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2013年12月28日

脂腺母斑

皆様こんにちは、慶田淳子です。

脂腺母斑とは、表面がごつごつした少し盛り上がりのあるあざです。

皮膚の色々な成分が混ざって黄色~茶色のごつごつした面をつくります。

脂腺母斑は頭部に出来ることが多く、生まれたときはやや赤みのある髪の毛が生えない斑状ですが、

年齢とともに見た目の感じも変化して、じょじょに盛り上がっていぼ状になり、茶褐色へと変化していきます。

脂腺母斑の上に皮膚癌が出来る可能性があるため、ある程度の年齢で切除してしまうことが必要です。

近年は、以前より脂腺母斑悪性腫瘍伴うという考えかたが、変わってきているようです。

二次的に腫瘍を併発するには、10%以下ではという報告もあります。

しかし、最近のお話しですが、私の知人の60近い方が、脂腺母斑を将来癌化を防ぐために

切除したのですが、その後の組織検査にて基底細胞癌が発見されました。

もちろん手術で切除できましたが、術後の痛みは想像以上に長く、辛かったようです。

やはり、成人になればなるほど皮膚の進展が悪くなるため、思春期までの適切な

時期に切除してしまったほうがいいのではと思います。

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