« 2019年4月
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  •  
  •  
  •  
  •  
2015年9月16日

蒙古斑と異所性蒙古斑

皆様こんにちは

赤ちゃんのお尻~背中の下の方にできる青黒い色素斑、言わずと知れた「蒙古斑」ですね。5,6歳頃までに、いつの間にか消えてなくなってしまいます。
実は、お尻~背中以外にも手足、肩などにみられることがあり、「異所性蒙古斑」と呼ばれています。胎生期のメラノサイトが残ってしまったものですが、太田母斑と同様に真皮内にありメラニン色素を作り出すため、あの独特の青っぽい色に見えるのです。

異所性蒙古斑も学童期までに消えてしまうものもありますが、色が濃いものに関しては、大きくなっても消えずに残ってしまうこともあり、また手足などの見える部分などでは消失するまでの間の見た目の問題から、生後1ヶ月頃からの早めのレーザー治療がおすすめです。赤ちゃんの頃は皮膚が薄いためレーザーが反応しやすいことや、照射面積が小さくてすみ、照射時に抑えつけられたり、痛い思いをする記憶が乏しいという点でも早くからの照射がおすすめです。広範囲の場合は全身麻酔をしながらの照射になりますので、早くても1歳頃からの照射となります。

ページの先頭へ

銀座Ks Skin Clinic
美ブログ

女性皮膚科専門医による、
美のトータルサポート

ホームページへ