2021年(7月〜9月)のメディア掲載情報

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WEB『Women'sHealth』2021年9月9日掲載

BEAUTY特集「年を重ねても"美プリ肌"は作れる!正しい空気の整え方」に慶田院長の監修記事が掲載されています。

基礎化粧品はもちろん、美肌のために食事や睡眠にも気を遣っているのに、化粧ノリはイマイチ。肌つやもパッとしない......そんな"ザンネン肌"の原因や部屋の空気が肌に与える影響。"美プリ肌"を作るための部屋の整え方をご紹介しています。

【タバコの煙、肌に触れるだけでNG】
紫外線ケアに余念がない女性は多いけれど、空気までケアしている人は多くないでしょう。しかし今、美意識の高い人たちの間でその重要性が注目されています。

空気中で肌に悪影響を与えるものといえば、花粉や排気ガスなどによる大気汚染物質やタバコの煙です。喫煙の悪影響はよく聞かれると思いますが、タバコの煙が肌に触れるだけでも、肌の酸化ストレスを誘発するということが分かっています。タバコは自分が吸わないだけでなく、煙がただよう空間になるべく行かないのがベスト。
排気ガスやPM2.5、黄砂などの大気汚染物質が皮膚に付着すれば、一見何の影響がないようでも、目に見えないレベルでの軽い炎症が起こります。この微小炎症のレベルでも、積み重なれば肌ダメージは進みます。肌にとっては、タバコの煙がモクモクの部屋にいるのはハイリスク行為と言えるでしょう。つまり、汚い空気にさらしていると、肌は炎症をきっかけに老化が進む可能性があるということです。

【「ザンネン肌のもと」と「美プリ肌」を作るお部屋の空気の整え方】
大気汚染やタバコ以外にも、ハウスダストも肌にダメージを与える身近な存在です。家の中のちりやホコリの中でも1㎜以下のとても小さな目に見えにくいもので、ダニの死骸やフン、花粉、カビ、細菌、人間のフケや繊維のくずなど、さまざまなものが含まれています。人が動くことで空気中に舞い上がりやすく、皮膚の炎症のほかアレルギー性鼻炎や喘息、目のかゆみなどを引き起こす原因になることもあります。

基本的には、外が劣悪な環境でないかぎり、窓を開けて空気を時々入れ替えましょう。太陽の殺菌効果を得るために、陽の光を入れることも大切です。ただし換気すると、交通量の多い幹線道路沿いでは大気汚染物質を含んだ外気が入ってくることになるので、それを除去する空気清浄機を置くのがベスト。
観葉植物は空気がきれいになると言われますが、管理が悪いと虫やカビが発生して逆効果になることもあります。空気清浄機代わりに置くという意味では小さいものだと効果は弱いので、手入れができない人は気をつけましょう。

【夏カビには注意!冬は「加湿器をつけるだけ」はNG!】
夏は、カビの発生を防ぐために除湿をするのが大切です。カビが発生すると、空気中にカビの胞子が飛んでしまいます。また、じっとり汗ばむような状態は湿疹やアトピー肌にはよくありません。さらに、湿度が高すぎると片頭痛になりやすく、気温が高いと集中力が落ちる原因にも。我慢せずエアコンやエアコンの除湿機能を使い、快適な温度・湿度を保ちましょう。

また冬は肌のために加湿器を使うという人も多いでしょう。しかし、単に加湿器をつけるだけでは逆効果になることもあります。空気1立方メートルが抱えることができる水分量は温度によって決まっているので、室温を上げずに加湿をすると結露してしまうことになります。カビの原因になるので、ある程度室温を上げつつ加湿することがポイントです。

【職場やお店で"美プリ肌"をキープするには?】
自宅の空気は整えられるけれど、職場やカフェなどの外出先ではどうしたらいいのか。清潔でうるおったところにずっと肌を触れさせておくわけにもいかないので、自分でうるおう力を保っておく必要があります。
スキンケアでは乳液やクリームでしっかり保湿しましょう。潤いのある美肌に欠かせない「角層のバリア機能」に着目し開発した、天然セラミドを主成分とする当院オリジナル高機能保湿の『セラミドバリアクリーム』もおすすめです。水分保持力・抗炎症作用が高く、アトピー性皮膚炎、超乾燥肌、ゆらぎ肌の改善が期待できます。

また食事ではセラミドなどバリア物質の原料になる良質な油とタンパク質をたっぷり摂ること。そして良質な睡眠を十分に取って、自分自身の肌のバリア力を整えることが大切です。

衣類を用意するなどある程度対処できることはありますが、ホコリや大気汚染物質などの刺激物との接触は避けられないので、保護膜で一枚覆っておくという意味で日焼け止めやベースメイクをするのもおすすめです。花粉やホコリの微粒子が付きづらいような機能性ベースメイクも増えています。さらに外に出たらいろんなものが付着するので、帰宅後はすみやかに顔を洗い、保湿をし直しましょう。そのルーティンを守るのが大切です。

実際に、慶田院長が自宅やクリニックで行っている「空気のケア」方法もご紹介しています。
自宅でもクリニックでも常に空気清浄機を稼働させ、ホコリやダニ、においを除去しています。においがするときは、実際にそのにおい物質が存在しているということ。気になるときは、オゾンの消臭器や次亜塩素酸水なども併用してにおいを撃退しています。
寝具やタオル類はハウスダストやダニの発生しにくいものを。寝具カバーは、ダニの侵入を防いでくれる折り目の密な機能性素材のものを選んでいます。
毛足が長くフワフワしたぬいぐるみなどはハウスダストを発生させやすいので注意が必要です。タオルは5重ガーゼのものを愛用していますが、すぐ乾き、繊維のくずが出にくいのでおすすめです。
レストランを選ぶときは、タバコを吸えるお店は選ばない。短時間煙を浴びたくらいですぐに老けるということはありませんが、タバコのニオイがとても苦手なので、よどんだ空気のお店は避けるようにしています。

ヘルシーな"美プリ肌"を手に入れたいなら、美容ケアの一部として空気を整えてみてはいかがでしょうか。

是非ご参考になさって下さい。


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WEB『VOGUE JAPAN』(2021年8月24掲載)

BEAUTY特集「フィラー&ボトックスで盛る、消すは、もう古い!? 注入系美容医療の最新事情」に自由が丘クリニック理事長の古山登隆先生と慶田院長のコメントが掲載されています。

家以外では常にマスクを着用することが当たり前になって1年以上が経過し、マスク生活が長くなるにつれ肌荒れの悩みが多く聞かれていましたが、最近では「たるみやほうれい線が気になる」という悲鳴が増えてきたように感じます。

私たちの老化は気づかないほど緩やかに30代から始まり、40代後半になると坂道を転げ落ちる勢いで加速していきます。肌だけでなく、顔の筋肉も脂肪も骨も老化します。
形態学的加齢現象は、ボリュームが減少する"萎縮"、全体が下に移動する"下垂"、硬く縮まる"拘縮"の3つです。

そんな形態学的エイジングにどう対抗するか。スキンケアでしっかり保湿して拘縮を予防するのはとても大事ですが、フォルム自体をデザインし直したいと思ったとき、頼りになるのは、やはり美容医療です。
表情筋の拘縮には『ボトックス注射』。脂肪や皮膚下垂には『レーザー』、『ウルセラ(超音波)』『サーマクールFLX(高周波)』などのリフトアップマシン。溶ける糸を埋め込んで引き上げる『スレッドリフト』。
さまざまな改善策がありますが、骨や脂肪の萎縮をカバーするなら、安全なフィラーが有効です。その中でも最も安全な注入剤が『ヒアルロン酸注入』です。

【ヒアルロン酸注入の需要は、右肩上がり】
ヒアルロン酸フィラーのメリットは、分解できる酵素があることです。思うような仕上がりにならなかった場合や肌に合わない場合に溶かすことが可能です。その点において、ほかの素材より圧倒的に優位です。
日本でも2020年の美容医療施術の人気ランキングでリフトアップレーザーのハイフを抜いてトップに躍り出ました。

技術の進化とともに充填剤の種類も増えており、柔らかさや持ちのよさなど、どこにどんな目的で注入するかによって、最適な製剤は変わります。承認薬=リスクゼロではないですし、非承認薬でも質の良いものもあります。重要なのはリスクを最小化する医師の知識と技術です。当院では、新しい製剤は発売から3年待って反応やリスクを見てからクリニックに導入し、1回の注入量に上限を設けています。体質によりアレルギー反応が起きることはあり、若い人ほど異物反応が出やすいものです。その場合に対処できることが大前提なので、ボタニカルフィラーやエランセ、レディエッセなど溶かせない素材は使用致しません。
また成長因子を混ぜたPRPや成長因子そのものの注入では、回復させ難い、硬いしこりが残ってしまう事例が多発しており、特に注意が必要です。いざとなったら容易に分解や除去ができるかどうかは重要なポイントなのです。

【フィラー系美容医療の歴史と失敗、そしてこれから】
委縮した骨と脂肪を補強するヒアルロン酸注入は若返りに欠かせませんが、その一方で注入しすぎ、あるいはフィラーを不必要に入れている期間が長すぎて、皮膚が伸びて顔がパンパンになる「オーバーフィルドシンドローム(過剰注入症候群)」が海外でも問題視されています。肌が痩せるだけでなく皮膚も伸びているので、フィラーで膨らませるだけですべてOKにはなりません。骨格を無視した完璧な左右対称は違和感を覚えるし、残すべき影、残すべきシワを見極めることも必要です。

【針を使うからにはリスクがある、と肝に命じて】
もっとも懸念すべきは、皮膚や皮下組織の構造を理解せずにヒアルロン酸を注射する行為です。顔面動静脈の血管内に誤って打ってしまうとヒアルロン酸の塞栓ができ、皮膚壊死や失明を引き起こす危険があります。またボトックスやヒアルロン酸などの薬剤には、痛みを軽減するために麻酔薬が配合されています。その麻酔薬がまれにアレルギー反応を引き起こすこともあるのですが、これは本人にも医師にも事前にはわからないものです。開業して15年の当院でも1度だけ経験したことがあります。アナフィラキシーショックの対処法はマニュアル化していたので、すぐに太ももにエピペン(アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤)を刺し、ステロイドを点滴静注して症状を抑え、ことなきを得ました。ですので、これまで何もなかった、というのはラッキーでしかないのです。注入に限らず、ダーマペンやビタミン点滴で使用する薬剤でもアナフィラキシーが起きる可能性はありますが、すべての医院がそういったリスクを想定しているのかは疑問です。

【簡単=安全ではない。専門医を選ぶべき理由。】
ネガティブに見えるシワを消したり、ボリュームを足したり、頬や口角を引き上げたり、輪郭をシャープに整えたり......。ほんの数分の施術で効果が半年〜1年ほど続くボトックスやヒアルロン酸注入。簡単に見える注入ですが、前の章で説明したリスクのほかに、人形のように無表情になったり、入れすぎて顔が大きくなったりするなどの失敗は今もまだあります。経験が豊富で、今どきの美的センスを持ち、足すだけでなく引くことも心得ているドクターを選べば、表情が動かなかったり、頰がパンパンに膨らんだり、という"いかにも"な仕上がりにはなりません。
また予想外の副反応やアクシデントがあったとき、慌てずに対応できるのは、医大を卒業し、初期研修後さらに大学病院や基幹病院で専門領域を修め、命に関わる症例に接し経験を重ねた医師であることが最低条件。医学は奥深く、学べば学ぶほど怖さを知り、慎重になります。最近は皮膚の病理や解剖を知らないドクターが美容医療を行っていたりすることもあるようです。深刻なトラブルに泣かないためにも、日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医であるかどうかをプロフィールでチェックしましょう。また不必要な治療は要らないとジャッジしてくれる医師を選んで、長期的にメンテナンスの計画を立てていくことをおすすめします。

安心を買うと思って、価格だけで選ばないことが美容医療で失敗しない秘訣です。

是非ご参考になさってください。

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WEB『Women'Health』(2021年9月25日掲載)

BEAUTY特集「『へそのゴマ』のケアはどうすればいい?正しいおへその掃除法」に慶田院長の監修記事が掲載されています。

汗や皮脂など、さまざまな汚れが固まりいつの間にかおへそに溜まってしまう「へそのごま」。正しい掃除の仕方や頻度を解説しています。 

【そもそもへそのごまの正体は?】
へそのごまは、垢や皮脂が混ざってできたもの。まれにホコリなどの外からの汚れが混ざっている人もいますが、基本的には古い角層や皮脂などの汚れです。へそは立体的な構造をしているので内部が掃除しにくく、汚れが溜まりやすいところなので、しっかりとケアしていない人は、へそのごまが米粒よりも大きい塊になってしまっていることもまれにあります。

【おへその掃除の重要性は?】
おへそは毎日ゴシゴシ洗う必要はありません。
しかし、適度に洗わないとニオイの原因になるので、しっかりケアはすべきでしょう。基本的にはおへそから感染症を起こす可能性は低いですが、常に清潔にすることを心がけましょう。またおへそが赤く腫れるなど、異変を感じたら皮膚科を受診しましょう。

【おへそがしっかり洗えていない人がいる】
基本的にはお風呂に入ったときに石鹸をよく泡立て、指で優しく撫でて洗う程度で問題ありません。しかし、これまでケアを怠ってきた人は、それだけでは汚れが落ちない可能性があるます。また、人によっておへその構造に違いがあり、皮下脂肪の量によってもへその深さが違います。若くて脂肪が多い人はおへそが深く、しっかり洗っているつもりでも、汚れが溜まっている可能性もあります。

