皆様こんにちは。
ややグレーがかった小型の茶色い色素斑が
目の下~頬骨、鼻、時に上まぶたにも
パラパラ と広がっている。
光治療やジェントルレーズの肌質改善治療を数回行っても
あまり変化のないシミ。
これはシミではなくアザの可能性があります。
「遅発性両側性太田母斑」や
「後天性真皮メラノサイトーシス」
と呼ばれ、
表皮にメラニンをもつシミとは異なり、
より深い真皮にメラニンを作る細胞、メラノサイトが存在するため、
治療には、
深い部分に到達する専用のレーザーが必要になります。
好発部位は肝斑やシミと同じような部分ですし、
小型の斑が散在するという点においては、そばかす(雀卵斑)とも共通しています。
このアザは、それのみで認められる方もいらっしゃいますが、
これらが数種類混在している方も多々いらっしゃいます。
微妙な色味の違いがあり、
見慣れた専門医であれば判別は可能ですが、
それでも迷うこともあり、
自己診断はなかなか難しい疾患です。
まずは皮膚科専門医のいるクリニックでの診察がおすすめです。
当院では、皮膚科専門医が診断と、その診断に応じた治療法をご提案させていただきます。
お気軽にご相談ください。