ヘルスケアアプリ『FiNC』2020年3月28日更新

特集『SPFとPAの違い、分かる?日焼け止め選びのQ&A』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

季節は巡り、紫外線量も日に日にアップ。「今年こそは焼かない!」と決めたなら、日焼け止めを選ぶポイントもしっかり押さえておきましょう。
実際にどんなタイプを選ぶべき?数値の高い日焼け止めは肌荒れしない?など、日焼け止めにまつわる疑問にお答えします。

Q:SPF、PAって何ですか?
A:SPFはUV-B、PAはUV-Aの防御効果を表した数値です。

◆日焼け止めは重ねづけすることがポイント!
「SPFは紫外線を浴びてから肌が赤くなるまでの時間を、日焼け止めを使わなかったときに比べて何倍長くできるかを表した数値です。例えば、SPF50は単純計算で50倍に延ばすことができるということ。ですが、この数値はかなり厚塗りをして測定したものなので、現実的なものではありません。通常の塗り方では1/5程度になるので、SPF10相当。さらに塗り方が薄く、ムラがあると日焼け止めの効果が十分に発揮されません。重ね塗りをして、少しでも効果を高めることが大切です。
PAは+の数によって日焼け止めを塗っていないときに比べて肌が黒くなるまでの時間を延ばすことができる程度を表しています。例えばPA++++であれば16倍以上に。そのため、日差しの強い日はSPF50、PA++++以上の日焼け止めがおすすめです。」

Q:数値の高い日焼け止めで肌が荒れないか心配です...
A:素肌で日焼けをするほうが肌トラブルにつながります。

◆しっかり保湿をすることを意識しましょう!
「SPFやPA値が高いという理由で肌に負担がかかることはないと言われています。かぶれるなどの症状が出る場合は、肌質に合っていないので、ご自分の肌に合う商品を探してください。逆に素肌で日焼けをするほうが角質のバリア機能が低下して、乾燥やごわつきの原因になります。スキンケアは普段通り行い、しっかり保湿することを心がけましょう。また、全身に血液や栄養、酸素が行き渡るようにウォーキングなど体を軽く動かすことも重要です。」

Q:去年の日焼け止めを使っても大丈夫ですか?
A:新調することをおすすめします。

◆日焼け止めは定期的に買い換えるのがおすすめ!
「日焼け止めは時間経過に伴い、変質してしまう可能性があります。特に開封済みであれば酸化してしまうので、定期的に新しいものに買い換えるのが望ましいでしょう。
顔用、ボディ用、持ち歩き用などシーンによって数本を使い分けている場合は別ですが、1本のみであれば3カ月〜半年以内に使い切るのがベスト。昨年の日焼け止めが残っている時点でしっかりとUVケアができていない証拠です。」

Q:日焼け止めを選ぶコツを教えてください。
A:生活スタイルに合ったタイプや本数を選びましょう。

◆ライフスタイルに合った種類と本数を用意!
「用途ごとに使い分けができる日焼け止めがたくさんありますが、数が増えれば使い切れずに劣化してしまいますので、自分のライフスタイルに合ったタイプや本数を揃えてください。普段デスクワークが中心でインドア派の人であれば顔と体用で十分です。家用と持ち歩き用に分けるのもいいかもしれません。野外レジャーに出かける機会が多い人はプラスでウォータープルーフタイプを買い足しましょう。」

今年からはUVケアのエキスパートとして、日焼け止めを選ぶところからこだわってみませんか?

当院取扱いの『ヘリオケア360°ミネラル』50ml ¥4,800(税抜き)は、飲む日焼け止めで知られる『ヘリオケア』ブランドの、塗るタイプのウォータープルーフの日焼け止めです。SPF50+、PA++++でシミ・シワの原因となる紫外線に加え、皮膚を障害する高エネルギー可視光線(ブルーライトなど)、たるみや赤ら顔を誘発する近赤外線もブロック。
オイルフリーでベタつかず、ノンケミカルなので、赤ちゃん、敏感肌、アトピー性皮膚炎の方もご使用いただけます。シダ由来の有効成分ファーンブロックに加え、フェルラ酸、コーヒー酸、ビタミンC、E、生体模倣メラニン、プロタウリンも配合で、抗酸化力は非常に高く、光老化の完全予防が可能になりました。飲むタイプのヘリアオケアウルトラDと組み合わせれば最強です。
当院取扱いの『LA ROCHE-POSAY UVイデアXL』30g¥3,400(税抜き)は、SPF50、PA++++で、乳液クリームタイプのしっとりした使用感です。白く残らない為、化粧下地としても使いやすく、普通の洗顔料で落とせる日焼け止めです。紫外線だけでなく、PM2.5や花粉症などの大気中物質からも肌を守るのでおすすめです。

是非、ご一読ください。


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