2018年(4月〜6月)のメディア掲載情報

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雑誌『upPLUS/アッププラス』2018年月7号(6月12日発売 掲載ページP58~65)

特集『夏こそ「保湿」を見直して、美肌に一歩リード」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏の美容といえば紫外線対策と美白のイメージですよね。でも、実は落とし穴が。湿気や汗でジメッとしているせいで、保湿をおろそかにしがちです。夏枯れ肌にならないよう、夏の乾燥対策の要『保湿ケア』を見直しましょう。秋の肌が変わりますよ!

<「ジメッ」にだまされないで!夏肌もすっごく乾燥してます>
汗で濡れていたり、湿気があったりで、"夏は肌が湿っている"と勘違いしてしまいがちです。夏の外気は、もちろん冬よりも湿度が高いのですが、それと肌環境とが同じではありません。汗をかいてそのまま放っておくと、汗に含まれる塩類などが刺激となって肌のバリア機能が揺らぎやすくなることも。トラブル回避のため、肌の弱い人は特に、こまめに濡れたタオルなどで汗を拭き取った方が良いでしょう。
そんなバリア機能が乱れた肌=乾燥肌に強力な紫外線が降り注ぐと、さらなる乾燥を招くことに。紫外線対策を怠っていると、そのダメージは甚大!肌の乾燥は、外側のケアだけの問題ではありません。食べ物や生活習慣などさまざまな点を見直して、"夏枯れ肌"とは無縁の美肌を守りましょう。

<肌構造と保湿成分について、おさらい>
●美肌を左右するのは表面からほんの数mmのところ!
肌内部は多くの層に分かれ、その厚みは表皮で約0.2mm、真皮で約1.8mmです。表皮の1番奥の基底層で新しく生まれた細胞が徐々に上がってきて、最終的には剥がれ落ちるまでをターンオーバーと呼びます。その奥の真皮の役割は、肌のハリや弾力を保つことです。

●もっとも外側にある角層は、保湿とバリア機能の要!
角層にはレンガのように角質細胞が並び、その間を接着するように細胞間脂質が満たされています。水を抱えて細胞自体をふっくらさせる天然保湿因子は、角質細胞の中にあります。肌表面では皮脂が膜状のバリアを作り、水分の蒸発を防ぎます。

●肌の保湿に関わる「3大因子」
肌本来の潤いを保つ働き=バリア機能が正常に稼働するために不可欠。
それぞれ特徴があるので、知っておくとやりがいを持ってケアできるはず!
肌の潤い=角質層に含まれる水分の約80%を細胞間脂質が保持。「角質層の構造を支える大切な接着剤」ですが、流出しやすいという弱点が。これが乾燥を招く大きな要因。

・皮脂膜 保湿への貢献度2~3%
組成:毛穴からの皮脂と、汗腺からの汗が肌の上で混ざることでできる。「天然のクリーム」とも呼ばれるもの。
役割:角質が剥がれるのを防いだり、肌内部の水分が蒸発したりするのをブロック。外的刺激から肌を守る、第一の壁となる。

・NMF(天然保湿因子) 保湿への貢献度17~18%
組成:アミノ酸やミネラル、尿素など。細胞が顆粒層から角質層へと押し上げられていく過程で、細胞内のタンパク質がNMFへと変化。
役割:水分を吸着して角質層にとどまらせることがメイン。肌の柔軟性と弾力性を保つ役割も。
・細胞間脂質 保湿への貢献度80%
組成:約40%を占めるセラミド、その他に遊離脂肪酸やコレステロールなど。肌のもっとも表面にある角質細胞内にはセラミドは存在しない。
役割:角質細胞同士の隙間を埋め、外部からの刺激の侵入や体内の水分の過剰な蒸散を防止。

●保湿には個性がアリ!
どんな風に水分と関係するのか、大きく3タイプに分かれます。多角的な保湿のためには、どのタイプの保湿成分も取り入れたい!

・水分をはさみ込むタイプ
セラミド、スフィンゴ脂質、水素添加大豆レシチン、ステアリン酸コレステロールなど
水分をサンドイッチのようにはさみ込み、キープする力が強いのが特徴。代表的な成分はセラミドで、水分保持力がもっとも高い。

・水分を吸着するタイプ
NMF(天然保湿因子)、尿素など
角質細胞内に存在する水溶性の成分。使用感が良いため化粧品にも多く配合されているが、これ自体の保湿力はさほど高くない。

・水分を抱え込むタイプ
ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなど
真皮に存在する成分で、保湿力と保持力が高い。湿度が下がった場合でも水分をしっかり抱え込んだままキープする。

<保湿のために!毎日の中の4大改善ポイント>
シミ、シワ、ニキビなど、あらゆる肌トラブルにつながる乾燥!うっかりやっている乾燥アクションを今日から見直して。

保湿の3大因子がきちんと機能していると肌表面にも内部にも隙間はなく、内側の水分は流出せず、外的刺激もしっかりブロック。逆に、バリア機能が弱まっている乾燥肌は、隙間だらけでさまざまな刺激を受けやすい。

細胞まで壊してしまうという恐ろしさ!
1.紫外線対策
紫外線は肌に炎症を起こします。この炎症をきっかけに角層の状態が乱れてくるのです。紫外線に当たると水分量は低下し、キメが乱れ、透明感が失われ......と、美を損なうスパイラルへとまっ逆さま。"対策をしないと火傷をする"くらいの意識でケアしましょう。

天気に関係なく日焼け止めは毎日塗る!
「曇っている日は、紫外線の影響がほとんどない」と、誤解している人が多いようですが、薄曇りでも紫外線量は晴れの日の70~80%は降り注いでいます。きっと、みなさんが想像よりずっと多いでしょう。ゆっくり、じっくり焼けてしまうのでUV対策は必須です。

顔はもちろん、体の日焼けも老化のもと
夏は露出が高くなるので、紫外線対策の必要な範囲も広くなります。面倒だと感じる人は、便利なスプレータイプを活用してみてください。シューッと吹きかけてサッとお出かけできる、サラッとしたテクスチャーのものなら肌負担も低く、扱いやすいはずです。

最低でもランチの際に1度メイク直しを実践
ランチに出かける前は「メイク直しを兼ねたUVケア」を習慣にしましょう。リキッドタイプは手間も時間もかなりかかるので、パウダーを重ねるのがオススメです。「粉」というもの自体に紫外線を拡散する力があり、何かしらのせておくだけで多少の効果はあります。

敏感肌こそ紫外線を浴びないように徹底して
かぶれた経験があると、積極的なケアがしづらくなります。でも、紫外線による肌ダメージはとても大きいので、自分の肌に合うものを見つけて使いましょう。まずは「紫外線吸収剤不使用」「ベビー用」などをキーワードに選んでみては。

「なんでも"じっくり"が正解」は、不正解!
2.勘違いスキンケア
夏は、肌が皮脂や汗でベタつきがち。そのせいで"一生懸命、洗わなくちゃ"と間違ってがんばってしまう人が多いのです。そんな洗い過ぎ、こすり過ぎが乾燥を招きます。また、暑さのせいにして保湿不足のスキンケアを続けると、肌老化を早めてしまいます。

とにかく摩擦は厳禁!プラス、洗浄力に配慮を
顔は「マイルドなクレンジング力の洗浄剤で、優しく洗う」が基本。でも、落ちや泡切れが悪いせいでこすり過ぎてしまうことも。「こする」回数を減らすなら、洗浄力の高いオイルクレンジングで手早く洗うのも有効です。

厳選保湿成分をハンドプレスで補給して
肌にギューッと押し込まないといけない化粧品はありません。優しく塗布すればちゃんと角層まで浸透します。もし、浸透をより高めたいのならゆっくりとハンドプレスを。あとは、量をケチらないことです。数回に分けてたっぷり塗ると浸透率がアップします。

オイルはフタじゃない!最後に乳液かクリームを
夏は「化粧水で水分補給をしておしまい」という人がいますが、やはり油分は必要。栄養分をたっぷり含み、比較的肌への刺激が低い良質なオイルをのせ、乳液やクリームでしっかりフタをして。最後のフタは、夏はテクスチャーの軽さで選ぶと快適にケアができます。

シートマスクののせすぎは乾燥するから時間厳禁!
シートマスクをのせっぱなしで寝てしまうのは危険!良い成分だけでなく、防腐剤なども浸透してしまい、肌に長時間のせてしまうと刺激性皮膚炎などの肌荒れを起こす可能性もあります。「まだ湿っていて、もったいない」と欲ばらず、決められた時間を守りましょう。

「なんとなく」やっていることが老いを呼ぶ!
3.生活"悪"習慣
日が長くなる夏は、何となく夜更かしが多くなります。さらに暑さで寝苦しいのも重なり、睡眠の質が落ちる季節。肌のターンオーバーが乱れると保湿成分の分泌が悪くなります。また、顔同様、体も洗いし過ぎてしまうと全身がカサカサ・パサパサに。

「保湿」に限っていうとお風呂は注意が必要
さら湯よりも、保湿効果のある入浴剤を入れた方が「角層の水分量が下がりにくい」というデータがあるのでぜひ活用を。お湯の温度は40℃より低めに設定。それ以上になると潤い成分が流出します。また、顔同様にボディの洗いすぎ、こすり過ぎも乾燥を招きます。

良質の睡眠をとれないと潤った肌は生まれない!
就寝中に細胞が新しくなるので、眠りは保湿の重要ファクター。寝付きの悪い人は、「この香りがしたら」「この音楽を聞いたら」眠りにつく、という入眠儀式を習慣化するのも手です。長時間肌に触れるリネン類は、自分が「心地良い」と感じるかどうかで選びましょう。

出先での水分補給は「油分入り」が絶対!
出先での水分補給も乾燥対策には良いアクション。ただし、水分だけでは乾燥に拍車がかかってしまうため油分の補給も忘れずに。メイクがヨレやすい頬や目周りは、日中も特に保湿を。ちりめんジワなどの肌トラブルが起きにくくなるので意識してケアしましょう。

すべては「口に入れるもの」でできているから!
4.偏食からの栄養不足
食事は冷たいもの、のどごしの良いものに偏りがち。お酒を飲む機会も増えますが、アルコールを摂り過ぎると睡眠の質が悪くなり、分解時には肌のターンオーバーに必須のビタミンB群を大量に消費。知らず知らずのうちに乾燥が進む恐れがあります。

潤いを生み出してとどめる栄養素を意識して摂取
肌が潤いを生むためには必須栄養素を摂ることも不可欠。+αとして着目するなら、抗酸化パワーの高いビタミンA・C・E、細胞分裂や抗酸化作用のサポートに関わる亜鉛など。おつまみなどでよく出てくる枝豆は必要な栄養素が豊富な、夏のスーパーフードです。

湿度や気温が高くべたつきやすい時期は、ついつい保湿を控えがちです。何となく潤っていると感じていても、実際は強い日差しやエアコンの冷気などが肌乾燥につながります。紫外線対策+保湿ケアを徹底し、夏のダメージを払拭しましょう。

是非、ご一読ください。


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雑誌『VERY』2018年7月号(6月7日発売 掲載ページP210~211)

特集「敏感肌ケアから抜け出したい、を考える」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

〝化粧品を使っては荒れて、″を繰り返し、その先へ踏み出せなくなってしまった方へ!!
本当は色々と試してみたいのに、基礎化粧品を変えるたびに荒れてしまうため、結局皮膚科処方の保湿剤使用に戻るしかないマンネリループに悩んでいる方は沢山いらっしゃいます。メイクをすれば皮剥け、粉ふき、赤みが当たり前という『敏感肌』だから今以上のスキンケアは出来ないと思い込んでいませんか?タイミングを考えた少しの挑戦で、肌調子は変えられます。上手な付き合い方を見つけましょう。
"敏感肌でもここまでできる"を見つける手立てを、アトピー性皮膚炎患者様と向き合ってきた経験を踏まえ、指南させていただきました。

「何も使えなかった」人にとっては、小さな挑戦も大きな一歩!
敏感肌の人が、一歩を踏み出すためのスキンケア!!
【洗顔を見直したり、1点だけアイテムを変えてみたり。低め安定で満足せず、まずは一歩踏み出してみて】
アトピー性皮膚炎の方でも、スキンケアと治療をきちんと行うことで、皮膚炎はなく「少し乾燥気味?」程度の肌レベルにまで持っていくことは可能です。しかしながら、「何なら使えるかな」を探すには、トライ&エラーしかありません。何しようアイテムを変えるときは、不調が起きたとき何が悪さをしているか見極められるように一品ずつにしてみましょう。敏感肌の人こそ自分の肌とちゃんと向き合って、手をかけてあげたいですね。

※一歩踏み出す前に※
炎症や湿疹が起きている状態なら、鎮静させることが第一!ステロイドに苦手意識がある人もまだまだ多いのが現状ですが、医師に言われた通りきちんと使うようにしてください。炎症は火事と同じです。素早く消火しないと皮膚の構造まで変わって、回復が難しくなってしまいます。スキンケアで色々試すのはそれからです。

◎落とすことが刺激になると思っていた洗顔
【低刺激にして落とし残しがでるより、敏感肌OKのオイルクレンジングや酵素洗顔を試すのも手】
低刺激と思ってミルククレンジングを使ったり、朝は水洗顔だけで済ませたりしていませんか?メイクや汚れを落としきれないと、残った汚れが刺激になります。クレンジングはしっかり落とせるオイルタイプで、刺激が少ないものを使うのがオススメです。朝洗顔も、軽い洗浄力の泡タイプで優しく洗って。調子が良いときには酵素洗顔で角質をオフし、ターンオーバーを高めクリアな素肌に導きましょう。

【刺激の少ないクリームからトライ。気持ちも豊かになるような"官能性"もスキンケアには大切】
何かプラスするなら美容液を使いたくなるかもしれませんが、水分が多いものほど肌への刺激も強くなるので、クリームから挑戦するのがオススメです。抗炎症効果のあるものを選べば安心して使用できます。テクスチャーや香りで豊かな気持ちを味わえれば、スキンケアの時間がさらに充実します。

【シートマスクはただでさえ刺激が強いもの。保存料の少ない個包装タイプを選んで】
スペシャルケアとして手軽なシートマスクは浸透がよい分、刺激も強いです。「せっかくだから」という気持ちもわかりますが、"5分で取る"がおすすめ、十分効果が実感で来ます。また、大容量タイプは衛生面から考えても敏感肌向きではありません。個包装のものをセレクトしましょう。

【高SPF値の日焼け止めは敏感肌用で選んで間違いなし。1アイテムで終わらせずみ重ね塗りを】
紫外線から肌を守らないと、トラブルが出やすいのが敏感肌です。炎症を起こした肌が色素沈着となり、シミになってしまうこともあります。高SPF値でもきしみや白浮きの少ないノンケミカル処方のものが増えてきたので、まずはそこから試してみましょう。日焼け止めを化粧下地として使い、ファンデーションを薄く重ねるというミルフィーユ塗りで、効果を高めるようににしましょう。

敏感肌でも正しくケアすることで肌力を上げることも可能です!
是非、ご一読ください。

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雑誌『&ROSY』2018年7月号(5月23日発売 掲載ページP64~71)

特集「あなたの方法合っていますか?大人のクレンジング・洗顔Q&A」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

クレンジング編

Q.クリームとミルク、どちらの形状が肌に優しい?
A.油分が多いクリームのほうが肌に優しく、メイク落ちも◎
クレンジング料は、配合されている油分と界面活性剤でメイクを落とします。一般的にミルクよりクリームのほうが油分が多いので、肌に負担をかけず、しっかりメイクを落とします。

Q.クレンジングの量はたっぷりがいい?
A.少ないよりは多いほうがいいけれど、適量が一番
クレンジングの使用量が少ないと、摩擦による肌トラブルの原因に。量が少ないのはNG。とはいえ、必要以上に多いと今度はメイクが浮いたタイミングがわかりにくくなるので、適量を守りましょう。

Q.疲れて帰った夜、ふき取りシートで落とすのと、何もしないで寝るの、どちらがいい?
A.メイクを落とさずに寝ると酸化した油分が肌の負担に!
肌の上のメイクや皮脂は、時間が経つと酸化します。落とさずに寝ると肌に負担をかけ、エイジングの原因に。とはいえふき取りシートだと摩擦の原因になりやすいので、おすすめはクレンジングウォーターをコットンにたっぷりとって力を入れずにふき取りましょう。

Q.ノーメイクやごく薄いメイクの日もクレンジングしたほうがいい?
A.日やけ止めを塗ったらクレンジングするのが基本
日やけ止めは落ちにくいものが多いので、ノーメイクや薄いメイクでも、日やけ止めを塗ったらクレンジングを。石けんで落ちる日やけ止めなら、普通の洗顔でOKです。

Q.肌が弱い人はオーガニックのミルククレンジングがいい?
A.クリームやジェルタイプのクレンジングがおすすめ。
オーガニックコスメは植物成分がかえって肌の刺激になることがあるので、肌が弱い場合は精製されたコスメの方が安心です。肌に負担の少ないクリームやジェルタイプもおすすめです。

Q.クレンジングのついでにマッサージしてもいい?
A.クレンジングはメイクを落とすもの。短時間ですませて
メイクを落とそうとして強くこすったり、長時間マッサージしたりすると、メイクだけでなく肌の潤いも奪われてしまいます。マッサージにはクレンジングではなく、マッサージクリームを使いましょう。

Q.ポイントメイクは別に落とすべき?
A.落ちにくいものを使っている場合は、専用のリムーバーを
落ちにくいメイクを強くこすって落とすと肌に負担がかかります。最近は落ちにくい処方のアイライナーや口紅なども増えているので、そういったアイテムは専用リムーバーで対応を。

Q.角栓を取るのにオイルクレンジングは有効?
A.長時間のマッサージによる肌の負担が大きいので禁物
長時間マッサージすれば角栓は取れるかもしれませんが、界面活性剤による肌への負担が大きいので注意しましょう。

Q.肌に負担をかけない正しいクレンジングのコツは?
A.それぞれ適量を守り、時間をかけ過ぎずに優しく落とすこと
やり過ぎも雑なのもNG。細かい部分まで丁寧になじませましょう。

