【赤ら顔・毛細血管拡張】生活習慣の改善ポイントとクリニックでの治療法!

【赤ら顔・毛細血管拡張】生活習慣の改善ポイントとクリニックでの治療法!

    目次
  1. 1. その赤み、気づいていますか?
  2. 2. 生活習慣からくる赤みの原因
  3. 3. その他の赤みの原因
  4. 4. クリニックでの赤み治療
  5. 1. その赤み、気づいていますか?

    毎日見ているはずなのに、見落としがちな肌の赤み。多くの人は赤みがあってもそれに気づいていないと言われています。本来、健康な肌は均一で、部分的な赤みがないのが正常な状態です。それが赤くなるのですから、緊急事態発生のサイン。炎症を起こしていて、バリア機能もダメージを受けていますよと警告しています。

    特に「刺激による血管拡張」の場合は、肝斑のメラニンベールに隠れていたりするので、見つけにくいようです。健康的な血色だと思っていたのが、実は慢性炎症による赤みだったりもします。ニキビの紅色丘疹、ニキビ痕の赤みや、肌に合わない化粧品など化学的・物理的な刺激による血管拡張が慢性炎症になっていたりします。

    またいわゆる「赤ら顔(毛細血管拡張症)」もあります。これは見えない毛細血管が何らかの原因で拡張して血流量が増加し、顔面のほてりや赤みが生じた状態です。特に顔は毛細血管密度が高く、腹部の5倍近く毛細血管が集中しているため、火照りやすく赤みが目立つ部位になります。

    この「毛細血管拡張症」があると緊張や興奮、周囲の温度変化など、ほんのわずかな刺激でも人一倍顔が赤くなってしまい、一般的に「赤ら顔」と呼ばれます。しかし赤みは適切なケアで減らすことができるのです。

    2. 生活習慣からくる赤みの原因

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    ■脂の多い食事ばかり摂っている

    糖質が多い食事は皮脂分泌量を増やし、ニキビをこじらせやすいので、甘いお菓子、ファストフードやスナック菓子などは要注意です。

    ■寝不足・タバコ・お酒で乱れた生活習慣

    喫煙やアルコールの飲みすぎは、活性酸素を発生させ、酸化による炎症で赤みを引き起こします。アルコールも常習化しないように。

    ■UVケアが足りていない

    太陽光は、ことのほか赤みに影響します。日傘を差す、マスクをするなどの理由でUVケアが不十分になると、太陽光に含まれる紫外線や近赤外線が肌の奥へ入ってしまい、炎症後色素沈着が生じ、血管を拡張させます。

    ■洗いすぎ・触りすぎ・洗わなさすぎなどの間違ったスキンケア

    洗いすぎ、毛穴のいじりすぎはニキビを長引かせ、赤みが定着する原因になります。また、ブラシなど刺激を与える道具も延焼を起こします。逆に、洗わなさすぎも問題です。なぜなら皮脂は6時間程度で酸化し、『過酸化脂質』に変化し、酸化ストレスとなって表皮の発症を生じさせ、老化を進行させるからです。朝も洗顔料を使ってきちんと洗顔しましょう。

    ■マスクのこすれが刺激に

    コロナ禍のマスク着用で、日々の摩擦刺激は多くなっています。この2年半で頬に赤みのある患者さんが確実に増えました。肌に優しい素材のマスクを選び、クリームやバームでしっかり保湿をし、摩擦を軽減することが必須です。

    3. その他の赤みの原因

    ■毛細血管拡張症の場合

    血管拡張症がベースにある人は赤みが出やすい傾向にあります。特に色白の人は緊張すると赤くなって目立ちやすいものです。赤くなることを意識しすぎると、その不安で緊張して赤みが出やすくなります。日頃は赤みケアをしておき、緊張する場面でも「私は色白だから赤みが見えやすい」と気楽に考えるようにしましょう。

    ■女性ホルモンやステロイド外用薬による赤みについて

    毛細血管は女性ホルモンの影響で拡張するので、生理周期や妊娠によっても赤みが出やすくなります。また毛細血管はステロイド軟膏の長期使用でも赤みが出やすいので、皮膚科専門医の指導の下、短期間適量を使うようにしましょう。

    4. クリニックでの赤み治療

    スキンケアやメイクで赤みはある程度隠せますが、根本的に治療するなら、美容クリニックでの専門治療が改善への近道です。当院では、ヘモグロビンの赤色に吸収される波長を含む『フォトフェイシャルM22』で治療しています。

    もともと赤ら顔治療のために開発された治療機で、ニキビによる赤みにも効果があります。25年を超える治療実績があり美容医療初心者でもトライしやすいです。1ヶ月毎に4~6回程度で効果が実感できます。