雑誌『オレンジページ』2019年11月17日号(11月2日発売 掲載ページP48~49)

特集「シミのない〈透明感素肌〉は肌のターンオーバーがカギだった!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【シミは肌の炎症!過度な刺激を与えないことが大切】
シミには、いくつか種類がありますが、『オレンジページ』世代が気をつけたいのは〈日光性色素班〉と〈肝斑〉です。
〈日光性色素班〉とは、その名のとおり日光によってできるシミです。紫外線を浴びつづけることで細胞に傷がつき、メラニンの過剰産生が生じている状態です。対して〈肝斑〉は、女性ホルモンの影響が強いですが、過度なマッサージなどの物理的刺激でも悪化します。どちらも炎症が引き金であることには変わりません。いちばん重要なのは、これ以上刺激を与えないことです。美白有効成分も効果的です。できてしまったシミは、ターンオーバーを促進して、メラニンの排出を促しましょう。

シミ対策①.紫外線による「光の刺激」を与えない
ご存じのとおり、紫外線は美肌の大敵です。肌のエイジングの8割は紫外線による光老化といわれていて、シミはもちろんシワ・たるみ予防にも、浴びないのにこしたことはありません。これからの時季は紫外線量が少なくなるとはいえ、太陽が出ている以上紫外線は降り注いでいます。日焼け止めや日傘など、日中の紫外線対策を怠らないようにしましょう。

◇『ヘリオケアウルトラD(飲む日焼け止め)』銀座ケイスキンクリニック取扱い
ヘリオケアウルトラD 1箱(30カプセル/30日分) ¥6,000
抗酸化作用の高い成分が理想的に配合されており、紫外線以外でも発生する活性酸素から体を守り免疫力を高めてくれます。

シミ対策②.スキンケアやメイクによる「物理的刺激」を与えない
実は、『オレンジページ』世代のシミで意外と多いのが〈肝斑〉です。この場合、特に気をつけたいのは物理的刺激です。毎日のスキンケアやメイクで、ゴシゴシこすったりしていませんか?人の肌は摩擦による刺激に弱く、色素沈着の原因にもなります。コットンやブラシを使用する場合は、できるだけ上質で柔らかいものを選び、極力摩擦を避けるようにしましょう。

シミ対策③.「美白有効成分」でメラニンをつくらせない
もうすでに、シミのもととなる刺激をたくさん受けてしまった場合、残念ながらなかったことにはできません。そんな人には、美白有効成分を使ったケアが効果的です。メラニンの生成を抑える成分が配合された化粧品を使ってみましょう。

◇『ルミキシルクリーム』銀座ケイスキンクリニック取扱い 30ml ¥10,000(税別)
シミの原因メラニンの生成に関わるチロシナーゼの働きを抑える作用があります。刺激性アレルギー反応を誘発しないことが確認されているので、ハイドロキノンがあわない方にも、安心して朝・夕ご使用いただけます。

シミ対策④.「ターンオーバー」を乱さない
刺激を受け、メラニンが生成され、すでに肌表面に現れてしまったシミ。こうなると、細胞内のメラニンを排出することが必要になります。それを担うのがターンオーバー。とはいえ、ターンオーバーの周期は年齢や生活習慣によって乱れやすく、そうなるとメラニンの排出も遅れます。普段からターンオーバーを乱さない生活を心がけましょう。

【ターンオーバーを整えるには美容・生活習慣の見直しからスタート】
スキンケアの基本である〈保湿〉は、もちろん欠かせません。これには、水分だけでなく油分も必要です。肌に直接塗るだけでなく、食事などで体の内側からも補ってあげましょう。また、現代人はないがしろにしがちですが、〈睡眠〉もすごく重要です。人は寝ている間に肌の修復が行われるので、その時間を削るのはもったいないです。また、遅れたターンオーバーを早めるという点からいうと、肌表面に残っている古い角質が、ターンオーバーのサイクルを邪魔していることがあります。これをやさしくオフしてあげるのも効果的です。

ターンオーバー対策①.きちんと保湿して「バリア機能」を整える
肌が常に乾燥しているという人は、バリア機能が低下している可能性があります。そもそもバリア機能とは肌がうるおいを守る働きです。この働きが弱まると、ターンオーバーが乱れるだけでなく、外部刺激も受けやすくなり、ますますメラニンの生成を誘発することになります。バリア機能をすこやかに保つには、保湿が必要不可欠ですし、肌のキメも整います。

◇『セラミドバリアクリーム』銀座ケイスキンクリニック取扱い ¥5,000(30g)
潤いのある美肌に欠かせない角層のバリア機能に着目し開発した、天然セラミドを主成分とする当院オリジナル高機能保湿クリームです。
水分保持力・抗炎症作用が高く、アトピー性皮膚炎、超乾燥肌、ゆらぎ肌の改善が期待できます。角層のバリア機能が整うことで、ニキビや肌荒れが起こりにくくなり、キメと透明感が高まります。

ターンオーバー対策②.栄養バランスを意識して「適度に油」もとる
保湿=水分と思いがちですが、実は油分も欠かせません。とはいえ、肌表面だけに与えても体の中が不足していると、いわゆるインナードライになり、どんなにケアしてもすぐ乾燥するという悪循環になります。食事などで体の内側からも適度に補いましょう。おすすめは「オメガ3系脂肪酸」を含むあまに油やえごま油です。青魚にも豊富に含まれています。

ターンオーバー対策③.「たっぷりの睡眠」で肌の修復を促す
実は肌にとって何よりも大切なのが睡眠です。そもそも体の組織は日々活動で多少なりとも傷ついたり壊れたりしていて、それらの細胞を再生・修復しているのが睡眠中です。もちろん肌の再生作業ともいえるターンオーバーも同じです。もし睡眠の時間を削ってまで美容ケアをしているなら、最低限のスキンケアだけにして1分でも長く眠りましょう。

ターンオーバー対策④.「古くなった角質」をやさしく取り除く
ターンオーバーの乱れにはさまざまな要因がありますが、物理的な要因として、本来はがれ落ちるべき古い角質が肌表面に残っていることも考えられます。すると、肌のキメが乱れてゴワついたりくすんだりするので、やさしく取り除いてあげるのも手です。この古い角質には、もちろんメラニンも含まれているため、肌がワントーン明るく感じるかもしれません。

【こちらもチェック!】
◇ふきとり化粧水
最近人気のふきとり化粧水も上手に使えば効果的ですが、過剰な刺激は禁物です!
量が少ないとコットンの線維で肌を傷つけかねないので、たっぷりつけてやさしくなでるようにふきとりましょう。あとに使うスキンケア成分の浸透もよくなって一石二鳥です!

◇クレンジングや洗顔
本来ターンオーバーが正常ならば、クレンジングや洗顔で自然とはがれ落ちるはずの古い角質。気になる人は、酵素で角層を溶かすアイテムを追加してもいいかもしれません。その場合、長時間肌につけたままにせず、サッと落としてサッと保湿を心がけましょう。

◇『アクセーヌ リセットウォッシュ』銀座ケイスキンクリニック取扱い ¥3,000(200ml)
泡状洗顔料で肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。保湿+角質柔軟効果のある天然多糖類の働きにより、肌をやわらかく整えます。また、角質除去成分「グリコール酸」の効果で、余分な角質を除去。ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。

是非、ご一読ください。


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