【クリーム・ミルク・ジェル・オイルタイプ】
時間のかけ過ぎは肌の乾燥を招きますが、反対に雑なクレンジングもNG。細かい部分をきちんと洗わず、目周りや毛穴などに汚れが残ってしまうことがあります。適量を使い、顔全体を丁寧にクレンジングしましょう。
1.乾いた手に適量を取る
形状によって適量は異なりますが、基本は2~3cm程度。オイルタイプは手がくぼまる程度。手がぬれているとクレンジング力が落ちるので、乾いた手にとります。
2.ファンデーションの厚い頬から
まずは両頬にクレンジングをおき、くるくると軽くなじませて、ファンデーションやチークを浮かせます。
3.皮脂の多い小鼻は指の腹で丁寧に
続いて皮脂が多くベタつきやすい鼻まわり。指の腹を小鼻に当てて上下に何度か往復させ、丁寧に汚れを浮かせます。繊細な目元は薬指がおすすめ。
4.あごや額になじませ、最後に目元
続けてあごや口もと、額へ。輪郭や生え際までしっかりなじませます。リムーバーを使っていない場合は、最後に目元を。
5.ぬるま湯でよくすすぐ
人肌程度のぬるま湯を20回以上かけてすすぎます。ここまで1分以内が目安。時間をかけ過ぎると肌が乾燥するので注意。

【ローションタイプ】
肌に摩擦を起こさないように注意
クレンジングウォーターはコットンに含ませて肌をふき取るため、摩擦による負担が気になります。使用は毎日でなく、疲れてかえった夜だけにとどめましょう。たっぷり使うことも大切です。
1.コットンの裏までぬれる量を取る
コットンに500円玉大よりやや大きめに、裏までたっぷり沁み込ませ、ひたひたになる量を取ります。少ないと肌をこすることになるので注意。
2.広い部位を優しくふき取る
頬や額、あごなど、面積の広い部位からふき取っていく。ゆっくりと、力を入れずに、ごく軽い力で肌をなでるように。
3.細かい部位も丁寧に
小鼻のまわりや口もと、目もとなどもふき取ります。濃いアイメイクや口紅はあらかじめ専用リムーバーでオフしておくのが◎。
4.ぬるま湯ですすぐとベター
コットンで汚れがつかなくなるまで1~3を繰り返します。最後に洗浄成分が肌に残らないよう、ぬるま湯ですすぐと完璧です。

【ポイントメイクリムーバー】
落ちにくいマスカラや口紅を優しくオフ
しっかり塗ったアイシャドウや落ちにくいアイライナー、口紅などは、最後にポイントメイクリムーバーでオフ。摩擦を最小限におさえて、優しく落とすことができます。
1.上まぶたのメイクをオフ
コットンに500円玉代のリム―バを取ります。上まぶた全体に数秒当ててメイクを浮かせてから、優しくぬぐいます。
2.眉は毛流れに逆らうように
眉の上を往復させるようにコットンを動かします。落ちにくい口紅をつけている場合は、このあとコットンの裏側でオフ。
3.コットンを折って細かい部分をオフ
コットンを4つ折りにして、角を使って目のキワのメイクを落とします。こすると小ジワの原因になるので、優しい力で。

洗顔編

Q.いま使っている洗顔料が肌に合うか、どう見極める?
A.不要な皮脂や汚れがきちんと落ちているかチェック
イメージは「不要な皮脂や汚れがきちんと落ちて、すっきり洗い上る洗浄料」です。洗顔後、指で小鼻の脇に触れて、指がベタついていたら洗浄力が足りないか、きちんと洗えていない可能性があります。頬がベタついていたり、粉を吹いているようなら洗浄料があっていないかもしれません。

Q.洗顔料は、弱酸性がいい?
A.乾燥肌や敏感肌には、弱酸性や保湿成分配合のものがオススメ
肌は弱酸性。アルカリ性の石けんなどで洗うと一時的に不安定に傾くので、敏感肌の人は弱酸性の洗浄料を使ったものを選びましょう。保湿成分配合のものは、洗顔時の潤いの流出を防いでくれるのでオススメです。

Q.スクラブ洗顔って肌を傷めない?
A.粗いものだと肌を傷つけるので要注意
スクラブは肌をこすることになるので負担をかけやすいものです。ザラつきを取るなら、粒自体がソフトで肌を傷つけにくいもの、保湿成分もたっぷり配合されたものを選びましょう。

Q.洗顔だけでもメイクを落とせると聞きましたが本当?
A.一般的なメイクは、必ずクレンジングを使ってオフ
肌にしっかり密着したメイクは、クレンジング料を使って落とすのがルール。ただし例外は、石けんで落とせるタイプのコスメを使っている場合。UV下地を含めて石けんオフコスメで統一している場合は、クレンジング不要です。

Q.毛穴詰まりが悩みです。洗顔で解消できますか?
A.マイルドな角質ケア洗顔料で日々少しずつ取り去って
毛穴詰まりの正体は、皮脂と古い角質が混ざりあった"角栓"。日々の洗顔料で不要な角質を少しずつ取り去れば、目立たなくなります。角質ケア成分がマイルドに配合された洗顔料を選びましょう。

Q.洗顔前にホットタオルで蒸すと毛穴が開くの?
A.毛穴をゆるませるのには効果的ですが、肌の乾燥には注意
毛穴をゆるめて汚れを落としやすくするために、ホットタオルはある程度効果があります。ただし、肌が冷えるとき、表面についた水分が蒸発して乾燥しやすくなります。温めた後は時間をおかずに洗顔をしましょう。

Q.最後に冷水で洗うと毛穴が締まる?
A.冷やすことによって毛穴が引き締まっても一時的な反応。
冷水によって毛穴が引き締まったとしても一時的な効果で、時間が経てば元に戻ります。毛穴を引き締めたいなら角質ケアの方が効果的です。皮膚温が下がると皮膚の細胞同士を密着させて水分を閉じ込める力が弱まり、乾燥の原因になるので注意しましょう。

Q.洗顔後何分以内にスキンケアすべき?
A.水分の蒸発とともに肌も乾燥。できるだけ早くスキンケアを。
入浴後、5分以内の保湿を心がけましょう。

Q.潤いを残しながら、綺麗に洗い上げる洗顔のコツは・
A.摩擦の負担を防ぎながら、細かい部分まで手早く洗うこと

【フォーム・クレイ・パウダータイプ・石けん】
たっぷり泡立てた洗顔料で手早く洗い、よくすすぐ
少ない洗顔料をよく泡立てることで肌への負担を減らすことができ、摩擦のリスクも減ります。汚れが気になる部分から手早く洗い、よくすすぐことも大切です。
1.ぬらした手に適量の洗顔料を取る
手と顔をぬらし、フォームタイプはチューブからそのまま、石けんはぬらした手で転がすようにして適量を取る。
2.ぬるま湯を加えながら泡立てる
片方の手をくぼませ、ぬるま湯を少しずつ加えながら、もう片方の手を泡立て器のように使って泡立てます。
3.両手いっぱいの泡ができればOK
きめ細かく弾力のある泡が、合わせた両手にいっぱい程度の量ができれば成功。泡が水っぽい場合は水分を加えすぎ。
4.小鼻のまわりから洗う
まずは皮脂や毛穴詰まりが気になる小鼻のまわりに泡をのせ、指の腹でくるくると洗う。強くこすらないようにしましょう。
5.顔全体を包み込むように洗う
両手の泡を顔全体にのせ、頬~フェイスラインは手の平で、額やあごは指の先で軽くマッサージするように洗います。
6.泡が残らないようにすすぐ
ぬるま湯を何度もかけて、フェイスラインや目もとの凸凹にも泡が残らなくなるまで、しっかりすすぎます。

【泡立たないタイプ】
顔全体になじませて、しっかりすすぐ
クレイや洗浄成分で汚れを落とし、保湿成分で潤いを守って洗い上げる、泡立たないタイプの洗顔料。顔にのせてからの洗う手順は、泡立つタイプと同じ。すすぎはしっかりとしましょう。

夏目前、ついついさっぱり簡潔に洗いたい時期ですが、不要なものは肌に残さず、潤いはしっかりキープを心がけましょう。
是非、ご一読ください。


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WEB『Marisol/マリソル』(2018年2月8日掲載)

当院のアクアフェイシャルが紹介されました。
特集「うるおいが入らないアラフォーの肌に朗報!美容液で毛穴を洗う新メニュー! 」

アクアフェイシャル
まるで美容液で毛穴を洗う新発想!
うるおいが入っていかない、くすんで見える、感触がゴワつく。よくあるこんな肌状態の時は、迷わず「アクアフェイシャル」ケアです。
日々のケアで落とせていない古い角質や毛穴汚れが原因。ピーリング、毛穴吸引、トルネードチップマッサージの3作用で、つるすべな透明柔肌が復活です。乳酸・サルチル酸の2種のピーリング剤を使い、トルネード水流で皮膚や汚れを浮かし毛穴の奥まで綺麗にします。特に黒ずみ毛穴、ニキビ、くすみなどでお悩みの方におすすめ。
初回は全顔¥18,000で受けられます。

アクアフェイシャル


WEB『Marisol/マリソル』(2018年4月25日掲載)

特集「処理すべき? 正しいケア方法は? 身近なわりに正解を知らない「顔の毛モンダイ」を検証! 」

何年か前にアラフォー女性のヒゲが濃くなったなんてドラマがありましたが、ちょっと女心を揺さぶるデリケートな問題。ゆえに、あまり「顔のムダ毛」の実態は表立っては出てこないもの。
うぶ毛、ヒゲ、もみあげ......顔のムダ毛が、アラフォーになって気になるという声がちらほら。女性同士でもなかなか話せない美容パーツ「顔のムダ毛」について解説します。

■アラフォーになって顔のムダ毛が増える!?それってホント?
→ホルモンバランスの関係で可能性はあり
40代は女性のホルモンバランスが乱れやすくなる時期。ストレスで男性ホルモンの分泌量が増えると体毛が増えたと感じることが。医師としては3割の女性が顔のムダ毛が増えていると感じているのは多い、という感覚。

■アラフォーが一番気になってるのはヒゲ!
→男性ホルモンの優位が関係
ヒゲは男性ホルモンの感受性がある体毛。極端に男性ホルモンが優位になれば、濃くなる場合も。また父親が薄毛&体毛の濃い体質の場合は娘にもその体質が遺伝していることが。ヒゲの濃さは遺伝子も関係しています。

Qあなたが一番気になっている顔のムダ毛は?
ヒゲ       51.7%
まつ毛      15.0%
その他      8.3%
鼻毛       6.7%
うぶ毛      5.0%
顔のムダ毛の白髪 3.3%

顔のムダ毛を気にしている読者の中で、ダントツ1位で悩んでいるのが「ヒゲ」問題。
脱毛は肌に負担をかけず、それでいて高い減毛効果を得たいもの。医療機関に相談するのがベストです。当院のジェントルレーズプロは日本厚生労働省の認可を受けた安全な医療機器で、医療機関でのみ取り扱いができます。医師のもとで安全な照射を受けましょう。
顔なら毛が気になるところだけでなく、全体照射がおすすめです。高い脱毛効果に加え、繰り返すごとにくすみが取れ、毛穴の引き締まった透明感肌にかわっていきます。

ジェントルレーズ プロ 

WEB『Marisol/マリソル』(2018年5月13日掲載)

特集『40歳からのクレンジング&洗顔「老けない5カ条」 』

自己流を見直して洗顔上手になれば、その後はいつものスキンケアでも見違えるようなハリ&ツヤ肌へと生まれ変われる!
最近、たっぷり眠ってもお疲れ顔が抜けない、シワ・たるみが目立つ、吹き出ものがいつのまにやらシミに......そんな不調&エイジングの原因が、なんと日々の洗顔に!?

■ゴシゴシ洗いは厳禁。でも〝落とし残し〞も老化のもと!
最近は、乾燥や肌ゆらぎを気にするあまり洗浄力の弱いクレンジングや、湯洗いなどで洗顔をチャチャッとすませる人が多いですね。UVや下地、ファンデーションの密着力が以前より増しているためか、〝落とし残し〟が見受けられます。これらは毛穴を詰まらせ、汚れが酸化して刺激となり、くすみ、ゴワつき、シミ、シワ、たるみと、あらゆるエイジングの引き金に。
まず大事なのはクレンジングと洗顔料選び。洗顔製品の開発技術は年々進化を遂げていて、摩擦をかけずに汚れが浮き、肌に負担なくスッと洗い流せるものが増えています。保湿剤入りなら、より洗浄中の肌を保護。その力は価格に比例していて、2000円以上を目安に。良質なクレンジングや洗顔料で洗顔することは、高額美容液に匹敵するくらい、有効なエイジングケアに。大人がまず投資すべきは洗顔です。

いずれにしても、ゴシゴシ&チャチャッと洗いは厳禁!優れたクレンジングや洗顔料の"剤"にまかせ、ゆっくり顔の隅々まで指を動かすこと。洗い流しを含めずクレンジングなら1分、洗顔料も最低30秒はかかります。
洗顔後は間髪をいれずに保湿を。良質なクレンジングと洗顔で大事に洗っても、やはり洗顔後は無防備な状態になります。すばやく保湿して肌のバリア機能を回復させることは、美肌のカギを握る常在菌のバランスを整えるためにも必須です。アラフォー以降は"ファースト保湿までが洗顔"と肝に銘じましょう。

■40歳からのクレンジング&洗顔「老けない」5カ条
Method1. クレンジング・洗顔ともに2.000円以上が目安
Method 2. クレンジングは1分かけてていねいに
Method 3. メイクの密着度、重ね具合に合わせたクレンジングを
Method 4. 洗顔料は保湿剤入りがマスト
Method 5. 摩擦厳禁!"剤"の力で浮かせて落とす

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WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年3月1日)

特集「まだ3月だけど・・・UVケアは必要?」

連載「教えて!トモコ先生」第一弾。皮膚科専門医の慶田院長が、紫外線対策に関するお役立ち情報を解説します。「今年こそ紫外線ダメージを受けたくない!」という方は、紫外線対策の基本を見直していきましょう。

■知っているようで知らない「UV-A」と「UV-B」の違いとは?
紫外線とは太陽光線の一種。波長の長いものからUV-A、UV-B、UV-Cの3種類にわけられます。UV-Aは波長が長く、肌の奥深く(真皮)まで届きます。真皮にはコラーゲン線維などがありますが、UV-Aに当たるとコラーゲンの分解を促す酵素の活性が高まり、しわ、たるみなどを引き起こす原因になります。また長時間当たると肌が褐色に日やけし、これをサンタンといいます。UV-Aは冬でも多く降り注いでいますし、窓ガラスも通貨してしまいます。
UV-Bは比較的波長が短く、肌の表皮から真皮の上層くらいまでに届いて、肌を赤くヒリヒリさせます。ひどいときには、やけどになることも。また、UVBに当たると肌を守るためにメラニンが活性化するので、肌が浅黒くなってきます。繰り返し浴びることで、必要が無くなってもメラニンを作り続けるようになり、これがシミの原因です。さらに、UV-Bには、肌の基底細胞の核に作用してDNAを傷つけ、長期的には皮膚がんを引き起こすリスクもあります。UV-Bの量は春~夏がピークですが、UVAよりも細胞へのダメージが強いので冬でも油断は大敵です。ちなみにUV-B の一部とUV-Cは波長が短く、オゾン層でカットされるので地上までは届きません。

■まだ3月だけど・・・紫外線対策は必要?
私たちは、UV-AとUV-Bの両方を同時に1年を通して浴び続けています。ですから紫外線対策は本来1年中必要なのですが、特に3月は気温は低くてもUV-Bの量と強さが急激にアップ。いよいよ本格的な紫外線対策が必要になります。

外出するときは帽子、日傘、衣類などを活用し、肌に紫外線が当たらないようにします。頭上からの日射だけでなく、路面からの反射もあるので注意しましょう。

真夏のように太陽がギラギラ、日差しがジリジリしていなくても、3月には地上に強い紫外線がたくさん降り注いでいます。暑い、温かいと感じるのは赤外線によるもので、紫外線はいくら浴びてもなんの自覚症状もありません。『今日はそれほど暑くないから、紫外線は強くないだろう』など自分の肌感覚に頼ることなく、確実な紫外線対策を行いましょう。

■季節の変わり目だからこそ、注意したいこと
冬から春への季節の変わり目は、肌の調子が不安定になる方も多いのではないでしょうか。冬の間に肌の乾燥が進んで敏感になっているところに花粉などの外的刺激が重なり、角層のバリア機能が落ちやすい時期といえます。肌が炎症を起こした後に日やけをするとシミになりやすいので要注意です。

環境の変化によるストレスで自律神経のバランスがくずれることも、肌の不調の一因になります。肌が不安定なときは、新しい化粧品や美容法にトライすることは控え、使い慣れた化粧品でシンプルなスキンケアをしましょう。また、基本的な生活習慣が乱れていると、せっかくのスキンケアの効果も出にくくなります。バランスのよい食事、質のよい睡眠をとることを心がけてください。

■今月の格言
気温と紫外線の強さは比例しない!
3月でもUV-Aは多く降り注いでいる

是非、ご参考になさってください。


WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年4月5日)

特集「UVケアを習慣づけるには?」

今回は、慶田院長自身も実践しているUVケア習慣をレクチャー。「UVケアの重要性はわかっているけど、面倒くさくて習慣にできない・・・」という方に紫外線対策をわかりやすく解説します。

■紫外線を甘くみていると、10年、20年後に後悔するかも!?
【光老化】という言葉をご存じですか?肌が老化する原因の約8割は、紫外線などの太陽光によるものと考えられています。紫外線の中でも特にUV-Bは肌細胞のDNAを傷つけ、シミなどの原因に。長期的には皮膚がんを引き起こすリスクもあります。

日やけ止めなどで紫外線対策をするということは、単にシミを防ぐためだけでなく、皮膚がんのリスクを減らすためにも必要なこと。紫外線は細胞を傷つけ、免疫力を低下させます。健康のためには、大人も子供も、女性も男性も、老若男女を問わず紫外線対策が必要だということをぜひ覚えておいてください。

特に子供はお日さまが大好き。だからといって、日やけ止めも塗らずに大量の紫外線を浴びていると、細胞が傷つき発がんリスクを高めます。子供の健康を考えたら、素肌を紫外線にさらさないように大人が気をつけてあげるべきですね。

■日やけ止めを習慣づけるコツとは?
朝、ゴミ出しをする数分だけのために、わざわざ日やけ止めを塗るのは面倒だと思っていませんか?しかし紫外線を浴びる量というのは、毎日リセットされるわけではなく、一生積み重ねられていくもの。すっぴんで紫外線を浴びる時間が1日2分だとしても、1カ月合計では60分。つまり、無防備なまま1時間日光浴をしているのと同じ結果になるんです。それを毎日、10年、20年と続けていたら肌はどうなるか・・・考えただけでドキッとしますよね。

1番よいのは、日やけ止めを毎朝のスキンケアに組み込んでしまうこと。外出する・しない、メークする・しないに関わらず、朝のスキンケアの最後には日やけ止めを塗ると決めてしまいましょう。そうすれば、ゴミ出し、新聞取り、洗濯物干し、子供の幼稚園の送迎などちょっとした外出のたびにいちいち塗る手間が省けます。また、窓ガラスやレースのカーテンを透過して室内に入ってくる紫外線も防げます。

日やけ止めなどUVケアグッズは、外出時にさっと使えるよう、ポーチの中はもちろん、玄関、車の中、自転車のカゴ、ベビーカーなど、ありとあらゆるところに配置するのが習慣化するコツです。私の場合、自転車のカゴには帽子とUV手袋、ベビーカーには日やけ止めを入れています。

■「日やけ止めは1日の間に数回塗り直すもの」と心得る
日やけ止めは、朝塗ってしまえばOKというものではありません。時間が経つと紫外線防御力は下がりますし、汗や皮脂で流れてしまったり、衣服でこすれて落ちることもあります。屋内にいる時間が長い方でも、お昼ぐらいには塗り直しましょう。会社員の方がランチで外に出るときは、その前に塗り直すのがおすすめです。

長時間外にいるときは、日やけ止めだけでなく日傘や帽子も併用します。また、外を歩いていて暑くなったら、上着を脱いで半袖になることもありますよね。そんなときは面倒くさがらずに、腕に日やけ止めを塗りましょう。もし日やけ止めを持っていなかったら、コンビニなどでも売っていますので躊躇せずに!今日ぐらいはいいかと油断して、紫外線対策をおろそかにすると、皮膚の健康も美しさも損なわれて、美容医療の手をかなりかけなくてはならなくなりますよ。

■今月の格言
毎朝のスキンケアは日やけ止めまで!
紫外線、毎日の積み重ねが後悔のもと!