【正しいおへその掃除方法】
角層のターンオーバーが2週間なので、2〜3週間に一度は綿棒で掃除をしましょう。
乾いた状態でおへその掃除をすると皮膚を傷つけてしまう可能性があります。まずはおへそにオリーブオイルやスクワラン、ホホバオイルなどのキャリアオイルもしくはワセリンなどを塗って、数分放置してへそのごまを柔らかくします。垢が柔らかくなったら、綿棒でやさしくかき出すように掃除をしましょう。このとき、あまり強く擦るのはNG。お風呂上がりに行うとそもそもへそのごまが柔らかくなっているので、よりおすすめです。なお、特別なことをしなくてもへそのごまが溜まらない人は行う必要がありません。
おへそを清潔に保つことは大切です。とはいえ完璧にキレイにしようとせず、適度のケアを行いましょう。また乾燥が気になる方は、おへその掃除をしたあとの保湿も忘れないようにしましょう。
おへそ周囲に意外と太い毛が生えていることも。美容皮膚科ではへそ周囲のレーザー脱毛のご相談を承ります。

▽レーザー脱毛『ジェントルレーズプロ

へそ周り(へそから直径15cm)
1回:¥10,000
5回セット:¥35,000(¥7,000/1回)
※表示価格は全て税抜き価格となっております。

是非、ご参考になさってください。

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WEB『ViVi公式オンライン』(2021年8月15日掲載)

ビューティ特集「ニキビ跡を治すならどれが正解?」に当院の体験取材レポートが掲載されました。

今回の体験者は、数年ニキビ跡と顔の赤みがお悩みのViViスタッフMさん。以前皮膚科でピーリングにトライするも治らず...今回『ヴェルベットスキン』(『ダーマペン』と『マッサージピール』のコンビネーション治療)が良いのではとご自身で施術を調べご来院されました。
実際にMさんのお肌を拝見した結果、お悩み改善ポイントは以下2つでした。

① 皮脂分泌が多いタイプで、脂漏性皮膚炎で顔全体が赤みを帯びている状態。
→過剰な皮脂を抑制させ、ニキビや湿疹を改善させる。
② 頬の一部に軽度のニキビ跡の凹みがあり、キメが粗く毛穴な目立つ状態。
→コラーゲン線維を増生させて肌にハリをもたらし、キメをふっくら整えてニキビ跡や毛穴を目立たなくさせる。

ヴェルベットスキン">ヴェルベットスキン』も、肌のキメを整え、軽いニキビ跡や毛穴開きなどを改善する効果が高いですが、Mさんの場合、皮膚の再生だけでなく皮脂分泌を抑えることも重要になるので、最適な治療法として『スカーレットS(ニードルRF)』をご案内いたしました。

スカーレットS(ニードルRF)』とは、針の傷による創傷治癒効果×高周波(RF)の熱エネルギーによる効果が掛け合わされた治療です。
マシンの先端にセットされた25本のマイクロニードル(極細電極針)から高周波が短時間流れて、加齢で伸びたコラーゲンを収縮させると同時に、過剰な皮脂分泌を抑制します。それにより、ニキビや脂漏性皮膚炎の赤み、毛穴開きが改善します。

【痛みは?】
針から高周波が流れる時に一瞬、熱さ&痛みが混ざったような"チクッアツッ"という感覚があります。事前に外用麻酔を塗り、直前に麻酔を拭き取り施術を行います。さらに不安であればロキソニンを事前に内服して頂き、施術中にも振動刺激を加えるなど痛みの対策等もしっかりと行っていくため、痛みに弱い方でも我慢できる程度・またはほとんどの方は思っていたよりも痛くなかったと仰います。

【ダウンタイムは?】
スカーレットS(ニードルRF)』は、『ダーマペン』より針は太いですが、高周波の止血作用でほとんど血もにじまず、ダウンタイムが少ないのも特徴のひとつです。照射直後に赤みと膨疹(熱による蕁麻疹反応)が出ますが、この症状は一時的で熱が適切に作用した良い反応です。当院では照射後にサービスで、肌の再生を後押しする成長因子が配合されたBENEVの導入をお付けしています。さらに肌再生効果と、治療後の赤みを早く鎮静させる効果の高い薬剤『サイトプロMD』(骨髄幹細胞培養上清から抽出したサイトカインを含む) をオプションで追加導入することも可能です。

【施術頻度は?】
過剰な皮脂分泌の抑制は、男性ホルモン量や皮脂腺の活性による皮脂量は遺伝性のものなので、完全に症状が出なくなるのは難しいと思います。ただ、肌の調子を整える目的として月1回3ヵ月くらいを目安にトライをして、改善がみられたら数ヶ月に1回のペースでメンテナンスがベターです。

■スカーレットS施術体験後のまとめ
お話を伺うとMさんは元々脱毛のお痛みで泣いてしまうほど痛みに弱い方とのことでしたが無事に施術を終えることができました。直後の赤みは当日には落ちつき、2週間後には赤みがやや落ち着き、プツプツしていた肌荒れも解消。肌の滑らかさも感じ始めたとのことでした。さらに、1ヶ月後には赤みが引き、明らかに肌質の変化を感じることができたそうです。また、生理前後の肌荒れもしなくなったことにとても喜んでいただきました。

この後、1ヶ月毎に3回程度、施術を継続すると、ニキビ跡も目立たなくなってまいります。

ニキビ跡にも種類があり、治療により適応が変わります。そこで、誰が治療するのか大事になってきます。皮膚科専門医の場合は、皮膚病の診断ができ、その症状に美容医療を組み合わせるとどう作用するのかがわかるので適切な施術を提供できます。当院のように自由診療に特化した美容皮膚科なら、施術の種類も多く、機械も充実しているため、患者様ひとりひとりに合ったオーダーメイド治療ができます。

・スカーレットSフルフェイス(※顔全体・フェイスライン~顎下)トライアル¥72,000(税抜き)
・パーツリフト(額・目周り・両頬 各1部位)トライアル¥30,000(税抜き)

是非、ご参考になさってください。


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富士薬品発行『健康通信』2021年9月号

富士薬品発行のオリジナルフリーペーパーの特集『人には聞けない健康のあれこれこっそり相談室 髪の日焼けトラブルと予防ケア』(P13)に慶田院長監修記事が掲載されました。

「夏の間に髪の毛が傷んだように感じます。もしかして、髪も日焼けするのでしょうか?」(34歳・女性)髪のパサつきやゴワゴワは、実年齢よりも老けて見えてしまうものです。髪の毛が傷む要因のひとつが紫外線です。日焼け後の頭皮ケアでダメージを食い止めることが大切です。

■髪も紫外線から守ることが大切
髪は紫外線ダメージを受けるとタンパク質が破壊され、パサつきなどのトラブルが起こりやすくなります。さらにプールや海などで水に濡れた状態で紫外線を浴びると酸化して、髪の色素が分解されて赤色化を招きます。肌同様に髪も紫外線から守ることが大切なのです。

■紫外線対策にはUVスプレーが効果的
髪の紫外線対策にはベタつきが少なく、ヘアスタイルを崩さずキープできるUVスプレーがおすすめです。お出かけ前だけでなく、持ち歩いて2~3時間おきや、汗をかいた後などにつけなおすと防護効果を保てます。汗など、髪についた水分をこまめに拭き取ることも必要です。

■分け目を変えてダメージを軽減
いつも同じヘアスタイルだと分け目の部分に紫外線ダメージが集中して、脂漏性角化症(老人性イボ)や抜け毛などの原因になることもあります。予防のために帽子を被って頭皮全体を守ると良いですが、日によって分け目を変えるだけでもダメージを分散させて頭皮を守ることができます。

■日焼け後のアフターケアが大切
日焼け直後の頭皮は熱がこもっているため、冷やしたタオルで頭皮を覆って、頭皮の熱を下げた方が良いです。シャンプーの際は、頭皮をこすらないように優しく洗うようにします。髪を濡れた状態で放置するのはダメージを進ませる原因となるので自然乾燥はNGです。

是非ご参考になさってください。

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雑誌『美ST』2021年11月号(2021年9月16日発売)

特集〝「私がすべきたるみケアは何?」自信とともにマスクを取りたい「骨格診断」的にたるみを解決″(P106~107掲載)に慶田院長の監修記事が掲載されました。

■長引くマスクの下で確実に進んでいるのがたるみ。そこで、たるみの根本的な原因を調べていったら、「たるみ方」の傾向が「骨格診断」のタイプと合っていることを発見! より効率的に自分に合ったたるみケアをすれば、マスクを取る日も怖くありません。

Q.そもそもどうしてたるむのでしょうか?
A.たるみは同時多発的に起こります。
「たるみ」は表皮や真皮だけで起こるのではありません。その下の脂肪層(皮下組織)、いくつもの表情筋をまたいで頬から耳前部に存在するスマス(SMAS)層(筋腱膜)、筋膜、筋肉、骨、すべてで同時に老化が進み、たるみはそれらの複合的な結果として現れます。真皮深層より深層部はスキンケアでのアプローチは困難です。

Q.スキンケアでたるみは改善できるのでしょうか?
A.たるみはスキンケアだけで改善することはできません。
スキンケアで確実にアプローチできるのは表皮。紫外線やブルーライト、タバコなどの酸化ストレスを防ぎ、しっかり保湿をすることで、バリア障害を契機にした老化の進行を遅らせることができ、真皮にまで好影響を与えます。ですから化粧品で表皮のケアをすることはとても大事なのです。
でも、スキンケアだけではたるみを改善できないのも事実です。肌の奥にアプローチできる医療機関での専門治療も取り入れていくことが改善への近道です。また、比較的キメが細かい柔らかな肌質の人はたるみやすく、骨格が左右対称で、顎、頬骨、エラがしっかりしている人はたるみにくいという傾向はありますが、年齢を重ねればたるんでくるのは全ての人に共通で当然のことです。適切な化粧品でケアをしてバリア機能が整った強い肌に整え、適度な運動と健康的な食事によって血管や腸のアンチエイジングを心がけるなど、多方面から考えることが大切です。

■たるみの仕組み
表皮の変化
外部刺激をダイレクトに受けるので、紫外線やブルーライト、大気汚染物質などから守ることが大切です。また、表皮は薄いため、すぐ下の真皮の組織が変形すると凹凸が生じます。横方向の圧に弱いので強くこすらないように気をつけることが必要です。

◆真皮の変化
表皮の下、基底層の下にある真皮は、皮膚組織の大部分を占めます。肌に弾力を与えるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などのゼリー状の基質が水分を抱えて満たしていますが、加齢や紫外線の影響でそれらが減少してきます。ハリが失われた皮膚はシワがよりやすく、たるみが進み輪郭の乱れが加速していきます。

◆皮下組織の変化
真皮のさらに下にある皮下組織の大部分は脂肪層と呼ばれ、皮膚の弾力を保つクッションのような働きをしています。年を取ると脂肪を支える靱帯が伸びつつ脂肪が減り、皮膚のたるみが目立ってしまいます。若さを保つためには、脂肪の構造と密度が大事です。

◆筋膜の変化
皮下組織の下にあるスマス(SMAS)層(筋腱膜)は、表皮や真皮よりも深い、脂肪層と筋層の間にある、コラーゲンの薄い膜です。ここは皮膚と脂肪層を支える土台なので、スマス層が緩み、衰えることはたるみの大きな原因になります。

◆筋肉の変化
筋肉は年齢とともに衰える部位と硬く強くなる部位が混在しています。先に劣化が進行した皮膚が、表情筋により大きく動くとシワが深くなります。特に目周りの筋肉が衰えるとたるみが目立ちます。

◆骨の変化
骨も加齢とともに萎縮します。とくに女性は骨を維持している女性ホルモンのエストロゲンが閉経を境に極端に激減し、急激に骨が小さくなることもあります。すると筋肉や皮膚を支えられなくなり、へこみがたるみを助長するのです。

■慶田先生が考えるたるみの傾向×骨格診断が合致していた!

