特集「"汚尻"が急増中!? 黒ずみヒップの原因とケア法を専門医にASK
デスクワークの人はもちろん、おこもりで座りっぱなしの人も注意!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
ドレスを美しく着こなすため、お風呂上がりにバックスタイルをチェック。そこで、ふと目に飛び込んできたのはヒップの頑固そうな黒ずみ&ザラッとした質感!式当日は見えないパーツだとしても、おしりへの意識を高めて自信に満ち溢れたボディを手に入れましょう。
【しつこいヒップの黒ずみ、原因は3つ】
本来なら紫外線の影響も少なく、黒ずみやくすみとは縁遠そうなヒップ。実際は、顔の肌以上にダメージを受けやすいのです。
① 摩擦
顔も強くこすると色素沈着を起こすのと同様に、ヒップは下着による摩擦が24時間ほぼかかっているパーツ。顔以上に黒ずみやすいのです。
テレワークが推奨される今、おしりへの負担はより過酷になっているようです。ずっと椅子に座っていると必然的に上半身の体重がヒップにかかり、長時間圧迫された状態になります。特にスリムな方は、クッションとなる脂肪が少ないため、物理的刺激が大きくなり、より色素沈着が起きやすいと言われています。
② 乾燥×炎症でメラニンが増加+脂肪の萎縮
メラニン色素と聞くと紫外線によるシミを思い浮かべる人もきっと多いはずです。しかしメラニンは、炎症でも増えるというのは意外と知られていない事実です。乾燥し水分保持力がなくなった肌は軽微な刺激で炎症を繰り返します。炎症をきっかけに、少しずつメラニンが増えて、黒ずみとして表面化します。また、乾燥により角層もゴワッとしてしまい、余計にシワシワに見えたり黒ずんで見えたりします。これはワキなど、他のパーツにも言えることです。お肌の透明感はメラニンだけでなく、角層の水分量が鍵だからです。
さらにヒップ下方は、加齢とともに脂肪が萎縮してくるとシワが寄りやすくなります。シワがよると皮膚の凹凸の影が黒く見せてしまいます。このような現象はひじでも生じます。
③ 性ホルモンの変化
思春期から閉経までの性成熟期は性ホルモンの作用で、乳輪や外性器周りのメラニンが増えます。ヒップやワキなどの軽い黒ずみであれば誰でも起こりうることです。
早速自分のヒップを触って、質感をチェックしてみましょう!黒ずみだけでなく、触ってカサつきやザラザラを感じたら、生活習慣による黒ずみの可能性が大きいかもしれません。
【どの肌タイプかLet'sジャッジ!】
黒ずみのメカニズムをマスターしたところで、併せて見直したいのが、自分が生まれ持った肌質。実は、数ある肌質のなかでも、黒ずみを早く解消できるタイプが存在するとのこと。
日本人の肌質は大きく3パターンに分けられます。
タイプ1 生まれ持った肌の透明感が高く、日焼け後赤くなっても黒くならないタイプ
タイプ2 日本人に最も多いと言われる、日焼け後赤くなって黒くなるタイプ
タイプ3 日焼けしても赤くならずそのまま黒くなり定着してしまうタイプ
黒ずみケアに関して、タイプ1は効果が早く感じられ、タイプ3の肌質の方が最も改善に時間がかかります。自身の肌質に合わせて、根気良くケアプランを立てるのが成功の近道といえます。
【クリニックケアで美ヒップのテコ入れを】
黒ずみケアの足がかりとして、そして何よりも即効性を求めるならクリニックでのケアに挑戦するのが一番の近道です。
「VIOのレーザー脱毛」施術を機にボディの黒ずみに気づいた方や、来たる水着シーズン前のケア、パートナーと過ごす時間に自信を持ちたいなど、きっかけはさまざまです。ヒップなどの見えないパーツまでブライトニングされる方は年々増加しています。
当院で人気なのは、ザラつきをなくし、コラーゲンを増やし、美白作用もある『ミラノリピール』と、黒ずみの元を粉砕する『ピコトーニング×ピコフラクショナルレーザーのダブル照射』を組み合わせたコンビネーション治療です。
回数を重ねることでピコレーザーの衝撃波でコラーゲンも生成され、ぷるんとしたハリのある肌質になるのも人気の理由です。