是非、ご参考になさってください。

WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年4月23日)

特集「"うっかり日やけ"を防ぐ方法を教えて!」

「日やけ止めを塗ったのに、なぜか日やけしちゃった」という経験はありませんか?
そんな"うっかり日やけ"の原因と対策を、皮膚科専門医の慶田院長が伝授します。この機会に、日やけ止めの正しい塗り方も覚えてください。

■日やけ止めは塗る「量」「タイミング」「塗り方」がポイント
日やけ止めを塗っても日やけするという方は、今一度、量と塗り方を見直してみて。日やけ止めは、塗る量が少ないことが多いので、2度塗りすると良いでしょう。まず普通に塗って肌になじませたら、もう1度同じことを繰り返します。自分が思っているよりも気持ち多めの量が適量だと考えて。重ね塗りすると白浮きが気になる方がいらっしゃるかもしれませんが、最近の日やけ止めは白くなりにくいので、重ね塗りしても気になりません。その上からメークをすることで、さらに紫外線防御効果がアップします。

腕のような広い面に塗るときは、指全体や手のひらを使って一気に伸ばします。肌に擦り込む必要はなく、肌の上に乗せるイメージで塗りましょう。ストロークが少ないほど、肌への負担も軽減できます。

朝、日やけ止めを塗るタイミングですが、私は服を着る前、下着の状態で塗るようにしています。服を着てから肌が露出しているところだけに日やけ止めを塗ろうとすると、洋服が汚れるのが気になって塗り方がいい加減になりがちです。また、バストが大きい人は要注意。紫外線は真上からも降り注ぐので、服と肌の隙間からバストの谷間に向かって大量の紫外線が入ってくる可能性があります。服を着る前に、デコルテの広範囲にわたってたっぷりと日やけ止めを塗っておきましょう。

■塗り忘れエリアにご用心!
肌が露出しているのに、日やけ止めを塗り忘れがちなエリアがあります。例えば、髪をアップにしたときの首周り、耳周り、襟足から背中にかけてなど。普段は髪をおろしているのに、日中暑くなって髪をアップにするときは注意してください。ほかにはデコルテ、腕の内側、手の甲、足の甲などが塗り忘れて日やけしやすいエリアです。

また、顔のこめかみに近い頬骨の上~頬~鼻のラインは、シミの好発部位といわれている要注意エリア。太陽光は斜め上から降り注ぎますから、単位面積当たりの紫外線量が一番多くなって、もっともダメージを受けやすい部位です。日やけ止めやファンデーションの重ね塗りで、完全防備を心がけましょう。

意外と盲点なのが頭皮。髪の分け目は、直射日光が当たって日やけしやすい部位といえます。日傘や帽子を活用して、紫外線をブロックしましょう。帽子は、つばの長さが15cm以上で下向きの角度があるものがベスト。頭皮はもちろん、顔やデコルテなど広範囲をカバーすることができますよ。

日やけ止めやUVケアグッズを駆使して、日やけしないように気をつけるのが基本。そうはいっても、BBQなどアウトドアを楽しんでいるとき、マラソンやサイクリングなどのスポーツ中、スポーツ観戦時など、思うように日やけ止めを塗れなかったり、日傘を差せない状況もありますよね。そんなときは、UVケアをサポートするサプリメントを併用するというのもひとつの手です。

■"うっかり日やけ"してしまったらどうする?
日やけは、やけどと同じ。ヒリヒリしたり赤みがあるときは、まずは冷やして炎症を抑えます。最初の30分は濡らしたタオル(水気を含んだタオルのほうがよく冷えます)で保冷剤を包み、患部に当てます。長時間冷やし続けていると肌のバリア機能が下がるので、30分経ったら保冷剤を乾いた薄いガーゼなどで包み直し、引き続き患部を冷やして炎症が治まるのを待ちます。日やけ直後は、この方法で乗り切りましょう。ヒリヒリ感が強くて痛みを感じるときは、市販の消炎鎮痛剤を飲むのもよいでしょう。

日やけ後、1週間くらいは保湿を心がけてください。バームタイプの保湿剤を塗る、肌あたりのよい衣服を着て寝るなどして、できるだけ患部を刺激しないように過ごします。2週間くらい経ったらいつものスキンケアに戻し、3週間目から美白ケアを始めるとよいでしょう。

日やけ直後は、肌のバリア機能が壊れている可能性があります。日やけ後3週間くらいは保湿に専念し、積極的なスキンケアは控えるのがベターです。ただし、冷やしても炎症が治まらない、痛みがひかない場合は、速やかに皮膚科医の診察を受けてくださいね。

■今月の格言
日やけ止めは最低でも2度塗り!
うっかり日やけしたら冷却&保湿を

是非、ご参考になさってください。

WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年5月23日)

特集「雨の日もUVケアしなくちゃダメ?」

「雨の日は日やけ止めを塗らなくていいからラクチン!」なんて思っていませんか?
実は、曇りでも雨でも、お天気に関係なく紫外線は降り注いでいます。そこで、油断しがちな梅雨どきの紫外線対策について、皮膚科専門医の慶田院長が解説します。

■太陽が見えなくても、紫外線は存在している!
曇りや雨の日にはUVケアは必要ないと勘違いしていませんか?紫外線は、お天気に関係なく地表に降り注いでいます。晴れの日の紫外線量を100%とすると、曇りの日は約65~80%、雨の日は約20%程度。太陽が見えていなくても、紫外線は降り注いでいます。

1回に浴びる紫外線量は少なくても、その積み重ねがシミなどの原因に。たいていの人は、シミが出るのに十分な量の紫外線を、20歳までには既に浴びてしまっていると考えられています。コップに水を注ぎ続けるとやがて水が溢れ出すように、肌も紫外線を浴び続けていると、あるときから次々とシミができ始めることがあります。ソバカス、肝斑などは、紫外線の影響を受けると短期間で悪化するので要注意です。

■梅雨の晴れ間は、特に油断大敵!
雨が上がって太陽の光が射し込み、空が明るくなると気分まで明るくなりますね。こんなときこそ紫外線を警戒しなければいけません。雨が降ると、空気中に浮遊する粒子(エアロゾル)が流されて、空気がキレイになります。空気がキレイになると、紫外線が地表まで届きやすくなります。雨上がりには、植物の緑がパキッと色鮮やかになりますよね。そういうときは紫外線が強力なのだと覚えておいてください。

■6月は、日が長くて紫外線が最も強い要注意月間!
真夏と比べると、まだそれほど気温が高くないので油断しがちですが、実は紫外線の強さは6月がピーク。夏至(2018年は6月21日)の頃が、最も強いとされています。紫外線の量も8月とほぼ同程度。つまり6月は、日が長い(夏至が最も長い)、紫外線が最も強い、紫外線の量がピークに近い、という条件が揃っていて、日やけのリスクが高いということがおわかりいただけるかと思います。梅雨だからといって油断せず、しっかりと紫外線対策を続けていきましょう。

お天気って、1日の中で結構変わるもの。朝、家を出るときには雨が降っていても、日中には止んで快晴になることも珍しくありません。この時期は、晴雨兼用の傘を携帯するのがオススメです。ちなみに私の場合ですが、季節や天候に関係なく1年中同じUVケアをしています。アウトドアのイベントのとき、南国のリゾートで過ごすときは、倍量の日やけ止めを使うこともあります。みなさんも、雨だからといって気を抜かず、朝のスキンケアの最後には日やけ止めを塗って"積み重ね日やけ"をしないように気をつけてくださいね。

■今月の格言
6月は紫外線の強さが最強!
雨でも日やけ止めを欠かさずに

是非、ご参考になさってください。

WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年3月1日)

特集「まだ3月だけど・・・UVケアは必要?」

連載「教えて!トモコ先生」第一弾。皮膚科専門医の慶田院長が、紫外線対策に関するお役立ち情報を解説します。「今年こそ紫外線ダメージを受けたくない!」という方は、紫外線対策の基本を見直していきましょう。

■知っているようで知らない「UV-A」と「UV-B」の違いとは?
紫外線とは太陽光線の一種。波長の長いものからUV-A、UV-B、UV-Cの3種類にわけられます。UV-Aは波長が長く、肌の奥深く(真皮)まで届きます。真皮にはコラーゲン線維などがありますが、UV-Aに当たるとコラーゲンの分解を促す酵素の活性が高まり、しわ、たるみなどを引き起こす原因になります。また長時間当たると肌が褐色に日やけし、これをサンタンといいます。UV-Aは冬でも多く降り注いでいますし、窓ガラスも通貨してしまいます。
UV-Bは比較的波長が短く、肌の表皮から真皮の上層くらいまでに届いて、肌を赤くヒリヒリさせます。ひどいときには、やけどになることも。また、UVBに当たると肌を守るためにメラニンが活性化するので、肌が浅黒くなってきます。繰り返し浴びることで、必要が無くなってもメラニンを作り続けるようになり、これがシミの原因です。さらに、UV-Bには、肌の基底細胞の核に作用してDNAを傷つけ、長期的には皮膚がんを引き起こすリスクもあります。UV-Bの量は春~夏がピークですが、UVAよりも細胞へのダメージが強いので冬でも油断は大敵です。ちなみにUV-B の一部とUV-Cは波長が短く、オゾン層でカットされるので地上までは届きません。

■まだ3月だけど・・・紫外線対策は必要?
私たちは、UV-AとUV-Bの両方を同時に1年を通して浴び続けています。ですから紫外線対策は本来1年中必要なのですが、特に3月は気温は低くてもUV-Bの量と強さが急激にアップ。いよいよ本格的な紫外線対策が必要になります。

外出するときは帽子、日傘、衣類などを活用し、肌に紫外線が当たらないようにします。頭上からの日射だけでなく、路面からの反射もあるので注意しましょう。

真夏のように太陽がギラギラ、日差しがジリジリしていなくても、3月には地上に強い紫外線がたくさん降り注いでいます。暑い、温かいと感じるのは赤外線によるもので、紫外線はいくら浴びてもなんの自覚症状もありません。『今日はそれほど暑くないから、紫外線は強くないだろう』など自分の肌感覚に頼ることなく、確実な紫外線対策を行いましょう。

■季節の変わり目だからこそ、注意したいこと
冬から春への季節の変わり目は、肌の調子が不安定になる方も多いのではないでしょうか。冬の間に肌の乾燥が進んで敏感になっているところに花粉などの外的刺激が重なり、角層のバリア機能が落ちやすい時期といえます。肌が炎症を起こした後に日やけをするとシミになりやすいので要注意です。

環境の変化によるストレスで自律神経のバランスがくずれることも、肌の不調の一因になります。肌が不安定なときは、新しい化粧品や美容法にトライすることは控え、使い慣れた化粧品でシンプルなスキンケアをしましょう。また、基本的な生活習慣が乱れていると、せっかくのスキンケアの効果も出にくくなります。バランスのよい食事、質のよい睡眠をとることを心がけてください。

■今月の格言
気温と紫外線の強さは比例しない!
3月でもUV-Aは多く降り注いでいる

是非、ご参考になさってください。


WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年4月5日)

特集「UVケアを習慣づけるには?」

今回は、慶田院長自身も実践しているUVケア習慣をレクチャー。「UVケアの重要性はわかっているけど、面倒くさくて習慣にできない・・・」という方に紫外線対策をわかりやすく解説します。

■紫外線を甘くみていると、10年、20年後に後悔するかも!?
【光老化】という言葉をご存じですか?肌が老化する原因の約8割は、紫外線などの太陽光によるものと考えられています。紫外線の中でも特にUV-Bは肌細胞のDNAを傷つけ、シミなどの原因に。長期的には皮膚がんを引き起こすリスクもあります。

日やけ止めなどで紫外線対策をするということは、単にシミを防ぐためだけでなく、皮膚がんのリスクを減らすためにも必要なこと。紫外線は細胞を傷つけ、免疫力を低下させます。健康のためには、大人も子供も、女性も男性も、老若男女を問わず紫外線対策が必要だということをぜひ覚えておいてください。

特に子供はお日さまが大好き。だからといって、日やけ止めも塗らずに大量の紫外線を浴びていると、細胞が傷つき発がんリスクを高めます。子供の健康を考えたら、素肌を紫外線にさらさないように大人が気をつけてあげるべきですね。

■日やけ止めを習慣づけるコツとは?
朝、ゴミ出しをする数分だけのために、わざわざ日やけ止めを塗るのは面倒だと思っていませんか?しかし紫外線を浴びる量というのは、毎日リセットされるわけではなく、一生積み重ねられていくもの。すっぴんで紫外線を浴びる時間が1日2分だとしても、1カ月合計では60分。つまり、無防備なまま1時間日光浴をしているのと同じ結果になるんです。それを毎日、10年、20年と続けていたら肌はどうなるか・・・考えただけでドキッとしますよね。

1番よいのは、日やけ止めを毎朝のスキンケアに組み込んでしまうこと。外出する・しない、メークする・しないに関わらず、朝のスキンケアの最後には日やけ止めを塗ると決めてしまいましょう。そうすれば、ゴミ出し、新聞取り、洗濯物干し、子供の幼稚園の送迎などちょっとした外出のたびにいちいち塗る手間が省けます。また、窓ガラスやレースのカーテンを透過して室内に入ってくる紫外線も防げます。

日やけ止めなどUVケアグッズは、外出時にさっと使えるよう、ポーチの中はもちろん、玄関、車の中、自転車のカゴ、ベビーカーなど、ありとあらゆるところに配置するのが習慣化するコツです。私の場合、自転車のカゴには帽子とUV手袋、ベビーカーには日やけ止めを入れています。

■「日やけ止めは1日の間に数回塗り直すもの」と心得る
日やけ止めは、朝塗ってしまえばOKというものではありません。時間が経つと紫外線防御力は下がりますし、汗や皮脂で流れてしまったり、衣服でこすれて落ちることもあります。屋内にいる時間が長い方でも、お昼ぐらいには塗り直しましょう。会社員の方がランチで外に出るときは、その前に塗り直すのがおすすめです。

長時間外にいるときは、日やけ止めだけでなく日傘や帽子も併用します。また、外を歩いていて暑くなったら、上着を脱いで半袖になることもありますよね。そんなときは面倒くさがらずに、腕に日やけ止めを塗りましょう。もし日やけ止めを持っていなかったら、コンビニなどでも売っていますので躊躇せずに!今日ぐらいはいいかと油断して、紫外線対策をおろそかにすると、皮膚の健康も美しさも損なわれて、美容医療の手をかなりかけなくてはならなくなりますよ。

■今月の格言
毎朝のスキンケアは日やけ止めまで!
紫外線、毎日の積み重ねが後悔のもと!

