特集「紫外線を浴びずに済む夏、体の中からもUVケアを 医師が教える美白レシピ5」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
歳を重ねるにつれ、シミやくすみが目立ってくるのは、細胞の酸化を抑える抗酸化力が落ちてくるのが主な原因。対抗するためには、抗酸化作用の高い食品を日々の食事に取り入れ、体の中からのケアも意識していきましょう。
夏といえば海水浴ですが、今年はコロナ禍により海開きを中止した海水浴場も少なくありません。〝おこもりムード〟が継続するこの夏は、外で紫外線を浴びる機会が減り、美白に磨きをかける絶好のチャンスといえそうです。
ただし、夏は室内でも紫外線には油断できません。紫外線は酸化の大きな原因。細胞の酸化とは体のサビともいえるもので、蓄積すると体全体の老化につながっていきます。紫外線を浴びてメラニンが発生し、シミやくすみができるのも、酸化ダメージの1つです。
美白を目指すには、この酸化をブロックしなければなりません。若いときは体に備わっている抗酸化力のおかげで乗り切れますが、30代後半からはその力が衰えてきます。
【"美白"に効果的な食材を一挙ご紹介!】
そこで、慶田院長が提案するのが、抗酸化作用の高い食品を積極的に取り入れた食事です。栄養素でいえば、ビタミンA、C、E、そして様々なポリフェノール類。これらを豊富に含む食品を意識してとりましょう。抗酸化物質を多く含むのは、色素が濃く、カラフルな野菜と覚えると、食材選びに役立ちます。その代表が、トマト、パプリカ、にんじん、かぼちゃ、ナス、紫キャベツ、ブロッコリー、オクラ、モロヘイヤ、アスパラガス、インゲン、ズッキーニなど。
肉では、鶏や豚のレバーにビタミンAが豊富です。魚なら、サーモンやエビはアスタキサンチンを多く含みます。アスタキサンチンは、サーモンや甲殻類などの赤い色の元となる色素で、高い抗酸化力を誇ります。
フルーツやナッツ類にも抗酸化作用の高いものが多い。スイカ、ブルーベリー、キウイフルーツ、オレンジ、グレープフルーツ、アーモンド、くるみなどを料理やデザートに取り入れてみてはいかがでしょうか。ただし、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類は、朝食に食べるのは避けたほうがいいでしょう。ソラレンという紫外線吸収物質を含むため、日焼けを促進するといわれているので、食べるなら日没以降の時間帯が安心です。
慶田院長おすすめの抗酸化作用の高い食材を使ったレシピを、料理研究家の木村幸子さんに考案いただきました。毎日の食卓に取り入れるのはもちろん、料理のヒントにしてみてはいかがでしょうか。
夏場なので、食欲が落ちているときでも食べやすく調理することがポイントです。スパイスを使って食欲をそそるよう仕上げたり、冷製スープなど喉越しがよく飲み込みやすいメニューを取り入れたりと、工夫してみましょう。
大事なのは、毎日続けることです。紫外線による酸化ダメージを、その日、その場で迎えうつことに意味があります。また、特定の食材に集中せず、複数の食材を組み合わせましょう。チームで働かせてこそ、効果が高まります。この夏は、おうちでおいしく美白ケアをしてみるのはいかがでしょうか。
また、サプリメントでUVケアをプラスすることもおすすめです。当院では、紫外線によって生じる活性酵素のダメージを軽減する飲むタイプ飲む日焼け止め『ヘリオケアウルトラD』・『ソルプロプリュスホワイト』をおすすめしています。酸化と糖化を同時に予防するこれらのサプリメントは、皮膚だけでなく、血管や臓器の老化を予防する効果も期待できます。
是非、ご参考になさって下さい。