日本テレビ『ヒルナンデス!』 2017年6月22日OA内容をご紹介します。
「便利グッズを探せ!即買いバトル!」
『渋谷LOFT』の便利グッズを紹介する企画で、慶田院長がアロマと睡眠や健康の関係について解説をしました。
安眠は健康の基本であることは間違いないですが、その理由は何でしょう。実は、眠っている間に、成長ホルモンやコルチゾールなど色々なホルモンが分泌され、私たちの体の再生や修復に役立っています。質の良い睡眠がたっぷりとれると、これらのホルモン分泌が促進され、疲労回復はもちろん、お肌の老化防止にもつながると言われています。
Q.アロマというと何となく安眠に良い気がしますが、実際のところどうなのでしょうか?
A.アロマオイルの香りは、安眠効果が期待できます。人間の感じる五感のうち、嗅覚が最も脳にダイレクトに刺激を与えると言われています。実際、薬学領域では、アロマと脳機能の関係に関する研究が進み、感情・情動や記憶、自律神経の調整など多彩な効果が実証されてきています。ある特定の香りを嗅ぐと、思い出が鮮明に蘇るというご経験もあるのではないでしょうか?
そのため、寝る前にアロマオイルのようなリラックスできる香りを嗅ぐと、副交感神経が優位になり、安眠効果が高まると考えられます。もちろん、精油によっては反対に覚醒し眠気が飛んでしまうものもありますので、購入前に十分吟味してくださいね。
放送ではお伝えできませんでしたが、安眠効果のあるとされる精油は、ラベンダー、カモミールローマン、スイートオレンジ、ネロリ、ベルガモット、マジョラム、クラリセージなどです。クラリセージは月経痛やPMSにも効果があると言われていますが、子宮収縮に働くので、妊娠中の使用はお避け下さい。
銀座ケイスキンクリニックでは、院内にアロマディフューザーでラベンダーやオレンジなどの香りを漂わせ、患者様が少しでもリラックスしていただけるようにしてお迎えしています。アロマオイルの効能は、精油の特性に加え、「自分好みの香りであること」も重要です。実際に嗅いでみて、「癒されるな、好きだな」とお感じになるアロマオイルを選んでくださいね。
ストレスは、自律神経に影響し、肌代謝を乱して直接肌へ悪い影響を与えることがあります。最近では、ブルーライトが脳のストレスになるメカニズムもわかっています。目からの刺激で脳が興奮状態になり、睡眠の質が落ちることも。
美肌のためには、栄養や睡眠といったインナーケアがとっても重要。睡眠は肌の修復をする大切な時間です。良質な睡眠をとるようにこころがけましょう。
是非、ご参考になさってください。