是非、ご参考になさってください。

WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年4月23日)

特集「"うっかり日やけ"を防ぐ方法を教えて!」

「日やけ止めを塗ったのに、なぜか日やけしちゃった」という経験はありませんか?
そんな"うっかり日やけ"の原因と対策を、皮膚科専門医の慶田院長が伝授します。この機会に、日やけ止めの正しい塗り方も覚えてください。

■日やけ止めは塗る「量」「タイミング」「塗り方」がポイント
日やけ止めを塗っても日やけするという方は、今一度、量と塗り方を見直してみて。日やけ止めは、塗る量が少ないことが多いので、2度塗りすると良いでしょう。まず普通に塗って肌になじませたら、もう1度同じことを繰り返します。自分が思っているよりも気持ち多めの量が適量だと考えて。重ね塗りすると白浮きが気になる方がいらっしゃるかもしれませんが、最近の日やけ止めは白くなりにくいので、重ね塗りしても気になりません。その上からメークをすることで、さらに紫外線防御効果がアップします。

腕のような広い面に塗るときは、指全体や手のひらを使って一気に伸ばします。肌に擦り込む必要はなく、肌の上に乗せるイメージで塗りましょう。ストロークが少ないほど、肌への負担も軽減できます。

朝、日やけ止めを塗るタイミングですが、私は服を着る前、下着の状態で塗るようにしています。服を着てから肌が露出しているところだけに日やけ止めを塗ろうとすると、洋服が汚れるのが気になって塗り方がいい加減になりがちです。また、バストが大きい人は要注意。紫外線は真上からも降り注ぐので、服と肌の隙間からバストの谷間に向かって大量の紫外線が入ってくる可能性があります。服を着る前に、デコルテの広範囲にわたってたっぷりと日やけ止めを塗っておきましょう。

■塗り忘れエリアにご用心!
肌が露出しているのに、日やけ止めを塗り忘れがちなエリアがあります。例えば、髪をアップにしたときの首周り、耳周り、襟足から背中にかけてなど。普段は髪をおろしているのに、日中暑くなって髪をアップにするときは注意してください。ほかにはデコルテ、腕の内側、手の甲、足の甲などが塗り忘れて日やけしやすいエリアです。

また、顔のこめかみに近い頬骨の上~頬~鼻のラインは、シミの好発部位といわれている要注意エリア。太陽光は斜め上から降り注ぎますから、単位面積当たりの紫外線量が一番多くなって、もっともダメージを受けやすい部位です。日やけ止めやファンデーションの重ね塗りで、完全防備を心がけましょう。

意外と盲点なのが頭皮。髪の分け目は、直射日光が当たって日やけしやすい部位といえます。日傘や帽子を活用して、紫外線をブロックしましょう。帽子は、つばの長さが15cm以上で下向きの角度があるものがベスト。頭皮はもちろん、顔やデコルテなど広範囲をカバーすることができますよ。

日やけ止めやUVケアグッズを駆使して、日やけしないように気をつけるのが基本。そうはいっても、BBQなどアウトドアを楽しんでいるとき、マラソンやサイクリングなどのスポーツ中、スポーツ観戦時など、思うように日やけ止めを塗れなかったり、日傘を差せない状況もありますよね。そんなときは、UVケアをサポートするサプリメントを併用するというのもひとつの手です。

■"うっかり日やけ"してしまったらどうする?
日やけは、やけどと同じ。ヒリヒリしたり赤みがあるときは、まずは冷やして炎症を抑えます。最初の30分は濡らしたタオル(水気を含んだタオルのほうがよく冷えます)で保冷剤を包み、患部に当てます。長時間冷やし続けていると肌のバリア機能が下がるので、30分経ったら保冷剤を乾いた薄いガーゼなどで包み直し、引き続き患部を冷やして炎症が治まるのを待ちます。日やけ直後は、この方法で乗り切りましょう。ヒリヒリ感が強くて痛みを感じるときは、市販の消炎鎮痛剤を飲むのもよいでしょう。

日やけ後、1週間くらいは保湿を心がけてください。バームタイプの保湿剤を塗る、肌あたりのよい衣服を着て寝るなどして、できるだけ患部を刺激しないように過ごします。2週間くらい経ったらいつものスキンケアに戻し、3週間目から美白ケアを始めるとよいでしょう。

日やけ直後は、肌のバリア機能が壊れている可能性があります。日やけ後3週間くらいは保湿に専念し、積極的なスキンケアは控えるのがベターです。ただし、冷やしても炎症が治まらない、痛みがひかない場合は、速やかに皮膚科医の診察を受けてくださいね。

■今月の格言
日やけ止めは最低でも2度塗り!
うっかり日やけしたら冷却&保湿を

是非、ご参考になさってください。

WEB『@コスメブログ「教えて!トモコ先生」』(2018年5月23日)

特集「雨の日もUVケアしなくちゃダメ?」

「雨の日は日やけ止めを塗らなくていいからラクチン!」なんて思っていませんか?
実は、曇りでも雨でも、お天気に関係なく紫外線は降り注いでいます。そこで、油断しがちな梅雨どきの紫外線対策について、皮膚科専門医の慶田院長が解説します。

■太陽が見えなくても、紫外線は存在している!
曇りや雨の日にはUVケアは必要ないと勘違いしていませんか?紫外線は、お天気に関係なく地表に降り注いでいます。晴れの日の紫外線量を100%とすると、曇りの日は約65~80%、雨の日は約20%程度。太陽が見えていなくても、紫外線は降り注いでいます。

1回に浴びる紫外線量は少なくても、その積み重ねがシミなどの原因に。たいていの人は、シミが出るのに十分な量の紫外線を、20歳までには既に浴びてしまっていると考えられています。コップに水を注ぎ続けるとやがて水が溢れ出すように、肌も紫外線を浴び続けていると、あるときから次々とシミができ始めることがあります。ソバカス、肝斑などは、紫外線の影響を受けると短期間で悪化するので要注意です。

■梅雨の晴れ間は、特に油断大敵!
雨が上がって太陽の光が射し込み、空が明るくなると気分まで明るくなりますね。こんなときこそ紫外線を警戒しなければいけません。雨が降ると、空気中に浮遊する粒子(エアロゾル)が流されて、空気がキレイになります。空気がキレイになると、紫外線が地表まで届きやすくなります。雨上がりには、植物の緑がパキッと色鮮やかになりますよね。そういうときは紫外線が強力なのだと覚えておいてください。

■6月は、日が長くて紫外線が最も強い要注意月間!
真夏と比べると、まだそれほど気温が高くないので油断しがちですが、実は紫外線の強さは6月がピーク。夏至(2018年は6月21日)の頃が、最も強いとされています。紫外線の量も8月とほぼ同程度。つまり6月は、日が長い(夏至が最も長い)、紫外線が最も強い、紫外線の量がピークに近い、という条件が揃っていて、日やけのリスクが高いということがおわかりいただけるかと思います。梅雨だからといって油断せず、しっかりと紫外線対策を続けていきましょう。

お天気って、1日の中で結構変わるもの。朝、家を出るときには雨が降っていても、日中には止んで快晴になることも珍しくありません。この時期は、晴雨兼用の傘を携帯するのがオススメです。ちなみに私の場合ですが、季節や天候に関係なく1年中同じUVケアをしています。アウトドアのイベントのとき、南国のリゾートで過ごすときは、倍量の日やけ止めを使うこともあります。みなさんも、雨だからといって気を抜かず、朝のスキンケアの最後には日やけ止めを塗って"積み重ね日やけ"をしないように気をつけてくださいね。

■今月の格言
6月は紫外線の強さが最強!
雨でも日やけ止めを欠かさずに

是非、ご参考になさってください。

WEB『metropolitana tokyo/メトロポリターナトーキョー』(2018年4月5日)

特集『新生活スタート! メイクと一緒に「メイク落とし」の見直しで、くすみのない好印象な肌をつくろう』

新しい生活と出会いの季節。初対面から、相手に良い印象を残したいものです。心機一転、髪型やメイクを変えてみた人も多いのではないでしょうか。
でも、メイクを変えてもケアを怠れば、肌トラブルの元になりまねません。そこで、この連載(全4回)では、慶田院長が第一印象を良くする肌を作る、日頃のくすみケア方法について紹介します。

2017年春に、生活・職場環境が変わった人を対象に「メイクを変えようと思ったか」と質問したところ、「メイクを変えたいと思った人」が48.1%と半数近くに上りました。実際にメイクを変えた箇所は「ベースメイク」や「目もと」が上位になっています。

一方、メイク落としに関しては、メイクを変えても「メイク落としは変えずに同じものを使う」と63.8%が回答。また、メイク落としにかける時間は「30秒未満」、メイク落としの方法は「なんとなく自己流」と答えた人が最も多い結果となっています。

この調査から、新生活によってメイクに対する意識は高まっても、「メイク落としの方法」に対する意識は変わらないことが分かりました。

≪雑なメイク落としが"くすみ肌リスク"につながる!?≫
この調査結果にもとづいて、クレンジング指導に力を入れている慶田院長が、新生活に向けたクレンジングのアドバイスをしました。

今回のアンケート調査からは、新生活にメイクを変えて心機一転しようとする女性の姿がみえてきましたが、一方、メイク落としに対する意識の低さも感じられます。特に気になるのは、メイク落としにかける時間です。実は、ある実験で、30秒未満の簡単なメイク落としでは、小鼻や目の下など顔の凹凸部分にメイクが残っていることが確認されています。

メイクが肌に残っていると皮脂やメイクの油脂が酸化し、肌への刺激となって肌に炎症が起こる可能性があります。それだけでなく、肌の炎症は角層機能の低下や乾燥を招いて"くすみリスク"となります。

この実験結果からも、30秒未満の簡単なメイク落としは、顔の凹凸部分に「メイクぐすみ」を生じさせる可能性が考えられます。今回の調査で回答の多かったベースメイクやアイシャドウを変える人は、メイクの仕方に合わせて数十秒を惜しまず丁寧なメイク落としを心がけて、"くすみリスク"を回避してください。

≪理想的なクレンジング方法≫
当院では、診察の前に患者様ご自身でメイクを落としていただくのですが、洗浄力を抑えたタイプのメイク落としを使っていた頃は、メイク汚れが残っている方が案外いらっしゃいました。
オイルクレンジングなら高い洗浄力があり、こする必要もなく短時間で乳化するので、毛穴の奥や目周りもメイク残りなくスッキリ洗うことができます。アイホールや鼻の毛穴にはメイクが残りがちになるため、クレンジング剤を手のひらで温め、くるくる円を描きながら馴染ませます。まつげや目回りは、力の入りにくい薬指を使うようにします。
その後、ぬるま湯で20回程度すすぎます。すすぎ残しは生え際と首に多いため、特に丁寧に洗うことを心がけてください。お風呂で洗う場合は、熱いシャワーを勢いよく顔に当てるなどせず、洗面器に張ったぬるま湯で洗い、最後に弱流水のシャワーで流してください。

新年度を機に、知らないうちにメイク残りでくすみ肌になっていた人も、自分にあったメイク落としを選んでみてはいかがでしょうか。

是非、ご参考になさってください。

WEB『metropolitana tokyo/メトロポリターナトーキョー』(2018年4月19日)

特集『くすみ年齢が若年化! あなたも当てはまるかも イマドキ女性の「5大くすみリスク」とは』

「メイクぐすみ」に「スマホぐすみ」、「ストレスぐすみ」・・・
第一印象を良くする「くすみ肌ケア」について伝える連載の第3回は、肌のくすみを感じる年齢が若年化しているイマドキ女性の「5大くすみリスク」と、その対策について紹介します。

顔を暗く見せて、なんとなく疲れているような印象にしてしまうくすみ肌。若いから大丈夫というわけではありません。むしろ、いま若い女性の多くが「くすみリスク」にさらされているせいで、"くすみ年齢"が若年化してしまっているのです。

≪くすみが気になる年齢が若年化!?≫
アンケート調査によると、20代女性の半数以上が「肌のくすみ」を感じていることが分かりました。一般的に、くすみは加齢による悩みだと思われがちですが、いま、若い世代にも広がっているようです。

なぜ、くすみ年齢が若年化しているのでしょうか。今回は、現代女性特有のライフスタイルが「肌のくすみ」につながっているという調査結果をもとに、美容皮膚科医の慶田院長が、「イマドキ女性の5つのくすみリスク」について解説しました。

<イマドキ女性のくすみリスク① メイクぐすみ>
調査によると、働く20代女性では、「メイクをしたままでいる時間」が12時間以上になるという人が5人に1人と最も多く、さらに「メイクを落とさずに寝てしまうことがある人」が約3割もいることが分かりました。

「長時間メイクをしたまま」あるいは「メイクを落とさないまま」でいると、メイクの油脂が酸化します。すると、肌にダメージを与え、角層機能の低下や乾燥を招いて、くすみ肌へとつながっていくのです。また、ちゃんとクレンジングをしているつもりでも、メイクが落としきれていないことがあります。これでは、メイクをしたまま寝てしまうのと同じ! 肌に残ったメイクは、くすみを引き起こしてしまいます。

オイルクレンジングは、擦らずとも短時間でメイク汚れとなじみ、毛穴の奥や目周りもメイク残りなくスッキリ洗うことができる高い洗浄力があります。近年のクレンジングオイルは、潤い成分を落とし過ぎる心配も少なく、肌への負担が軽減されています。

<イマドキ女性のくすみリスク② スマホぐすみ>
朝から晩までスマートフォンが手放せない現代。調査によると、20代女性の約8割が就寝前にスマホを利用していますが、このスマホが肌のくすみと大いに関係しています。

スマホのブルーライトが体内リズムをリセットして覚醒させるので、睡眠の質を下げ、それによってターンオーバーが乱れて、メラニンを多く含んだ角質が積み重なり、肌のくすみにつながります。また、睡眠不足になると、肌の水分量が大きく下がることで乾燥し、透明感のある肌ではなくなってしまうというわけです。

さらに日中でも、スマホを見ているときのうつむき姿勢や目の疲れが、首や肩の血行不良を引き起こし、肌のくすみを招いてしまっているのです。大切な肌のためにも、眠る前はスマホを見るのはやめて、日中も長時間のスマホ使用には気を付けるようにしましょう。

<イマドキ女性のくすみリスク③ ストレスぐすみ>
仕事や人間関係など、現代女性とストレスは切っても切れない関係ですが、ストレスは「皮脂の分泌量の増加」を引き起してしまいます。皮脂は過剰に分泌されると酸化しやすく、それが肌のトーンを落としたり、肌への刺激になったりすることもあります。

午後になると肌がくすんで見えるのも、ストレスが原因のひとつです。ストレス状態に長く置かれると、末梢血管が締まって血流が悪くなり、どんより青黒く見えることがあります

この状態が続くと、お肌のターンオーバーが滞り、キメが悪化し、透明感がダウンします。化粧直しの際にあぶらとり紙を使うなどして余計な皮脂は取り除き、帰宅後は速やかに洗顔しましょう。そして、生活習慣の改善やスキンケア、ストレスをためない工夫といった根本的な対策も必要です。

<イマドキ女性のくすみリスク④ エアコンぐすみ>
1日中エアコンの効いたオフィスで過ごすことの多い現代の働く女性は、その環境自体がくすみリスクになっているといえそうです。夏は冷房、冬は暖房とオフィスは、ほぼ1年中乾燥しています。

乾燥はくすみの大きな原因の1つ。乾燥すると肌のキメが乱れ、ツヤ感がなくなり、どんよりした肌色に見えてしまいます。特に、夏は冷房による冷え過ぎが血行不良につながり、これもくすみを発生させる原因となってしまっているのです。

乾燥しやすい肌には、セラミド入りの美容液をお手入れにプラスすることをおすすめします。冷え対策には、からだを温め、タンパク質をしっかり摂り、ストレッチなどの運動を毎日しましょう。

<イマドキ女性のくすみリスク⑤ 夜更かしぐすみ>
調査によると、いま、20代女性の4人に1人以上が午前0時以降に就寝していて、この夜更かしが肌に悪影響を及ぼしています。就寝時間が遅く、肌にとってのゴールデンタイム(夜10時~深夜2時)を逃したり睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが滞り、キメが乱れたり、くすんだりしてしまいます。

また、夜遅くに食事をする人も多く、消化器官が動いているために体が熟睡できず、ターンオーバーに悪影響を及ぼしてくすみ肌を招いてしまうのです。できる限り、ゴールデンタイムの夜10時頃の就寝を心がけて、肌の健やかなターンオーバーを促し、昼間受けたダメージの修復やくすみ対策ができるようにしましょう。

「5大くすみリスク」は、何気なく行っている生活習慣のなかに潜んでいます。日々の生活習慣の改善から、くすみケアを始めてみてはいかがでしょうか。

是非、ご参考になさってください。

WEB『metropolitana tokyo/メトロポリターナトーキョー』(2018年4月26日)

特集『印象に残る透明美肌を手に入れたい 教えて先生!正しい「くすみ対策」』

第一印象を良くする、「くすみ肌ケア」について伝える連載の最終回(第4回)は、女美容皮膚科医師がお勧めする要因別の対策を紹介します。

肌の透明感を改善・維持するためには、日々の生活習慣の改善に加えて、乾燥、皮脂や汚れの酸化、血行不良といった「くすみ」の要因に合わせた対策が重要です。くすみ改善をサポートしてくれるグッズもあります。

くすみを一掃することで、イメージはグンとアップするはずです。いま、若い世代にも広がっているくすみの悩みを解決すべく、美容皮膚科医の慶田朋子院長が4つの要因別くすみ対策を聞いてみました。

≪くすみケア① 皮脂や汚れの酸化対策≫

メイクや不要な皮脂、古い角質、大気汚染物質や花粉など、1日を終えて帰宅したときの顔には、取り除きたいものがいっぱいです。クレンジングや洗顔は、スキンケアの基本と考えて、どんなに帰りが遅くなっても、その日のうちにきっちり洗い流しましょう。汚れを落とさないままでは、メイクも皮脂も汚れも酸化して、肌に炎症を起こしかねません。くすみの引き金になってしまいます。

スキンケアの方法は、日進月歩。肌に必要な皮脂を残して余分な皮脂だけを吸収するあぶら取り紙や、メイク汚れや皮脂などの黒ずみを溶かし出して潤いを逃さないクレンジング料なども登場しています。

中でも、昨今のクレンジングオイルは、高い洗浄力がありながらも潤い成分を落とし過ぎる心配も少なく、肌への負担を軽減してくれます。クレンジング剤は、手のひらで温めてから肌をこすらずやさしくなじませて、ぬるま湯で20回程度すすいで下さい。正しいクレンジングで皮脂や汚れの酸化対策をして、くすみを予防しましょう。

≪くすみケア② 乾燥対策≫
乾燥すると肌のキメが乱れ、ツヤ感がなくなり、どんよりした肌色に見えてしまいます。肌が乾燥する理由は、ターンオーバーの乱れやエアコンの風など、いろいろありますが、若い女性に特徴的に多いのが、"誤ったスキンケア"です。

ベタ付きを気にするあまり、角質ケアには熱心なのに、保湿ケアがあまりできていない人が結構います。乾燥を防ぐことを念頭にケアしていきましょう! また、みずみずしい肌のためには、良質な脂質の摂取も必要です。必須脂肪酸は、角質の天然保湿因子の材料になります。

良質な脂質の摂取には、近年、話題のアマニ油などオメガ3系の脂質がオススメです。酸化しやすいので、火を通さずに食べます。そして、日中の乾燥には、シュッと吹きかけるタイプの保湿美容液で対策を。乾燥は身体の内と外の両方から防ぎましょう。

≪くすみケア③ 血行不良対策≫

酸素や栄養が肌に届きにくい、老廃物がたまる、ターンオーバーがうまくいかない、メラニン排せつ作用が低下する、といったことにつながるのが血行不良。この状態が続くと、肌のキメが悪化し透明感がダウンします。

血行不良の原因は、体を冷やす、ストレスを抱え込む、運動不足や不規則な生活習慣などさまざまです。マッサージや運動、お風呂で身体を温めるといったことを積極的に行って、血行改善に努めましょう。血行を促す作用のあるサプリや美顔器もあります。

マッサージは血行不良改善に効果的な手段ですが、自分の手指で行うと、つい力が入りがちです。ローラー式美容器なら、強くこする心配がありません。

≪くすみケア④ ターンオーバーの乱れ対策≫
肌のターンオーバーが滞ると、キメが乱れたりくすんだりしてしまいます。スムースなターンオーバーのために大事なのが、「血行を良くすること」「十分な睡眠」「不要な角質を取り除くこと」です。

肌の修復は、睡眠中に行われます。できるだけ、肌のゴールデンタイム(夜10時~深夜2時)には眠りについて、最低でも6時間は眠るようにしましょう。寝る直前のスマホは、ブルーライトにより睡眠の質を低下させるといわれ、眠りにつききにくくなってしまうので控えて下さい。

また、ピーリングやふき取り化粧水などで古い角質を取り除くことも効果的です。美容皮膚科での施術はもちろん、家庭で使えるピーリング化粧品も市販されています。ただし、角質ケアで洗顔をした後に、肌がつっぱったりかさついたりしたときは、角質細胞間脂質を取りすぎて肌のバリアが弱まり、肌荒れを起こすこともあります。クレンジングや洗顔は「肌を守りながら汚れをおとす」ことを念頭に、肌に負担をかけずに優しく行いましょう。

きれいになるためには、スキンケアの正しい知識と実践、健やかな生活習慣が欠かせません。今日から正しいくすみケアを実践して、肌の透明感を改善・維持してみてください。

是非、ご参考になさってください。

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WEB『All About Beauty』2018年5月5日掲載

特集「デキる女のエチケットケア!女性器もアンチエイジング」に当院のヴィーナスハイフ治療の取材記事が掲載されました。

顔のシミやたるみは何とかしようと思えても、こと女性器まわりの悩みとなると、恥ずかしいし手が出しにくいのが大多数の本音です。でも女性としての自信をアップさせたいなら、デリケートゾーンこそ磨いて正解のパーツです!

