持続期間は延長します。


クマ・シワ(ヒアルロン酸注入)の痛み
注入前に表面麻酔のクリームを使用し、十分に冷却した上で、刺入点に局所麻酔の注射をしてから、先端の丸いロングソフトカニューラ針でゆっくりと注入し、痛みを軽減させています。痛みの感覚は個人差が大きく、緊張すると強く感じやすいという特徴もあります。2回目以降は楽に感じられる方が多いようです。痛みを感じるのは、治療中の5~10分程度だけですので、ほとんど全ての方がご辛抱頂ける程度です。注入後は麻酔と注入の刺激で腫れぼったい感じがしますが、数時間後には気にならなくなります。

クマ・シワ(ヒアルロン酸注入)の禁忌事項について

ヒアルロン酸自体は体内にも存在する成分なので、アレルギーの心配はありません。また、注入された純粋なヒアルロン酸は水に分解されて100%体内で吸収されます。
真性ケロイドの方など、異物反応を生じやすい体質の方はヒアルロン酸が馴染まず、シコリのようになる人がいます。

ヒアルロン酸は体内にある成分なので副作用が起きることはまれですが、約数千人に1人の割合で架橋剤などの添加成分にアレルギーを起こす人もいるので過去にトラブルのご経験がある場合などは事前にご相談下さい。

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