ほうれい線に重量感あるお肉がたまる「ドヌーヴタイプ」と、脂肪萎縮が目立って疲れた印象になりがちな「ヘップバーンタイプ」、下に引っ張る広頸筋が目立ち、そげていきながら二重顎にもなる「バーキンタイプ」が、慶田先生の考える《たるみの3傾向》。それは骨格診断の、「ストレート体型」「ウェーブ体型」「ナチュラル体型」の特徴と合っていました。

◆「カトリーヌ・ドヌーブタイプ」
肉付きがよく見え、顔には骨感やスジっぽさを感じず、肌のパンとしたハリが強い印象です。齢を重ねると脂肪が落ちてきて皮膚の伸びが加速するので、外側をしっかりホールドできる強い皮膚にすることが大事です。

・18歳頃
若い頃は皮膚のハリをしっかりと感じられます。凛としていてシャープなフェイスラインに健康的な肉感、肌にも艶があり、生き生きした印象です。

・40歳頃
脂肪の萎縮はあまり感じられません。ただ、若い頃のようなふっくら感は減少し、顔面の肉が下に落ちてきています。骨が萎縮し、皮膚が下垂することで四角い印象に変化していきます。この頃ならハイフ(HIFU)の作用で引き上げる『ウルセラリフト』がおすすめです。

・77歳
ほうれい線に肉がたまり、顎にも丸みがあります。皮膚の柔らかさも目立ってくるので、高周波(RF)の熱作用で脂肪のだぶつきを立体的に引き締める『サーマクールFLX』によるタイトニング治療を中心に行うのがお勧めです。きちんとケアすれば77歳でこれまで保てるというお手本でもあります。

◆「オードリー・ヘップバーンタイプ」
骨が華奢で肌がとろんと柔らかく、骨が細いぶん、顔の脂肪量が減ると余った皮膚がシワっぽくなり、げっそりとそげてしまうタイプです。骨が華奢で、老けて見えるのも早い傾向があるため、適正体重を保ちつつ、ふっくら度を上げる『ヒアルロン酸注入』などが欠かせないタイプです。

・22歳
キメの細かい、柔らかそうな肌です。骨が華奢な骨格タイプなので、皮下組織に脂肪がきちんとある若い頃は、ふんわりとした優しげな雰囲気があり、骨格の美しさも目立ちます。

・41歳
40代になると皮下組織の脂肪の量は確実に減っていきます。こめかみや頬のふっくら感が失われ目の周りの骨も小さくなるので、目のくぼみも目立つように変化していきます。まだ少し自前の脂肪が残っているこの頃に『ヒアルロン酸注入』を少しずつ行うと良いでしょう。

・57歳
このタイプは顔が四角い印象になるというよりも、肌の内側にある脂肪がなくなり、余った柔らかい皮膚がたるみます。結果、シワ感とそげ感がかなり目立つように変化していきます。このシワ感には、『スカーレットS』照射や『水光プラス』が向いています。もちろんヒアルロン酸注入も必要です。

◆「ジェーン・バーキンタイプ」
脂肪を感じさせず顔立ちは骨っぽく、年齢を重ねるとスジっぽさが目立っていきます。下に引っ張る広頸筋の過発達により二重顎が出来やすいタイプです。細くて小さい皮膚の表情筋も動かし続ければ太くなるので、顔筋を鍛えすぎないように気をつけることが大切です。

・21歳
若い頃は、体はもちろん顔の脂肪や肉のハリ感よりも骨感やスジっぽさが目立ちます。しっかりした鼻筋、顎や頬骨の存在感が強い、クールでかっこいい印象の人が多いです。

・40歳
加齢とともにスジや骨が目立ってきて、より中性的な感じが強くなります。体はスタイリッシュなままですが、広頚筋という首の薄い筋肉の収縮が強くなり、顔の皮膚が引っ張られて二重あごに見えることもあります。『ボトックスリフト』、『ネフェルティティリフト』と呼ばれる『ボトックス注射』で広頚筋の過緊張を緩めるのがベストです。

・71歳
肉付きを感じにくい体型ですが、年齢を重ねてふくよかになると、顔が四角く見えることもあります。また、顔の皮膚を広頚筋が下方向に引っ張るので、下顎がたるみ、輪郭もぼやけていきます。『サーマクールFLX』と『ウルセラリフト』のコンビネーション治療が向いています。

ご自分はどのタイプでしょうか?銀座ケイスキンクリニックでは、患者様お一人お一人の骨格と老化状態を正確に見極めて最適な美容医療をご提案いたします。
是非、ご相談ください。

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雑誌『Oggi』2021年10月号(2021年8月28日発売)

特集〝きれいな人は夏から秋に中身を更新していた。メイクポーチも「衣替え」しよう。コスメ&ビューティスキの働く美容賢者たちのこのこだわりこそ、きれいになれるヒントなのです。″(P163~170掲載)に慶田院長のポーチの中身が掲載されました。

【取材したみなさんのポーチの中身を見て分かった。夏⇒秋ポーチの最新トピックはこちら】
■調査結果
1. 美容好きのポーチは一年中使うアイテム+季節ごとに衣替えするアイテムの大きくふたつに分かれていた。
肌のコンディションや洋服に合わせてコスメを使い分ける美容賢者たちはポーチの中身ももちろん、そのときどきで入れ替えを行っていました。とはいえ中身を全て交換するわけではなく、常に使うアイテムと季節ごとのアイテムの2段構えになっていることが判明しました。

2. Summer→Autumn ポーチの衣替えの時期は、秋物の洋服を着始める8月下旬ごろ
中身の入れ替えは、洋服の衣替えの時期と一緒で、身にまとう色や素材の変化と共にメイクも合わせて変化させていました。具体的な時期としては、秋の素材や色の洋服を着始める8月下旬ごろが多い模様でした。

3. 夏と秋のポーチの重さ、実はほとんど変わらなかった。
制汗アイテムや日焼け止めなどジメジメと暑い季節の方が、荷物が多いのではと予測していた取材班でしたが、いざ中身を見せてもらうとその重さはほぼ同じでした。ちなみに、大きく変化した方は、夏と秋で131gの開きがありました。だれのポーチかは次のページ以降をチェック!

4. 秋に向けてINしたアイテムの共通項はズバリ保湿
衣替えするアイテムは人によってそれぞれながら、ベースはパウダリーからクリームタイプへなど、いずれもツヤ感をプラスするアイテムに変更していました。乾燥対策はもちろんのこと、季節に合わせて肌のトーンまで自在に変化させていました。

【紫外線対策&外出先の救急セットは念入りに。リップと香りを入れ替えてモチベーションもUPさせています】
Q.ポーチ選びのポイントは?
A.第一は清潔感をキープできるかどうかです。ナイロンなら洗えてお手入れも簡単、しかも軽いです。レザーやラメ、スパンコールなどのポーチも可愛いですが、重たく洗いにくいような気がします。小さいバッグのときは、小さくたためるマチのない布製のポーチに入れ替えています。

Q.メイクもののアイテムは、かなり厳選している印象を受けますが...
A.アイシャドウなどは朝にしっかり塗っておくとメイク直しの必要を感じません。かさばらないようにリップ、チークは兼用できるアイテムを入れています。ふだんの化粧直しもアイラインと眉を引き直すくらいなので、リップや香水で季節感を出すようにしています。

Q.アイライナー、アイブロウとも相当使い込んでいそうですね。
A.どちらも20年近くは使用しています。インウイのアイブロウはすでにブランド自体がないのですが、これ以上に気に入るものがないです。なくなると分かった時に本体を2本、替え芯を大量に購入しました。シャネルのルクレイヨンコールは芯が硬めで引きやすく失敗がないです。眼科の先生は嫌がりますが、粘膜にも描けます。ペンシルタイプでどんどん小さくなるので、長さが大・中・小とばらけるように3本くらいを併用して使用し、ポーチの大きさによって入れ替えています。

Q.薬の量が多いのは職業柄?
A.その通りです。鎮痛剤、点眼薬、抗生剤などなど。外出先や旅行先で何かあった時、きちんと処置ができるようにしています。

Q.日焼け止めは飲むのも塗るのも、一年中持ち歩いていますね。
A.美容皮膚科医としては「紫外線対策は一年中」、これが鉄則にして一番重要です。塗る&飲むタイプ、どちらも常備し徹底してケアしています。

ポーチに入っていた当院取扱い化粧品
・『セラミドバリアクリーム』(30g/¥5000)
天然セラミドを主成分にした当院オリジナルの保湿クリームを小さい軟膏容器に入れて持ち歩きメイク直しのときに使用しています。水分保持力や抗炎症作用が高く、肌がゆらぐ時季にもおすすめです。テクスチャーが良いので幅広い世代に人気です。

・『ヘリケア360° ミネラルトレランス』 (50ml¥4800)
飲む日焼け止めで知られる「ヘリオケア」から出ている、塗るタイプの日焼け止めです。ほんのり色づくタイプなので下地やファンデーションとしても使用可能です。シミ・シワの原因となる紫外線に加え、肌の深部に到達して皮膚にダメージを与える可視光線(ブルーライト)、たるみや赤ら顔を誘発する近赤外線もブロックします

・『ヘリオケア ウルトラD』(30日分/¥6000)・『ソルプロプリュスホワイト』(30日/¥5400)
飲む日焼け止めは、メラニン生成やDNA損傷からお肌と目を守る『ヘリオケア ウルトラD』と肌ぐすみ・しわの原因になる糖化も抑えられる『ソルプロホワイト』を2種類併用しています
「皮膚だけでなく、ナノ酸化ストレスも防ぐためパソコン作業など、ブルーライトで疲れた目もラクになります。

【OUT 夏が終わったらだす】
■ジューシーなラメ入りリップとトロピカルな香りで夏らしさを演出
昨年購入したシャネルのリキッドグロスは、明るめのピンクが血色感を増してくれるお気に入りの一本です。軽いラメ入りで、リップとチークに兼用できるのが便利です。香水は甘くトロピカルな香りが特徴のフエギア1833が夏の定番です。手元と首元でふたつの香りを分けることもあります。

【IN 秋が来たら入れる!】
■保湿バームで潤いケア。色づきプラスで秋のツヤメイクに
全身の乾燥が気になるこれからの時季は、バターのような重たいバームタイプの保湿『MediQOLスキンリピッドⅡ』を入れています。(本誌に掲載されている物はサンプル用の小さいものです。)
手で温めると、オイル状に変化します。セラミドそのもののような保湿剤なので、肘やデコルテの乾燥、リップとしても重宝しています。青みピンクのマットシェイカーは、ほのかな色づきが大人っぽく、唇と頬に使用しています。香水も秋らしいセクシーな香りを使い分けています。

皆様もメイクポーチの中に日焼け止めなどをお忘れなく。是非参考になさってください。


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雑誌『ViVi』2021年10月号(2021年8月20日発売)

特集 肌も髪も今ほっとくと一番老けるから!「夏ダメージ 大至急レスキュー!」に慶田院長の監修記事(P148~151)が掲載されました。

猛暑の夏ももうすぐ終わります。夏の終わりは、紫外線や冷房など外的な刺激により、肌にダメージが蓄積されている可能性があります。秋口は、それがトラブルとなって表面化する時期です。肌がゴワゴワ、Tゾーンは毛穴が詰まってザラザラ、それによりメイクのりが悪くなったり、くすんで見えてしまうことも...夏の終わりの今こそ、正しいケアが必要です。

【BODY編】
■ひじ・膝がガサガサしてる➡頻度を守って、優しく角質オフ
ひじや膝、ヒップは、潤い不足のほか、擦れ、圧迫などが原因で夏でもガサガサして黒ずみやすいパーツです。頻度を守って古い角質をオフしましょう。肌の代謝を高める「ピーリング」や「レチノール」を取り入れましょう。メラニンを含んだ古い角質を剥がれやすくし、明るくツルンとした新しい肌が生まれる力をサポートします。『ナノメッドVAエッセンス』(銀座ケイスキンクリニック取扱い 16g¥6,500)は「純粋レチノール(ビタミンA)を0.1%」高濃度配合したエイジングケアクリームです。レチノールが角層の深部までしっかり浸透し、ターンオーバーを促進します。また、炎症を抑える作用のあるグリチルリチン酸2Kも配合されているので、皮膚への刺激も少なく‟ビタミンA反応"と呼ばれる赤みや皮むけは起こりにくくなっています。

WiQoフェイスフルイド(美容液)』(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30ml¥8,000)は、8%グリコール酸を肌に最適なバランスで配合しており、ザラつきのあるお肌を滑らかにします。使用方法は塗布するだけで洗い流しは不要です。頑固なザラつきには、クリニックでのピーリング施術もおすすめです。当院でも大人気のボディ用ピーリング『ミラノリピール』は、ボディの美白、ハリアップ、肌質改善に効果があります。施術中の痛みはなく、1週間ほど薄皮が剥け続け、トーンアップし触り心地が良くなります。保湿クリームを塗ると皮剥けはほとんど目立ちません。

■気づけばTシャツ焼けしてた➡保湿×ビタミンA&C&E補給で炎症を抑える!
日焼けをすると肌は乾燥し、メラニンが増えシミができたり、シワやたるみの原因にもなります。また、短時間に大量の紫外線を浴びると皮膚がんリスクも高くなります。ダメージは取り戻せないので常にUVカットはマストです。もし、日焼けしてしまった場合は、体の内外からのケアが有効です。まずはたっぷり保湿をしてください。さらに、抗酸化作用の高いビタミン3種‟ビタミンA&C&E"を食品はもちろんサプリメントを活用して積極的に摂ってください。ビタミンAは肌代謝をアップ、ビタミンCには肌の弾力やハリを保ち、シミを防ぐ効果があります。ビタミンEはシミやくすみをできにくくするなど、ACEはまさにエース、美肌の救世主です。

■ボディ全体がゴワついて硬い➡夏こそ、ボディに潤いをON!
過剰な汗や皮脂、紫外線、保湿不足などで角層の水分量が減少し、角層が厚くなりキメが悪化すると肌がゴワゴワするので保湿はしっかりしましょう。"ベタベタ=潤っている"ではありません。皮脂や汗によるベタつきを落とそうとしっかり洗うのに保湿はしない。それがさらにベタつきを誘います。水分保持機能が高いセラミドやヒアルロン酸配合の保湿アイテムがおすすめです。当院オリジナルの天然セラミド配合の『セラミドバリアクリーム』(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g¥5,000)は、しっとり感がありながら重すぎず塗り心地がよいので人気です。顔から体まで全身に使用している方が多くいらっしゃいます。

■まだまだ暑いのに体が冷える➡ホットティーやお風呂など体の内外からじっくり温めて!
冷房の温度は適温にして、シャワーですませずお湯に浸かって体を温めてください。また、若い女性に多いのですが、運動習慣がなく"食べない"ダイエットをしすぎていると筋肉量が減り体は冷えます。老化が始まる頃には筋肉の質も低下し太りやすくなる悪循環に・・・食習慣は未来の体に影響します。

■背中のニキビが治らない!➡泡洗浄→しっかり流す→保湿
皮脂が増え、毛穴の中がニキビの炎症の元になるアクネ菌にとって居心地良い環境となる夏、背中やデコルテのニキビが増える季節です。"ボディは洗わず湯船に浸かるだけ"という人もいますが、ViVi世代は皮脂量が多いのでNG、泡で優しく洗い余分な皮脂や汚れを落としてください。