【女性器デリケートゾーンのアンチエイジングは大人女子の嗜みです】
シミを取りたい、シワも消したい......顔の悩みはあれこれ解決しようと頑張る女性でも、女性器やデリケートゾーン対策に関しては「脱毛くらい?」というのが殆どのようです。

女性器の老化を放置しておくと様々な困りごとがあります。照れずに向き合ってこそ大人の女性です!!顔や体同様、デリケートゾーンも日々老化が進行中です。たとえば尿漏れや粘液分泌低下による性交痛、軽いところでは入浴後に膣からお湯が出て来たなど、それらすべてが膣の老化によるものかもしれません。また、目で見て分かるものではV・Iゾーン(大陰唇)の皮膚のたるみなども老化現象になります。デリケートゾーンの永久脱毛も流行っていますが、毛を無くしてみたらあまりにシワシワでビックリ...なんて方もいるのではないでしょうか?
機能もルックスも衰えが進むデリケートゾーンを「みんなが見る場所じゃないから」と放置してはいけません!女の人生、いつなんどき何がおこるか分からないものです。美容医療の力でコンディションを整えておきましょう。

今回は超音波の力で気になるデリケートゾーンをまるっと若返りさせてしまう注目の美容医療メニューをご紹介します!

【超音波パワーで中も外もパワフルに引き締め&若返り!「ヴィーナスハイフ(V-HIFU)」】
同性だからこそ"女性特有の悩み"を察知し、いち早く対応できると思います。そんな中、満を持して導入したのが女性器の引き締め機器「ヴィーナスハイフ(V-HIFU)」です。

慶田:「女性ホルモンの分泌量は加齢とともに減少していきます。それと共に膣内の弾力やうるおいが失われ、乾燥やかゆみ、におい、性交痛や尿漏れ・尿失禁など様々なトラブルを感じるようになります。また、出産後は年齢関係なく膣の緩みはおきますし、最近は20代でも尿漏れに悩む女性は増えてきています」

確かに最近は尿漏れパッドのCMが目立ちます。ドラッグストアの棚も生理用ナプキンより尿漏れパッドのほうが売り場面積も広いようにも感じます。

慶田:「ヴィーナスハイフ(V-HIFU)は顔のたるみ治療でも使われるHIFU(超音波)システムを用いて女性器のたるみを強力に引き締める、世界初の「膣引き締め機器」です。肌や粘膜の表面には一切傷をつけず狙った深さにだけに熱ダメージを与えていくことができます。治療直後は伸びたコラーゲン線維の収縮による引き締まり、長期的には新しいコラーゲン線維の再生を促し、緩んだ膣や膣口を強力に引き締めていきます」

つまり痛みが少なくて、即効性も持続性も高い理想的な治療ということですね!!
デリケートゾーンの引き締め機器はヴィーナスハイフ以外にもありますが、あえてこちらを選んだ理由はやはり効果の高さでしょうか?

慶田:「もちろんそれもひとつですが、導入にあたり、あらゆるマシンを試し検討しました。結果、痛みやダウンタイム、価格、効果などのバランスを考えた時に、ヴィーナスハイフが一番だという結論に至りました」

HIFUシステムでは虫メガネで太陽光線を集めるように、皮膚表面を通り越し皮下にのみ熱ダメージを与えます。ヘッドはスリムなスティックタイプ、360度回転させながら照射することで膣ならば粘膜深層から筋膜までを効率よく引き締めます。

受けた感覚は、麻酔が効いていたのでまったくと言っていいほど痛くなかったです。何百回も照射した中の2回くらい、チリッとした感覚があった程度でした。

慶田:「皮膚表面にダメージを与えないので治療後の赤みや腫れなどのダウンタイムがありません。念のためという意味で初日だけ性行為は避けていただきますが、直後から普段通りの生活をしていただける点も魅力です」


【ヴィーナスハイフ、実際に受けた女性たちの手ごたえは?】
個人差はあるとは思いますが、いつ頃から効果の実感が出てくるものですか?
また受けた患者さんの感想にはどんなものがありますか?

慶田:「『ぜひご自身の指で確かめてみてください』とお伝えしているのですが、指を入れると違いはすぐに分かります。よく聞くのが照射して2か月後くらいにお風呂のお湯が入らなくなったという声でしょうか。物理的に形状が締まると感じやすくなりますから、性交時の感度が上がった、潤いが増えたというお声も多いですね。50代の患者様の中で、これはご本人の許可をいただいたのでお話ししますが......
最近お付き合いを始めたパートナーの方から『今こんなに締まりが良いなら、若い頃は(男性器を受け入れるのも)相当大変だったんじゃないの?』と言われたそうです!」

パートナーが絶賛するほど名器になれたわけですね。ちなみにどのくらいの頻度で何回くらい受けるのがベストですか?

慶田:「1回でも効果を実感する方が殆どですが、尿漏れでも症状が軽い方や予防的に引き締めを目的なら"ヴィーナスHIFU膣タイトニング"、お悩みが顕著な場合は照射量が1.5倍の"ヴィーナスハイフ膣プレミア"をご案内しています。初回は膣プレミアでしっかり引き締め、その後は効果を持続させるために半年ごとに膣タイトニングを受ける、といった提案もしています」

やはり気になるパートナーからの意見は大多数の方が好評のようです。聞けない人でも自分の感度が上がったという自覚症状があるようです。


【受けるにあたって、気を付けるべきことは?】
慶田:「女性器に異常があると照射できませんから、予約時に婦人科の診察を受けたかを確認させていただきます。また大陰唇の照射は毛があると照射ヘッドが浮いてしまい、火傷のリスクが高まりますので照射する場所は全て剃毛をお願いしています」

大陰唇ハイフ、本当に良かったです!膣と違って痛いかなと心配でしたが、麻酔クリームのおかげで想像よりずっと無痛で、あんなシワシワ・ダルダルの惨状が今では悩みゼロ、そこだけ見たら常に臨戦態勢が取れていると言っても言い過ぎではありません!

慶田:「それは何よりでした(笑)。ヴィーナスハイフは女性としての自信を高めるために必要な治療だと思います。当院は30代半ば~50代の女性が多く、皆さん何歳になっても女性としての現役感を維持することに高いモチベーションをお持ちです。今は平均寿命が延びて、閉経後の人生がますます長くなってきています。女性としての人生を末長く楽しんでいただくために、お顔のメンテナンス同様、ぜひデリケートゾーンのケアも気にかけていただきたいですね。最初は勇気がいるかもしれませんが、シミやシワを取るついでに...という気軽な気持ちでご相談いただければ」

顔も体もいろんなメニューがある美容クリニックだからこそ、さらっと相談できます!
顔やボディラインをどれだけキレイに整えても、女性器に自信が持てない状態ではプライベートの生活を100%謳歌するのはなかなか難しいことです。実年齢に関係なく、プチ尿漏れやセックス時の感度低下など、ちょっとでも思い当たる悩みがあればぜひヴィーナスハイフを検討してみましょう!これからの時代は"顔も体も女性機能も元気に若く"が女性のテーマです!どんな水着やランジェリーでも着こなすボディになるために、体型管理も大切ですが、脱毛を始めとするデリケートゾーンの管理も同じくらい大切です!

是非、ご一読ください。

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WEB『VOGUE JAPAN Blog』(2018年5月1日)

特集「VIO脱毛、無くした後に見えたもの。」

年齢とともに失われるハリは、顏だけではありません。膣内や外陰部も弾力が失われ、徐々にシワやたるみが生じ、膣内にはゆるみが生じます。また、出産による膣の緩みも加わると、機能面でも切実な悩みが生じます。尿漏れにお困りの女性も増えています。最近ではVIOの脱毛により露になったことで、お手入れの重要性に気づく方も多いようです。
お顔の手入れは、何とかセルフ派でやり過ごしていても、女性器に関してはほとんど自身での手立てがないところ。

先日、当院で膣の引き締め治療を受けられた美容ジャーナリストのS様は、「先日ようやく納得できるマシンと運命の出会い果たしたのです。」と、体験記をご紹介くださいました。

「ヴィーナスHIFU(ハイフ)」

顔のたるみ治療で人気のHIFU(超音波)システムを使ったデリケートゾーン専用の引き締めマシンです。主な需要は膣の引き締めですが、たるみが気になる大陰唇にも照射が可能です。 皮下1.5mm、3.0mm、4.5mmと狙った層だけに点状の熱ダメージを与え、伸びてしまったコラーゲン線維を引き締めると同時に、新しいコラーゲン線維も増やすことで、皮膚をスピーディかつ強力に引き締めてくれます。 照射は点状で、その温度は65~70℃にもなり、狭い部分に何百もの点状の熱エネルギーが撃ち込まれていくという内情ハードな施術ですが、麻酔クリームをするので、つらい痛みはありません。理想的なアンチエイジングには、コラーゲンの再生も不可欠です。この65~70℃という温度設定は、安全なコラーゲン線維生成に最も適した温度です。正確な深さに点状に照射するため、皮膚表面には一切損傷ダメージは生じません。

「皮膚や粘膜の表面にダメージがないので、大陰唇照射にもダウンタイムはありません。そしてこのたった1回の照射で、さざ波を打っていた私のV&Iゾーンはその夜から糊を効かせたシャツのようにピンッとしたハリが復活!まさにそこだけ小学校低学年!!照射を担当してくださったドクターにそうレポートしたら大笑いをされましたが。」
とS様。40代後半の女性ですが、1回でも効果を実感いただけました。

「こうしてデリケートゾーンのムダ毛全取り生活2年目に入ってストレスフリーなVIOレベルに到達。もちろんまた何もしなければ荒れ地に逆戻りですのでケアは続けるつもりです。
目に見える効果をすぐに得られるだけあり、お値段は1回12万円。いいお値段ですが、どうにもならなかった悩みが解消できたので後悔はありません。むしろすぐまた受けたい、いっそ毎月照射してもいい。

膣内照射とセットにすると大分お得に受けられるので、頑張って働こうと思います。本当に女って年を取れば取るほどメンテ代がかさみます。でも怠けて動かない中古車になるくらいなら、一所懸命手を入れてピカピカのクラシックカーを目指したい。そう言ったら家族から〝レストアだね!"って......まだそこまでの老化じゃないわい!」
楽しくご紹介いただきありがとうございます。
是非、ご参考になさってください。


ヴィーナスハイフについて詳しくは

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雑誌『美ST』2018年7月号(5月17日発売 掲載ページP172)

特集『いまどき10代の「ファースト・ビューティ」』に慶田院長の取材記事が掲載されました。

まだ10代、若いから大丈夫と思っていたのもつかの間。突然思春期ニキビが現れたり、メークに関心を持ち始めたりする年頃のお嬢さんたちは、肌トラブルに悩みが出始めます。心も肌も不安定な年齢だからこそ、慎重に考えてあげたいものですね。そこで、慶田院長が10代の肌悩みやスキンケアについて解説しました。

スキンケア 中高生になると急にできる思春期ニキビ。どう対処すべき?

●母にも経験があるからこそ、娘には悩んでほしくない
慶田院長自身は5歳と16歳の二人の女の子ママ。大切な娘たちが将来後悔しないよう、幸せを願う気持ちは同じです。UVケアは0歳から始め、長女は小5でレーザー脱毛を開始、中1からは飲む日焼け止め「ヘリオケア」を内服しています。

ニキビや脱毛、スキンケアの3大悩みは、中高生なら誰もが通る問題です。シミが出来やすい、ニキビができやすいといった親から受け継いだ肌質などの遺伝形質は、残念ながら変えることはできません。でも、だからこそ、正しいスキンケアと抜かりないUVケアが肝心なのです。一生に浴びる紫外線の80%は20歳までに浴びるとも言われているので、小児期のサンケアが将来の肌老化の程度を左右します。日焼け止めを塗る習慣も根気よく大人が教えるべき教育のひとつです。

ニキビは軽くても侮らず、皮膚科受診をおすすめします。最新の研究で、小さな紅色丘疹(赤ニキビ)も凹んだニキビ痕になることが分かっています。大人女性が『毛穴の開き』と呼んでいる物を診察すると『ミニスカー』という小さなニキビ痕の場合が結構あります。ニキビ痕になると難治ですし、メンタルにも影響するので、早めのケアが必須。お子さんが肌のことを気にし始めたら、正しい知識を伝えるのはもちろんのこと、皮膚科受診に付き添うなど、そっと助け船を出してあげることが大事です。

ニキビ・UVケア・脱毛の3大悩みを、ズバッと解決!

●ニキビ
青春のシンボルなんて思わずに、悩んだら皮膚科で治療を!

両親が脂漏肌で、ニキビに悩んでいた場合、娘も同じ肌質になる確率は高いので要注意。特に女の子は性成熟が早いため、生理が来る前から、第二次成長期は始まっています。平均11歳で初潮、同じころに白ニキビができはじめますが、個人差も大きく、もっと早く始まることもあります。ニキビが悪化してしまう前に、皮膚科を受診するのがベスト。病院で処方するビタミンB2、B6、抗生物質などの内服治療や、当院オリジナルの毛穴つまりを解消するピーリング化粧水やニキビを繰り返す肌に効くクリームもおすすめです。

・拭き取り用グリコール酸ローション: 角質ケアでニキビができにくい肌に。GAローション\4000

・クリーム:角層のバリア機能に着目し。水分保持力・抗炎症作用が高く、角層のバリア機能が整うことで、ニキビが出来にくくなります。セラミドバリアクリーム \5000

●UVケア
Vケアは0歳から。日焼け止めを塗る習慣を大人が根気よく伝授

20年後もキレイな肌でいられるようUVケアは絶対必須。
慶田院長が家族で愛用中の製品をご紹介。
・化粧水:高濃度ビタミンC配合。プロラヴィッシュローション\6500
・日焼け止め:赤ちゃんや敏感肌にも。ヘリオケア360°ミネラルSPF50+PA++++ \4800

●脱毛
永久脱毛は小学生から可能!悩んだら皮膚科へ

同世代のママである慶田院長のクリニックには、レーザー脱毛の相談に来る親子が多数ご来院いただいています。毛が細くまばらになる5~6回の施術をおすすめいたします。露出の多い、ひじ下、ひざ下、脇からスタートしてみるのも良いでしょう。レーザー脱毛も光脱毛も医療行為なので、必ず医療機関を受診し施術をうけてください。肌質を診断して最適なせっておで施術するから安心です。本来エステでの脱毛は違法で、トラブルも多いのでご注意くださいね。

脱毛料金
・ひじ下(全周・手背まで) 1回\40000 5回\120000
・ひざ下(全周)      1回\45000 5回\160000
・両わき          1回\10000 5回\35000

美意識の高いママが選んだ最適なケア方法を、お嬢様世代に伝えていきたいものですね。シンプルな保湿、UVケア徹底を習慣にしましょう。ニキビは敬称でもニキビ痕(瘢痕)になる可能性があります。特に気持ちが不安定な思春期の肌トラブルは、ニキビを苦にして人間関係が億劫になったり、自信を持てなかったりとメンタルにも影響しやすくなります。ママの適切なアドバイスで不安要素を取り除いてあげることも大切です。ニキビや脱毛は医療機関にご相談ください。

是非、ご一読ください。

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雑誌『andGIRL/アンドガール』2018年6月号(5月11日発売 掲載ページP132)

特集「自覚があろうがなかろうが、ストレスのチリツモが老け・ブスのモト!キレイになりたきゃ、毎日こまめに"ストレス解消"!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

ストレスが肌に良くないことはなんとなく分かっていても、深刻な症状もないとそのままにしていることが多いようです。ちゃんと解消しないと、見た目も心もどんどん老けてしまいます。

まずは基本を知っておきましょう!
【ストレスと肌はどんな関係があるの?】
Q、ストレスは特に感じていないのに肌荒れが治らない...
A、自覚がない人でも、実はストレスがかかっている場合があります。まずは現状を把握することからやってみましょう。
肌荒れはメンタルや体のSOSサインでもあります。(専門用語で、心身症と言います。)自覚がないという人も、仕事や生活習慣を1度見直してみましょう。実は頑張りすぎているのかもしれません。ストレス対策はまず認識すること大事です。"頑張っている私"を認めて、自分を癒すことを意識してみましょう。

Q、ストレスで肌荒れするのはなぜ?
A、ストレスで交感神経が高まった状態が続くと、肌の修復機能が落ちるからです!
ストレスを受けると自律神経の1つである交感神経が優位になります。そして、体を活発に動かせるよう、毛細血管を締めて血圧を上げ、大きな筋肉に血を多く巡らせますが、そうすると肌に酸素や血液が十分に行き渡らなくなります。その結果ターンオーバーが乱れ、角層の水分量も減り、肌荒れが起きやすくなるという悪循環が起きます。同時に睡眠の質も低下するので、日中受けた肌ダメージの修復もままならなくなってしまいます。

Q、女性にとってストレスになりうるものって何?
A、人間関係、仕事、ハイヒールをはくこと、結婚することなど、あらゆることがストレスにつながります。
女性の場合、メイクやハイヒールといった身づくろいや月経周期による影響があります。アラサーだと仕事で上司と後輩の板挟みや、人間関係も複雑になります。幸せな出来事だと思われるような結婚や出産もストレスになります。

