特集「今こそ見直そ!ちゃんとできてる?クレンジング&洗顔」(掲載P142~145)に慶田院長の監修・取材記事が掲載されています。
【今年こそ見直そ!ちゃんとできてる?クレンジング&洗顔】
毎日なんとなく顔を洗うのが習慣になっていませんか?今すぐ"なんとなく"の習慣は卒業しましょう。クレンジング&洗顔は「肌を変える」と言われるほど大事なステップです。可愛いメイクも洋服も、触りたくなる素肌があってこそ引き立つもの。この機会に正しいクレンジングと洗顔テクをおさらいして、美肌力をUPしましょう!
■その肌トラブル、毎日のクレンジング&洗顔が原因かも?
「洗う」を怠ると皮脂が酸化し、それが角質を刺激し厚くなり、毛穴が詰まってニキビができる悪循環に陥ります。また、花粉などの抗原物質が肌に付着すると肌荒れの原因になります。毛穴の詰まり、ニキビ、乾燥、ゆらぎなど様々な肌トラブルを生まないよう、洗顔の習慣を見直しましょう。
≪肌トラブルの原因になるNG習慣とは?≫
NG①:一日中家にいたから洗顔しない
室内にいても肌は汚れ、皮脂も出るので洗顔はマストです。メイクをしたならクレンジングももちろん必要です。
NG②:クレンジングしながらのマッサージ
クレンジングしながらのマッサージはクレンジングの時間が長くなり肌への刺激になります。皮脂が溜まりやすい箇所を軽くクルクルする程度にしましょう。
NG③:ベタつくから何度も洗う
ベタつく理由は皮脂だけではありません。汗でベタベタするなら水洗顔で流れます。頻回に洗顔すると皮脂と同時にバリア機能も落ちるため、頻度は1日に2回までにしましょう。乾燥しキメが粗くなることでベタつきを引き起こすこともあります。洗浄力の高い洗顔料を使っている場合は見直しましょう。
NG④:乾燥肌だから朝はお湯ですすぐだけ
睡眠中も皮脂は分泌され、肌も汚れます。また、前夜のスキンケアでオイルを使ったらそれも酸化します。朝も洗顔料を使いましょう。
NG⑤:ニキビがあるからゴシゴシ落とす
洗浄剤はこすらずとも化学的な作用で汚れを落とします。最近は乾燥がきっかけでニキビができる方が増えています。洗うことで必要なものまで奪われるため、洗いすぎは禁物です。
■基本の『クレンジング&洗顔』をマスターしましょう
"優しく&しっかり"がカギ!肌が変わります!
① ポイントメイクを落とす
まずマスカラやラメシャドウ、落ちにくい処方のリップからオフしましょう。コットンに専用リムーバーを馴染ませ、優しく撫でるように落としましょう。マスカラはコットンでまつげをはさむようにして優しく落とすと良いでしょう。
② クレンジング剤をなじませる
クレンジング剤を指先で円を描くように優しく肌に馴染ませます。指先が軽くなったら乳化したサインです。
③ 洗顔は「指でなく、泡で」が鉄則!
洗顔料はしっかり泡立てるのが鉄則です。手が直接肌に触れることなく洗えるようこんもりと泡立てましょう。
④ 皮脂多めのTゾーンから洗おう
ベタつきやすいところから徐々に広げ、最後に目周りを洗いましょう。ベタつきが気になる箇所は30秒程度、泡をのせておくと効果的です。
⑤ すすぎはぬるま湯で!
すすぎは熱めのお湯も水もNGです。人肌くらいのぬるま湯で、泡をしっかり落としきりましょう。シャワーの水を顏に直接当てるのも刺激が強いので水流を相当弱めるか、手で水をすくって洗いましょう。
■自分の肌やライフスタイルに合う『クレンジング&洗顔』を探しましょう
≪クレンジング≫
・『オイル』素早くメイクを落とせます
メイクをスピーディーかつスムーズに落とせるのがオイルの利点です。指がふわっと軽くなるまで優しく乳化させましょう。
・『敏感肌無向け』クレンジングや洗顔にも優しさを
若い世代はストレス耐性が低いため肌のゆらぎを感じている人が多い印象です。より優しい洗顔を心がけて。また赤みや湿疹があるなら皮膚科へ相談しましょう。
・『拭き取りシート』"メイクをしたまま寝る日"をゼロに
疲れてクレンジングしたくない日に備え、シートタイプのメイク落としを持っておくと良いでしょう。なるべくこすらず落としましょう。
◎『ナビジョンDRメーククレンジングオイル』
デリケートな肌に負担をかけずに、ファンデーションやマスカラ、日焼け止めなどの汚れをしっかり取り去るメーク落としです。高い洗浄力があり、こする必要もなく短時間で乳化するので、毛穴の奥や目周りもメイク残りなくスッキリ洗うことができます。資生堂から販売している医療機関専売商品になります。極めて酸化しにくいオイルで、潤い成分も高いので安心してお使い頂けます。
≪洗顔≫
・『泡で出てくるタイプ』便利アイテムを上手に活用
洗顔は基本、泡で洗うものです。泡立てが面倒だったりうまくできなかったりするなら、フォームタイプを活用しても良いでしょう。
◎『アクセーヌ リセットウォッシュ 泡状洗顔料』
弱酸性のきめ細やかな泡がお肌のバリアを守りながら汚れをしっかり吸着します。肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。余分な角質を除去して肌を柔軟に整えます。ボトルをプッシュするだけでスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。