« 2019年4月
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  •  
  •  
  •  
  •  
2012年11月16日

ボトックス

Q1.ボトックスでどんな治療が出来ますか?

A:ボトックスとは筋肉の動きを抑制する作用を持つボツリヌス菌毒素から無害な成分を抽出した製剤です。眉間、額、目尻など、筋肉の収縮により出るシワを寄りにくくさせ、シワの改善を図ります。

咀嚼や歯ぎしりなどで過剰に発達し、出っ張ってしまうエラの筋肉(咬筋)を小さくし、小顔ですっきりしたフェイスラインにする事も出来ます。咬筋の過剰な収縮を和らげるので、歯ぎしり・食いしばりを軽快~消失させる効果もあります。 口角を下げる筋肉(口角下制筋)を緩め、口角を上げるハッピースマイルボトックスやフェイスラインを引き上げるボトックスリフト(メソボトックス)も人気です。上口唇のめくれ上がりを改善する事でガミースマイル(笑った時に歯茎が見える状態)も治療できます。

又、発汗伝達物質のアセチルコリンの働きを抑える事で、腋窩(ワキ)等の汗が気になる部分の発汗を抑える効果もあります。同時にレーザー脱毛を行うとワキガ(腋臭症)の改善効果も得られます。


Q2.治療にはどのくらいの時間がかかりますか?

A:施術の際は麻酔や注入後のクーリングにそれぞれ15分程頂戴致しますが、注入自体は数分で終わり、とても簡便で高い効果を得られる治療です。毛を行うとワキガ(腋臭症)の改善効果も得られます。


Q3.効果の持続期間はどれくらいですか?

A:ボトックス注射後1~10日で効果が現れ、3~6ヶ月ほど続きます。

一般的に、2回目以降の治療効果は初回より長く持続すると言われています。これはシワを作る原因筋が、ボトックスが効いている一定期間、あまり動かされないので、少しずつ小さくなり、治療前よりもシワが出にくくなる為です。 多汗症や腋臭症改善の場合も半年程効果が持続しますので、2シーズンは快適にお過ごし頂けます。効果が切れても、施術前より発汗量や臭いが少なくなります。

当院は、ボトックスの効きが弱い、若しくは筋肉量により左右差が出現した場合、シワは2週間以内、ガミースマイル・腋窩・小顔(咬筋)は1ヶ月以内であれば再診料(¥1000)で追加注入(タッチアップ)致しますので、効果をご実感頂けると思います。


Q4.痛いですか?

A:ボトックス自体が少々の刺激がある製剤ですので、薬液を注入している時のみ少しのピリピリした感覚があります。腋窩(ワキ)はほとんど痛みがありません。

注入前にはしっかりと表面麻酔を行い、注入する針も33Gもしくは34Gという至極細い注射針を使用しますので針刺しの痛みはほぼございません。又、痛みが施術後まで続く事はありませんのでご安心下さい。


Q5.ボトックス注入は何歳頃から始めれば良いのですか?

A:20代後半になると、徐々に真皮のコラーゲン線維が細くなりヒアルロン酸量・脂肪量が減り表情ジワが目立ち始めます。30代になると表情ジワは更に目立ち、シワを寄らせていない状態でも線が入るようになります。

ボトックスには表情ジワを寄りにくくさせ若返らせる効果と同時に、シワが深くなったり、新たに出来るシワの予防も出来ます。表情ジワが深く刻まれる前の20代後半から30代に始められる事をお勧めします。

又、50代・60代の方でも遅すぎる事はありません。ボトックス注入に加え、ヒアルロン酸注入やW-PRP注入(白血球添加自己多血小板血漿注入)等を組み合わせると若い頃の張りのあるお肌に近付ける事が出来ます。


Q6.ボトックス注入が出来ない場合はありますか?

A:胎児や幼児への薬剤の影響や安全性が確認されていませんので、妊娠中の方、半年以内に妊娠の可能性がある方、授乳中の方は出来かねます。いずれかの可能性がある場合は必ずご申告下さい。

又、男性もボトックス注入後3ヶ月はパートナーが妊娠されませんようお気を付け下さい。

これはあくまでも臨床試験をしていない為の安全策であり、実際はボトックスの注入後ご妊娠なさっての異常報告はございません。 全身性の神経筋接合部疾患(重力筋無力症や筋委縮側索硬化症、等)の方もお受けになれませんのでご了承下さいませ。


Q7.ボトックス注入でボツリヌス菌中毒にならないですか?

A:ボツリヌス菌は食中毒を起こす菌として知られていますが、ボトックス注入はボツリヌス菌そのものを注射するわけではありません。ボツリヌス菌の毒素であるボツリヌス毒素をごく少量だけ注射します。

食中毒を起こすボツリヌス毒素の量は3万単位程度なのに比べ、美容に使用される量は、2.5~50単位と少量であり、適切な治療を行っている限り、中毒を起こす心配はございません。

短期間に100単位以上の注入を行うと、中和抗体が作られ、ボトックスの効果が出なくなる事がありますので、治療は同じクリニックでお受けになる事をお勧めします。


Q8.ボトックス注入後は何か制限はありますか?

A:飲酒や長時間の入浴、運動等、お体を深部より温める事は当日はお避け下さい。

又、特にご注意頂きたいのは注入部位へのマッサージを避けるという事です。薬液が拡散し、眼瞼下垂等の副反応の原因となりますので、1週間は通常のスキンケア以外なるべく触らないようにして頂き、注入部位へのマッサージも注入後1ヶ月はお避け下さい。メイクは当日より可能です。


Q9.どのような副反応がありますか?

A:注入した際の針跡が点状に残る事や小さな内出血がある可能性がありますが、これらは一時的でお化粧で隠せる程度であり、数日~10日で消褪します。 禁止されているマッサージや指圧を行った場合、ターゲットとする筋肉以外にも薬液が拡散し表情の違和感等のトラブルになりかねません。注入後の注意点をお守りください。

シワを寄せる癖が強い方が初めて眉間や額のボトックス治療をお受けになった場合、数日間軽い頭痛や違和感を感じる事があります。動かさない状態にご自身が慣れる事で自然に消褪します。

又、2回目以降そのような症状を感じる事はほとんどございません。


Q10.シワを寄せられなくなって不自然になりませんか?

A:ナチュラルな仕上がりを考えた施術を行っておりますのでご安心下さい。効果を見て、もう少しピンとさせたい場合は再診料でタッチアップ致します。2回目以降、初めから強めの仕上がりをご希望の場合は調整致しますのでご希望をお伝え下さい。


Q11.ボトックス注入を受けるクリニック選びで注意する事はありますか?

A:ボトックスの注入の仕方や適応の見誤りによっては不自然な表情になったり、目が下がってしまうなどの報告が見られます。熟練した医師の治療をお受けになる事をお勧めします。

当院ではボトックス注入は人気の施術の1つであり、たくさんの患者様がお受けになっておられますのでご安心ください。


ページの先頭へ

銀座Ks Skin Clinic
美ブログ

女性皮膚科専門医による、
美のトータルサポート

ホームページへ