Q、ストレスで肌が揺らいだときの対処法は?
A、化粧水+クリームだけなど、シンプルケアがいちばん!
「これなら安心」と思えるコスメで肌を保護してください。化粧水+乳液、または化粧水+クリームだけのシンプルなケアがベストです。落ち着いたらもとに戻してください。揺らいでいるときに新しいコスメを使用すると刺激になりうるので控えてください。

Q、ストレスを解消するために心がけた方がいいことは?
A、簡単にできるストレス解消法をたくさん用意しておくこと、日記を書くこともおすすめです。
解消法は100作れとも言われるぐらい、とにかくたくさん用意するのが有効です。飴をなめるとか簡単にできることだと日常に取り入れやすくていいです。また、日記を書くことで頭が整理されて、自分の心情を客観視でき、対応を冷静に考えられるようになります。

Q、慶田院長のストレス解消法は?
A、ジャズダンス、小説を読む、音楽を聴く、お笑いを観て思いっきり笑うことです。
ジャズダンスはひたすら自分の体とだけ向き合えるのでかなりスッキリします。音楽に合わせて表現するというのも非日常感があって全てを忘れる瞬間です。
活字中毒かというぐらい小説が好きです。妄想を働かせて、その世界にどっぷりつかると気分がリセットされます。泣ける小説で思い切り涙を流すのもデトックス効果があっておすすめです。音楽はクールなジャズや癒しのボサノバがお気に入りです。

ストレスと向き合い、解消法を見つけておくことは美肌の為にも大切なことです。
是非、ご一読ください。


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雑誌『upPLUS/アッププラス』2018年月6号(5月12日発売)

  今回、2つの特集に掲載があります。

特集『「理想のカラダ」を実現できるダイエットLIST」に当院の痩身メニュー「脂肪溶解注射」が紹介されました。(掲載ページP67)

【脂肪溶解注射】
気になる部分に脂肪を溶かす効果のある薬液を注射します。脂肪細胞の1つ1つ小さくしたり、脂肪細胞数を減らしたりすることで、サイズダウンが可能な施術。リバウンドもありません。溶け出た脂肪はエネルギーとして燃焼されます。さらに、お肌を引き締める成分、むくみを解消する成分も含まれるので、溶解後のシルエットも魅力的に変わります。
当院で使用している薬液「ミケランジェロ」は高い脂肪溶解、燃焼効果が特徴です。それでいて腫れや痛みなどのダウンタイムは軽め。
軽い痛みと腫れが3日~1週間程度ありますが、日常生活への支障もなく、確実に脂肪の厚を減らします。ボディなら、2~4週間毎に4回の治療が1クールの目安。症状によっては、たった2回でもかなり脂肪厚の減少を実感いただくことができます。リバウンドしづらく、少々太っても脂肪が付きにくくなります。ダウンタイムが軽い為、頬やフェイスラインなどにもおすすめです。
部分痩せをしたい、自力じゃムリ!という方は、プロの手で確実に効果をだしましょう。
是非、ご一読ください。

脂肪溶解メソセラピー(脂肪溶解注射)

特集「女子だもの、しっかり配慮しておきたいニオイ問題!」に慶田院長の監修記事
が掲載されました。
(掲載ページP88~91)

ニオイの原因を把握して日常でのケアを心がけて
ニオイ=体臭は、夏になると特に気になります。それは、ニオイの感じ方は〝温度〟と〝湿度〟によって変わるから。たとえば地域でいうと、ヨーロッパより気温も湿度も高いアジアの方がいろいろなニオイを感じやすくなります。
実は体もそれと同じ原理。体温が高くて汗をかきやすい部位は、ニオイが強くなるのです。ニオイのもとになるのは、汗と皮脂。汗は本来無臭ですが、体表の垢や分泌物と混ざり、雑菌の影響を受けニオイを発生させます。皮脂の酸化による臭いも加わります。ニオイを防ぐためには、体を清潔に保つことが必須条件。汗をかいたら、それがどんなパーツでもこまめに拭いたり洗い流したりすることが、面倒でも一番手軽なケア法です。

ニオイ問題
◆足裏臭 サンダルからも順調にニオイます
足裏がニオうメカニズム
足裏の厚くなりすぎた角質やふやけた皮膚は、雑菌にとって快適な住処。適度に角質や垢を洗い落としたり、しっかり水分を拭き取ったりすることで、菌の繁殖を防ぐことができます。

足の洗浄や角質ケアに加えて靴のケアも取り入れましょう
足のニオイの原因は、白癬菌や表在菌などですが、角質が厚い人や汗をかきやすい人は要注意。菌は湿度の高い場所で繁殖するので、靴の中でムレている足裏はハイリスク。サンダルについた汗をそのままにするのもNG。除菌シートなどで拭き取る、しっかり乾燥させるなど、お手入れを忘れずに。

ニオイ問題
◆頭皮臭 モワッとした独特の汗臭さに悶絶
頭皮がニオうメカニズム
頭部は皮脂腺が大きい部位。頭皮が脂っぽいニオイになるのはそのためです。必然的に汗もかきやすく、その2つが混ざって酸化することで、クサい頭皮臭に。

シャンプーを「家族で一本」はNG 自分の頭皮に合った製品を選んで
頭皮は他の部位より皮脂腺が大きいため、ベタつきを感じやすい部位です。もちろん汗が多く出る部位でもあるので、とにかく日々の汚れをきっちり落とすことが大切。いろいろ試してみて、自分の肌の皮脂状態にあったケア用品を選びましょう。出先でニオイが気になる時は、濡らしたタオルで生え際だけでも拭くとだいぶ抑えられます。

ニオイ問題
◆脇臭 電車内で遭遇したら瀕死決定
ワキがニオうメカニズム
ニオイの元はエクリン汗、アポクリン汗、皮脂腺由来の皮脂、角質由来の脂質。脂質やたんぱく質を含むアポクリン腺からの汗が皮脂等と混ざり、常在菌に分解されるときに発生するのがあの独特のニオイです。

雑菌が繁殖しやすい脇の下は特にこまめにケアをするのがオススメ
通常の汗とは種類の違う、アポクリン腺からの汗にはもともとニオイがあります。アポクリン腺は、脇や胸元、外陰部などに多くあり、長時間放置すると菌が繁殖してさらに強いニオイに。遺伝性もある"ワキガ"の疑いがある場合は、日常的なケアだけではなかなかニオイを消せないので、クリニックに相談を。

【断然、快適なのはクリニックでの治療!】
メスを使わない多汗症・わきが治療として人気のボトックス注射。
ニオイの元になるアポクリン汗、汗ジミとニオイを拡散させる原因ともなるエクリン汗腺の働きを弱め、ニオイと汗量を同時に軽減させる治療。ワキの皮膚にに注射を打つだけなので施術時間は10分程度と手軽。効果は半年〜1年程度持続します。レーザー脱毛と併用すると相乗効果あり。

ボトックス注射(多汗症・腋臭症)


ニオイ問題
◆口臭 接近戦では息を止めて窒息寸前
口がニオうメカニズム
胃から出るものと口内の常在菌のニオイと2種類あります。消化しづらい動物性たんぱく質やにんにく、生玉ねぎなど強いニオイのものを食べると、口臭に影響します。
胃で悪臭ガスが発生すると、血液に取り込まれて全身に行き渡ります。肺まで運ばれると気化され、呼気として口から出ると口臭になるのです。

口腔環境、唾液の量、食事がニオイレベルを決めます
口臭は、胃から出てくるものと口内の常在菌とが関係しています。胃の状態が悪くなると口臭がするのは、舌に付く"舌苔"という白いコケが原因。毎日、歯と舌を磨き、さらに歯間ブラシやマウスウォッシュをプラスするとニオイの原因が付きにくくなります。また口内環境を保つ唾液の量も重要。よく噛んで唾液の量を増やすことも有効です。

ニオイ問題
◆その他の体臭 加齢とともにニオイの種類と強さが加速
体がニオうメカニズム
「加齢臭」の他、後頭部や耳の周りに多い「ミドル臭」、肝臓機能で分解されないアンモニアがニオう「疲労臭」。背中から上のニオイに注意!

大人は脇だけでなく、上半身のニオイケアが必要です
年を重ねると、皮脂分泌やニオイを抑える女性ホルモンが減り始めるため女性も体臭に変化が出ます。代表的なのが、中高年特有の"加齢臭"、"ミドル脂臭"、疲労やストレスによる"疲労臭"など。洗うのをうっかり忘れてしまいがちな、首の周りや耳周りなどからニオいやすいので、意識して洗い、清潔を保つようにして大人のニオイ対策をしましょう。

汗をかきやすく、同時にニオイが気になる季節が到来しました。代表的な脇のニオイだけでなく、頭皮や足、口臭まであらゆるニオイが気になります。気まずい思いをする前に、ニオイの問題を解決しておきましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『HERS/ハーズ』2018年6月号(5月12日発売 掲載ページP156)

特集「髪から指の毛まで、はびこる"惰性"と向き合います!女の"毛"という大問題」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

女の人生は「毛」とともにあります。髪の毛が生え、やっとピンクの産着が似合うと母を安堵させ、わきやすねの毛の処理を煩わしく思いながら思春期を過ごし、美しいロングヘアで武装しながら若さを謳歌しましたが、成熟性代を迎えてもまだまだ「毛」とのお付き合いは続きます。大切な毛はより大切に、いらない毛とは気軽にお別れしましょう。

毛にまつわるアンケート
○あなたの「毛」について、気になることを教えてください。
●「アンダーヘア」
・白髪が混じってきた
・更年期は臭いもするようになるらしいので気を付けている
・下着からはみ出る
・昔は抜いたのに今は生やす、女の毛は大変
●「その他の毛」
・あんなに悩みだった、腕やすねの毛は生えてこなくなった
・口周りの毛を脱毛したい
・毛にはお金がかかる
・顔が毛深くなってきた気がする
・毛がやせてきたり、変なところに長くて太いものが生えてくる
・タレントさんを見ていると鼻の穴や周りがとてもきれい、どんな処理であんなふうになるのか知りたい

【いらない「毛」】
「若いころほどではないが、気になるムダ毛!抜いたり剃ったり面倒くさい!!」
ムダ毛を気にするくらいなら、レーザー脱毛ですっきりさせるのもおすすめです。医療レーザー脱毛は、価格も安く断然身近になっています。
わき、背中、指、顔のうぶ毛など、「この程度のムダ毛だから」と剃ったり抜いたりしていたけれど、それが必ずしも正解ではないかもしれません。

Q、鼻の下や口の周りの産毛が濃くなってきました。剃るとさらに濃くなる気がしてなにもしていません。どう処理するのがいいですか?
A、更年期になると、女性ホルモンが少なくなり男性ホルモンの影響が強くなって、体毛が濃くなる場合があります。気になる場合は、顔もレーザー脱毛をおススメします。メラニンに反応するレーザーですから、美白効果も高く、肌に透明感が生まれ毛穴絞まりも目立たなくなります。さらに、眉毛のまわりのムダな毛や鼻毛の長くなった部分も一緒に脱毛できるので、顔全体がすっきり明るくなります。一度脱毛した毛はもう生えてこないので安心です。

Q、足や手の指に生えてくる毛、夏になると目立って恥ずかしい。抜いていますが痛です。
A、こういった毛もレーザーで処理できますが、たくさん生えていない場合は剃っても丈夫です。カミソリは4枚刃などの切れ味の良いものを選んでください。ムースをつけて剃り、その後にはこってりしたクリームをつけて保湿ケアすることが大切です。

Q、脇毛を抜き続けていたら、毛はないのに、皮膚の内側が黒くぼつぼつした感じになってしまって、夏にノースリーブが着られません。直りますか?
A、これは埋没毛です。むだ毛の自己処理の失敗により皮膚が傷ついて毛穴が塞がってしまったのです。レーザー脱毛で治療可能です。ご安心ください。放置すると毛嚢炎という炎症状態に進行するのでご注意を。

Q、背中、膝下、腕など以前より毛が薄くなってきました。このままでもう濃くなることはないですか?
A、これもホルモンバランスの関係です。男性ホルモンも少なくなっていくと毛も薄くなっていきます。80歳を超えたおばあちゃまで毛深い人っていませんよね。今後濃くなることはありません。

当院でのレーザー脱毛はこちらを参考にお問い合わせください。
『レーザー脱毛(ジェントルレーズプロ)』

是非、ご一読ください。

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雑誌『Marisol/マリソル』2018年6月号(5月7日発売 掲載ページP164~170)

特集「40過ぎたら"潤す"までが洗顔です!"老けない洗顔"基本のき」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

最近、たっぷり眠ってもお疲れ顔が抜けない!シワ、たるみが目立つ!吹き出ものがいつのまにかシミに...!そんな不調&エイジングの原因が、なんと日々の洗顔にあるかもしれません。解決の糸口は、ファースト保湿までをワンセットにした、クレンジング、洗顔の基本のき!!自己流を見直して洗顔上手になれば、その後はいつものスキンケアでも見違えるようなハリ&ツヤ肌へと生まれ変わります!

≪美女組から届いた 洗顔に関する 素朴なギモン≫
Q、よく落ちるクレンジングは肌に負担なの?
Q、やさしいクレンジングだとメイクが残ってしまう?
Q、汚れを落とそうとするとどうしてもこすってしまう
Q、とにかく洗顔後の乾燥が気になる!

【ゴシゴシ洗いは厳禁。でも 『落とし残し』も老化のもと】
最近は、乾燥や肌ゆらぎを気にするあまり洗浄力の弱いクレンジングや、湯洗いなどで洗顔をチャチャッとすませる人が多いようです。UVや下地、ファンデーションの密着力が以前より増しているためか、『落とし残し』が見受けられます。これらは毛穴を詰まらせ、汚れが酸化して角層の刺激となり、くすみ、ごわつき、毛穴目立ち、シミ、シワと、あらゆるエイジングの引き金になります。まず大事なのはクレンジングと洗顔料選び。洗顔製品の開発技術は年々進化を遂げていて、摩擦をかけずに汚れが浮き、肌に負担なくスッと洗い流せるものが増えています。保湿剤入りなら、より洗浄中の肌を保護。その力は価格に比例していて、¥2000 以上を目安にするのがおすすめです。良質なクレンジングや洗顔料で洗顔することは、高額美容液に匹敵するくらい、有効なエイジングケアになります。大人がまっさきに投資すべきは洗顔です。
いずれにしても、ゴシゴシ&チャチャッと洗いは厳禁です!優れたクレンジングや洗顔料の『剤』に任せ、ゆっくり顔のすみずみまで指を動かすこと。洗い流しを含めてクレンジングなら1分、洗顔料も最低30秒はかけましょう。
洗顔後は間髪入れずに保湿を。良質なクレンジングと洗顔で大事に洗っても、やはり洗顔後は無防備な状態になります。すばやく保湿して肌のバリア機能を回復させることは、美肌のカギを握る常在菌のバランスを整えるためにも必須です。アラフォー以降は"ファースト保湿までが洗顔"と肝に銘じましょう。

≪40歳からのクレンジング&洗顔「老けない」5ヵ条≫
①クレンジング・洗顔ともに¥2000以上が目安
②クレンジングは1分かけて丁寧に
③メイクの密着度、重ね具合にあわせたクレンジングを
④洗顔料は保湿成分入りがマスト
⑤摩擦厳禁!"剤"の力で浮かせて落とす!


雑になりがちなクレンジングぐせを見直し!老けないクレンジングの極意
≪オイルクレンジングの極意≫
向いているのはこんな人!!
★密着力の高いUV、ファンデーションを重ねづけしている
★ロングラスティングなポイントメイクも一気に落としたい
★毛穴の汚れも取り去り、すっきりと洗い上げたい
①量はケチらずに。規定量より多めがおすすめ
量が少ないと指がすべらず、摩擦が起こって肌に負担をかける原因になります。規定量より少し多めの5~6プッシュ分がおすすめです。
②大きなストロークで生え際までなじませる
指の腹全体を使い、大きなストロークでゆっくりとなじませます。額の生え際、あごから耳 にかけてのフェイスラインまでしっかりとなじませましょう。
③少量のぬるま湯で乳化させてから洗い流す
指すべりが軽くなったら、少量のぬるま湯を顔全体になじませ、白っぽく乳化させて洗い流すと、ベタつきが残りません。

≪ミルククレンジングの極意≫
向いているのはこんな人!!
★睡眠不足やうっかり日焼けで肌がゴワついている
★乾燥肌、ゆらぎがちな肌でクレンジングの負担が気になる
★洗い上がりの肌はしっとりしているのが好き
①ミルクの場合も規定量より多めの量を
ミルククレンジングの場合も、摩擦を避けるためオイルクレンジングと同様、たっぷりと使用しましょう。規定量より多めの5~ 6プッシュがおすすめです。
②頬は下から上へと持ち上げるようにらせんを描く
指の腹全体であごから耳にかけて、鼻の脇からこめかみへとゆっくりらせんを描くように、小鼻や目、口のまわりも指 腹でやさしくなじませましょう。

≪オイル・ミルク洗顔にすべてに共通!すすぎの極意≫
お風呂で洗顔するさい、シャワーのお湯で洗い流すなら、温度と当て方をひと工夫!
●手をかざし、直接顔に水流を当てない!
●強い水流が直接顔に当たらぬよう、手をかざして洗い流しましょう。体に心地よい温度から、潤いを守る36℃に下げて洗い流しましょう。
洗面所で洗顔するなら!流水ではなく、洗面台の栓をし、貯めたぬるま湯ですすぐのがコツ!
●手ですくったぬるま湯をバシャッと当てる!
両手でバシャッと当てるぬるま湯の量と勢いで流すのが効率的です。指による摩擦をできるだけ少なくし、10回ほど繰り返しましょう。
●フェイスラインも ぬるま湯を当てて流す!
生えぎわ、フェイスライン、小鼻や目、口もとにヌルつきを残さぬようすすぎ、最後に流水で全体を軽く流しましょう。

肌に負担をかけず 「ちょうどよく」洗う老けない洗顔の極意
必要な潤いを奪わず、エイジングの原因となる汗、皮脂の滞留、大気汚染の汚れをオフするにはどうしたらいいのか?
≪今さらですが こんなことが 気になります!≫
Q、W洗顔って必要?
A、肌に残るクレンジングを使っている人には必要です。W洗顔不要のクレンジングも増えましたが、クレンジングの後のベタつき、ヌルつきが残っていたらメイク汚れが滞留してしまう可能性があります。泡洗顔でオフする必要があります。

