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2016年3月 8日

花粉症

皆様こんにちは。花粉症の時期がまいりました。日本はスギ林の面積が国土の12%を占めていることから、4人に1人、25%以上が花粉症と言われています。花粉症の罹患者の70%がスギ花粉によるものといわれています。
地域でも有意差があり、北海道、沖縄はごく少数で東海、南関東、北関東の順でいずれも20%以上の発症率で、東海にいたっては30%近くです。娘と愛知の実家に帰省すると、新幹線を降りたとたんよく鼻水、くしゃみをしていました。東京に少なく愛知に多いものでアレルギー症状起こしている、なんだろうと思いましたが、この発症率を考えるとスギの可能性が高いですね。このように日本でもかなりの地域差があります。罹患率は、約10年で10%ほど増加しており、今後も増えていくと予想されています。
近年では花粉の飛散量が増加しているため、小さな子供でも花粉症の症状がみられるようになりました。私は、罹患率が一番である東海地方に20年前まで住んでいましたが、周囲にここまで花粉症の人はいなかったですし、アレルギーならアトピー性皮膚炎や喘息でつらいそうだった同級生が思い出されます。本当に短期間で増加しました。花粉症は1961年初めて報告されたそうで、歴史は浅いですね。以来増加するのですが、その原因の一つに、国による大規模なスギ植林計画によって、スギ花粉の飛散量がふえたことが挙げられます。スギを伐採するか、花粉が飛散しないようなスギを改良してほしいですね。

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