「よしたけナンダーランド」のコーナーを慶田院長が監修しました。
"乾燥から唇を守ろう"というテーマでリップケアについて解説しました。
唇は頬などに比べて水分を保つ角層が薄く、常に外にさらされているため、とても乾燥しやすい部位です。乾燥がすすむと角層の柔軟性が失われ、ひび割れてしまうこともあります。唇の乾燥を守るために必須のアイテムといえばリップクリームですが、その選び方と使い方にはコツがありますので、今回はそのポイントを解説しています。
リップクリームは作用が高い順位に...治療・予防が目的の「医薬品」、荒れるのを予防する「医薬部外品」、荒れるのを予防し、美化するのが目的の「化粧品」の3つに分類されています。唇が乾燥しているときは、治療効果が高い「医薬品」を選びましょう。
そしてリップクリームを効果的に使用するコツが2つあります。
1つ目...「取り出してそのまま塗るのはやめましょう」開けたばかりのリップクリームは固く、そのまま使用すると唇が無理に引っ張られて、ひび割れてしまう原因になることも。唇に軽く押し当てて、体温で少し溶かしてから塗るのが正解です。
2つ目...「横に塗るのはやめましょう」唇のシワは縦に入っているので、口をすぼめたままで、横に塗ってもリップクリームの成分が浸透しにくいのです。縦に走っているシワに沿うように塗るのが正解です。口を「い」と発音する形にすると、シワが伸びて縦ジワにもしっかり塗ることができるのでおすすめです。
効果的なリップケアで、唇を乾燥から守りましょう。