« 2019年4月
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  •  
  •  
  •  
  •  
2014年8月 5日

多発性毛包嚢胞症 multiple follicular cysts

胸やわき、首、腕の外側などに小豆大ほどまでの、肌色~グレーがかったぶつぶつが多発することがあります。

多発性毛包嚢胞症(嚢腫)(multiple follicular cysts)や、
多発性脂腺嚢胞症(sebocystomatosis や、steatocystoma multiplex) とも呼ばれたりします。

優性遺伝性で、思春期以降に現れ男性に多いと言われています。

粉瘤と同様に袋状の構造(嚢胞)を呈していますが、
中央に臍がないことと、多発していることで鑑別が可能です。

根治療法としては、袋ごと手術で切り取ることになりますが、
手術で一つずつ切り取っていくと、線状の傷痕だらけになってしまいます。

そこで、根治ではありませんが、炭酸ガスレーザーで中央に穴をあけて、
マヨネーズ様の脂分の多い内容液を出してあげると、
平らになり、見た目もきれいになりますので、処置も簡単ですし、おすすめです。

ページの先頭へ

銀座Ks Skin Clinic
美ブログ

女性皮膚科専門医による、
美のトータルサポート

ホームページへ