■毎日セルフでムダ毛を処理していたら肌が荒れた➡皮膚科へ行きましょう!
露出するからと毎日剃っていると角層が整う時間がなく、バリア機能が壊れます。応急処置ならワセリンで保護しましょう。ただし、炎症が続いている場合は、早めに皮膚科を受診してください。頻繁に自己処理を行って肌荒れを繰り返している方には、安心できる『医療機関でのレーザー脱毛』がおすすめです。1ヶ月半毎に3回程度の施術で毛の量が半減し、1本1本も細く柔らかくなったという効果を実感でき、6~8回程度で剃毛ほぼ不要のツルツル肌を手に入れられます。肌のトーンも上がりますし、いいことだらけです。

当院の『ジェントルレーズプロ』は、メラニンの黒に反応するロングパルスアレキサンドライトレーザーで、日本で最も実績のある医療用レーザー脱毛機です。脱毛効果はもちろん、毛穴の黒ずみの改善、さらに熱作用でコラーゲンが増生されるため、肌にハリをもたらし毛穴を引き締めます。最近では、アトピー性皮膚炎の異常発達した神経線維を壊して痒みや肌荒れを軽減する効果も報告されています。

【FACE編】
■マスク焼けしてしまった➡ビタミンCでケアしながら、秋も日焼け止めはマスト!
マスクをしていても紫外線は透過します。マスクで隠れる部分も、必ず日焼け止めを塗りましょう。また、抗炎症効果やメラニン還元作用のあるビタミンCやトラネキサム酸配合のスキンケアを取り入れましょう。当院の『巡活ローション』(銀座ケイスキンクリニック取扱い 200ml¥4,500)は、高浸透型ビタミンC誘導体と保湿成分を美容液レベルに凝縮しています。使用後の肌はモチモチです。また、飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』(銀座ケイスキンクリニック取扱い 30カプセル¥6,000)も抗酸化剤なので、日焼けによる肌ダメージを減らすことができます。

■顔のニキビが増えている➡皮膚科を受診しましょう
夏の気候の影響に加え、マスクの擦れや蒸れが原因です。マスクの付け外しや人との会話で肌とマスクが擦れると、肌が防御反応で角層を厚くします。すると、毛穴の入り口が詰まるので皮脂が溜まり、白ニキビが発生しやすくなるのです。さらに、ニキビの原因アクネ菌は、皮脂大好き!酸素嫌い!の"好脂性・嫌気性菌"という特徴があるので、皮脂詰まりが起こるとぐんぐん増えます。すると炎症反応が生じて、赤ニキビや黄ニキビにつながるのです。ニキビに限らずマスク荒れがひどい時は皮膚科で診断を受けてください。
BODY編でもご紹介したレチノール配合の『ナノメッドVAエッセンス』(銀座ケイスキンクリニック取扱い 16g¥6,500)は、ターンオーバーを整えて毛穴の詰まりを解消する働きもあるので、ニキビにお悩みの方にもおすすめです。ニキビ跡の黒ずみ軽減や毛穴開きにも効果的です。

■ベタベタしてるけど乾燥も感じる➡乳液をデイリーケアにプラス
肌表面がべたついていても‟さっぱりケア"は危険です。肌のうるおいは、角層にある皮脂膜、細胞間脂質、天然保湿因子(NMF)の3大要素で保たれています。このうち皮脂膜が水分保持に役立つ割合はたったの2~3%です。ですから、皮脂の多さだけで肌のうるおいをカバーすることは不可能です。実際、表面上は脂っぽくても、肌内部では乾燥が進行している「インナードライ」の可能性も・・・。肌が乾くとバリア機能が低下します。すると少しの刺激で炎症などのトラブルを起こしやすくなります。水分蒸発を防ぐため油分はマストです。ニキビができやすかったり、テカリやすい人は、乳液かクリームの部分使いがおすすめです。それ以外の人はクリームを顔全体にしっかり塗ってください朝はメイクくずれの原因になるからと、クリームを躊躇する人も多いようですが、逆にしっかり塗ったほうが、日中の乾燥や刺激から、肌を守ることができます。化粧くずれが気になるなら、Tゾーンは薄めに塗るようにしましょう

本格的な乾燥シーズンに突入する前に、基礎的なスキンケアを見直しましょう。是非ご参考になさってください。


雑誌『美的』2021年10月号(2021年8月20日発売)

特集 『美的』メディカルチームが厳選 肌悩み別「私ならここ!」信頼クリニックLIST(P226掲載)に当院をご紹介いただきました。

シミ、毛穴、くすみ、たるみなどの肌トラブルに対して、セルフケアに加えて美容医療を上手に取り入れている人が最近増えています。老化の進行を穏やかにして、5年後、10年後の未来の肌を若々しく保つことができます。ただし、星の数ほどあるクリニックから、どこを選ぶべきか?にお悩みの方も少なくようです。本誌では、クリニック通な美的のメディカルチームが作成した‟選び方ガイド&太鼓判リスト"が掲載されています。美容医療は自由診療なので、同じメニューでもクリニックによって費用が異なります。だからこそ、適正価格なのか、望まない治療を押しつけられていないか、ダウンタイムや治療に関する説明がきちんとなされたか、ドクターと感性が一致しているかなどなど、目先の安さや上手い言葉に囚われないで、いくつものチェック項目を精査した上で選ぶことが大切です。

【美容エディターの柳田美由紀さんの紹介コメント】
ナチュラルな若返りを目指す治療がこだわり。顔面解剖学の知識から悩みの原因を分析し、オーダーメイド治療を提案してくれます。治療は7機種ものたるみ治療器、30以上のシワの治療メニューにヒアルロン酸注入やボトックス注射などを組み合わせて実施。特に慶田先生の職人的な注入治療は高いリピート率!

今回は、当院の豊富なメニューの中から、シワ・たるみ治療が紹介されました。

■たるみ編
皮膚、皮下脂肪、さらに深部にある顔面靭帯や筋膜のコラーゲン線維が加齢と共に劣化すると、皮膚や脂肪を支えきれず下垂してたるみが生じます。ですから、伸びてしまった筋膜や皮膚の奥にある靭帯などを立体的に縮め、強固なコラーゲン線維に置き換える治療が必要です。初期のたるみ治療としては、真皮~皮下組織上層にアプローチできる『タイタン』『スカーレットS(ニードルRF)』『ダーマペン4』が効果的です。たるみの症状が強い場合は、皮膚の土台となるSMAS層にアプローチできる『ウルセラ(HIFU)』『ソノクイーン(HIFU)』『サーマクールFLX(高周波)』がおすすめです。

『ウルセラ(HIFU)』は、ハイフの仕組みを開発したレジェンドのようなマシーンです。皮膚の「真皮深層」から「皮下組織」、皮膚を支える土台ともいえる「SMAS層(表在筋膜)」や「顔面靭帯」にまで作用し、土台から引き上げ、半年~1年効果が持続します。リフトアップの効果は確実、ただ消耗品が少し高いので、1回の施術単価が高いということ、そして肌の深層に熱凝固点を作るので、少し痛みを伴います。
そこで、当院ではもう少し穏やかなHIFUも導入しています。それが『ソノクイーン(HIFU)』です。痛みに弱い方でも、麻酔なしで施術ができて、ストレスは軽く、ハイフの効果を感じていただけるので、安心してお受けいただけます。たるみの症状が軽い方のHIFU治療として、もしくは年に1回は『ウルセラ(HIFU)』を受けつつ、途中のメンテナンスとして『ソノクイーン(HIFU)』をお受けになる方が多いです。

サーマクールFLX(高周波)』は、RFの熱エネルギーによってコラーゲン線維や皮下脂肪を支える線維隔壁、顔の土台となるSMAS筋膜を収縮し、施術直後から引き締め効果を得られるたるみ治療です。翌日からむくみも解消。ロ元のダブついた脂肪や輪郭のくずれなどに効果を発揮します。小顔効果が高いのも魅力です。たるみには上方向の「引き上げ」と立体的な「引き締め」の両方があってこそ美しくなるため、『ウルセラ(HIFU)">ウルセラ(HIFU)』と『サーマクールFLX(高周波)』の使い分けが効果的です。

■シワ編
表情ジワであれば『ボトックス注射』、深いシワであれば『ヒアルロン酸注入』、ちりめんジワであればマシン系の照射治療などを、症状に合わせた最適な施術をご提案します。

老化で生じる3つの変化『萎縮』『下垂』『拘縮』のうち、加齢に最も大きく影響するのは、『萎縮』です。骨や皮下組織(脂肪)、皮膚(コラーゲン密度・ヒアルロン酸量)がボリュームを失うと、ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴ線など深いシワと輪郭のくずれが目立ってきます。この『萎縮』で生じる顔のボリュームロスを確実に改善する安全な注入剤が「ヒアルロン酸フィラー」です。失われた脂肪や骨の補充とコラーゲン密度のアップ、靭帯補強による顔揺れの抑制により、老化スピードを緩やかにする『アンチエイジング効果』があります。持続期間は製剤の分子量により異なりますが、通常1~2年程度です。
当院で実際に行っているヒアルロン酸による『美人顔デザイン注入』は、ほうれい線が気になるからといって、最初からシワに直接ヒアルロン酸を注入しません。まずは、ほうれい線が目立つ根本原因となる顔全体のたるみの状態から確認します。つまり、外壁の細かいひび割れから修理するのではなく、お顔の構造体の耐震補強を最初に行うということです。全体的なシルエット(輪郭)を整えることからスタートして、その後細かいシワの施術することで、周囲に気づかれず、段階的に若返らせていきます。これは、『不自然さを避ける』ために非常に重要なポイントです。

銀座ケイスキンクリニックでは、お一人おひとりのたるみやシワの状態に合わせて最適な治療をご提案し、お悩みをご一緒に解決してまいりますので、お気軽にご相談下さいね。


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雑誌 『steady.』2021年10月号(2021年9月7日発売)


特集「長く続くマスク生活&紫外線ダメージで肌トラブルが急増!マスクLIFE強化の秋スキンケア100問100答」(P20~25掲載)に慶田院長の監修記事が掲載されています。

夏の肌ダメージが出やすくなる秋は、スキンケアの見直し時季。特に今年は長引くマスク生活で肌荒れに悩む人も増加中。肌のお悩み別におすすめの解決方法を、美容の専門家の皆さんが解説しています。

【PART01秋の基本スキンケア編】紫外線ダメージや外気の乾燥など、肌トラブルが増える秋は、基本スキンケアから見直すのが正解!

Q.秋になるとくすみが悪化する原因は?
A. 紫外線ダメージの他、様々な肌ダメージが原因に!
メラニンくすみは、夏の紫外線ダメージが主な原因。紫外線以外にマスクによる炎症も関係します。また、夏のさっぱりしたスキンケアによる乾燥ぐすみ、夏バテによる栄養不足や睡眠不足など、精神的・肉体的な肌ダメージによって角層が厚くなるゴワつきくすみなどもあります。

Q.秋のくすみ肌、具体的な対処法は?
A. くすみのタイプに分けたケアを心がけて!
角層のゴワつきくすみには酵素洗顔やピーリング作用もあるもので、角層を溶かしてあげるスキンケアも有効。夏場保湿を怠っていた人に多い乾燥くすみは、保湿を重視したケアにシフト。また食事も大事です。脂が足りないとセラミドが作られないのでしっかり良質な油とタンパク質も摂り、腸内環境も整えましょう。メラニンくすみは、美肌系のスキンケアの追加や美容医療で治療することもおすすめです。

Q.秋のゴワつき肌、主な原因は?
A. 紫外線ダメージ、マスクの刺激、汗や皮脂による角層への刺激、栄養不足な夏の食事、睡眠不足、暑さによる肉体的なストレス、顔を洗いすぎるのも原因のひとつです。

Q.ゴワつき肌にはスクラブが有効?
A. NO!
物理的な力でこすり落とすのは肌を痛めつけてしまいます。なぜゴワついているのか原因を探り、やさしく保湿をし、酵素やフルーツ酸など化学の力で穏やかに整えましょう。


Q.夏のダメージが溜まった肌におすすめのインナーケアは?
A. きちんと食べて栄養を摂る!
夏の偏った食生活で栄養が足りない人も多く、食事の見直しも大事です。まずはしっかりとタンパク質を摂り、発酵食品を毎日摂取するのもおすすめです。

Q.秋に肌の調子が悪くなるのは夏冷えも影響する?
A. YES!
冷房などで夏冷えしている人が多くいます。冷えで血液の循環が悪くなると栄養も酵素も届かなくなるので、肌の代謝にも影響があります。また冷たいものばかり飲食するのも冷えの原因となります。夏も湯船に浸かって身体を温めましょう。

Q.秋枯れ肌は老化のサイン?
A. YES!老化は、炎症が繰り返すことで進む!
酸化ストレスやタバコの副流煙、マスク荒れなど、皮膚の表面で炎症が起こることで老化が進行します。軽い湿疹でもしっかりとケアを行いましょう。

Q.秋のくすみ肌、美容皮膚科でキレイになる?
A. 『マッサージピール』などがおすすめ!
通常の『ケミカルピーリング』もノーダウンタイムで角層の代謝を整えるので鉄板ですが、コウジ酸の作用で美白させつつ、真皮のコラーゲンの再生を促進する『マッサージピール』は、ダウンタイムもなく、価格もお手頃で効果実感も高く人気です。浸透性の高い薬剤をマッサージしながら塗るだけで、透明感とハリのある自然な肌になります。

【PART02 乾燥・敏感肌編】マスクのお悩みで一番多かったのがニキビなどのマスク敏感肌。適切なケアを心がけて!

