テレビ東京『SPORTSウォッチャー』 2018年12月22日(土)OAに慶田院長がVTR出演いたしました。
特集「破天荒&ワイルドな一流アスリート久保竜彦さんから学んでみました」
アスリートのライフスタイルに密着し、魅力の秘訣を探る特番です。
今回、慶田院長が解説したのは、元日本代表の久保竜彦さん42歳です。現役時代は「ドラゴン」と呼ばれ、高い跳躍力と、スピードプレイでお馴染みでしたが、山で鹿と戦って捕らえて食べたり、監督が嫌で仮病で日本代表を辞退したりと、数々の破天荒な伝説を持っています。
現在は山口県の港町に暮らし、仕事は週末だけ、あとは好きなことだけして暮らすという、オレ流スローライフに密着取材です。
週末はサッカー解説やコーチを務め、平日は畑で野菜作り。他にも趣味で塩を手作りしたり、最近始めた陶芸にもはまっているそう。
一年中どこに行くにもビーサンにジャージ姿で、現役時代と変わらず坊主頭に無精ひげがトレードマーク。見た目からワイルド、なかなか個性的な方です。
そんな久保さん、体の洗い方もオレ流ワイルドで、シャンプーも石鹸も一切使わない主義だそうです。ベタベタする時はシャワーで洗い流せばOK、特に気になる体臭はないとのこと。
『NOシャンプー&NO石鹸ライフってあり?』
一流アスリートに学ぶ企画ではありますが、NOシャンプー&NO石鹸ライフは試してみる価値ありなのでしょうか⁉
その疑問に、医学博士の慶田院長が皮膚科の専門医として、解説しました。
「...きちんとつかうことをおすすめします。」
本来なら男らしさ真っ盛りの40代の久保さん。「ミドル脂臭」が気にならない方が不思議です。
『NOシャンプー&NO石鹸ライフでも臭くならない理由は...』
「久保さんはアスリートなので代謝が良く、臭いの元となる老廃物が排出されやすい体質と推測されます。そのため1日に何度も洗い流すだけで清潔が保てていると、考えられます。」
特に皮脂の分泌が多いのは、頭皮、顏Tゾーン・顎、胸部、背部など、皮膚科用語で『脂漏部位』と呼ぶエリアです。これらの部位は、皮脂腺が大きく発達し、皮脂が多くなります。
皮脂はお肌にとって大切な潤い成分ですが、時間の経過とともに酸化するとニオイの原因になります。汚れた皮脂は肌の刺激になって肌荒れを引き起こしたり、角質と混ざって毛穴を詰まらせてニキビを誘発したりと、様々な肌トラブルの原因になります。皮脂の酸化リスクは、抗酸化力が低下する40代以降一気に高まります。
女性で乾燥が気になる方であれば、皮脂が多い部位は毎日優しく泡洗浄、それ以外の部位は毎日は洗浄剤を使わなくてもOKです。一般的に男性は皮脂量が多く、ほとんどの方は毎日洗浄剤を使っても洗いすぎにはなりません。毎日しっかり洗浄剤を泡立て、ゴシゴシ擦らずに泡で優しく洗うと良いでしょう。頭皮も皮脂が多い部位なので、男性は久保さんのように短髪の方でも毎日シャンプーをした方が、ニオイの予防につながります。
また、外性器周りや足など汚れやすいところも、洗浄剤を使っていただきたいですね。
すすぎは皮脂をとりすぎないように、ぬるめのお湯で洗い流し、乾燥を予防しましょう。
こうすれば、肌のバリアを失うことなく、清潔と美肌を保つことができます。
是非、ご参考になさってください。