週刊誌「SPA!スパ」2021年4月20日号 (4月13日発売)

特集「やっておくと超ラクになる「介護脱毛」」(掲載P38~P39)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。
SPA!独自の鋭い視点で、親の介護まえにすべきことをリスト化した特集です。

【親が死ぬ前にやることリスト30】
老親のカネ、介護の準備、実家や墓の整理等...。要介護になってから始めては、既に手遅れかもしれません。まだまだ元気な親でも、介護やさらに死後に向けての準備は必要です。いつかは来る「親の介護や死」にどう備えるべきかというテーマで、介護脱毛の観点からお話させて頂きました。

■やっておくと超ラクになる「介護脱毛」
アンダーヘアの脱毛を親に促すのも介護の事前準備として有効です。当院では、女性を中心に介護脱毛する40~60代の人は3年で6倍強に増えています。
介護状態ではお風呂も制限され、おむつ生活を余儀なくされます。そうなると便や尿、汗や皮脂など、アンダーヘアには様々な汚れがこびりつきます。オムツ交換の頻度は決まっているので、してから直ぐにオムツを替えてもらえることは無いからです。

汚れが毛に付着したまま放置すると、臭いやおむつかぶれ、感染症の原因となり、病変にも気づきにくくなってしまいます。ご高齢だと脱毛に抵抗のある方も多いと思いますが、脱毛して清潔に保つことは、介護者の負担軽減だけでなく、被介護者のトラブル回避にも繋がります。お互いの為になる点をふまえて、親と介護脱毛について話し合ってみましょう。

介護脱毛に際して注意すべき点として、レーザーは白髪には反応しないので、アンダーヘア脱毛はまだ黒い陰毛が残っている70代前半までに行ってください。また、脱毛サロンでは衛生面の管理が不行き届きな場合があり、脱毛治療で感染症になった事例もあります。さらに、熱傷のリスクもあります。介護脱毛はそれなりにお金のかかる処置ですが、安全のためにも医療機関を受診することをおすすめします。

レーザー脱毛
レーザー脱毛とは、黒色にだけ吸収される波長のレーザーを照射することで、毛根周囲に存在する毛を作り出す組織(毛乳頭や毛包幹細胞)に熱によるダメージを与えることで脱毛する医療行為です。日本人のデリケートゾーンは生理的に浅黒いので、はじめの3回で毛が柔らかくなり5回程度で、処理が相当楽になり、8回ほどの施術でほぼ毛が無くなります。下着の蒸れなども軽減され快適になりますので、将来の介護を見据えて早めに脱毛することをおすすめします。60歳以降の女性の場合、アンダーヘアの毛量も減ってくるので、上記よりも少ない回数で十分な減毛を実感いただけます。

≪VIOラインセット≫1回¥45,000/5回¥180,000(¥36,000/1回)

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