Q.マスクで肌荒れする原因は?
A. 物理的刺激、精神的なストレスもあり、肌のバリア機能が低下するから!
マスクのこすれ、過剰な汗や皮脂などの物理的な刺激はニキビを増やし、マスクに保湿成分が吸い取られると乾燥します。また、精神的なストレスでバリア機能が低下し、さらに肌荒れが起きやすい状態になります。マスクの着け外しなど些細な刺激でも炎症を起こす人が増えています。

Q.マスクがぶれの基本の予防方法を教えて?
A. 自分に合うスキンケアと規則正しい生活が基本です。

Q.長引くマスク生活でターンオーバーも乱れる?
A.ターンオーバーは加齢の影響の方が大きい!
マスクで皮膚の温度が上がると皮脂量も増え、ニキビも増えていきますが、ターンオーバーの乱れは加齢、睡眠、食事、ストレスの影響が大きいでしょう。

Q.マスクにガーゼをはさむのは有効?
A. 汗を吸ってくれるため、不織布マスクより肌にもよく有効です。

Q.マスクで乾燥しがちな肌へのおすすめスキンケア方法は?
A. こまめに保湿剤を塗り足して!
濡れたタオルなどでやさしく吸い取ってから、メイクを落とさずつけられるような保湿成分を含むものをきちんと塗り足すことが大事です。

Q.マスクニキビができたらどうする?
A. 皮膚科にいきましょう!
軽症でも痕になるリスクもあります。今はいいニキビ薬もあるので、皮膚科医に相談した方が早く治ります。また、ビタミンB2、B6、Cを摂取したり、マスクを外す時間を増やすことも大切です。

【PART03 たるみ・シワ編】長引くマスク生活で、"マスクで肌がたるんだ"と感じる読者も急増中!ハリのある美肌を目指そう!

Q.マスクでほうれい線が濃くなったと感じるのはなぜ?
A.意識の変化も大きい!
人に見られるという刺激は大切で、顔の表情筋もマスクで目まわりしか動かさないような状態だと衰えてしまいます。歌い手さんなど顔を見られる職業の人は、表情筋を正しく使っているため老けにくいといわれています。

Q.ほうれい線対策でおすすめのケアアイテムは?
A.コラーゲンを増やすレチノールが入ったものがおすすめ!
深いシワや輪郭の崩れなどの構造は、スキンケアでの改善は難しいですが、浅い織りジワであればレチノール配合の美容液などで改善が期待できます。当院では医療機関ならではの高濃度レチノール含有『ナノメッドVAエッセンス』(16g¥6,500 銀座ケイスキンクリニック取り扱い)が人気です。


Q.肌の血行不良もマスクたるみに影響する?
A.大きく首を回して血行を良くして!
吸った酵素は血液によって身体に運ばれるので、血流は巡っている。首や腕をゆっくり大きく回す、肩甲骨を寄せるなどもよいでしょう。

Q.マスクたるみ、ほうれい線に効果的な美容医療は?
A.気軽にできる『スマスアップ』がおすすめ!顔のシワ・たるみ・ボディの部分痩身にスピーディーかつ即時的にアプローチできるアンチエイジングトリートメントマシン。皮膚の深部有効な高周波と、局所電気刺激を同時に用いて、コラーゲンの生成や筋肉の動きを活性化させ、基礎代謝もアップ!痛みや腫れなどのダウンタイムもなく、施術後のメイクも可能だから気軽に受けられると人気です。

【PART04 毛穴の開き編】マスクで特に悩んでいる人が多かった"毛穴開き"。毛穴が引き締まったキメ細かい肌になるコツを紹介!

Q.マスクの影響で毛穴開きが悪化することもある?
A. すごく影響します!
まず、マスクで皮膚温が上がると皮脂量が増えるという正式なエビデンスデータも出ました。また、マスクで蒸れることで精神的なストレスが加わり、さらに毛穴も開きます。生理周期も影響して、暑い夏は特に毛穴開きに悩む人が増えています。

Q.紫外線が毛穴開きに影響することもある?
A. あります!
紫外線のストレスでも皮脂量が増え、紫外線ダメージへの防衛反応で角層が厚くなり毛穴の入り口が閉じると、ニキビの原因にもなり悪循環が続きます。

Q.顔のムダ毛処理も毛穴に影響する?
A. 剃る行為で角層がダメージを受け、毛穴が目立って見えることもあります。

Q.毛穴を放置するとどうなる?
A. 毛穴開き自体は悪いことではない!
ただ皮脂によって角層が乱れている場合は整える必要があります。皮脂量が多すぎて毛穴が開きやすい人は、乾燥肌の人よりもしっかりとした毛穴対策が必要です。

Q.顔は毛穴トラブルが起きやすい?
A. YES!
ニキビの発生減となる脂腺性毛包は、顔や、胸、背中の上部分に多い。脂腺性毛包は、大きく発達した複数の視線を備え、皮脂分泌を活発に行っているだけではなく、毛穴の入り口が詰まりやすい構造になっているのが特徴です。

Q.毛穴を埋めるのにブラシは有効?
A. NO!
硬いブラシを何往復もさせるのは肌に刺激を与えます。道具を使うのならやさしいタッチで、1回でふんわりとメイクすることを心がけて下さい。また、肌への刺激が少ない熊野筆など、できるだけ上質なものを選ぶことも大事です。

Q.毛穴対策におすすめのインナーケアは?
A. 腸内環境がいい人は肌の調子もいい!
肌の水分量はインナーケアで変化します。特に腸内環境を改善すると肌状態も改善するので、食物繊維と発行食品を積極的に摂取することがおすすめ。例えば、ぬか漬け、みそや納豆、キムチなどから3種類くらいの発酵食品を毎日連続して食べるのも◎。また適度な運動も大切です。

Q.毛穴におすすめの美容医療って?
A.毛穴対策には『スカーレットS』がおすすめ!
『スカーレットS』は、針刺激による創傷治癒効果と高周波の熱効果を融合させた最新式のリフトアップ治療機器。過剰な皮脂量を抑制するので、毛穴が引き締まりニキビも減ります。また、細かい部分に照射できる点も魅力で、若い人なら、鼻~頬のパーツ照射も有効です。
・スカーレットSトータルリフト(※生え際~顔全体・フェイスライン~顎下)トライアル¥80,000(税抜き

・スカーレットSフルフェイス(※顔全体・フェイスライン~顎下)トライアル¥72,000(税抜き)
・パーツリフト(額・目周り・両頬 各1部位)トライアル¥30,000(税抜き)

是非、ご参考になさって下さい。


雑誌『bis』2021年9月号(2021年7月30日発売)

特集 ‟食べたくなるような甘い肌になりたい♥Yummy skin"(P80~81掲載)に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【自分の肌に合ったスキンケアを見つけるには?】
■ イメージだけで選ぶのはダメ。きちんと研究された商品を探すこと
今の若い女性はインスタなどの情報でコスメを選びがちですが、それだけでは化粧品の信頼性は計れません。選ぶ基準としては、販売会社にハイレベルな研究機関があり、香粧品研究者が基礎実験から安全性試験、臨床試験まで行っているかどうかです。資生堂や花王、ロレアル、ポーラなどの大手メーカーや大手製薬会社、クリニックで取扱う商品には、それぞれ研究データの裏打ちがありそれに基づき商品作りをしているので、信頼できる商品が多いです。肌が弱い人ほど、コンプライアンスを重視した企業姿勢の歴史のある敏感肌ブランドを選びましょう。自信をもって化粧品開発に取り組んでいる会社はホームページに研究ストーリーが書いてあるのでぜひチェックしてください。また、敏感肌用の製品は、各社が成分を独自に選別し制限しているので比較的安心です。
ただし、良い商品であっても全員に合う商品とは限りません。サンプルを使用して自分の肌に合うものを見つけていくしかないのですが、少なくともゆるっと作ったものとは違うので、選びやすさの基準になります。
皮膚科専門医の立場で申し上げると、化粧品はそもそも健康な素肌を保つ・守るためのものです。スキンケアの基本は、『洗う』『潤す』『紫外線対策』です。本来は、基本を正しく行うだけで肌を美しく保つことができます。また、肌質、年齢、性別、環境によって最適なスキンケアは異なります。モデルのAさんがイチオシの商品があなたに合う保証はありません。それどころか合わない化粧品を使い続けて、軽い皮膚炎を繰り返せば老化を早めることになります。くれぐれもイメージだけで商品を選ばないこと!正しいスキンケアをするならインスタを見るより、皮膚科の教科書を読んだほうが良いでしょう。なぜニキビができるのか、皮膚のバリアがどういうものなのか...それがわかればおのずと、するべきこととダメなことがわかります。

【みんなが気になるトラブルスキンQ&A】

Q.湿度はあるのに乾燥してる!対策はある?
A.水分を保てる乳液を薄く塗るとしっかり保湿できます。
手軽に持ち歩けるミストを使いがちですが、ミストに含まれる保湿成分は微量です。つまり、一瞬潤った感じがしますが、水分を抱える力がないので、肌に打ち水をするようにすぐ乾いてしまいます。ヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸、グリセリンなど、肌内部の水分を保持する働きのある成分を含む乳液かクリームを小型の容器に入れて持ち歩くのがおすすめです。もし、汗をかいている場合は、濡らしたハンカチで優しく吸い取ってから乳液を薄くのばしてつけましょう。天然セラミドを主成分にした当院オリジナルの高機能保湿クリーム『セラミドバリアクリーム』(30g/¥5,000)は、水分保持力や抗炎症作用が高く、テクスチャーが良いので幅広い世代に人気です。

Q.効果的な紫外線対策は?
A.日焼け止めは重ね塗りをして、紫外線カットの服を着ましょう。
日焼け止めのSPFの効果測定試験では、塗布する規定量が2mg/㎠という決まりがあります。日焼け止めの効果を発揮するために、その通りの量を塗ろうとするとかなりの厚塗りになります。つまり、現実的に塗れる量は1/3~1/5程度の量になるので、効果も1/3~1/5程度になるということです。ですから、薄く塗り重ねて少しでも効果を高めることが大切です。レジャーなどで本当に日焼けをしないことを優先するときは、帽子とUPF50+のラッシュガードを着て、飲む日焼け止めも飲みましょう。日焼け止めは紫外線にあたると劣化していくので、見た目は崩れていなくても、2時間ごとに塗り直すのも大切です。
当院では、メラニン生成やDNA損傷から肌を守る『ヘリオケアウルトラD』(30日分/¥6,000)と、肌ぐすみの原因になる糖化も抑える『ソルプロプリュスホワイト』(30日分/¥5,000)のW使いが人気です。

Q.紫外線で焼けた肌の最適なスキンケア方法は?
A.使い慣れたコスメを使い、シンプルに保湿することです。
紫外線ダメージをなかったことにはできません。しかし、被害を最小限にするには、炎症の鎮静が鍵になります。ヒリヒリして痛い場合は軽いやけど状態ですので市販の消炎鎮痛剤(ロキソニンなど)を飲み、冷湿布で冷やすか、濡らしたハンカチで保冷剤を包み炎症部分を冷やしましょう。ほてりが治まったら、クリームやバームなど、肌に浸透せず、皮膜効果のあるアイテムで保護しましょう。水分は染みることもあるので控えてください。ただし、冷やしても炎症が治まらない、痛みがひかない場合は、速やかに皮膚科医の診察を受けてくださいね。

Q.早く白肌に戻すにはどうすればいい?
A.肌のターンオーバーがあるので、ゆっくりしか再生しません
日焼け直後に新しい美白コスメを使うのはかぶれなどのリスクがあるので肌の弱い方は注意してください。日焼けしたときは肌を守ろうとしてメラニンが増えています。シミや肌老化を食い止めるなら、積極的に美白やエイジングケアを始める必要があります。日焼けの炎症が落ち着いたら、『ピコレーザー』『フォトフェイシャルM22』『ジェントルレーズ・プロ』でメラニン排泄を促すケアが効果的です。

bis読者は若いので、回復を高めるビタミンB2、B6、Cの内服とビタミンCやレチノール製品を塗るうちに、ゆっくりですが白く戻ってきます。当院では、医療機関ならではの高濃度純粋レチノール含有『ナノメッドVAエッセンス』(16g/¥6,500)が人気です。メラニンを含んだ古い角質を剥がれやすくし、明るくツルンとした新しい肌が生まれる力をサポートします。市販品より高濃度なので、敏感肌なら保湿クリームと1:1で混ぜて、1~2日おきの使用でも十分な効果があります。

Q.夏の体のかゆみを改善したい
A.ナイロン系の服はNG!吸汗速乾素材の服を着ること
ナイロン系など洋服が汗を吸わないと体に汗だまりができて、汗荒れの原因になります。また、熱がこもるとニキビが増えてかゆくなります。オフィスや自宅など涼しいところにいるならいいですが、暑い環境にいる時間が長い場合は、麻や綿、ガーゼ、吸湿速乾素材のもので、ゆったりとしたシルエットの服を選ぶのが大事です。

Q.マスクで肌荒れしないようにするにはどうすればいい?
A.マスクを外して皮膚の熱を下げるタイミングを作りましょう。
コロナ禍以前は、汗をかいても気化熱で水分が蒸発することで皮膚の熱を下げてくれましたが、マスクをしていると、皮膚の温度が下がらないのでどんどん汗が出て皮脂量も増えてきます。顔におむつをしているのと一緒です。乾燥性敏感肌の人は、汗荒れの状態で痒くなり湿疹系のマスク皮膚炎に、皮脂の量が多い人はニキビと脂漏性湿疹ができやすくなります。これを防ぐにはマスクを外し皮膚の熱を下げることが一番です。外したときは水で濡らし硬く絞ったハンカチでポンポンと汗を拭き、扇子などで風をあてるのが効果的です。

