特集「梅雨入りカウントガウン エアコンにも、ぬいぐるみにも!放置すればアレルギーの原因にも‼布団を干してもダニはいなくならないって本当ですか?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
この時期にカビとともに増えるのがダニ。冬の間休眠していたダニたちが、春に暖かくなって目覚め、湿度の上がる梅雨から夏に向けて活動的になります。この時期、一気に卵を産み、増殖するので、その前にできるだけダニを減らしておきましょう。
室内に多いダニは、ヒョウヒダニやコナダニで、いずれも刺したり吸血することはありません。ただし、死骸やフンがアレルギー性の喘息や鼻炎を引き起こし、直接触れると目や鼻の周り、全身の肌にアレルギー反応が出ます。症状には個人差があるので、原因不明の発疹が出たら、皮膚科に相談をしましょう。
ダニは50℃の熱を20分浴びないと、完全に死滅しません。死骸やフンは人に被害を与えるだけでなく、ダニのエサにもなるので、こまめな掃除機がけや、湿度の上昇に気をつけることがダニ繁殖の予防につながります。
本誌では、普段開けない戸棚などを開けて風通しを良くすることや、布団・エアコン・畳・ぬいぐるみなどの手入れ法、食品の保存方法なども紹介されています。
まずは巻頭の"ダニに好かれる家度"リストでダニが住みやすい環境かチェックしてみましょう。
是非、ご一読ください。