成長線(肉割れ)
成長線(肉割れ)、妊娠線は、皮膚線条、線状皮膚萎縮とも呼ばれる難治性の皮膚病です。成長期、急激に太った場合、妊娠時、クッシング症候群や糖尿病、ステロイド内服治療中は、副腎皮質ホルモンの一種であるグルココルチコイドが増えており、真皮内の結合組織の創傷治癒に支障を生じています。
そこに急激な皮膚の伸展が起こると皮膚がついていけず、表皮の所々が薄くなり、真皮の結合組織が断裂し、皮膚の表面にスイカの様なしま模様の亀裂が現れます。最初は赤紫色の線としてできますが、時間の経過とともに灰白色調になります。ほとんどの場合、自然には消えることがなく、跡が残ってしまいます。
銀座ケイスキンクリニックでは、フラクショナルCO2レーザーやスカーレットRF(スカーレットS)、ダーマローラーを4~6回繰り返すことで、コラーゲン線維を増やし、密度を高めることで、難治性の成長線や妊娠線を改善する治療をお勧めしています。
成長線(肉割れ)、妊娠線の治療一覧
フラクショナルCO2レーザー
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スカーレットRF(スカーレットS)
25本の医療用マイクロニードルが表皮から皮下組織浅層に微細な傷をつけることで、皮膚の入れ替えと再生を促進し、お肌のハリや質感を高める治療です。微細な針から真皮に直接RFを流し、高周波の熱によるコラーゲン線維の引き締めと新生が始まり、妊娠線、成長線(皮膚線条)を少しずつ改善していきます。照射直後よりも1ヶ月後から効果を実感していただけます。
ダーマペン
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産前・産後ケア
妊娠中に限界まで伸びた皮膚は、出産後1~2年かけて徐々に回復しますが、完全に元には戻りません。特に、複数回の妊娠、高齢出産、痩せ型の女性が妊娠した場合、皮膚のたるみや、妊娠線が目立つことがあります。特に、妊娠線は難治で、白くなると目立ちにくくなりますが、加齢と共にたるみが進むと、再び目立ってくることがあります。たるみだけなら、スマスアップ照射、妊娠線にはフラクショナルCO2レーザー、スカーレットRF(スカーレットS)、ダーマローラーを繰り返し治療すると、目立たなくなるのでお勧めです。