フォトフェイシャルM22治療は、色むらの改善に加え、お肌のターンオーバーを活発にする効果もあるため、シミやニキビなどのトラブルを予防し、ハリのある瑞々しいお肌に改善します。
フォトフェイシャルの光が、肌トラブルの原因となるターゲット(メラニンや毛細血管など)に当たると、光のエネルギーが熱に変わり、ターゲットにダメージを与えます。フォトフェイシャルの光はターゲットのみに反応するため、お肌への負担がほとんどありません。また、この作用によりコラーゲン線維やヒアルロン酸などを生み出す線維芽細胞の働きが活性化され、内側から自然に美しい素肌がつくりあげられるのです。
Step1:シミ・ソバカス・肝斑・赤み・真皮の光老化のあるお肌
Step2:フォトフェイシャルM22を照射
Step3:表皮・真皮が活性化。均一な肌色、きめの整った状態。
フォトフェイシャルM22の主な効果
●シミの改善・スキンリジュビネイション(皮膚若返り)・肌質改善
過剰なメラニンに吸収される波長の光作用で、シミ、くすみ、肝斑、そばかす、黒ずみ毛穴を減らす美白効果が高い治療です。真皮のコラーゲン線維や線維芽細胞を活性化しますので、お肌全体にはりがよみがえり、小ジワやたるみ毛穴が改善します。また赤ら顔や毛細血管拡張症の改善にも効果が期待出来、トータルなお肌の若返りを図ります。
目立つシミ(顔・体・唇)には、オプションでピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウェイ)による部分照射(ピコスポット照射)をご案内しています。フォトフェイシャルやジェントルレーズでは消しきれない、色調が薄いシミにも切れ味よく反応します。「ピコ秒(1兆分の1秒)」という驚異的に短い照射時間により熱の発生がほとんどなく、衝撃波で、一瞬にしてメラニンを細かく砕いて破壊できるので、皮膚へのダメージが最小限に抑えられます。そのため、日本人で問題となる、照射後半年続く色素沈着が圧倒的に生じにくくなり、出たとしても軽く短期間で消失する特長があります。個人差はありますが、多くの場合1~2回の短期間でシミを除去することができます。
●炎症性ニキビの改善・予防
ニキビの原因菌であるアクネ桿菌はポルフィリンを生成しながら炎症を繰り返します。このポルフィリンに有効領域の波長である光がアクネ菌を殺菌・減少させます。炎症期のニキビの治癒が早まるだけでなく新生も減らすことができます。
また、フォトフェイシャルM22には色素(メラニン)の除去作用や、過剰な毛細血管や拡張した毛細血管を壊すことができるため、気になるニキビ後の赤みやシミ・黒ずみも同時に改善します。さらに創傷治癒を活性化させ、コラーゲンやエラスチン高め、比較的新しいニキビ跡の凹みの改善も期待できます。
●赤ら顔・毛細血管拡張症・内出血の改善
赤ら顔は通常は見えない毛細血管が何らかの原因で拡張して血流量が増加し、顔面のほてりや赤みが生じた状態です。毛細血管拡張症があると、緊張や興奮、周囲の温度変化など、ほんの僅かな刺激でも、人一倍顔が赤くなってしまいます。また、酒さや酒さ性座瘡も赤ら顔の原因です。フォトフェイシャルM22のVascular Treatment Filter(血管専用フィルター)を用いたノーダウンタイム治療で症状を改善することが可能になりました。さらに、ケガや注射注入などで生じた内出血を早く目立たせなくさせる部分照射も可能です。
●医療用パルスライト(IPL)による脱毛
毛母に含まれているメラニンに吸収波長の光を照射することによって安全に脱毛します。とくに、口周り、小鼻の黒ずみ毛穴や産毛毛穴にはシャープに反応し、直後から明るくなります。これらの脱毛効果は毛周期(成長期・退縮期・休止期)のうち、成長期にある毛幹のみに作用しますので、約1か月で休止期毛が生えそろう段階で2回目の照射を行います。肌の色調にもよりますが、3回で軟毛化し、5〜7回でほとんど目立たなくなります。
■フォトフェイシャルM22に搭載された8種のフィルター
フィルターはその数字より短い波長の光をカットします。560nmのフィルターを使用する場合は559nm以下の光がカットされ、560~1200nmの光が照射されます。波長は短いほど作用が強く、ダウンタイムも出やすいので、肌色が濃い場合はより長波長をメインに照射すると安全です。590nmの場合は590nm~1200nm、695nmでは695~1200nmの光を照射します。
通常搭載の6種類のフィルターに加え、Vascular Treatment Filter(血管専用フィルター)とAcne Filter(ニキビ専用フィルター)も採用しています。Vascular Treatment Filterは530~650nmと900~1200nmの二つの波長領域を照射することで、毛細血管を確実に減らすことが出来ます。Acne Filter は400~600nmと800~1200nmの二つの波長領域を照射することで、ニキビの炎症を抑え、ニキビによる赤みも早く軽減させます。銀座ケイスキンクリニックでは、患者様に最適なフィルターの選択に加え、エネルギー密度(J数)、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射するドクター照射で、より安全で効果的なオーダーメイド治療をご提供いたします。
