【乾燥・くすみ】溜めこんだ夏の肌ダメージは秋の間にリセット!

【乾燥・くすみ】溜めこんだ夏の肌ダメージは秋の間にリセット!

    目次
  1. 1. 秋はくすみが目立つ
  2. 2. 秋のメラニンくすみ編
  3. 3. 秋の角層くすみ・乾燥くすみ編

1. 秋はくすみが目立つ

2022年は5月から真夏日が続き、全国各地で37度、38度といった酷暑が続きました。その分、私たちが浴びている紫外線量は例年に比べて多量になっているはずです。そして、ガンガンにかけたエアコンによる乾燥が秋からの肌荒れにつながります。すっかりダメージを受けたお肌をどうやって補修していったら良いのでしょうか。

秋になって現れるのは、くすみの悪化です。肌の透明感がなくなることを『くすみ』と呼んでいますが、その原因は様々です。

2. 秋のメラニンくすみ編

いちばん影響が大きいのは、夏の紫外線による『メラニンくすみ』です。紫外線を浴びると、防御反応で表皮の最下層である基底層に存在するメラノサイドが活性化します。そこでメラニン色素がつくり出されるわけです。メラニン色素は皮膚のターンオーバーによって排出されますが、紫外線を受けた肌では過剰に作られるため、表皮に溜まってシミやくすみとして現れてきてしまうのです。

『メラニンくすみ』は、美白系のスキンケアに加えて、美容医療で治療するのがおすすめです。『ピコトーニング照射』と『トラネキサム酸のイオン導入』、『ケミカルピーリング』と『フォトフェイシャルM22照射』が人気施術です。

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3. 秋の角層くすみ・乾燥くすみ編

また紫外線は角層を厚くし、乾燥を悪化させ『角層くすみ』と『乾燥くすみ』を引き起こします。そしてずっとかけ続けているマスクの刺激による炎症も『メラニン・角層・乾燥くすみ』全てに関係します。

『角層のくすみ』には、酵素洗顔やピーリング作用があるもので、角層を溶かしてターンオーバーのスイッチを入れましょう。ただし肌は刺激を受けると、角質を厚くすることでダメージを防ごうとするので、スクラブなど物理的に擦るアイテムは、摩擦で肌に負担がかかるので要注意です。

『乾燥くすみ』は、夏場保湿を怠っていた人や日焼けした人、栄養バランスが悪かった人に多く、保湿を重視したケアにシフトし食事を見直してください。

紫外線やタバコの副流煙、大気汚染などの酸化ストレスやマスクの荒れなどにより、皮膚の表面で炎症が起こることは、老化を進行させます。いずれにせよ、ダメージを残さないためには、きちんと食べて栄養を摂ること。まずはたんぱく質を摂りバランスよく食べて栄養を確保しましょう。

秋のくすみ肌は、老化のサインです。冷えて血液の循環が悪くなると肌の代謝にも影響があります。炎症が繰り返さないようにしっかりケアしていきましょう。