特集「汗をかいた時のにおい、子供だけじゃなくて、私だった!?汗だくママの脇・頭皮のにおい撃退法!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
<脇のにおいの解決策は...30代半ば過ぎると加齢臭の危険性もあり。汗を止める・拭く。放ってキツくなる前の一手が重要>
汗は本来、無臭ですが、皮脂と混ざり酸化したり、常在菌に分解されたりすることでにおいが発生します。35歳くらいからは抗酸化力が低下し、40代以降は皮脂分泌を抑える女性ホルモンも減少し始めます。皮脂が過酸化脂質に変化しやすくなり、いわゆる〝加齢臭〟が出現し始めるのです。汗の中の乳酸が常在菌に分解されジアセチルに変わると〝ミドル脂臭〟に。皮脂分泌の多い頭皮や首などが特に臭うのですが、汗がこもりやすい脇は、強く感じることも。ワキはもともと、アポクリン汗腺が多く、ワキガとなって臭いやすい部位です。普段、汗をかく習慣のない人、油ものなどをよく食べる人はリスクも高くなります。汗を放置すると、酸化は進み、においはさらにキツくなってしまいますので、汗を洗い流す、拭くことに加え、今、出ている〝汗を止める〟制汗剤を上手に併用しましょう。
脇のにおいやすさチェック!
☑あまり汗をかかない
☑湯船に浸からない
☑ニンニク、油もの、お酒が好き
☑身体が乾燥しがち
☑運動をほとんどしない
この季節、抱っこや送迎、公園遊びでママも汗だくに!実は女性も年齢と共に臭いが変わってきます。本誌では、効き目の長い制汗剤や殺菌効果に優れたデオドランドグッズも掲載されています。
脇汗やワキガ(腋臭症)が気になる方は、ボトックス注射がおすすめです。
汗の元となるエクリン汗腺、ニオイのもととなるアポクリン汗腺両方の働きを弱めます。腋臭の軽減にも効果的。初夏から夏に大人気の治療です。
ボトックス注射(多汗症・腋臭症)
是非、ご一読ください。