Q、朝は湯洗いで大丈夫?
A、夜の洗顔からあまり時間がたっていなければ大丈夫です。夜遅くにクレンジングし、睡眠時間が短いのに、朝に泡洗顔するのはトゥーマッチに感じることもあるかもしれません。そんなときは湯洗いでもOK!ただし寝汗や皮脂が付着ていたら泡洗顔をしましょう。

≪泡洗顔の極意≫
こんなときは 迷わず泡洗顔!
★クレンジングのベタつき、ヌルつきが残っているとき
★寝汗や皮脂で、肌がベタついた朝
★スポーツやレジャーでたっぷり汗をかいたあと
①少量のぬるま湯を加えつつしっかり泡立てて
各洗顔料の規定の量を取り出したら、少量ずつぬるま湯を加えながら指で攪拌。きめ細か なふんわり泡が立つまでしっかり泡立てる。
②両頬、額、鼻の頭、あごに泡を5点置き
5点置きで泡をまんべんなくいきわたらせましょう。両頬、額はやや多めに、そのあと手のひらでなでるように顔全体に広げるだけでOK!
③皮脂溜まりゾーンの鼻の脇は指を縦に動かし泡を転がして
目のまわり、鼻や口のまわり、顎先など細かい部分も丁寧に転がし、鼻は小鼻の脇だけでなく、皮脂が浮きやすい鼻筋の脇も丁寧に泡を転がしましょう。

実は保湿アイテムの中でも重要度No.1!老けない洗顔後保湿の極意
≪洗顔後すぐ、手に取れるところに置いておく≫
40歳からの洗顔は、ファースト保湿までがワンセットです。洗顔直後の肌はバリア機能がゆるんで無防備状態です。少しでも時間をおけば乾いて、エイジングの危機が忍び寄ります。 ファースト保湿アイテムは、洗顔後すぐ手に取れるところに置いておくことが大事です。

慶田院長「私の場合、夜洗顔はお風呂の中で行うので、ファースト保湿アイテムは脱衣所に常備。洗顔後タオルで軽く水分を押さえたら、即座になじませます。化粧水だけでなく、プレ美容 液など、バリア機能を立て直す優秀なファースト保湿アイテムが出回っています。これらを味方につけて、老けない洗顔をコンプリートしましょう!」

是非、ご一読ください。


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雑誌『anan』No.2101(2018年5月9日発売 掲載ページP30~31)

特集「SOS!夏の肌と髪。」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
日差しが強い過酷な時期を乗り切るために、部位とシーン別にお手入れ方法をご紹介しています。
慶田院長は、くすみの肌トラブルについて解説しています。毛穴つまりや肌くすみに効果的な、当院の人気施術『アクアフェイシャル』も紹介されました。

【肌トラブル くすみ】
Q1.くすんで見える日と、そうでない日があります。
▶「めぐりケア」で血行を促そう。
日によってくすみ加減が変わるなら、メラニンが要因でなく、血液循環に問題がある可能性があります。暑い時期、冷たい飲み物ばかり摂っていると、血行も悪くなります。また、栄養不足は皮膚の再生が滞り、くすみにつながります。

Q2.くすむうえに、肌がゴワついてメイクのノリも悪い~(涙)。
▶角質ケアでターンオーバーを助けよう。
くすんでゴワつきのある肌は、ターンオーバーが滞って、不要な角質が肌表面に残ってしまっている可能性が。また、角質層に水分が不足している場合も、肌に透明感がなくなります。
まず必要なのは角質ケア。今ならおすすめは、ふき取り美容液。コットンにつけてやさしくふき取ることで、角質層の水分を保持しながら、不要な角質をオフして肌のターンオーバー促すことができます。ゆっくりお風呂に入り、ストレッチする、体を冷やす食べ物を控えるなど心がけてみて。

Q3.毎日のケアで、肌全体をワントーン上げたい。
▶肌を輝かせる最新美白コスメを取り入れて。
このところ、なんとなく肌がくすんできたような気がする...という人は、毎日のケアに美白コスメを1品取り入れ、肌をグンと格上げしましょう。
最新の美白コスメは、美白の機能はもちろん、しっかり保湿をし、肌を輝かせるのがトレンド。将来のシミを防ぐ働きもあるので、使い続けることが将来の美肌貯金にもなります。さらにホルモンバランスの乱れや、ストレスによるシミに働きかける美容液などにも注目が集まっています。
コスメを使うときに気をつけるべきことは、指定の量以上を塗ることです。ケチって使っていては、本来の効果が得られないので、全体にたっぷり使いを心がけましょう。

特に疲れているわけでないのに顔色がどんよりくすんで見える、感触がゴワつく、こんな時は、日々のケアで落とせていない古い角質や毛穴汚れが原因です。そんな肌状態には、『アクアフェイシャル』施術がおすすめです。
乳酸・サルチル酸の2種のピーリングが高機能な美容液に配合されたソリューションで、洗い流すウェットピーリング治療です。毛穴の吸引作用、トルネードチップマッサージ作用のトリプルアプローチで、滑らかで透明感のある健康なお肌に生まれ変わり、バリア力もアップします。

アクアフェイシャルについて詳しくは


是非、ご一読下さい。

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雑誌『クロワッサン』2018年5月10日特大号(4月25日発売 掲載ページP34~35)

特集「肌に過酷な日々の刺激、守りのコスメが必要です。」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【加齢臭】加齢臭はほぼ全員に発生ます。美容の基本がそのまま対策に!
同僚とすれ違いざまに疲れたにおいがしたり、家の洗面所や車の中で、今までなかった夫の体臭が気になり始めたり、、これからの時季は何かとニオイが気になるもの。
これらのにおいは、汗によるにおいとは違う、肉体的な衰えによるニオイ、すなわち『加齢臭』です。もしかしたらあなた自身も加齢臭を発しているかもしれません。加齢臭は40代頃から少しずつ現れ始めます。

加齢臭は、皮脂の中にあるパルミトレイン酸が酸化することで発生する、2-ノネナールという物質が主たる成分。くたびれた枯れ草のような、独特のにおいがします。体の持つ抗酸化能力や、老廃物を代謝する解毒能力が落ちてくることが原因であり、加齢臭は老化の副産物です。今まで体臭が気にならなかった人でも、60歳ぐらいからはほぼ確実に出てきます。

枕から使い古した油のような臭いを感じたことはありませんか?『ミドル脂臭』といって、後頭部から首の後ろにかけて発生するにおいのことです。ミドル脂臭は30〜40代の男性に多いのですが、オイリー肌の女性にも出現します。皮脂腺から分泌される皮脂を常在菌が分解して出るにおいと、頭皮に住むブドウ菌が汗に含まれる乳酸を分解して発生するにおいが合わさったものです。においのピークは40代前半、その後は弱まっていきます。

また、働きざかりで忙しい40代は、『疲労臭』のリスクもあります。ストレスや疲労の蓄積が原因で、汗や息からアンモニア臭が混ざったにおいが発せられることがあります。これから夏に向かって気温や湿度が上がるとにおいが生まれやすい傾向にあります。

自分がにおっているかどうかを自分で判断するのは、正直難しいです。小さなお子さんがいる人はさりげなく聞いてみるのもおすすめ。子どもは正直ですし、臭いに敏感なので、判定に信憑性があります。自分がにおっているかの確証が得られなくても、ケアしておくのに越したことはありません。どのタイプのニオイに対しても共通の対策は、皮膚の常在菌バランスをよい状態に保つこと。

基本的なスキンケア、毎日きちんと洗い、きちんと保湿することがお手入れの柱となります。特に皮脂を多く分泌する脂漏部位は正しく洗うことが必要です。子どもは、風邪をひいた時など1〜2日お風呂に入らなくても大してにおいませんが、大人は不快なにおいがします。加齢とともに自浄作用、抗酸化作用が低下してしまうので、年を重ねるほど意識して清潔感を保たないといけません。におい対策のお手入れはそのまま、清潔感を保つことにつながります。まだにおいを感じていない人も心がけたい、美容の基本といえます。

【洗う】その日の汚れはその日にきちんと落とす!
乾燥しやすい腕や脚は、泡で撫でるように洗います。皮脂分泌が多い首や胸元、ワキ、背中の中央ラインなどは、綿のタオルに泡をつけ、優しくこすり洗いをしましょう。足のにおいが気になる人は、爪の汚れがにおいを放っているケースがあります。ネイルブラシで爪の間まできれいにすると、においもかなり軽減されるはずです。シャンプーの際は、耳の後ろや後頭部の首の付け根付近を、指でジグザグを描きながら洗い、よく洗い流します。加齢臭やミドル脂臭の防止になります。

【潤す】保湿して肌の常在菌バランスを整える。
汚れを落とした後は正しく保湿しましょう。腕や脚だけでなく、皮脂分泌が多い胸元や首、
背中もきちんと塗ります。そうすることで肌のバリアや常在菌バランスが整い、自浄作用が高い健やかな肌が育まれます。

春夏は、乳液タイプやミルクジェルなど、みずみずしく伸びるアイテムがストレスフリーで、またポンプ型が手に取りやくおすすめです。ボディケアは顔よりも効果を実感しやすいのが特徴で、2週間ほど続けるだけでも肌の状態がよくなるのを感じるはずです。また、においも発生しにくくなります。

【消す】レスキューアイテムでにおいのもとを応急処置。
これから気温や湿度が上がるとにおいに敏感になります。湿気が高いとにおいを発する物質が生まれやすく、飛散しやすいためです。洗浄&保湿のケアをしていてもにおいが気になるときは、消臭アイテムに頼るのも手です。デオドラントスプレーのほか、ウェットシートやおしぼりでベタつきを拭き取るだけでもリフレッシュします。香水を使うのも一案ですが、ムスクの香りには要注意!!加齢臭の原因物質であるノネナールを逆に強めてしまうと言われています。

【疲労臭】お疲れぎみの 40 代は要注意のにおい。
口の中や汗ばむワキから、つんとアンモニア臭を感じる人は、40代に多い疲労臭の可能性もあります。ストレスや疲労がたまって肝臓の解毒機能が落ち、血液中のアンモニア量が増えることが原因です。対策はとにかく、ストレスを減らすことです。睡眠時間を確保してアルコールや暴飲暴食を控え、ゆっくりお風呂に浸かるなどして体を休ませましょう。肝機能を健康な状態にできれば、においも改善します!ストレスケアのアロマやハーブを取り入れるのもおすすめです。特にローズマリーは肝機能を整える働きが知られます。料理やアロマテラピーに使ってみましょう。

誰しも訪れる大人のにおいの対策は日々のケアで見直しから。
是非、ご一読ください。


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雑誌『PRESIDENT WOMAN/プレジデントウーマン』2018年6月号(5月7日発売 掲載ページP105)

特集「4人のドクターが徹底解説!"美肌と健康"を手に入れる、最新・太陽光ケア」に当院のピコレーザーが紹介されました。

シミやシワなどをつくる原因として紫外線が知られていますが、実は赤外線やブルーライトなど様々な種類の太陽光が、肌に悪影響を与えます。シミ、シワ、たるみといった肌の老化の8割は太陽光が原因で起こるため、『光老化』と言われています。『光老化』を防ぐには紫外線対策だけでなく、〝紫外線ケア+近赤外線ケア〟を心がけることが大切です。

紫外線のUV-Bは波長が短いため肌の表面に炎症を起こし、シミやくすみを招きます。細胞障害の影響は大きく、老人性イボや皮膚がんも引き起こします。一方、UV-Aは波長が長いため深層まで届き、肌の真皮にあるコラーゲンやエラスチンを変性させ、シワやたるみを引き起こします。

これに対し赤外線はさらに波長が長く、肌の皮下組織まで届き、筋膜や筋組織の性質を変えるため、筋膜が皮膚を支えきれなくなって、たるみの原因になります。太陽光を衣類で遮る、近赤外線をカットするサンスクリーン剤を使うなど、日頃からしっかりとケアしたいものです。

また、ブルーライトにも注意が必要です。夜にブルーライトを見ると眠りの質が低下し、肌荒れの原因に。眠る前にスマートフォンやパソコンを見るのは、できるだけ控えましょう。

<太陽光とうまく付き合う実践編!毎日のお手入れ+クリニック活用でくすみ知らず!>

■紫外線はあらゆる方向から肌に到達。シミやシワをつくりたくない顔などにはしっかりと日焼け止めを。意外に日焼けしやすい耳の上も忘れずに。最近はブルーライトや近赤外線をカットする日焼け止めも登場しています。

■気軽になった!クリニックの最新美白ケア
毎日のお手入れではすぐに対処できない肌悩みなら、医療機関に頼るのが近道。ダウンタイムが少ないものならハードルは低めです。

ピコレーザー(ピコウェイ)
肌に負担の少ない優秀レーザーでクリアに
1秒のわずか1兆分の1単位という超短パルス幅で一瞬にしてメラニンを微粒子まで細かく砕いて破壊するので、痛みや皮膚へのダメージが最小限に抑えられます。ごく薄いシミにも反応し、小さなホクロなら傷にせずに一度で取れる可能性もあります。
ピコレーザーは、3つの照射モードによるコンビネーション治療ができます。

○ピコスポット照射
日焼けによるシミやシバカス、ホクロ除去などの部分照射。薄い膜状のカサブタになりますが、比較的早くはがれます。テープ保護も不要です。

○ピコトーニング照射
ピコレーザーによる低出力全体照射。顔全体の色調をトーンアップし、高いブライトニング効果があります。

○ピコフラクショナル照射
くすみ、ニキビ痕、毛穴、たるみなど総合的に改善します。顔全体に点状に照射しメラニンを減らし、コラーゲン増生と肌の再生を促します。術後は数日、点状の赤みがでる程度です。

忙しい人ほど治療効果の高さと効率の良さ、ダウンタイムの少なさや痕になりにくさが大切ですよね。ピコレーザーの機種もいくつかあり、特に照射する医師の診る力と技術力で結果に差が出やすい治療です。

是非、ご一読ください。

ピコレーザーについて詳しく
 

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雑誌『家庭画報』2018年6月号(4月28日発売 掲載ページP200~201)

特集「あの頃の〝日焼け時代〟五〇代からの実感美白」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【女性皮膚科医による複合ジミの最新治療法 若々しさを保つアンチエイジング美白のすすめ】

Q.
顔、背中、手の甲に濃いスポットシミや、もやもやがどんどん目立つようになってきました。
A.
若いときに受けたダメージは、もとに戻せませんが、トラブルを解消することは可能です。

紫外線のダメージは私たちの体にとっても深刻なものです。そのためメラニン色素を増やすことで紫外線を遮断して防ごうとしているのですが、たとえ窓ガラス越しの弱い日差しや短時間の外出でも、何年も繰り返し浴びると完全には防ぎきれず、ダメージが蓄積されていきます。特に若い頃からリゾートに出かけたりやアウトドアスポーツで日焼けを重ねてきた世代は、すでにかなりのダメージを抱えているでしょう。
以前はそれほど濃くなかったシミがだんだん目立ってきたというのは、残念ながらすでにそれだけのダメージをため込んでいる証拠です。それらを全部ゼロに戻すことはできません。ただ紫外線のダメージ自体は解消できないにしても、シミなどの日焼けトラブルは、適切な治療を行うことで見違えるほど明るくきれいにすることができます。
その際、まず紫外線防御を徹底することが大前提です。紫外線への抵抗力が低下していますし、近年、皮膚がんが増えているのも、長い人生で大量の紫外線を浴びてきた高齢者が増えたこととかかわりが深いと考えられています。美容だけでなく健康維持の為にも、徹底的に紫外線を避けてください。

Q.
レーザーや美白施術は根深いシミには効かないと聞きました
A.
複数のシミやくすみが混在するシニアの肌には複合的な治療が効果的です。
シミには、いわゆる日焼けによる日光性色素斑(老人性色素斑)や肝斑、部分的に盛り上がっている脂漏性角化症、虫刺されや摩擦刺激の炎症などでも起こる色素沈着や黒ずみ、そばかす、太田母斑など、いろいろな種類があります。これまでに大量の紫外線を浴びてきた日焼け世代の多くのかたには、こうしたタイプのシミが複数混在しています。また、年齢とともにターンオーバーが遅れがちで、角質層が厚くなり、顔全体が暗くくすんできます。
そのため、気になるシミだけを解消すると、顔全体のくすみに対して、その部分が明るく目立つため、老人性白斑に見えたり、他のシミがよけい濃く目立ったりすることになります。シミの種類によってベストな治療法は異なり、複数のトラブルを改善するのには時間もかかりますが、日焼け世代のかたが美しい透明感を希望されるなら、やはりトータルな治療をおすすめします。

【あの頃の痕跡を消す最新治療法〝ホームケア〟と〝クリニックでの施術〟の併用治療が、美白への最短距離】

自宅での徹底的ケアが治療の効果をより高める
気になる濃いシミだけをピンポイントで解消しても、点在する小さなシミや顔全体を覆うくすみを一掃しないと、明るく冴えた美肌には到達できません。
いちばん効率的なのは、まず自宅で代謝を高め、くすみを解消するケアをしてから、クリニックでそれぞれのシミに適したレーザー治療を受けることです。これなら、あらかじめくすみが改善されているのでレーザー照射部位が白く目立つこともありませんし、代謝も高まっているのでかさぶたの期間も最短ですみます。
その後も、自宅でアフターケアをしていただくことで、色素沈着が目立っていたかたも、見違えるほど肌が明るくなって、患者さん自身が驚かれるほど。透明感を取り戻せますよ。

最先端の美容医療は、濃いシミも顔全体のくすみもトータルに治療ができます。最新のシミ治療器ピコレーザーは、照射時間がピコ秒単位(1ピコ秒は1兆分の1秒)と短く、熱発生がほとんどないため、痛みや皮膚へのダメージが少ない治療が可能になりました。施術前後のホームケアを行うことで、ターンオーバーを促しメラニンの排出や肌の修復力を高めます。
〝あの頃〟浴びた紫外線はなかったことにはなりませんが、飛躍的に進化した最新の美白ケアで、過去の紫外線ダメージをリセットし、若々しい透明肌を取り戻しましょう。

是非、ご一読ください。

関連リンク

お悩み別 シミ ピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウエイ)  ・フォトフェイシャルM22 クリニック専用化粧品院内外用薬・内服薬

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雑誌『GLOW/グロー』2018年6月号 (4月28日発売 掲載ページP128~131)

特集『敏感な肌こそシミのケアが重要なんです ゆらぐ年齢肌の美白ケア』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

