ウルセラ・タイタンとの比較
『サーマクールFLX』『ウルセラ』『タイタン』ともに、熱作用によりコラーゲンの再生を促したるみを改善する治療ですが、作用する深さや熱の加え方が違うため、たるみへの効果の出方も異なります。
●熱を与える方法(エネルギーの種類)
・サーマクールは高周波(ラジオ波:Radio Frequency)
・ウルセラ(ウルセラシステム)は超音波(HIFU)
・タイタンは近赤外線(光)
●熱を与える深さ(熱の深達度)
・サーマクールは、真皮層を中心に深さ4.3㎜(皮下組織~筋膜)付近まで広範囲に加熱
・ウルセラは、照射深度が1.5㎜(真皮深層)・3.0㎜(皮下組織)・4.5㎜(SMAS筋膜や顔面靭帯)の3層に厳密に固定。
・タイタンは、1㎜~3㎜(真皮~皮下組織)を加熱。
ウルセラとの違い
サーマクールFLXは、引き締め(タイトニング)を主としています。一方のウルセラは引き上げ(リフトアップ)効果の高い治療です。サーマクールFLXは、真皮層を中心に深さ4.3㎜(皮下組織~SMAS筋膜)付近まで広範囲に加熱します。顔全体のボリュー輪郭の崩れ・フェイスラインやあご下のもたつき・口角横のだぶつきを改善(余剰部分を減らす)して小顔に導きます。また、ハリや弾力が高まるので、たるみによってひろがってしまった毛穴が目立ちにくくなり、滑らかな肌へと改善されます。
ウルセラは、照射深度が厳密に固定されています。深さ1.5㎜、3.0㎜、4.5㎜の3種類のトランスデューサーがあり、焦点を結ぶように照射することで、超音波の熱エネルギーを目的の場所に集中して照射することができます。そんなウルセラの神髄は、手術でしかアプローチできなかった、たるみに強く関与する皮膚の奥にあるSMAS層(表在性筋膜)に点状の熱凝固点を作り、収縮を起こすことで土台から引き上げたるみを改善できることです。1.5㎜(真皮深層)・3.0㎜(皮下組織)・4.5㎜(SMAS筋膜や顔面靭帯)のまでトータルなリフトアップを叶えます。頬やフェイスライン、眉が引き上がる(眼瞼下垂の軽減)ことで、顔の重心が上がりポニーテールをしたような上方向への変化が生じます。
広範囲に照射して顔全体を縮めて(引き締めて)いくサーマクールと、ピンポイントの深さで縮めて(引き上げて)いくウルセラはその効果が大きく異なるのです。ですから、両者を併用したコンビネーション治療は「皮膚の引き締め」×「筋膜(SMAS=土台)からの引き上げ」のW作用により、顔全体のたるみを改善して、さらなる若返り効果が期待できます。当院では同日にサーマクールFLXとウルセラを照射することが可能です。
タイタンとの違い
タイタンは近赤外線照射により、たるみの原因部位である真皮層全体の水分を加熱して、線維芽細胞を刺激しコラーゲン線維の再生を促します。一方、サーマクールは、真皮層を中心にタイタンより深い4.3㎜(皮下組織~筋膜)付近まで広範囲に熱が届くため、より引き締め効果が高い治療です。タイタンもサーマクールFLXも即時的効果が高い治療ですが、サーマクールは、照射後、熱変性したコラーゲン線維が創傷治癒により、6ヶ月間にわたり修復・増生されます。その結果、コラーゲン線維が再構築されて組織全体が収縮することで、老化で緩んでしまったお肌が、さらに引き締まっていくのを感じる持続性も高い治療です。タイタンで、肌の基盤となる真皮層へのアプローチを定期的に行うとサーマクールFLXの高い引き締め効果をより維持できるようになり、たるみの進行を緩やかにします。
サーマクールFLXのポイント特徴
照射医療 | 治療効果 | ★★★★★ | 痛み | ★☆☆☆☆ | ダウンタイム | ☆☆☆☆☆ |
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効果
■たるみの改善(顔・首・体)■引き締め ■小顔効果 ■フェイスラインのもたつき・輪郭の崩れ改善■口角横のだぶつき改善■二重あごの改善 ■シワの改善 ■眼瞼下垂の改善 ■美肌効果(小じわやハリ・キメの改善) ■開大毛穴の改善 ■脂性肌改善 ■ニキビの改善 ■二の腕のたるみ・腹部のたるみの改善※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。
サーマクールFLXのワンポイントアドバイスあまりにも有名な『サーマクール』、もちろん第三世代のCPTは2回ほど経験済みでした。それでも導入に至らなかった理由は‟やっぱり痛い"からでした。サーマクールの若返りの理論には大きく賛同していましたし、脂肪溶解注射だけでは消えないフェイスラインのだぶつきを引き締めることは「理想の輪郭」を手に入れるためには必要不可欠です。
実際に第四世代を体験して、「本当に痛くない」「翌日から効果が出る」「肌質が格上げされる」「感覚は感動レベル」と判断し、導入に至りました。私自身は30代半ばから年々悪化する「朝の顔の浮腫み問題」が翌日から解消したことに衝撃を受けました。そうです、知らないうちに「顔面脂肪のスフレチーズケーキ化」が進行していたため、医学的には「サードスペース(血管外の空間)」が広くなり、毎朝肉まんの様な顔になっていたわけです。今ではどんなに調子が悪い日も、朝からスッキリしたフェイスラインになり、気分上々に暮らしております。ぜひこの効果をご体験ください。
サーマクールFLXの施術の流れドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師が気になる症状についてお伺いします。治療に伴う注意点、術後のアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。
同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
サーマクールFLXの照射医師がリフトアップしたい方向やボリュームダウンさせたい部位にマーキングをします。背中に対極板を貼り、臥位にてジェルを塗りながら照射をします。施術後は、真皮の温度を適切に保つため、クーリングは基本的には行わずお帰りいただきます。
*肌に化粧や油分等が残っていると、やけどが生じる可能性がありますので、クレンジング・洗顔をしっかり行ってください。*対極板と治療部位の間にある金属類は全て外してください。
終了ダウンタイムがないので、終了後すぐにメイクをしてお帰りいただけます。