515nm | 560nm | 590nm | 615nm | 640nm | 695nm |
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シミ部分照射 (アキュチップ同様に痂疲化) | 美白治療(色白肌) | 赤ら顔 (毛細血管拡張) | 血管病変・美白(色黒・夏期) | 美白治療(色黒肌) | 肝斑(色黒肌) ちりめんジワ 毛穴 脱毛 |
■ Vascular Filter(赤ら顔・毛細血管拡張・小血管腫・内出血専用)
赤ら顔や毛細血管拡張症のお悩みに対応する特殊フィルターです。530~650nmと900~1200nmの二領域の光が出るように設定されており、血管に鋭敏に反応します。短波長は血管のヘモグロビンに吸光性が高く、長波長は深部血管に反応します。さらに、ケガや注射注入などで生じた内出血を早く目立たせなくさせる部分照射も可能です。
■Acne Filter(炎症ニキビ・ニキビ跡の赤み専用)
400~600nmと800~1200nmの二つの波長領域を照射することで、ニキビの炎症を抑え、ニキビによる赤みも早く軽減させます。アクネ桿菌が産生するポルフィリンに吸光性が高い波長を含むので、炎症性のニキビ(赤ニキビ・膿ニキビ)の殺菌効果が高いのが特徴です。
■ドクター照射による安全性
優れた機器の効果を最大限に発揮するためには、皮膚を診る力のある医師の目が重要です。銀座ケイスキンクリニックでは、患者様に最適なフィルターの選択に加え、エネルギー密度(J数)、パルス幅(照射時間)、パルスディレイ(休止時間)など細かい照射設定を医師が行い実照射するドクター照射で、より安全で効果的なオーダーメイド治療をご提供いたします。
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)のリスクとダウンタイム
<痛み・腫れ> ほとんどなし <内出血> なし <痂疲化>時にあり治療直後は産毛の濃い部分やシミやホクロの周囲などがほんのりと赤くなりますが、冷却しパックする間にほとんど消えてしまいます。ダウンタイムもほとんどなく、治療直後からメイクが可能です。シミに反応した場合、細かいかさぶたになって黒~こげ茶色に浮き上がってきます。4日から1週間かけてぽろぽろと自然に剥がれ落ちます。濃くなるといってもお化粧でカバーできる範囲です。
フォトフェイシャルM22痛み・赤みの軽減
先端部のサファイヤガラスでコンタクトクーリングを行いながら照射するので赤み、痛みが軽減されました。痛みの感じ方に個人差はありますが、ほとんどの方が、無麻酔でも痛みを感じません。
安全性の向上
安全性の向上お肌にあたるサファイヤヘッドは15×35mm、8×15mm、径6mmの3種類があり、凹凸のあるお肌にも、細やかに対応できます。OPT(Optimal Pulse Technology)による均一なパルス化(エネルギーを分割して与える方法)で、効果的で安定したエネルギーを肌に伝えるため、火傷のリスクは最小限になりました。
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の施術頻度や持続について
1回の施術で透明感が出て美白効果を実感できる方がほとんどですが、肌質を改善し、ハリ感と透明感をアップするには3週間に1回の頻度で5~6回繰り返す必要があります。とくにニキビ治療、毛穴治療は、定期的に受けていただくと、より効果が高まります。
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の痛み
ルミナス社のフォトフェイシャルM22はコンタクトクーリングが優れており、痛みの少ない治療が出来ます。冷たいジェルを塗って照射します。産毛の濃い方の生え際や口周り、シミの濃い部分では軽く熱い様な痛みを感じます。ほとんどの方が無麻酔で治療できます。痛みの感じ方は個人差もありますが、産毛が減り、肌が白くなるにつれて痛みは感じなくなってきます。お肌のトーンが上がってくると、色白肌用のフィルターに変更することが出来るようになるので、繰り返すごとに薄いシミも減り、赤ら顔も目立たなくなってきます。
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)の禁忌事項について
下記に該当される方は、この治療を受けられないのでご了承ください。
・光線過敏症の方
・光感受性を高める薬を内服/外用している方(薬の添付文書の副作用に「光線過敏症」と記載あり)
・激しい日焼け直後の方
・皮膚に無治療の病変がある方
・真正ケロイドの方
・てんかん発作の既往がある方
・施術部位にアートメイクをしている場合、色素の一部が反応する可能性があるので、施術が出来ない場合があります。必ず事前に医師に申告ください。
また、安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
詳細はお問い合わせ下さい。