Q.肌にブツブツやザラザラができやすくなるのはどうして?
A.症状が軽いものなら市販のステロイド剤を塗ってください。
肘の内側や脇の下、バストや首など汗がたまるところに出るのは汗の刺激による湿疹で、日に当たるところにでるブツブツは紫外線による日光皮膚炎が多いです。症状が軽いものなら市販の弱いステロイド剤を塗ってみましょう。赤かったものが薄茶色になり、ザラザラも軽くなったら効いている証拠です。旅行中は、すぐに皮膚科に行けない場合も多いので、アレグラやクラリチンなど抗アレルギー薬と消炎鎮痛剤、ステロイドの外用剤を持っていくのが安心です。あせもやかぶれ、虫刺されなどは、ステロイドを塗って抗アレルギー薬を飲むと早く治ります。2日しても改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。

夏は肌にとって過酷な状態が続きます。なるべく肌トラブルを起こさないようにしっかり対策をしましょう。

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雑誌『&ROSY』2021年9月号(2021年8月22日発売)

特集『暑さに負けない、爽やか美容 スッキリ美人宣言!』(掲載P230~231)に慶田院長の監修記事が掲載されました。

いよいよ本格的な夏到来します。キラキラまぶしい太陽の日差しのもと、気持ちも明るくウキウキ...と同時に「汗や湿気で髪がまとまらない!」「毛穴悩みや日焼けで肌がボロボロ」「薄着になるにはボディラインが不安」など、悩みが多い季節でもあるというのが大人の本音です。そこで今号では、夏を美しく爽やかに過ごすためのヘア・スキンケア・ボディケアのポイントが紹介されています!夏の美容法を上手に取り入れて最高の夏をお過ごしください。

■トラブル1 ニキビ編
大人のニキビは様々な要因が複雑に絡み合っています。セルフケアだけでの改善は難しいことも多く、自己判断により肌に合わない市販薬や化粧品を使用してしまうと、症状を悪化させ、回復不可能なトラブルになる可能性もあります。ストレスや睡眠不足も関係しているので、心身の調子も整えることが完治への近道に!
【ホームケア】
① 角質ケアを取り入れて滑らかな肌に
肌に<古い角質><余分な皮脂>があるとニキビが発生しやすくなります。ニキビ菌は肌上にいる常在菌のためなくすことは出来ませんが、古い角質と皮脂は対処できます。今ニキビがない人も予防ケアとして取り入れるのがおすすめ。
WIQOフェイスフルイド』(30ml¥8,000)は、8%のグリコール酸を肌に良いバランスで配合しており、どんな肌のタイプにおいても、灼熱感などを感じることなく使用することができます。皮膚のターンオーバーや再生促進効果、コラーゲン生成も促します。顔とお体両方にご使用いただけます。
また、角質ケアにプラスして、ニキビ跡の黒ずみ軽減や毛穴開きにも効果的なのが『ナノメッドVAエッセンス』(16g¥6,500)です。医療機関ならでは高濃度純粋レチノール含有で、ターンオーバーを促進し、滑らかな肌に整えます。

② ビタミンCで炎症を抑え、過剰な皮脂も抑制
ビタミンCは、過剰な皮脂を抑えたり、活性酸素の抑制、毛穴の引き締め、美白など多彩な美肌効果があり、皮膚科で長年使われている安全性の高い成分です。空気に触れると酸化して効果が失われやすいので、化粧品には‟ビタミンC誘導体"という形で配合されることが多いです。‟ビタミンC誘導体"は、安定性が高く、肌に浸透しやすい特長があります。当院の『巡活ローション』(200ml¥4,500)は、高浸透型ビタミンC誘導体と保湿成分を美容液レベルに凝縮しています。使用後の肌はモチモチです。

【クリニックでの治療法】
ニキビに伴う赤みや色素沈着を一台で改善『フォトフェイシャルM22』(初回トライアル ¥28,000)アクネ菌を殺菌・減少させ、炎症性ニキビを早く治癒させます。また、メラニン色素の除去作用や、過剰な毛細血管や拡張した毛細血管を壊すことができるため、気になるニキビ跡の赤みやシミ・黒ずみも同時に改善します。さらにコラーゲンやエラスチンの産生高め、比較的新しいニキビ跡の浅い凹みの改善も期待できます。

■トラブル2 シミ&肝斑編
"シミも肝斑もトラネキサム酸がきく!あとはレーザーで粉砕を!"
【ホームケア】
① 抗炎症作用のあるトラネキサム酸でメラニン生成を抑制
紫外線を浴びると、メラノサイトの周りの肌細胞から、メラニンを作らせる情報が伝達され、それが沈着してシミや肝斑となります。トラネキサム酸にはメラノサイトの活性化を抑制する作用が厚生労働省でも認められています。ですから、毎日トラネキサム酸含有のアイテムを取り入れれば、シミの出来にくい肌に。

ナビジョン TAホワイトエマルジョンⅠ』(120ml¥8,500)は、トラネキサム酸と資生堂の独自開発成分4MSKを配合した優秀な薬用美白乳液です。メラニン色素の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎながら、みずみずしい潤いに満ちた素肌に導きます。
② 飲む日焼け止めで、皮膚だけでなく、髪や目、全身をくまなくケア
飲む日焼け止めは、日焼け止めを塗ることができない目や髪まで紫外線から守ってくれる頼もしい存在です。また、紫外線を浴びることで発生する活性酸素による全身への悪影響も防御してくれる効果も絶大です。

【クリニックでの治療法】
シミを微粒子サイズに砕く!『ピコレーザー(ピコウェイ)
照射時間が従来機の1000分の1「ピコ秒」という切れ味で、微粒子サイズまでシミの色素を細かく砕きます。境界のはっきりしたシミは、『ピコスポット照射』で、かさぶたにして取ることができます。余計な熱作用を与えずにシミだけを狙い撃ちできるので、施術後のかさぶたは膜状で薄く、炎症後色素沈着のリスクが少ないのも人気の理由です。細かく粉砕された色素はリンパ管を通して体外へと排出されます。パウダー状に砕かれた色素は目視しても分からないぐらいに散るので、これまでのどのレーザーよりも痛みも少なく、短期間でシミを除去することができます。シミはもちろん、初期のイボ、小さいホクロなど幅広いお悩みを解決できます。さらに『ピコレーザー(ピコウェイ)』はシミ取りの他に、顔全体の色調を明るく整える『ピコトーニング照射』やハリを高める『ピコフラクショナル照射』で肌全体の若返りも目指せます。

■トラブル3 毛穴編
"皮脂の詰まりを取り除き、徹底保湿を"
&ROSY世代は、たるみ毛穴の悩みも出る頃です。加齢や紫外線ダメージにより、コラーゲンやエラスチンが変性し、密度も低下すると、肌は弾力を失い、重力によって引っ張られて毛穴も下方向に伸び広がり、楕円形や涙型のたるんだ毛穴になっていきます。
【ホームケア】
線維芽細胞の働きを活発にしてコラーゲンの産生を促すレチノール(ビタミンA)や、毛穴引き締め効果の高いビタミンC誘導体をスキンケアに取り入れましょう。上記でご紹介した『ナノメッドVAエッセンス』が効果的です。ただし、肌の深い層の変化が原因の「たるみ毛穴」は、セルフケアだけでは改善できないのも事実です。肌の奥にアプローチできる医療機関での専門治療も取り入れていくことが改善への近道です。

【クリニックでの治療法】
真皮~皮下組織上層にアプローチできる『タイタン』『スカーレットS(RF)』『ダーマペン4』がおすすめです。たるみの症状が強い場合は、皮膚の土台となるSMAS層にアプローチできる『ウルセラ』『サーマクールFLX』が有効です。

■トラブル4 たるみ編
‟再生力が衰えた大人の肌には、照射治療や針の刺激が若返りのスイッチに"
皮膚、皮下脂肪、さらに深部にある顔面靭帯や筋膜のコラーゲン線維が加齢と共に劣化すると、皮膚や脂肪を支えきれず下垂してたるみが生じます。30代半ばからは、脂肪や骨が萎縮してボリュームも減るので、ますますシワが寄りやすくなり、ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴ線など深いシワと輪郭のくずれが目立ってくるのです。
皮膚の構造自体が変化して起こるこれらの症状にセルフケアだけで立ち向かうのは難しいでしょう。美容医療を上手に取り入れることが改善への近道で、老化の進行を穏やかにして、5年後、10年後の未来の肌を若々しく保ちます。
伸びてしまった筋膜や皮膚の奥にある靭帯などを立体的に縮め、強固なコラーゲン線維に置き換える治療が必要です。
ウルセラリフト』は、超音波のエネルギーが、皮膚の「真皮深層」から「皮下組織」、皮膚を支える土台ともいえる「SMAS層(表在筋膜)」や「顔面靭帯」にまで作用し、土台から引き上げ、6~12カ月と効果が持続します。『サーマクールFLX』は、RF(高周波)の熱エネルギーによってコラーゲン線維や皮下脂肪を支える線維隔壁、顔の土台となるSMAS筋膜を収縮し、施術直後から引き締め効果を得られるたるみ治療です。ロ元のダブついた脂肪や輪郭のくずれなどに効果を発揮します。小顔効果が高いのも魅力です。
夏のダメージは早めに回復させるのが吉。ぜひご相談にいらして下さい。

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雑誌『美的』2021年9月号(2021年7月22日発売)

特集『デリケートゾーンこそ、相談できるかかりつけ医が欲しいと思っていました VIO脱毛からピーリング、引き締めまでフェムテック美容ことはじめ』(掲載P230~231)に当院『VIOラインの医療レーザー脱毛』が掲載されました。

美的ライターさんによる当院の『VIOラインの医療レーザー脱毛』体験レポートがカウンセリングから実際の照射の様子まで、詳細かつ笑いもたっぷりに紹介されています。

■麻酔するから痛くない。ポシュポシュ連射されてあっという間
今や "毛"問題は、自分の好みの手段で解決できるようになりましたが、ことデリケートゾーンに関しては、多少費用がかさんでもプロにお任せした方がいい!との思いで今回ご来院いただきました。
デリケートゾーンは皮膚というより粘膜に近いパーツです。毛の処理方法としては、かみそりで剃る方法やブラジリアンワックス(ワックス塗ってはがす抜毛方法)などもありますが、傷口から雑菌が入ったり、埋没毛や毛嚢炎など、肌を傷めるリスクがあります。また、エステで行われているのはマイルドな光で毛量を整える光減毛です。使用するマシンの出力も医療用のレーザーと比較して格段に低いので、効果が出るまでに数年かかることもあります。また、デリケートゾーンの皮膚色は浅黒いので、ヤケドのリスクもあります。
デリケートゾーンだからこそ、皮膚科専門医が常駐していて、トラブルが起きたときにすぐに対処できる医療クリニックでの安心で安全な『医療レーザー脱毛』がおすすめです。

★『ジェントルレーズ・プロ
当院で脱毛に使用する『ジェントルレーズ・プロ』は日本で初めて『医療レーザー脱毛』の効能で薬事承認を受けた医療機器で、デリケートゾーンなど、生理的に色素の濃い部位の脱毛も安全に短時間で照射できます。
強い熱エネルギーによって毛と毛を作る器官(毛母)を壊すため、半永久的に毛が生えてこなくなります。さらに、レーザーの美白作用に加え、熱作用で皮膚も引き締まるので、継続すると肌のハリと透明感が高まります。
当院はドクター、スタッフともに全員女性です。1回目は緊張している方も多いですが、回を追う毎に皆さん慣れていらっしゃいますのでご安心ください。
今回VIO脱毛を体験されたライターさんからも、「ドクターも看護師さんもとても手慣れていて、タオルのかけ方、外し方ひとつまで、とってもスムース。パッとめくって前を診て、くるっと返して後ろへ...と患者が羞恥を感じるヒマがありません。
VIO美容、遅咲きデビューの私たちではありますが、これから末長く相談できる場所が見つかってよかった。」とのご感想をいただいております。
また、お痛みを心配される方も多いですが、『ジェントルレーズ・プロ』は、照射と同時に冷却ガスが噴射されるため、痛みが格段に軽減されます。さらに、VIOに関しては、事前に麻酔クリームも塗るので、部分的にほんの少しだけ熱く感じる程度で恐れることはありません。
毛の生える周期に合わせて1.5~2ヶ月に1回の間隔で照射します
個人差はありますが、はじめの3回で毛量は半分程度に減り、5回もすると毛はほとんど生えず、多くの方が8回程度でほぼ無毛~産毛が少し残る程度の状態を実感できます。

■脱毛前の剃毛テクニック
脱毛の前日、または当日朝にご自宅での剃毛をお願いしています。
毛の長さや量が多い場合は、まずはさみで毛を短く切っていただき剃りやすい状態にしてください。その後、シェービングジェルやクリームを塗って、毛の流れにそって切れ味のよい3~4枚刃のレディースシェイバーを使ってやさしく剃っていただきます少しずつ剃るのが基本です。

本誌では、加齢や出産などによるデリケートゾーンのお悩みにも少し触れています。
膣のゆるみや尿漏れ対策には、『ヴィーナスハイフ(V‐HIFU)』や『エムスカルプトα(EMSCULPTα)』がおすすめです。また、VIOの黒ずみのお悩みには、『ピコレーザー』をご紹介しています。

なかなか人には相談しにくいデリケートゾーンのアレコレかと思いますが、当院では女性皮膚科専門医と経験豊富なスタッフがプロの立場でお悩みを解決できるよう努めておりますので、お気軽にご相談くださいね。


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雑誌『エル・ジャポン』2021年8月号(6月28日発売)

特集『Elle BODY POSITIVE もっと自分の体を好きになる!』(掲載P64,65)に当院の『スマスアップ』が紹介されました。

■お尻のたれを防止する「スマスアップ」
「スマスアップ」は、高周波(RF)×局所電気刺激(DMA)を組み合わせた施術です。
高周波による熱エネルギーでコラーゲンの生成を促進、温熱効果で血行やリンパの流れを改善すると同時に、局所電気刺激により筋肉を最大限に活性化します。
基礎代謝がアップして皮下脂肪の減少を促進し、お尻の引き締まりを実感いただけます。さらにハリやツヤが出て肌質そのものも若々しくなります。
お尻だけでなく、顔~全身に施術可能です。痛みやダウンタイムが全くなく、ほんのりと温かく感じる気持ち良い施術が人気の理由です。

