2016年の「ニッポン美肌県グランプリ」が発表されました。これはポーラ化粧品が毎年発表しているランキングで、独自の技術で得たスキンチェックの情報を分析し、「美肌偏差値」として数値化したものだそうです。「美肌偏差値」以外にも県ごとの気象環境や生活習慣など、肌への関連が予測される因子も発表されています。
今年はこれまで4連覇だった島根県がランクダウンし、広島県が美肌ランキングトップになりました。ポーラ社では、今年の広島県は年間を通して降水量が高く、紫外線を軽減できたことが影響していると分析しています。
そこで、他にも美肌のヒミツがないのか...?慶田院長が皮膚科専門医として解説しました。
広島県の名産「牡蠣」には"美肌ミネラル"と呼ばれる亜鉛が豊富です。亜鉛は皮膚が生まれ変わるターンオーバーを助ける効果があり、コラーゲン生成、たるみ・しみ予防に欠かせない成分です。また、牡蠣と一緒に摂取するレモンに含まれるビタミンCには、高い抗酸化作用があり、美肌・老化防止効果が期待できます。実は広島県はレモンの生産量が日本一。牡蠣とレモンの二つの名産品が広島の女性の美肌を作っているのかもしれませんね。これからお鍋が美味しい季節です。牡蠣鍋も候補に入れてみてくださいね。