今回の取材では、実際にヒップのつけ根と尾てい骨から臀裂にかけての黒ずみにお悩みのライターK様が当院の施術を体験しました。
K様は、先ほどの肌質の3番、黒ずみが改善されにくいタイプでした。
カウンセリング後、STEP1『ミラノリピール』からスタートです。TCA(トリクロロ酢酸)やAHA、BHAなどの5種類の酸がブレンドされたグリーンの液体をヒップに塗布し、時間を置くこと10分。時折、ピリッと軽い刺激を感じることがあったようですが、それは一瞬で、施術中のストレスは全くないとのことでした。『ミラノリピール』は、TCAが50%と高濃度ですが、国際特許取得の特殊な製法により、赤みや治療中の刺激(ヒリヒリした灼熱感)が出にくいのが特徴です。
そして、『ミラノリピール』をしっかり拭き取った後は、STEP2『ピコトーニング×ピコフラクショナルレーザーのダブル照射』。
当院で採用しているピコレーザーは厚労省承認機シネロンキャンデラ社製の『PicoWay(ピコウェイ)』です。ピコレーザーの中でも最もハイスペックと評判の機種で、例えるならば、岩状のメラニン色素を一瞬でパウダー状に粉砕するかのような高い切れ味が魅力です。メラニンがパウダー状になると目に色素として認識されにくくなるので、直後から白くなり患者様は皆さまびっくりされます。レーザーは、黒ずみが顕著な部分は軽く熱さを感じることがあるものの、脱毛経験者であれば全く問題のないレベルです。
~ライターK様 施術のリポート&感想~
ヒップのつけ根のみならず、皮膚を丁寧に伸ばしながら臀裂の黒ずみにも抜かりなく医師が照射してくれるのが嬉しい!痛みが軽かったので、この間にアフターケアのポイントや下着選びのコツを詳しく聞けたのも良かったです。
その晩の入浴前に鏡を見てびっくりしました。最も感激したのは、ヒップ全体の肌色が湾トーン明るくなったことです。ヒップはふんわり白く、太ももや背中の方がむしろ黒いと感じられるほどでした。また、ミラノリピールのお陰で、物心ついた頃から改善されることのなかったヒップのザラザラがつるんとなめらかになりました。
■価格■
ミラノリピール
臀部 1回 ¥30,000
ピコトーニング&ピコフラクショナルレーザー
臀部 1回 ¥42,000
【美尻をつくる下着の選び方】
どんな柔らかい生地であってもショーツの内側に縫い目やレースなどがあっては刺激となります。また、Tバックもビキニラインには優しいように見えますが、臀裂部には強い摩擦がかかってしまいます。一番負担にならないのは、無縫製のボクサーパンツ型です。
とはいえ、美しいランジェリーは女性にとって欠かせないアイテムですよね。シーンによって使い分けできると良いですね!
【保湿は成分を必ずチェック】
つるんとした柔らかな肌質をキープするために欠かせないのが保湿です。デリケートゾーンに近いパーツではありますが、必ずしもオーガニックである必要はありません。むしろ、ヒップケアにおいて最も重要なのは"保湿成分"が配合されているかどうか。例えばセラミド、グリセリン、スクワラン、ヒアルロン酸、アロエエキスなどが配合されているものでケアを行ってください!
一方で、オイル100%のものは角層を柔らかに保つエモリエント作用に優れていますが、水分そのものを保持する機能はほとんど持っていません。ですから、オイルを使用する場合は、モイスチャライザーを併用してこそ、最大限の効果を発揮します。角質層のコンディションを整えたり摩擦に打ち勝つバリア機能を高めたりするためにも、必ず成分表をチェックしてくださいね。
当院オリジナルのモイスチャライザー、『セラミドバリアクリーム』は、天然セラミドが主成分で、乾燥の気になるお肌や、敏感に傾きやすいお肌をやさしく守ります。
銀座ケイスキンクリニック取扱い 30g ¥5,000(税別)
普段見えない部分ですが、女性らしさをアピールできるパーツだからこそ、‟汚尻"は残念です。お手入れ次第で、‟美尻"に生まれ変わることができます!
エルマリアージュの記事ですが、ヒップは女性なら誰もが気になるパーツ。女性らしい、柔らかく美しい皮膚に生まれ変われば自信もアップします。
是非、ご参考になさってください。