« 2019年4月
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  •  
  •  
  •  
  •  
2016年9月21日

【知らないと損する】皮膚科医が教える日本人の肌質について!《前編》

shutterstock_381599116.jpg

皆様こんにちは。

コスメなどはアジア人向けに作られた製品もありますが、皆様は日本人の肌質とは、どういうものだと考えますか?

日本人のお肌は白色人種に比べて敏感である??

そう思われている方が多いと思いますが、皮膚の敏感さを調べたある大規模な研究では、日本人では、はるかに早く皮膚に刺激を感じはしたものの、臨床的、生理学的には人種的な違いを証明することは難しく、違いは個人的なものである、としています。

日本人の皮膚は毛穴のサイズが小さい。
日本人は白色人種に比べて、体や顔の体毛が少なく、毛が細いからだそうです。

日本人の角層はほんの少し薄い。
角層はラップ1枚分、通常0.01㎜~0.02㎜ですが、日本人の多くは大体0.01㎜とやや薄い方に属するそうです。

日本人の皮膚は水分消失が多いが浸透もよい。
アジア人種は白色人種や黒色人種に比べて表皮からの水分消失が多く、表皮からの分子の浸透も容易なことがわかっています。角層が少し薄めなことと関係があるかもしれません。

日本人は太陽に当たっても角層が厚くならない。

白色人種は太陽に当たりこんがり日焼けすると、角層が0.03~0.04㎜と2~3倍厚くなるのに対し、アジア人はメラニンを産生し、黒くなりますが角層の厚さは0.01㎜でほぼ変化しません。

日本人は傷跡が残りやすい。

白色人種より傷が分厚くなったり(肥厚性瘢痕)、色が濃くなったり(炎症後色素沈着)、ケロイドを起こしたりしやすいものですが、黒色人種に比べると程度は軽くすみます。

などなど、少しずつですが人種間でお肌にも違いがあります。
そのほかにはどんな違いがあるのでしょうか?
また次回お話しいたしますね!



銀座ケイスキンクリニックへのお問合せはこちら



お電話でのご予約はこちら(受付時間/10:00~18:00)
0120-282-764

ページの先頭へ

銀座Ks Skin Clinic
美ブログ

女性皮膚科専門医による、
美のトータルサポート

ホームページへ