★オススメの治療:『スマスアップ』×『脂肪溶解注射』
『脂肪溶解注射』は、気になる部分に脂肪を溶かす効果のある薬液を注射することでダイエットより確実な部分痩身を可能とする新しい痩身術です。脂肪溶解注射後は、「溶けた脂肪をリンパに流す」ということが重要になります。リンパの流れが滞っていると、排出がスムーズにいかなくなります。『スマスアップ』を併用すると、溶けた脂肪のデトックス作用が高まります。
また、高周波(RF)の効果で、新しいコラーゲン線維が再生されるので、たるんだ皮膚を引き締め、肌のハリを保ちながら脂肪の付きにくい体質に変えていきます。

ぜひお気軽にお問合せ下さいね。

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雑誌『サンデー毎日』2021年8月1日号(2021年8月1日発売)

特集『男性諸君!紫外線対策で老化を防げ』(掲載P112,113)に慶田院長監修・取材記事が掲載されました。

■肌老化の約8割が光老化のしわざという事実
「光老化」とは、紫外線をはじめとする太陽光線を慢性的に浴び続けることで、皮膚に「シワ」「シミ」「イボ」「たるみ」「毛穴の開き」などの老化現象が現れることです。さらに、光老化は前がん病変である日光角化症、皮膚がんも引き起こすことがあります。
日本人はじめ有色人種は細胞のDNAを守る作用のあるメラニン量が多いので、白色人種に比べて皮膚がんに関して影響が少ないとはいえ、発生頻度は年間人口10万人あたりに3~5人で、昨今男女ともに増加傾向にあるとの報告があります。
皮膚がんの最も多いニュージーランドでは1980年代にサンスマートプログラムとして、紫外線予防のための衣服やサングラス、帽子の着用、加えて紫外線防止剤の塗布の重要性を啓発しています。
ちなみに、5~8月の東京の紫外線量はオーストラリアの夏とほぼ同量です。日本でも、「光老化 啓発プロジェクト」として、日本皮膚科学会や日本美容皮膚科学会はじめ、大手化粧品メーカーなどの協賛も得て、さまざまな方面から光老化の認識を高める努力をしています。
しかし、プロジェクトによる一般市民へのアンケート調査では、日常的に日焼け止め剤を使用している男性は1桁台というのが現状です。60代以降にいたっては使用経験なしという人が大多数なのです。

■紫外線による悪影響は、老化貯金のようなもの
紫外線による肌への影響で圧倒的に多いのが、「シミ」や「老人性イボ(脂漏性角化症)」です。どちらも紫外線B波による表皮細胞のDNA損傷がきっかけです。男女ともに30歳前後に現れ始めますが、化粧習慣のない男性は気づかず、ゴルフなど日焼けを続けていくことがほとんどです。そして40代になるとそれらが顕著に目立ち始め、周囲に指摘されるようになるのです。
以前、奥様と来院された男性で、シミやイボが広範囲に目立つ方がいました。奥様よりかなり年上かと思ったら同年代とのことですが、明らかに見た目年齢の差が生じていました。
男性で特徴的なのが頭皮と耳介上部のシミとイボです。5分刈りで日光を浴び続けたスポーツ少年時代の遺産です。良性ではありますが、審美面だけでなく、くしが引っかかって痛いという問題もあります。40、50代の現在も短髪、もしくは少し薄くなりかけている方は、紫外線をダイレクトに受けることになります。
一度できてしまったシミやイボはレーザー治療などを行わなければ消えることはありません。
人生100年時代に、40代でできてしまったシミやイボをこれから何十年も抱えて過ごすなんて悲しいことはありません。日常の紫外線対策を習慣化して、見た目年齢も若々しく保ちましょう。

■窓越しに安全はない。いつしかシワやたるみに
シワやたるみは肌の深く真皮層に到達する紫外線A波の影響によるもので、肌の弾力や構造を形作るコラーゲンやエラスチンの劣化で生じます。
紫外線A波は窓ガラスも通り抜ける性質を持っているので、車の運転や窓越しのデスク作業などで知らず知らずに影響を受けています。
ゴルフやアウトドアスポーツのときだけ紫外線対策をすれば大丈夫、は危険な思い込みです。

■身だしなみの髭剃りが、肌をますます悪化させる
肌のバリア機能は細胞間脂質、天然保湿因子、皮脂膜の3要素により保たれますが、この中で水分保持の80%は角層内の細胞膜脂質が担っています。
髭剃りはバリア機能の要である角層をこそげ落としているのと同じです。角層の再生は約2週間かかるので、2週に1度の髭剃りなら、丁度よくターンオーバーを促すかもしれませんが、毎日の髭剃りでは、肌には潤いを抱える力が残りません。
潤っていると感じるのは、男性特有の過剰な皮脂と汗ですが、実はいずれも多すぎると肌荒れを誘発します。また、皮脂の酸化は紫外線によって進むので、あっという間にちりめんジワやくすみの目立つ老化肌になります。
また、思春期にニキビができなかったような皮脂量が少なくキメの細かい肌タイプでは、早くから乾燥を感じやすく、50代半ばになるとスネ、肘から先、お尻から腰回りの肌の乾燥が始まり、冬には皮脂欠乏性湿疹や乾皮症になりやすいので注意が必要です。
男性だから皮膚が厚いというのは都市伝説で、スキンケア不足、日焼け、髭剃り、皮脂過剰のクワトロパンチで肌はかなりダメージを受けています。
髭剃り後、外出前には化粧水や乳液で肌のバリアを整え、日焼け止め剤で紫外線予防をしっかりとしてみてください。手入れをしてこなかった肌が1週間でぐんと潤いが増しキメが整います。1か月も続ければ、見間違えるようにツヤツヤの張りのある肌になってきます。

■紫外線に加え、全身の老いを深める「酸化」と「糖化」
酸化は紫外線、喫煙、ストレス、大気汚染物質、過度な運動などがきっかけで活性酸素が過剰に発生し、全身の細胞に不可逆的なダメージが生じることです。血管老化から生活習慣病の誘発。肌にはシミ、シワ、たるみ、肌荒れと老化のフルコースをもたらします。
糖化は、高糖質の食習慣により、血液中の余分な糖質とタンパク質や脂質が結合し、変性して糖化最終産物AGEsを作り出してしまうことです。これには「褐色化する」という特徴があり、肌に蓄積すると肌が黄ばんでくすみます。また、動脈硬化や腎機能低下、骨粗しょう症、白内障などさまざまなリスクにも繋がります。
ヒトはAGEsを分解する酵素を持たないため、一度できるとそのまま体内に蓄積され、なかなか排出されません。糖化が進むといくら表面から角質ケアや美白ケアをしても、肌の柔らかさや透明感を取り戻すのが難しくなります。ケアをしても取れないくすみ(黄ぐすみ)はメラニンのせいではなく糖化によるものなのです。
40代以降になると、酸化ストレスと糖化ストレスは手をつないで進んでいきます。見た目の若さを守るには、紫外線予防と同時に食生活の改善が大切です。
太陽のあたる窓辺でビールを一杯。小腹が空いたらおにぎりや唐揚げ、ラーメンを、なんて幸福な時間ですが、これは紫外線A波による酸化と糖質過多食による糖化のマリアージュ状態になってしまいます。繰り返すうちに、肌も体内も老化が進んでしまうでしょう。

いつまでも清潔感のある見た目と活動的な若々しさを維持するためにも、食事や睡眠、運動、排せつ、ストレスコントロールなど生活習慣を整えるほか、日焼け対策を徹底すること、糖質をとり過ぎないことを心がけるようにしましょう。
また、サプリメントを取り入れるもおすすめです酸化と糖化を同時に予防するこちらのサプリメントは、皮膚だけでなく、血管や臓器の老化を予防する効果も期待できます。
★おすすめのアイテム:『ヘリオケアウルトラD』×『ソルプロ プリュスホワイト
ヘリオケアは体の内から確実に紫外線と活性酸素からお肌と眼を守るサプリメントです。ヘリオケアには主成分「ファーンブロック」の他、抗酸化作用の高いビタミンC、E、D、ルテイン、リコピンも配合され、様々な原因で発生する活性酸素から体を守ります。
また、ソルプロ プリュスホワイトは日本国内製造の日焼け&糖化対策サプリメントです。紫外線などの「酸化」による肌のメラニンぐすみだけではなく、過剰な糖質がタンパク質と結びつき、肌の黄ぐすみ・しわの原因にもなる「糖化」も防ぎます。一度の服用で24時間効果が持続し、継続して服用することにより、日焼け予防効果が高まります。

しかし、できてしまった「シミ」「老人性イボ(脂漏性角化症)」は、化粧品では改善できません。ぜひ、美容医療も賢く利用してみてください。当院ではお肌の状態を拝見し、症状に応じてさまざまな照射機器や、ピーリング等を組み合わせた治療をご提案しています。
CO2レーザー手術』による老人性イボ治療
ピコレーザー』によるシミ治療

是非、お気軽にご相談くださいね。

雑誌『MyAge』2021年夏号(7月6日発売)

特集『素敵女医の夏冷え&むくみ対策』(掲載P110)に慶田院長監修・取材記事が掲載されました。

冷えからくるむくみは、寒い時期だけの不調ではありません。むしろ冷房を使用する夏こそ冷えがたまると言われています。
今回は、慶田院長が実際に行っている冷え&むくみ対策をご紹介します。

■通年、重炭酸の入浴剤を溶かしたお風呂に5分×2回
重炭酸を溶かした湯船に、真夏でも必ずつかることで、血流が良くなり冷えやむくみの対策になります。つかっている時間は、一年を通して5分×2回程度で、入浴後もポカポカ感が持続します。慶田院長は、『薬用ホットタブ重炭酸湯Classic』を愛用しています。

■ダンス・ぴらて・ストレッチ
さらに、入浴以外の血流改善対策として、週に1回のジャズダンスのほか、月に3回のピラティス、夜の軽いストレッチを習慣にしています。朝むくんでいるときにはストレッチをしたり、冬はめぐりズム蒸気の温熱シートを背中に貼るのもおすすめとのことです。
運動習慣と食事が体型維持と健康には欠かせません。ウォーキングや水泳、ヨガ、ダンスなど気軽なものから始めてみましょう。

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雑誌『BAILA』2021年8月号(2021年7月12日発売)

特集『10年後の肌に負担を残さない!美の先輩に聞く、やらない美容で美肌貯金』(掲載P128,129)に慶田院長監修・取材記事が掲載されました。

一生懸命ケアしているのに、いまいち結果を出せていなくてお悩みの方は多いのではないのでしょうか。もしかすると、肌に良かれと思って行っている美容法が、実はニキビや肌荒れ、乾燥、老化の原因になっているかもしれません。
大切なのは「洗う」「潤す」「光対策」の3つです。本来は、この3つの基本を正しく行うだけで肌を美しく保つことができます。
しかし、美容のトレンドに影響されて、"洗うとなると徹底的に洗う"、"洗いすぎが悪いとなると今度は逆にまったく洗わなくなる"、と両極端なことを実践する人が少なくありません。
大事な細胞間脂質まで溶かして洗い流してしまうような強すぎるクレンジングや洗顔はNGですが、酸化したアブラや角栓などの脂&タンパク汚れがあるのに、それを水だけ洗顔でなんとかしようとするのもナンセンスな話です。
潤すためには肌を活性化させる必要がありますが、それにはまずしっかり睡眠をとること、そして肌を作る材料、栄養をとることが大前提です。30歳は肌も体も変わるときです。加齢に伴い、抗酸化力や抗炎症力は残念ながら劣化していきますが、そこを補うのが美容の役割です。アンチエイジング医学に「Look Younger, Live Longer」という言葉があります。若く見える人は体の中も若く、長生きするものです。"やらない"という美容もあることを知っておきましょう。

■Don't やりすぎパッティング
化粧水を含ませたコットンで肌をパッティングすると、肌の奥までうるおい、毛穴が引き締まるという説もありますが、これは間違いです。
何度もパッティングするうちに手の力は自然と強くなりますし、コットンの線維との摩擦が生じ、肌にとっては刺激にしかなりません。手の平全体を使って隅々までやさしく包み込むように馴染ませれば充分です。
濡れた状態が長時間続くと肌の角層にある細胞間脂質が流れ出て乾きやすくなる恐れがあります。化粧水をたくさん使って、コストと時間をかけているのに肌にとってはむしろマイナスな結果になってしまうのでご注意ください。
化粧水の後は乳液、クリームなどを塗り、うるおいが逃げない肌に仕上げることを忘れずに行いましょう。

■Don't 顔を常に触る
肌を無駄にいじることがいちばんやめてほしいことです。そういうと、エステはダメ?美容鍼はダメ?と聞いてくる方もいますが、きちんと筋肉への働きかけ方をわかったプロによる施術を月に1回程度取り入れるのは肌を活性化するのにいいことだと思います。
テレビを見ながら何も考えずに手だけを漠然と動かすマッサージはやめましょう。
特に美顔ローラーや指圧器など、道具を長時間使うと肌の負担です。
また、頬杖や顔を触るという刺激は毛穴を詰まらせ、ニキビができるきっかけになる可能性があります。手のひらについている目に見えない無数の汚れや菌は肌荒れのモトになるので、意識して触らないようにしましょう。

