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2014年8月 4日

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)集中治療

夏真っ盛りですね。夏は腕や背中を露出する機会も多くなりますね。

肌を露出するとき、二の腕や背中のボツボツが気になるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

これは毛孔性苔癬(毛孔性角化症ともいわれる)という、毛穴の角質異常の一つです。

皮膚の一番外側にある角質細胞が新生してから剥がれ落ちるまでの過程を角化といい、通常、新陳代謝により一定のサイクルを繰り返します。しかしこの角化に異常が起きると(角化異常)剥がれ落ちるはずの角質(垢)は毛穴の中に満たされ角栓として詰まり、毛穴は開大します。この詰まった角栓の先端部が表皮に突出し、肌色から褐色調の丘疹(ぶつぶつ)ができることで、肌表面がざらざらとした状態になり毛孔性苔癬となります。

治療は複合的な治療を組み合わせて改善をしていきます。

まずはケミカルピーリングによって皮膚の角質を僅かに溶かし、毛穴の詰まりを解消します。

次に角質とともに毛穴を防ぐ原因となっているのが、角質に蓋をされてねじれて埋もれている

状態のムダ毛、その毛と毛穴周囲の黒色にのみ反応する脱毛用レーザーを照射することで

黒ずみを除去できます。

最後にジェネシス(Nd:YAG レーザー)を照射し、産毛の除去と皮膚代謝の促進によって

ぶつぶつした肌を滑らかな肌へと導きます。

以上の治療を継続することで改善していきます。個人差はありますが3回~6回ぐらいの治療で

かなりすべらかになって、色も白くなります。

お悩みのかた是非ご相談ください。

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