"あざ"とは医学的には生まれた時から存在する先天性の"あざ"と、成長に従い現れてくる後天性の"あざ"に大分されます。皮膚の色素細胞やその他に皮膚を構成する細胞や血管からなる異常です。
あざは分かりやすく色調で分類すると"黒あざ"、"茶あざ"、"青あざ"に分けられる「メラニン系のあざ」と"赤あざ"と呼ばれる「血管腫」などがあります。黒あざの代表は「母斑細胞母斑(色素性母斑)」いわゆるホクロでCO₂レーザーを用いて削ります。
"茶あざ"の代表「扁平母斑」と"青あざ"の代表「太田母斑」は"シミ"と見間違えやすく、皮膚科専門医の診断が重要です。保険治療が有効な場合もありますのでは関連施設にご紹介致します。
"赤あざ"の代表はいちご状血管腫と単純性血管腫で、Vビームレーザーのある関連施設へご紹介致します。30代から徐々に増える「老人性血管腫:cherry angioma」はロングパルスNd;YAGレーザーの高出力部分照射が有効です。ダウンタイムが少なくおすすめの治療法です。"あざ"ではなく"シミ"(老人性色素斑・日光性色素斑)と診断がつけばアキュチップやジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)の照射を選択しています。
シミ・あざ(身体)の治療一覧
アキュチップ(フォトブライト)
"あざ"ではなく"シミ"(老人性色素斑・日光性色素斑)場合、このアキュチップの照射を選択します。アキュチップは従来のフォト治療器では、反応しにくかった色素の薄いシミに反応し、消すことができる最新の光治療機器です。照射スポットが直径6.35mmと小さいため、鼻周りのケアや、薄くしたいシミだけにピンポイントで照射することが可能です。
ジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)
黒い色に反応するアレキサンドライトレーザーの特徴を生かして、濃いシミ~薄いシミまで繰り返し照射することにより、かさぶたなどのダウンタイムを出さずに少しずつ薄くし、お肌の色むらを改善します。ジェントルレーズ プロ(Gentle LASE PRO)についてさらに詳しく