【エイジレスなひじを目指す】ザラザラ、黒ずみ、シワ・・・ 半袖の季節はひじのオバさん化に気をつける!

【エイジレスなひじを目指す】ザラザラ、黒ずみ、シワ・・・ 半袖の季節はひじのオバさん化に気をつける!

一年の中で最も肌の露出が多くなる夏。紫外線対策はもちろん、ダイエットやムダ毛処理など、女性にとっては気になるポイントがたくさん!普段からボディケアは抜かりなくしていたはずなのに、お風呂上がりや外出前に鏡を見て、自分のひじが思った以上に黒ずんでいたり、シワシワだったりして、ショックを受けたことはありませんか?実は、ひじは老化が顕著なパーツ。加齢とともに、どうしても黒ずみやシワが出やすくなります。今回は大人の女性こそ意識して行いたい"ひじのエイジングケア"について、詳しくご紹介します。

    目次
  1. 1. ひじは年齢が現れやすい!?
  2. 2. ひじの"老け見え"の原因とは?
  3. 3. ひじの老化を改善するには?

1.ひじは年齢が現れやすい!?

間もなく夏本番!半袖やノースリーブなど、腕を出す機会も多くなりました。そんななか、とくに腕が太いわけではないけれど、ひじの老化が気になって腕を出せない・・・・・・という悩みが最近多く寄せられます。

一般的に「手や首に年齢が現れやすい」とよく言われていますが、実はひじや膝も加齢によって変化しやすく、若い人との差が分かりやすく出てしまうパーツです。というのも、他の部位に比べて皮脂腺が少なく乾燥しやすい上に、洋服などによる摩擦や曲げ伸ばすなど日常の動作が繰り返されることで、加齢とともに黒ずみやカサつき、シワなどが出やすくなります。顔のお手入れはしっかりしていても、ボディのエイジングケアはそこまで気にしていなかったという人も多いのではないでしょうか。

なかでもひじは、自分では目につきにくいのでケアを怠りがちですが、他人からは意外と見られています。砂漠化した‟ガサガサ" ‟シワシワ"のひじでは、どんなにおしゃれにトレンド服を着こなしていても魅力は半減してしまいます。夏のファッションを思い切り楽しむためにも、大人の女性こそ意識してケアすることが肝心です。

2.ひじの"老け見え"の原因とは?

角質肥厚による黒ずみ

もともと腕や脚は体の中でも皮脂分泌が少なめですが、ひじは皮脂がほぼ出ないため乾燥を感じやすいパーツです。なかでもひじは関節部分でもあるため、腕の曲げ伸ばしによる伸展、洋服による擦れをはじめ、テーブルにひじをつく、頬杖をつくなど日常の動作で、摩擦や圧力などの物理的な刺激を直に受けてしまいます。皮膚はダメージを受けると防御作用により硬くなる性質があるため角質が厚くなり、いわゆる「角質肥厚」が起こりやすくなります。また、接触刺激によって、乾燥やザラつきなどの肌トラブルも生じやすくなります。そして、長年ダメージが続くことで色素沈着を起こし、慢性的な黒ずみ状態に陥ってしまうのです。

ボリュームロスや周囲のたるみによるシワ

年齢がさらに進むと現れやすいのが、ひじを囲むように大きくシワが広がった"渦巻ひじ"です。ひじやひざは関節部のため皮膚が伸びやすく、脂肪が少ないため、老化の影響が早くから現れます。萎んでハリを失ったひじは、腕を伸ばすとドレープ状のたるんだ皮膚と凹みが出現します。また、筋肉量の低下もたるみの原因のひとつ。年齢を重ねると自然と運動量が減り、これに伴って普段使わない筋肉が衰えていきます。特に、腕の外側の筋肉は使われにくいため、意識してトレーニングをしないと筋肉量が減少し、周辺の脂肪が増えてきます。このように脂肪がつき、垂れ下がりやすくなることでも、ひじのシワ・たるみが発生してしまうのです。

3. ひじの老化を改善するには?

