【ヒップの黒ずみ&ざらつき】デスクワークで悪化⁈日常的な保湿と下着選びがポイント~クリニックでの専門治療で美尻を目指す!

【ヒップの黒ずみ&ざらつき】デスクワークで悪化⁈日常的な保湿と下着選びがポイント~クリニックでの専門治療で美尻を目指す!

    目次
  1. 1. ヒップの黒ずみ原因は3つ
  2. 2. やっぱり保湿は大事
  3. 3. クリニック施術でプルンとしたヒップに


1. ヒップの黒ずみ原因は3つ

普段はじっくり見る機会がないヒップですが、ふと鏡で見た時に黒ずみが思った以上に目立っていたり、ざらっとした質感になっていたりしたことはありませんか?特に座っている時間が長いデスクワークの方は、黒ずみ、接触刺激による乾燥やザラつき、ニキビなどのトラブルが深刻化しやすい傾向にあります。

中でも一番多いお悩みが、お尻の割れ目(臀裂部)と、座った時に坐骨が当たる部分の‟黒ずみ"です。まずは原因から見ていきましょう。

■ 摩擦・圧迫

色素沈着の原因は紫外線だけではありません。擦る刺激への防御反応でもメラニンが増えます。摩擦黒皮症という皮膚病もあるくらいです。ヒップは体が動くときに下着がずれ、縁の縫い目やレースによる摩擦に24時間さらされています。

しかもデスクワークやテレワークで座っている生活だと、ヒップへの負担は相当なもので、長時間圧迫されたような状態が続いています。特にスリムな人は、クッションとなる脂肪が少ないないために座骨の物理的な刺激が大きくなって、色素沈着も進みやすいのです。

■ メラニン増加と過角化

メラニンは紫外線や物理的刺激の他、様々な『炎症』をきっかけで増えます。これを『炎症後色素沈着』と呼びます。炎症に端を発してメラニンは増え、黒ずみとして表面に現れます。

ヒップは意外と乾燥する部位です。乾燥し水分保持力がなくなった肌は、軽微な刺激で炎症を繰り返します。特に、肌の弱い人では、下着で蒸れたり、擦れたりする刺激でヒップに湿疹を繰り返し、黒ずみが残ってしまいます。さらに、乾燥や加齢、摩擦、圧迫によって角層はゴワっと厚くなって、余計に黒ずんで見えます。この『過角化』が強くなると、保湿では太刀打ちできず、美容医療が必要になります。

また、『お尻ニキビ』に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。蒸れや下着の擦れなどにより、毛穴が詰まると、慢性的にニキビや毛嚢炎が生じてしまいます。湿疹やニキビ痕の黒ずみは、繰り返すうちに真皮内にメラニンが滴落し、入れ墨のような状態になることもありセルフケアでは難治です。

■ 脂肪萎縮と皮膚たるみ

もう一つは、ヒップのたるみと萎みです。顏と同様、身体の皮膚も伸びてたるみます。特に、ヒップの下方は、加齢とともに脂肪が萎縮してボリュームが減ってくるので、伸びた皮膚との相悪効果でシワがよりやすくなります。シワがよれば皮膚の凹凸の影のせいで黒く見えてしまうのです。

2. やっぱり保湿は大事

つるんとした柔らかな肌質をキープするには、保湿が欠かせません。顏と同じくらい、ボディケアをしていますか?ついつい手抜きをしてしまう方が多いのではないでしょうか。

ヒップにも保湿成分が配合されたクリームを塗りましょう。セラミド、グリセリン、ヒアルロン酸、多糖類、アミノ酸、などが配合されているボディローションやボディクリーム(保湿剤・モイスチャライザー) がおすすめです。

ボディオイルを使う場合も、必ず保湿剤を併用してください。オイルは角層を柔らかくする作用には優れていますが、水分そのものを保持する機能は低いからです。併用してこそ最高の効果が得られます。角層のコンディションを整えたり摩擦に負けないようにバリア機能を高めたりするためにも、成分表をチェックしてみてくださいね。

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また忘れがちなのは『下着選び』です。ショーツの縫い目やレースなどは刺激があり、ビキニラインやヒップの黒ずみにつながります。またTバックもビキニラインには優しいですが、お尻の割れ目には強い摩擦となります。一番負担にならないのは、無縫製のボクサーパンツ型のショーツです。日常用とおでかけ用と、勝負下着、シーンによって使い分けするようにしてみてください。

3. クリニック施術でプルンとしたヒップに

スキンケアや生活習慣を整えてもまだ、ヒップの黒ずみが気になる人は、皮膚専門医にご相談ください。即効性や確実性を求めるならば、美容クリニックでの施術がおすすめです。

当院では、ザラつきをなくし、コラーゲンを増やし、美白作用がある『ミラノリピール』と黒ずみのもとメラニンを粉砕する『ピコトーニング照射』を組み合わせた施術『美尻集中治療』を行っています。

回数を重ねることでピコレーザーの衝撃波でコラーゲンも生成され、プルンとしたハリのある肌質になります。当院で使用しているピコレーザーは、厚労省承認の最もハイスペックな機種です。たとえるならば、岩状のメラニン色素を一瞬でパウダー状に粉砕するような切れ味があります。メラニンはパウダー状になると、目に色素として認識されにくくなるので、照射直後から白く見え、効率よくマクロファージに貪食され消えていきます。

ヒップの乾燥が強く、皮膚がシワっぽく感じられるなら『水光注射(水光プラス)』がおすすめです。慶田もお気に入りの水光注射は、ダーマシャインプロというマシンで薬剤を真皮浅層にごく少量ずつ注入し、肌質を若返らせるメソセラピーです。アトピーの湿疹を繰り返したゴワゴワ肌がぷるぷるに生まれ変わります。

また、脂肪萎縮が目立つ場合は、『ヒアルロン酸注入(お尻・ヒップ)』がおすすめです。ボディ用の粘度の高いヒアルロン酸製剤を使用します。

夏場のビキニも自信をもって着られるように、ぜひ試してみてください。