■Don't 洗わなすぎ!
敏感肌や乾燥肌だからといって朝の洗顔をしない、または水だけで済ませている人がいます。確かに皮脂を落としすぎるのは肌に良くないですが、水洗顔だけでいいのは、本当に皮脂の分泌量が少ない、ごく一部の『超乾燥肌』の人のみで、大多数の人は朝も洗顔料を使うべきです。就寝中に出た皮脂や夜に油分のあるスキンケアなど、アブラ汚れは水だけでは落ちません。朝、顔を洗わないということは24時間、酸化したものを肌にのせた状態で過ごすということになります。かといって洗いすぎも良くないので、アミノ酸系の洗浄剤の泡で30~40秒程度、ふわっと洗うぐらいがちょうどいい洗顔です。
★おすすめのアイテム:『アクセーヌ リセットウォッシュ
院内で患者様にご使用いただいている『アクセーヌ リセットウォッシュ』は、ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、簡単に泡洗顔できます。

■Don't オイル抜きの食事
体型管理のための食事制限でサラダと脂身のないささみしか食べないといった油抜きの食事はやめましょう。肌の潤いの元であるセラミドなどの細胞間脂質は、コレステロールなどの脂質を材料にして作られています。スキンケアでもセラミドを一時的に補うことはできますが、それだけでは足りません。そのため、食事から油を完全に抜いて脂肪酸が欠乏すると、細胞間脂質が減ってバリア機能が低下し、乾燥してちりめんジワやたるみの元になります。食事から摂取すべき脂質は、オメガ3と6ですが、オメガ6は多くの食品に含まれているので、意識して摂るべきは「オメガ3系脂肪酸」です。えごま油や亜麻仁油からは、効率的に「オメガ3系脂肪酸」が摂れます。熱や光に弱く、酸化しやすいので、和えたり、つけたり、加熱調理後の食べる直前に加えましょう。青魚やくるみも良質な油がとれておすすめです。量としては、毎日スプーン1杯程度が理想です。
逆に控えるべき油が、「トランス脂肪酸」を含むマーガリンやショートニングです。クッキーなどのお菓子やパンやケーキ、スナック菓子などに含まれ、身の回りに溢れています。
血中の悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす働きがあり、日常的に多量に摂取すると心臓疾患などのリスクが高まるとされています。
ですから、毎日コンビニのパンを食べている、スナック菓子を食べている方は、ぜひ食生活を見直してみてください。

■Don't 夜、遅くまでスキンケアに明け暮れる
本来、バイラ世代ならちゃんと寝ていれば肌はピカピカ、髪はツヤツヤをキープできるものです。仕事終わりにジムやヨガ。家に帰って遅い時間に食事、長風呂、フル装備のスキンケアとキレイになるためのto doリストがいっぱいで睡眠が4~5時間では逆効果です。睡眠不足が三日続けば酩酊状態、3日以上だとうつ状態になるといわれています。きれいになりたいなら、まずは睡眠をとりましょう。

■Don't 無理なダイエット
昔から医食同源というように、肌をはじめ体は食べたものでつくられています。その材料となるタンパク質(肉・魚・乳製品)と野菜、豆類などは毎日きちんととり、それを食べた上で炭水化物や嗜好品を食べてください。腸内環境を整えるために食物繊維は海藻などの水溶性・野菜の不溶性を両方と、発酵食品も一緒に食べましょう。炭水化物もとらないとお米を食べて育った日本人は便秘になってしまう人もいます。偏食をしていてはどんなスキンケアや美容医療を行っても、肌には高いレスポンスを出せません。

■Don't 無防備なランニング
適度な運動を始めて筋肉貯金をしないといけない30代ですが、ランニングには要注意です。紫外線対策をしていても、走って汗をかいたら日焼け止めが流れるような状態ではシミやくすみ、たるみの原因になります。さらに走ると体が振動するので、胸の重さを支えているクーパー靭帯が伸びてしまいます。顔の弾力線維ももちろん振動によるダメージを受ける可能性があるので、たるみが加速します。どうしても走りたい場合は夜か室内にしましょう。

■Don't SNSを信用しすぎ
今の時代、個人が発信するSNSやインターネットなどはもちろん、ときには大手メディアでも、間違ったお手入れや無意味な美容習慣が真実のようにとりあげられています。情報の海に飲み込まれず、これは正しい情報なのかをエビデンスや出典をきちんと確認するクセをつけましょう。

【美容医療で美肌貯金】

♢産毛によって開いた毛穴は脱毛すれば解決
→『医療レーザー脱毛
産毛によって毛穴が開き、黒ずみの原因になっている可能性もあります。日本人はうぶ毛の色も黒いうえ、剃ると毛の断面がひろがることで、余計に目立ちやすくなります。特にTゾーン、小鼻、あごが目立ちやすい傾向にありますが、うぶ毛の色が薄かったり細かったりすれば目立たないので、『レーザー脱毛』を続けて軟毛化すると目立たなくなります。

♢ハリのためのコラーゲン育成
→『ケミカルピーリング』+『フォトフェイシャルM22
フォトフェイシャルによる熱刺激はコラーゲン合成の指令を出します。定期的に受けている人は結果としてコラーゲンをつくる設計図(メッセンジャーRNA)の発現量が若者レベルであることがわかっています。バイラ世代なら年3~4回で将来のハリ感に大きな差が出てきます。当院では、照射前に乳酸による『ケミカルピーリング』で角質を滑らかにし、毛穴の詰まりを解消してから施術します。ニキビもできにくくなりますし、肌のバリア機能も高まります。アトピー性皮膚炎や肌荒れなどの痒みも良くなるので敏感肌の方にもおすすめです。

♢あごと眉間、おでこと目尻のシワ対策
→『ボトックス注射』
表情のクセによって眉間やあご、額や目尻などにシワができるという人はプリーツ加工のようにシワが刻まれる前に『ボトックス注射』を打つことをおすすめします。早く始めると、より結果も出やすく、さらに効果の持続時間も長くなるので、気になりだす前にスタートし、継続してメンテナンスを続けていきましょう。

美容医療との付き合いは細く長くがベスト。ぜひお気軽にご相談くださいね。


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富士薬品発行『健康通信』2021年7月号

富士薬品発行のオリジナルフリーペーパーの特集『人には聞けない健康のあれこれこっそり相談室 夏場の気になる汗そのニオイの原因は?』(P13)に慶田院長監修・取材記事が掲載されました。

発汗は、気温の上昇や運動による体温調節を担っている大切な機能です。
しかし、気温や湿度が上昇して汗をたくさんかく夏場、一段と気になるのがニオイ問題です。汗を分泌する汗腺には、「エクリン腺」と、わきの下など特定の部位にある「アポクリン腺」の2種類があります。
♢「エクリン腺」は全身に分布し、体温の調節を行うのが主な働きで、その99%は水分、それ以外の成分はほぼ塩分のため無色無臭です。たくさん汗をかいたあと、服に白い跡が残るのはそのためです。
ただし、もともとは無臭のエクリン汗も、大量に汗をかいてそのまま放置すると皮膚上に存在する常在菌が汗の中の成分を分解し、変質させることでニオイが発生します。
♢「アポクリン腺」は、ワキの下、外耳道、へそ、乳輪回り、デリケートゾーンなど、毛が多く生えている限られた部位に分布しています。脂質やタンパク質などニオイのもととなる成分を多く含み、細菌の分解によって臭いが発生しワキガ臭の原因になります。

■疲労やストレスがニオイの原因になることも!
緊張や焦りなどによる精神的な汗は「緊張汗」(精神性発汗)と呼びます。疲労やストレスが蓄積すると肝臓がうまく機能せず、体内で作られたアンモニアが尿として排泄されず体内にたまりニオイが強くなるといわれています。
肝臓機能の低下は、過度な労働や加齢による疲労の蓄積、ストレスによる免疫力の低下、飲酒、肥満などが原因です。一回の飲酒量は少なめ(日本酒は1合、ワインはグラス2杯、ビールは3杯程度)に保ち、休肝日を設けるようにしてください。定期的に運動をしたり、気晴らしの趣味を楽しむことも効果的です。また、体内に取り込む食品もニオイに直接影響するため、健康的な食事バランスを心がけましょう。カレーやキムチ、ニンニクなど、刺激の強い食品はニオイに影響があるので適量に調節をし、野菜、海藻、発酵食品を多く摂るように意識することが大切です。

■夏に実践したい汗のニオイ対策
毎日、全身を洗うことと、汗をかいたら早めに拭き取ることが基本です。拭き取るときに乾いたタオルで拭いた場合、水分は吸収しますがニオイの成分が皮膚の表面に残ってしまうため、ボディシートか濡らしてしぼったタオルを使って、早めにニオイの元を取り除くようにしましょう。また、汗がしみこんだ下着や衣類などをそのままにしておくと、皮脂が酸化してにおいやすくなります。さらに、汗あれの原因になります。下着や夏のトップス類はそんなに荷物にならないので、着替えを持ち歩き、潔く着替えるのも有効です。

■美容医療で汗&ニオイ対策
★おすすめの治療『医療レーザー脱毛』×『脇ボトックス治療
『医療レーザー脱毛』は、レーザーの熱エネルギーが毛と毛の周囲に広がり脱毛効果を発揮するのですが、この熱は毛包に付着している皮脂腺にも作用します。それにより、アポクリン汗腺の活性が少し弱まるので実はワキガにも効果的なのです。当院で採用している『ジェントルレーズ・プロ』は、日本で初めて『医療レーザー脱毛』の効能で薬事承認を受けた医療機器で、デリケートゾーンなど、生理的に色素の濃い部位の脱毛も安全に短時間で照射できます。強い熱エネルギーによって毛と毛を作る器官(毛母)を壊すため、半永久的に毛が生えてこなくなります。さらに、レーザーの美白作用に加え、熱作用で皮膚も引き締まるので、継続すると肌のハリと透明感が高まります。
女性の場合、おりもの・月経血がありますし、普段の排泄時の尿・便なども毛があることで付着しやすく、デリケートゾーンが汚れやすい状態です。それらの汚れがもとになってニオイが発生します。陰毛は臭い物質が付着する温床となるので、『VIOラインのレーザー脱毛』がおすすめです。Vの部分を残すかどうかはお好みになりますが、IとOは衛生的にも全て脱毛するのがおすすめです。医療レーザーは出力が高いため、脇やVIOなら3回で毛量と毛の太さが半分になり、6回程度でほとんど剃らないでよい状態になります。(肌の色と毛量で必要な回数は異なります。)
また、"メスを使わない多汗症治療"として人気なのが『脇ボトックス注射』です。
ニオイのもととなるアポクリン汗腺、汗ジミとニオイを拡散させる原因ともなるエクリン汗腺の働きを弱める効果のあるボツリヌストキシンを利用して、ニオイと汗の量を軽減させます。この2つの治療を組み合わせると、より高い効果が得られます。なお、VIOエリアにボトックスを注射する『すそワキガボトックス注射』メニューもあるのでご相談ください。

暑い中、清潔感を保つには普段以上の気遣いが必要です。自分も周りの人も快適でいるために、においの原因や対策を知って、デオドラントケアを習慣にしましょう。
ぜひご参考になさってください。

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雑誌『週刊女性』2021年7月27日号

特集『だるいを軽いに!疲れが取れるちょいテク15』に慶田院長監修・取材記事が掲載されました。

■心身をリラックスさせる口角上げ&ストレッチ

♢口角は常に上げて、笑う
疲れ切った時は、スマホで娘たちの変顔写真集と顔芸ダンスを見て笑うようにしています。細かいことはどうでもよくなり、疲れが吹き飛びます。お笑い番組やYouTubeでコントを見るのも実は大好きです。
人は幸せだから笑うのではなく、笑うからこそ幸せだと感じます。笑いには免疫力を高め、血圧を下げ、痛みや疲労を解消する効果があるのです。
意外かもしれませんが、脳は簡単にだますことができます。なので、疲れた時は口角を上げて"笑顔"をつくるだけでも効果的ですよ。

♢ストレッチ&瞑想で疲れをリセット
瞑想は高ぶった交感神経を鎮め、副交感神経を優位にするので、睡眠の質を高める効果もあるといわれています。短時間だけでも行うと、緊張が緩和されるのでオススメです。私は、仕事終わりや寝る前のほんのちょっとの時間でも瞑想し、深い呼吸をして、体に意識を向けるようにしています。
また、ゆるやかなストレッチは、全身の循環を改善し疲労物質を排出させる働きが。身体の柔軟性を高め、筋委縮を予防することで疲れにくい身体に導きます。
自宅では、コンディショニングツールのストレッチポールを活用しています。上に乗って腕を回すだけで、肩こりがすっきりしますし、大腿内側、上腕内側、わきの下などを自重でグリグリマッサージすると固まった筋肉がほぐれ、本来の正しい姿勢に戻りやすくなります。

♢肉・魚をたっぷり!バランスのよい食事を
タンパク質は人の体を構成する大切な栄養素です。食事では、植物性、動物性ともにきちんと食べて、疲れにくい身体をつくりましょう。毎食、手の平一枚分の量が目安です。納豆や豆腐などの豆類、鶏、豚、牛、魚介類など、バランスよく食べることを心がけましょう。大豆や豚肉には代謝を高めるビタミンB群、鶏肉には疲労回復を促すイミダゾールペプチド、鮭には抗酸化作用の高いアスタキサンチン、牡蠣には代謝を高める亜鉛が含まれています。抗酸化作用の高い野菜類も一緒に食べることで、活性酸素が発生することで進む酸化="錆び"を予防し、健康な血管を保つ働きも期待できます。

クリニックの施術ですと、『高濃度ビタミンC点滴』、『脂肪幹細胞培養生上清点滴』、『NMN点滴』などを自分自身にも行っています。
取材と診療で、早出&残業が続くときにもうひと頑張りできるので助かっています。
ぜひご参考になさってください。

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