ひじのエイジング悩みで一番多いとされる黒ずみ、ゴワつきは、慢性的な摩擦刺激による角層肥厚とメラニンの過剰生成による色素沈着が原因です。とくに黒ずみは美白ケアをしてもなかなか効果が現れにくいため、まずは「角質ケア」で予防しましょう。溜まった角質を放っておくと肌がゴワゴワと硬くなってしまうため、定期的にお手入れすることが大切です。

効果的なのが、ボディ用のスクラブやピーリング剤。角質ケア用のアイテムを使って、古い角質をやさしく取り除いてあげましょう。入浴中など皮膚が柔らかくなっている状態で行うのがおすすめです。ただし、やり過ぎると、それが刺激となり、かえって角質が厚くなってしまうこともあるため、週に1~2回程度が目安です。角質ケアの後は、保湿することも忘れずに。ひじはもともと乾燥しやすいパーツなので、顔のスキンケアと同様にしっかり保湿をしてあげましょう。

とはいえ蓄積された黒ずみやゴワつきは、日常のケアだけではなかなか追いつきません。クリニックでできるおすすめの治療をご紹介します。

黒ずみやゴワつきが気になる人は『ピコトーニング×ミラノリピール』

角層肥厚による黒ずみやゴワつきにはボディ用ピーリング『ミラノリピール』を、メラニンの色素沈着による黒ずみには美白レーザーの『ピコトーニング』をおすすめしています。単体でも効果的な治療ですが、これら2つを組み合わせると、相乗効果で黒ずみだけでなく質感も改善して透明感のあるなめらかな肌に導きます。

ミラノリピール』 ひじ・ひざなど各1部位 1回 ¥12,000(税込)

コラーゲンの生成を促しハリを高める、TCA(トリクロロ酢酸)を主成分とするピーリング剤。さらに複数のピーリング成分が配合され、表皮のターンオーバーを促進してくすみやザラつきを改善します。真皮のコラーゲンだけでなく、角層~表皮全体のしなやかさも取り戻すことができます。施術中の痛みもほとんどなく、ダウンタイムは薄皮がめくれる程度。2~3日で薄皮がめくれはじめ、1週間ほど続き、その後はツルツルになります。

ピコトーニング照射×トラネキサム酸イオン導入』 ひじ・ひざなど各1部位 1回 ¥30,000(税込)

黒ずみの元である深部に滞留したメラニン色素を粉砕する最新美白レーザー。過剰なメラニンを少しずつ分解・排出することでシミを薄くしていくほか、くすみや色ムラを取り除いて肌全体のトーンアップも図れます。肌の深部に作用しコラーゲン生成も促進されるので、肌のハリを高め、毛穴の開きやキメの乱れなどを改善し、なめらかな肌に整えます。美白効果に加え、肌質改善効果が高く、ダウンタイムがないのもおすすめです

ボリュームロスによるシワや萎みが気になる人は『ヒアルロン酸注入』

加齢とともに脂肪が萎縮してシワや影で黒ずんで見えるひじには、美肌・再生効果の高い製剤を直接注入する『ヒアルロン酸注入』がおすすめです。やせ型の女性に目立つので脂肪萎縮が大きな要因ですが、皮膚も伸びてたるんでいるので、単に膨らますだけでは解決しません。

当院が使用するヒアルロン酸「CGスタイラー」は、皮膚の薄い部分でも凹凸を起こしにくい(過剰に膨らまない)ので、肘にも適した製剤です。年齢を重ねて萎んだ皮膚に適度なボリュームを補いながら、自身のコラーゲンやエラスチンの生成を促して、老化の進行を遅らせることができます。注入後2~3か月かけて肌質も改善していきます。

ひじのヒアルロン酸注入』製剤: CGスタイラー 2本¥176,000 (税込)

ひじの注入目安量は、初回で片側1~1.5本ずつ、両側で2~3本になります。1回でも効果はありますが、2~3ヶ月後に再施術を行うと、さらにシワ感が軽減します。刺す瞬間はチクっとした軽い痛みがありますが、ひじは痛みに鈍感な部位なので、ほとんどの方が我慢できる程度です。31Gの細い鋭針を放射状に動かし、均一な面状に丁寧に注入するため、内出血などダウンタイムはありますが、ドレープ状に折り重なったシワや黒ずみが劇的に改善します。

特に、ひじへのヒアルロン酸注入は、難易度ランキング上位の施術です。高い技術が必要なので施術できる医師が少なく、行っているクリニック自体が少ないです。そのため、全国から患者様がいらっしゃいます。また、患者様の満足度が高く、リピーターが多い施術でもあります。定期的にお手入れを行うことで、なめらかな肌になり、より自信を持って腕を出すことができます。

ひじの黒ずみやシワは、どうしても老けた印象を与えてしまいます。普段からひじをつくクセを見直したり、美容クリニックの施術を上手く取り入れたりして、いつまでも若々しいひじをキープしたいものですね。