特集「布マスクについたメイク汚れをきれいに落とす方法」に慶田院長の監修・取材記事が掲載されました。
繰り返し洗えるマスクについたメイク汚れ。「きちんと落とすにはどうすれば?」問題を解決する、慶田院長おすすめの洗い方をご紹介しています。また、マスク汚れによる肌への影響についてもコメントしています。
【マスク汚れの落とし方】
慶田院長がいつも使用しているのが、肌に優しいコットンやシルク素材のマスクです。メイク汚れが気になるときは、台所用洗剤でもみ洗いをします。よくすすいだら、乾いたタオルで挟んでトントンと叩くようにして水気をとり部屋干しにします。とくにファンデーションの汚れがスッキリ落ちます。
【マスクについたメイク汚れが肌に与える影響】
メイクが付着した状態のマスクを長時間つけるということがこれまでなかったので、エビデンスのとれたデータはありません。ただ、1つ言えることは、メイクに含まれる油脂は酸化すると刺激物質になり、肌荒れの原因になる可能性があるということです。とはいえ、より深刻なのはマスクが肌に与える摩擦です。摩擦が肌に軽い炎症を引き起こすことで乾燥を招き、肌荒れの原因につながることもあります。
マスクが触れる部分は、いつも以上に保湿ケアが必要です。お顔だけでなく、耳にも保湿クリームを塗りましょう。摩擦による負担を軽減できますし、バリア機能が正常に働き、刺激による炎症を起こしにくくなります。乾燥肌にはセラミドなどの水分を抱える性質をもった成分配合の保湿クリームがおすすめです。天然セラミドが主成分の当院オリジナル『セラミドバリアクリーム』は、水分保持力・抗炎症作用が高く、テクスチャーが良いので幅広い世代に人気です。
ご自身で対策を行っていても、肌荒れに悩むこともあるでしょう。そのような時は美容医療の力を借りるのも手です。美容皮膚科ではさまざまな施術が行われていますが、「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」にお悩みの方には、乳酸とサリチル酸で古い角質をピーリングし毛穴の皮脂や角栓をオフする『アクアフェイシャル』(トライアル¥18,000)や、強力な滅菌作用でニキビなどの肌トラブルを引き起こす細菌・真菌を死滅させ、肌フローラを整える『プラズマシャワー』(トライアル¥20,000)がおすすめです。1回でも症状が落ち着いたとおっしゃる方が多く、翌朝「お肌が元気になる」実感があるので、大切なご予定の前に受けられるリピーターさんも沢山いらっしゃいます。
【インナーマスクの使用について】
インナーマスクも素材によっては摩擦を引き起こす可能性があるので、予備の布マスクを持ち歩いておいて、汚れが気になるときに取り替えると良いでしょう。メイク汚れは避けられませんし、1日つけるぶんには問題ないと思います。一度使ったマスクはきちんと洗い、汚れたまま繰り返し使いさえしなければ、あまりセンシティブになる必要はありません。
是非、ご参考になさって下さい。