特集『「こわい顔」「気むずかしい顔」をフレンドリーにしたい』に慶田院長の監修記事が掲載されました。
眉間のしわを最新のボトックス治療で解消する
『日経Goody オトコのお悩み相談室』は、近頃まだまだ男盛りといわれる中高年の体
の悩みを、数々を著名な医師に尋ね、その原因と対処法をコミカルで分かりやすく解
き明かすWEB媒体です。
人間の表情を作りだしている筋肉が「表情筋」で、顔面、頭部、首の一部にある皮膚
を動かす筋肉で眼のまぶたを動かしたり、食事のときに口を動かしたりする役割も
担っているます。毎日、人々のコミュニケーションに重要な役割を果たしている表情
筋ですが、あまり酷使し続けると、やがて顔の印象が大きく変わっていくこともあり
ます。
表情筋の動きが作るしわが加齢によって深くなる
驚いたときには眉が上がり、不快なとき、一生懸命ものを考えるには眉をひそめ、物
をじっくり見ようと目を細めることもあります。こうしたとき、おでこには横方向
に、眉間には縦方向にシワが寄り、大笑いすれば目尻にもシワが寄ります。このよう
な表情筋によるシワは、若いうちなら、すぐに元通りになるのですが、皮膚を伸び縮
みさせる表情をくり返していると、年齢とともに少しずつクセとなって、いつまでも
残るようになってしまいます。
男性が気になり、また、治療をお勧めしたいのは眉間のシワです。、眉間に深いシワ
が寄っていると、どうしても「怒っているのでは」「気むずかしい人なのでは」と思
われがちだからです。「箔が付いていい」という考えもあるかもしれませんが、接客
業などではマイナス面が多いのは明らか。オフィスでも、部課長職が直接若手の意見
を聞く機会が多いならば、見た目は「ソフト」な方がコミュニケーションは取りやす
いかもしれませんね。
眉間の縦ジワには、「皺眉筋」(すうびきん)の動きを抑制するボトックス治療がお
すすめです。ところが、男性は女性と比較して表情筋がしっかり発達しているので、
長年かかってできた深いシワの場合、皮下組織の構造そのものに"折り目"ができて
しまっていることがあります。その場合は「ヒアルロン酸フィラー」を皮下に注入す
るなどの治療を併用することで、柔らかな印象に変えることが出来ます。
「男はハートで勝負」という言葉より「ビジネスマンは見た目が◎割」といった言葉
にリアリティを感じる昨今です。「まさかオレが美容医療なんて...」と思っているビ
ジネスマンは多いかもしれませんが、時に相手に与える印象で悩みを抱えている人に
とっては問題解決の大きな糸口になることと思います。
是非ご一読下さい。