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2016年6月 9日

肥厚性瘢痕

皆様こんにちは。
肥厚性瘢痕とは傷のあとの赤みや隆起のことをいいます。当院では、ほくろの治療後に生じることが多いです。創は上皮化すると瘢痕として治癒します。瘢痕は、初期は赤みを帯びているが、やがて炎症が沈静化すると成熟化しあかみあき恵、成熟瘢痕になります。なんらかの原因で炎症が持続すると、瘢痕は赤みを増して隆起し始める。これが肥厚性瘢痕であり、かゆみや痛みなどの症状もみられます。
ケロイドは体質的(全身的)な要員が主たる成因ですが、肥厚性瘢痕は創治癒後も炎症を持続せさる局所要因により生じます。

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