A : パルスライトという、黒い色素(メラニン)だけでなく、赤い色素(ヘモグロビン)や組織の水分にも反応する幅広いの波長の光が集合した光治療です。上記の色素に吸収されると光のエネルギーが熱に変わり、細胞を活性化し、肌の再生を促進させます。そのため、以下の効果があります。
- 美白効果。くすみ、薄いシミの改善。
- 赤ら顔、毛細血管拡張の改善。
- ニキビによる赤み・色素沈着の改善。
- うぶ毛の脱毛。
- 肌の張りを出す。
Q2.Phototherapy Multi Effectは誰でも受けることは可能ですか?
A:以下の方は受けることが出来ません。
- 日焼けを避けられない方。
- ヘルペスなどウイルス感染のある方
- 重度の光線過敏症の方。
- お肌に傷のある方(外科治療や他院でのレーザー治療直後)。
- 重度のケロイド体質の方。
- 急性期のアトピー性皮膚炎、湿疹がある方。
まずは医師の診察を受けていただき適応の有無を判断させていただきます。
湿疹や傷のある方も、きちんと治療を受け、お肌の状態が改善すると施術をお受けいただけます。ご心配な場合はまずカウンセリングでご相談くださいませ。
A : 妊娠中の方でもPhototherapy Multi Effectの施術をお受けいただくことは可能です。併用療法の美白外用剤(ハイドロキノンクリームやルミキシル)は使用継続していただいて問題はございませんが、内服薬の一部は胎児へ影響する可能性がございますので、外用剤中心の治療となります。
Q4.施術は痛いですか?A : 痛いというよりは、温かい感触です。シミの濃い部分やうぶ毛の濃い部分は少し熱を感じますが、冷たいジェルを肌に塗布して照射しますので我慢できる程度です。治療後まで痛みが続くことはまずございません。
また、照射中はカメラのフラッシュのようなまぶしさを感じられますが、お目元をしっかりカバーしてまいりますので、お目元への影響はございません。
A : ダウンタイムはほとんどございませんので、施術後すぐにお化粧をしてお帰りいただけます。
ときにほんの少し赤くなることがありますが、20~30分で落ち着きます。
A : 以下の点にご注意ください。
- 施術後から最低3ヶ月は紫外線を避けるために日焼け止めをご使用ください。
- 新しい化粧品は1週間ほど控えてください。
- 主治医指定の外用剤(ハイドロキノンクリーム・ルミキシルクリーム・レチノイン酸クリームなど)や内服薬(ビタミンC・E、トラネキサム酸、ハイチオールなど)の併用を行ってください。
上記はシミ治療の効果を高め、炎症後の色素沈着を防ぐために必要です。
Q7.実際はどのようなことをするのですか?ご来院後の流れをご説明いたします。
- クレンジング+洗顔
(クレンジング剤のご用意がございますので、ご自身で行っていただきます。) - 肌状態の診察。
- ホットタオルで肌を温めた後、前処置用のピーリングローションでふき取りお肌をニュートラルにする。
- メディカルピーリングで角質を滑らかにし、Phototherapy Multi Effectの効果を高める。
- 丁寧にふき取り、充分に冷やす。
- パルスライト照射。
(全顔の照射には、手背の照射をサービスいたします。) - 充分冷やし、アミノ酸配合高濃度ビタミンCローション(VCAAローション)によるパック後、お仕上げ。
- メイクルームへご案内。
(施術直後から透明感を実感されます。)
Q8.どのくらいの期間治療回数が必要ですか?
A : Phototherapy Multi Effectは3~4週間毎に施術するのが理想的です。
施術直後から透明感を実感され、3回の施術を受けていただくと、ほとんどの方で効果を実感できると思います。1クール(6回)の施術後には、ファンデーションの色を一段階明るくするくらい、全体的に肌のトーンが明るく、透明感が出ます。(但し、症状によってはより長期間の治療が必要なこともございます。)
A : 以下の併用療法を行うことで相乗効果が得られます。
- シミ治療...外用剤(ハイドロキノンクリームやルミキシルクリーム・レチノイン酸クリーム)と内服薬(ビタミンC・E、トラネキサム酸、ハイチオール)の併用療法が必須となります。また、濃いシミに対しては、「アキュチップ照射」や「Gentle Lase Multi Effectによる高出力での部分照射」「CO2フラクショナルレーザー照射」が有効です。
- ニキビ治療...症状にあわせホームケアできるクリニックオリジナル化粧品のGAローション(ピーリングローション)やVCAAローション、ピーリング石鹸などの使用がお勧めです。シミ治療の内服薬(4種類)の他に、皮脂をコントロールするビタミンB2・B6の内服、必要に応じて短期間の抗生物質の外用や内服、しこったニキビの炎症を抑えるケナコルト注射やCO2レーザーでの面靤圧出も即効性があり人気です。
A : アキュチップは光治療の高出力部分照射です。濃いシミをうすいかさぶたにし、治療期間を短くします。シミの状態にもよりますが、1回の照射で30~50%薄くなり、4~6ヶ月毎に2~3回の照射で高いご満足度を実感いただけます。
Q11.Phototherapy Multi Effectで毛穴の開きも治りますか?A : 毛穴が開いていると感じる方のお肌の多くは、脂性肌で毛穴の入り口付近が角化し、開大して見えることが分かっています。Phototherapy Multi Effectにはメディカルピーリングがサービスとなっているため、脂性肌の改善効果があります。うぶ毛や毛穴につまった毛のために目立つ場合もあり、「Gentle Lase(ジェントルレーズ) Multi Effect」が有効です。
また、加齢によるたるみ毛穴の場合は、新しいお肌に入れかえる「CO2フラクショナルレーザー照射」やコラーゲン密度を増やす「ダーマローラー」「スカーレットRF照射」「カーボンオイル併用の毛穴引き締めレーザー」などの施術を組み合わせることをお勧めします。
A : フェイスリスト手術のような効果は期待できませんが、繰り返すことで真皮の繊維芽細胞を活性化しコラーゲン繊維を太くしますので、お肌全体に張りがよみがえります。1回の効果は小さくても、ダウンタイムのない安全性の高い治療を繰り返すことで、大きな効果を得ることが出来ます。
Phototherapy Multi Effectと「スマスアップ」や「タイタン・ジェネシス」「スカーレットRF」などリフトアップ系照射治療を同日に受けていただくと、さらに相乗効果が得られます。