【目周りのお悩み】マスク生活で目元に視線~くすみ・シワ・クマなど目元の6大悩みの原因を解説!

【目周りのお悩み】マスク生活で目元に視線~くすみ・シワ・クマなど目元の6大悩みの原因を解説!

    目次
  1. 1. 目周りは老化が目立ちやすい
  2. 2. 目周りのお悩みは6種類

1. 目周りは老化が目立ちやすい

長引くマスク生活で目元のお悩みを訴える方が増えています。頬から下が隠れる分、目元に視線が集まります。目だけで勝負となると、目周りの老け症状が気になりますよね。

目元の皮膚は0.5mmと他の部位に比べてとても薄いうえ、上下のまぶたには皮脂腺がないため、潤いを保つ力が弱く非常にデリケートです。また、1日に2万回近くまばたきをするため、動きによる負担も大きくなります。

そのため、乾燥や摩擦による刺激、メイクやメイク落とし、花粉などの影響を受けやすく、色素沈着や、シワたるみなどの加齢のサインが早めに現れやすいパーツです。20代から小ジワやちりめんジワが出来始めるので早めのケアが必要です。

2. 目周りのお悩みは6種類

■ まぶたのくすみ・黒ずみ

アイシャドウを塗るときに、チップでグリグリ擦ったり、ウォータプルーフのアイメイクを落とす際に力を入れて擦ってしまっていることなどが原因です。物理的な刺激をきっかけにメラニンが増え黒ずんでいきます。また、まぶたに痒みや湿疹がでているのに放置すると炎症によるエイジングも進行してくすみが取れなくなってしまいます。

■ 目尻のシワ

マスク生活で顕著になったのが笑いジワです。口元でコミュニケーションできないため、目の表情を大きく動かすようになったことが影響しています。目元をハードに動かせば動かすほど折りジワが刻まれていきます。また、クシュッと笑う癖のある方は、目から鼻にかけてもシワが増えてきます。表情が豊かな方ほど、実は要注意なのです。

■ 二重の幅が狭くなる(上まぶたのたるみ)

まぶたが重く上がりにくくなり、奥二重状態になったら、眼瞼下垂のサインです。加齢に伴い、まぶたを開ける眼瞼挙筋の末端にある腱膜が伸びたり、腱板との結合がゆるんだり、外れたりすることが原因です。また、まぶた全体の皮膚が薄くなり伸びてしまうことでも二重のかぶさりが強くなって目の印象がぼんやりしてしまいます。アイライナーが引きにくくなったらかなり進行しています。

■ 上まぶたのくぼみ(くぼみ眼)

加齢に伴い、上まぶたを持ち上げる筋肉の低下(眼瞼下垂)、上まぶたの脂肪の萎縮、土台となる眼窩骨が小さくなることなどが原因で起こります。影ができて落ち窪むため、疲れた印象を与えたり、年齢よりも老けて見えたりしてしまいます。皮膚の黒ずみがあると、さらに窪んで見えてしまいます。

■ 目の下のたるみ・ふくらみ(目袋)

眼球のクッションとなっている脂肪(眼窩内脂肪)が手前に突出し、下方にずり落ち、目の下に溜まることでたるみになります。目の下の皮膚、眼輪筋、眼窩下靭帯の緩みによって脂肪を押さえられなくなった状態で、一種のヘルニアのようなものです。目周りの骨の萎縮も一因で、骨の支えが無くなると目の下がたるみ、アイホールの面積が大きくなります。目袋と呼ばれる目の下のふくらみとその下の影が疲れた印象を与え、年齢を感じさせる大きな要素になってしまいます。

■ 目の下のクマ:茶グマ・青グマ・たるみグマ・影グマ

クマの症状には種類があり、原因も様々です。摩擦などが原因の茶グマ、眼輪筋が透ける青グマ、たるみが原因のたるみグマ、脂肪と骨萎縮が原因の影グマ(凹みグマ)などがあります。

茶グマは、紫外線の影響によるメラニンの沈着やアイメイクや洗顔の摩擦による炎症の色素沈着です。また青グマは、眼輪筋と静脈が青黒く透けたもので、肌質によっては小児期から目立ちます。また貧血や血行不良で目立つので、パソコンやスマホの画面を長時間見続けることで、目周りの筋肉が動かず、血流が滞るのも原因の1つです。皮膚が薄く色白な人ほど目立ちます。

一口に目周りのお悩みと言っても、一つ一つを詳しくみると様々な症状が組み合わさっています。まず原因を理解することで、適切な予防やスキンケアが出来ます。

また、美容皮膚科での施術で解決できるものも多いので、鏡を見てため息をつくなら、一度相談にいらしてくださいね。別記事で、『目周り美容 ホームケア編』、『目周り美容 クリニック治療編』をご紹介します。