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2016年2月16日

【パソコンで肌が老化?】ブルーライトに光老化の一因となる可能性が

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皆様こんにちは。
ブルーライトはパソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明に含まれていて、最近では、ブルーライトカットのフィルムや眼鏡などの商品をよく見かけるようになりましたね。このブルーライトとはどういうものなのでしょう?また、私たちの体にどのような影響を及ぼすのでしょう?

ブルーライトってそもそも?

ブルーライトは380~500nmの波長をもつ青色の光で、人の目で見ることのできる可視光線の中でも波長が短く、強いエネルギーをもっていて、紫外線に最も近く、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達し、網膜にダメージを与えます。たとえわずかでも、長年浴び続けると、網膜の中心部にある黄斑がダメージを受け、加齢と共に増える「加齢黄斑変性」の原因となることがあるようです。

また、ブルーライトは波長が短く散乱しやすいため、ピント調節に苦労し、目の疲れや痛み、肩や首のコリなども引き起こします。厚生労働省のガイドラインで推奨されているように、1時間のデジタルディスプレイ機器作業を行った時には15分程度の休憩を取るようにしましょう。その他、ディスプレイの輝度・コントラスト設定を調節したり、ブルーライトカットのフィルムや眼鏡を使用したりするのがおすすめです。また、パソコンでの作業のみならず、現在はスマートフォンからのブルーライトにもご注意ください。

実はブルーライトは目以外にも様々な影響を与えます。

目以外にも様々な影響があるブルーライト

目の網膜に、ブルーライトに反応を示す細胞の存在が明らかになり、サーカディアンリズム(概日リズム)と呼ばれる体内時計に影響を与えることがわかってきました。

この体内時計が狂うことで、睡眠障害やイライラ、うつ症状を引き起こしたり、インスリンの働きが低下して糖尿病のリスクを高め、メタボリックシンドロームになりやすくなったり、発がん要因となったりすることがわかってきています。

気になるお肌への影響ですが、紫外線が光老化を引き起こすことはもうご存知のこととは思いますが、実はブルーライトも、紫外線と同様に酸化ストレスを誘導し、光老化の一因となる可能性が示唆されています。

色々な研究がなされてきて、今後は紫外線だけでなく、ブルーライトも防御が必要です。ブルーライトカットフィルムや眼鏡などを賢く利用致しましょう。



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