吹き出物やかゆみなどで肌不調が増えるGLOW世代。ゆらいだ年齢に「美白は刺激?」と思う人も多いかもしれませんが、ゆらぎ肌こそ美白ケアが必要です。しっかりと原因と対処法を知ることが大切です。

【40代で急上昇!?"ゆらぎ肌はシミができやすい!だから美白ケアが重要です" 】
●炎症を繰り返す肌はシミのできやすい肌に!
紫外線量が増え、花粉や黄砂などの外的刺激に加え、環境がかわるというストレスの要因により、春は敏感肌に傾きやすくなります。
乱れてしまった肌表面の角層はバリア機能が衰えて、いつも使っている化粧品でもヒリついたりします。特に角質細胞間脂質が乱れると、外的刺激を受けて炎症に。炎症を繰り返す年齢肌ほど、メラニンの生成を誘発させ、シミ・くすみにつながります。
大事なことは、まずは肌のバリア機能を回復させるお手入れを取り入れることです。
見直すべきは、洗浄、保湿、光対策の基本ケア。洗い落とす際に肌を擦ったり叩いたりするのは逆効果。まずは角質にダメージを与えないクレンジングの工夫をしましょう。そして、保湿は美肌の大前提。適切な量の水分と油分はもちろんですが、水分を肌に留めておくために蓋をしてくれる油分が必要なので、しっかりクリームを塗りましょう。また最近ではしっかり保湿をしながら同時に美白できるアイテムも増えたので、上手に取り入れると良いでしょう。さらに、老化の8割は光老化なので、UVケアなしで美白はあり得ません。たとえ雨の日でもUVケアは欠かせません。

STEP1 
まずはクレンジング&洗顔をゆらぎ肌対応に
落とすケアはいかに肌に負担を与えず、しっかり洗うかが大事です。クレンジングは1分間を目安にさっと落とすことが鉄則です。時間をかけすぎるのは肌に負担をかけ、敏感肌になる原因にも。また、洗い上りにツッパリ感が残るのは皮脂の取りすぎなので、洗顔料も見直しましょう。
POINT!目元は特に赤み・かゆみが出やすい部分。2枚に裂いたコットンにクレンジングをたっぷり含ませ、上まぶたと下まつげの下に当て、メイクを浮かせたあと、まつげをサンドイッチするように重ねて丁寧に拭き取ります。

STEP2
潤いが重要なゆらぎ肌に美白化粧水
透明美肌をかなえるためには角層のバリア機能をキープするための保湿が大事です。バリア機能を高めるには、角質細胞間脂質、水分を抱えこむ天然保湿因子、皮脂膜の3つが重要。外的刺激に強い肌に。保湿力の高いしっとりした感触の化粧水を選ぶことがポイントです。
POINT!手に取ってから人肌で温め、じんわりと浸透させるイメージで肌にプレスするのが正解。また目のキワは保湿を見逃しやすい部分。薬指で優しくなでるように塗布を。

STEP3
ゆらぎ肌の原因、抗炎症効果に着目 美白美容液
敏感肌の人は微弱炎症が起きやすく、その炎症からメラノサイトが刺激され、シミやくすみの原因になるメラノサイトが作られやすい状態に。美白美容液を取り入れるならば、美白成分はもちろんですが、抗炎症・抗酸化作用のある成分の選択を。一部、刺激が強いものもあるので、使用前に腕など試してみてください。
POINT!美容液も人肌で温めると、浸透力がアップします。特に首は年齢が出やすい部分。顔全体に塗布した後は、もう一度同量を手に取って美容液を首や鎖骨などにもしっかり塗布しましょう。

STEP4
不安定な肌にはバームやオイルをお守り代わりに
ゆらいだ年齢にとって、水分を抱えこんだ状態に蓋をすることがなにより重要。何をつけても乾燥しがちな時に、しっかり肌を保護するバームやオイルはおすすめです。ただし、乾燥は油分不足でなく保湿成分の不足が原因なので、保湿成分配合の乳液やクリームも忘れずに使用しましょう。
POINT!肌をこするように塗布するのは禁物。顔全体に優しく伸び広げ、手のひらで優しくポンポンとプレスするように浸透させましょう。

STEP5
ゆらぎ肌を外的刺激から守るUV
わずかな外出でも日焼け止めは必須。赤みがでるまではおよそ20分くらいですが、年齢肌には今までの紫外線ダメージが蓄積されているのでコップの水分が溢れるようにシミが濃くなります。また、日焼け止めは顔にパール3個分程度を目安にたっぷりと。日の出から日の入りまで塗り直しをお忘れなく。
PONT!日焼け止めはスキンケアの一部。お手入れの最後に、塗り漏れしやすい耳や首の後ろ、デコルテまでしっかり塗りましょう。衣類を着てから塗ると、クリームが服についてしまいます。

STEP6
寝ている間は修復タイム 夜のマスク
寝ている間ずっと潤いを送り続けるナイトマスク。頬など広い面は内から外に向かって塗り広げるように。人差し指、中指、薬指の3本をつけて広い面にし、頬を沿うようにしながら塗ると、肌に負担がかかりません。目もとや口もと、頬などの乾燥しやすいところは、一度にたくさん塗らず、少しずつ重ねて。シートマスクの場合、長時間肌に塗布するのはNG。15分以上では、成分が過剰浸透したり、シートが渇いたりして肌の刺激になることがあります。
PONT!夜にたっぷり顔に塗ったマスクは翌朝、ていねいに洗顔料で洗い流しましょう。放っておくと、酸化して、肌の刺激になります。まずは朝にリセットすることが大事です。

是非、ご一読ください。

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雑誌『リンネル』2018年6月号 (4月20日発売 掲載ページP103)

特集『毎日の習慣、このままで大丈夫?「紫外線ダメージを蓄積させない生活」』
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

過度に紫外線を浴びるのはよくない事とはご存知と思いますが、日常紫外線となるといかがでしょうか?日常生活の中で浴びる短時間の紫外線対策はおろそかにしがちですよね。若々しい肌を保つために、うっかり日差しを浴びてしまっている習慣を見直しましょう。

読者の"あるある習慣"に先生がアドバイス!

【毎日の子ども送り迎え。往復10分だから日やけ止めは塗っていません】
A.たかが10分、されど10分。わずかな時間でも日やけ止めは必須。
紫外線を浴びたその瞬間から肌の炎症は始まっています。毎日10分の積み重ねはシミやシワなどの肌悩みへとつながります。曇った日でも晴れの日の約65~80%もの紫外線が降り注いでいるのでご注意を。

【今、気になるのはシミよりシワ。日やけ止めより保湿を重視しています】
A.紫外線は肌の乾燥とシワにも影響します。日やけ止めもしっかり塗りましょう。
紫外線はシミだけでなく、乾燥やキメの乱れ、シワやたるみの原因にもなります。保湿ももちろん大事ですが、日やけ止めもスキンケアの一環として忘れずに。

【昔は海が好きでしたが、今は日やけが怖いので、インドア派です】
A.日常の紫外線の軽視は禁物!インドア派でも日やけ止めは付けましょう。
室内でも窓際にいたら紫外線は浴びています。汗をかかないならばウォータープルーフの必要はありませんが、毎日快適に使える肌にやさしい日やけ止めを選び使いましょう。

【重くて日やけ止めはつけませんが、その分、美白ケアは徹底しています】
A.透明感のある美肌を目指すならば、まず日やけ止めを塗ることが前提です。
UVケアなくして美肌を育むことはできません。最近はみずみずしく軽い日やけ止め
もあるので、スキンケアの最後には必ず日やけ止めを塗ることを忘れずに。

【通勤中は汗をかくので、会社についた9時頃にUVケアします】
A.日の出から日の入りまで紫外線は燦々と降り注いでいます!
特に注意すべきは午前10時から午後3時ですが、日の出とともに出勤する9時前から紫外線は降り注いでいます。朝のスキンケアの最後に日やけ止めを塗布する習慣をつけましょう。

<紫外線ダメージが蓄積した肌って?>
紫外線を浴び続けると、角層(表皮)では肌バリア機能が低下し、本来の保湿機能も下がり、シミの素であるメラニンの過剰生成が起こりやすくなります。一方、真皮ではコラーゲンやエラスチン線維など線維質の変性によってハリ感が失われます。さらに加齢によって女性ホルモン(エストロゲン)が徐
々に減少。シミやシワが目立ってくるだけではなく、肌状態も敏感に傾きます。

結論
紫外線ダメージを蓄積させないために日やけ止めの塗布は毎日の習慣に
日やけ止めは一年中必要ですが、特に紫外線量が高まる4月からは注意が必要です。塗っていると思っていても生え際や首などの塗り残しがあったり、使用量が少なかったりすると、十分な紫外線防御効果が得られないため、重ね塗りをしましょう。日やけ止めを選ぶ際は心地よさやお手軽感など"継続しやすい"ものを吟味しましょう。

日々進化し続けるUVアイテムは、目的別にセレクトする時代に。特に紫外線量がグンと上昇する4・5月こそ、本格的なケアを始めましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌「大人のおしゃれ手帖」-特別編集- ムック本『素敵なあの人の大人服』2018年春夏号(4月20日発売 掲載ページP84)

特集「60代に必要なのは"ふんわりヘア"と"ツヤ肌"、自然体の美しさを育む大人のセルフケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【丁寧な「肌磨き」で作る大人の可憐肌】
シミやシワ、くすみなど、悩みが増える大人世代の肌。それを隠そうと厚塗りするよりも、丁寧に磨いてツヤと透明感に溢れる、少女のように可憐な肌を取り戻してみませんか。「60代の肌がくすむ原因」をドクターが皮膚生理学的見地から紐解きます。

ドクターが解説"60代の肌"がくすむわけ!
●肌代謝の鈍化と角質の肥厚で透明感は失われていく
加齢により、肌だけでなくすべての臓器において代謝や再生力は低下します。皮膚のいちばん外側にある、わずか0.2ミリの膜、「表皮」のターンオーバーに関しては、小児に比べ60代以降はサイクルが1.5倍に長くなり、代謝が遅くなるともいわれています。スピードが落ちるだけでなく、角質細胞間脂質の量や水分量が減り乾燥、バリア機能が低下します。それを補うため、表皮の4層のいちばん外側の「角層」が厚くなるのでゴワゴワし、見た目としての透明感が低下します。また、肌のくすみに関しては、このような角層の状態に加え、メラニン量の増加、糖化によるコラーゲンの黄色化も影響します。若いころに比べ、抗酸化力、抗炎症力が低下しますので、より一層酸化ストレスからの防御力を高める必要があります。自分で出来ることから始めてみましょう。

●肌を守る生活5カ条
1、日焼け止め、日傘などの紫外線対策
2、良質なタンパク質、油の摂取
3、こすらない、洗いすぎないスキンケア
4、バリア機能を強化する保湿剤の使用
5、ピーリングなどの適切な肌への刺激

是非、ご一読下さい。


60代の肌の透明感を取り戻す美容皮膚科メニュー

・アクアフェイシャル
・ケミカルピーリング
・ジェネシス
・フォトフェイシャルM22
・ジェントルレーズプロ

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雑誌『レタスクラブ』2018年5月号(4月22日発売 掲載ページP68~69)

特集『実は老け見ポイントNo.1「もしかして、これってシミ?」と思ったらやること』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

【まずは、自分のシミをよく観察しよう】

ステップ1 チェックする場所はココ!
●超多発地帯
コメカミから頬にかけて
●やや多発地帯
耳手前からあごまでのフェイスライン
●もしかしてここにも!?な地帯
まぶた、くちびる、首、デコルテ

ステップ2 できているシミはどれに当てはまる?
●丸くて茶色い
日光性(老人性)色素斑と呼ばれるシミ。
紫外線を浴び続けた結果、年齢とともに輪郭や色が濃くなってきて、顔や体の露出部に出現します。
●小さくポツポツできている
まぶたを含み左右対象に細かくできているのはソバカス。早ければ3歳ごろからでき、遺伝的要素で発生し、日焼けによって濃くなります。
●もわんと広がっている
灰色がかった淡い褐色のシミで、肝斑(かんぱん)と呼ばれます。原因は女性ホルモンや擦りすぎなどの刺激が関与していると言われています。
●形は不揃いで赤茶色
ニキビや肌荒れなどで炎症を起こした部分が色素沈着してしまいシミになってしまうケース。炎症後色素沈着と呼ばれます。

【美人ドクターが教える「シミとは関係ない!?」と思ったら大間違い!やっちゃいがちなBad習慣を見直す】

肌は心や内臓の鏡!生活の見直しで若々しく
シミができるのは、紫外線の影響だけではありません。肌荒れや肌のこすりすぎなどによって炎症が起きると、肌を守ろうとしてシミができてしまいます。
また、心の状態も肌に現れます。ストレスでもメラニンは生成され、シミが増えることもあるのです。だからこそ、シミのケアには日々の習慣の見直しが大事です。
私たちは、20歳までにすでにシミになる紫外線を十分に浴びていると言われています。目で見て濃いと感じるシミはすでにできてから数年経っているシミ。レーザーでないと取れないことも多いですが、これ以上増やさないように予防はできます。毎日のスキンケアや食・生活習慣で少し意識を変えるだけ。特に食事は抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れることで肌をトータル的にサポートできます。
日頃ついついやってしまいがちなスキンケアや生活習慣をまずは見直してみましょう。

バッド習慣を見直しましょう
●乱暴なスキンケアになっている
ゴシゴシ洗顔や、化粧水をたたき込んでつけるのはNG。肌に刺激を与えすぎると炎症の原因に。ファンデーションや粉をつける時も優しくが基本です。ブラシでこすりすぎると角層が厚くなって毛穴がつまり、キメが乱れます。
●睡眠不足が続きストレス、イライラ...
ストレスをため続けてシミが濃くなるのは悲しいですよね。気をつけたいのは睡眠です。睡眠不足が続くとストレスがより増強されてしまいます。質の良い睡眠を心がけて、ストレスをためないようにしましょう。
●食べる順番を意識していない
白米から先に食べたり、甘いものを過剰に摂取したり、血糖値を急激に上げる食べ方をしていると肌が黄ばむ〝糖化ぐすみ〟がおきます。食事は野菜や海藻から食べる、ベジタブルファーストを心がけましょう。
●使う食材やメニューがマンネリになっている
食事ではビタミンA・C・Eの食材は必須。ビタミンAは肌代謝をアップ、ビタミンCはシミを防ぐ効果があり、ビタミンEはシミやくすみができにくい肌に。カラフルな野菜や果物、魚介類と肉、豆類、乳製品などバランスよく取り入れましょう。

*買い物のたびに思い出したい!ビタミンA・C・E食材
ビタミンA・・・ほうれん草、にんじん、卵黄、レバー、銀ダラ、ほたるいかなど
ビタミンC・・・ブロッコリー、パセリ、れんこん、カリフラワー、かんきつ類など
ビタミンE・・・かぼちゃ、モロヘイヤ、たらこ、いくら、あなご、ナッツ類

これからできるシミは、日々のスキンケアや生活習慣の改善で減らすことができます。バット習慣を見直し、紫外線や年齢に負けない透明美肌を目指しましょう。
できてしまったシミは化粧品では消えないので、レーザー治療が必要です。シミは種類によって複雑に治療法が異なるため、まず医師による適切な診断が重要。専門性の高い医師とシミの種類ごとに複数のレーザー機器を扱う医療機関がおすすめです。
是非、ご一読ください。

リンク
ピコレーザー
ジェントルレーズプロ
フォトフェイシャルM22

お悩みから施術をさがす シミ

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雑誌『Marisol/マリソル』2018年5月号(4月7日発売 掲載ページP246~247)

特集:40歳の本音ビューティ研究所「今こそ解決!"顔のムダ毛"どうしてる?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

うぶ毛、ヒゲ、もみあげ...顔のムダ毛が、アラフォーになって気になるという声がちらほら!処理すべき?正しいケア方法は?など、身近なわりに正解を知らない『顔の毛モンダイ』を検証しています。

読者アンケートで分かった、アフォーの顔の毛の真実!
≪顔の毛モンダイはアラフォーみんなの課題≫
美容に興味津々とはいえ、友人同士とあまり情報交換をしない美容パーツが「顔のムダ毛」です。何年か前、アラフォー女性のヒゲが濃くなった!?とドラマでも取り上げられて、その事実がネタになってしまうほど、ちょっと女心を揺さぶるデリケートな問題ゆえに、あまり「顔のムダ毛」の実態は表立っては出てきません。
今回はみんながこっそり悩んでいる、「顔の毛モンダイ」に切り込みます。間違えれば肌トラブルとなりかねませんが、正しくケアすれば美肌にもつながります。知ればお得な顔のムダ毛のケアを皮膚科専門医からお伝えします。

Q、顔のムダ毛処理をすると美肌になれる!?
A、肌の透明感が上がりメイクのりアップ!
顔のムダ毛を処理している読者は約8割超!ただし、眉も顔の毛ととらえると、うぶ毛処理派はもう少し減るかもしれません。
ムダ毛処理をすると、それだけでも肌が白く見えます。また、うぶ毛がなくなることで、ファンデーションが肌に直接フォットして、メイクのノリもよくなり、スキンケアの透明感も高められるというメリットがあります。

Q、アラフォーになって顔のムダ毛が増える!?
A、ホルモンバランスの関係で可能性はあり!
アラフォーになって顔のムダ毛が増えた・濃くなったと実感がある読者は約3割程です。
40代は女性ホルモンのバランスが乱れやすくなる時期です。常にストレス状態に置かれると、交感神経優位の戦闘モードになり、男性ホルモンの分泌が増える事があります。また、更年期で女性ホルモンが減ると、相対的に男性ホルモンが優位になって、その作用が高まり、体毛が増える可能性があります。医師としては、3割の女性が顔のムダ毛が増えていると感じているのは予想よりも多いという感覚です。

◎そして、一番気になっているのは「ヒゲ!」
男性ホルモンの優位が関係!?
顔のムダ毛を気にされている読者の中で、ダントツ1位で悩んでいるのが「ヒゲ」問題でした。ヒゲは男性ホルモンの感受性がある体毛です。極端に男性ホルモンが優位になれば、濃くなる場合もあります。また父親が薄毛&体毛の濃い体質の場合は娘にもその体質が遺伝していることがあり、ヒゲの濃さは遺伝子も関係しています。

Q、正しい顔のムダ毛の処理って?
A、まずは安全で、自分に合う方法で!
誰からも教わったことのない顔のムダ毛の正しい処理法は、正解を知っていると断言できるのは、わずか5%でした。
顔のうぶ毛は細く、肌はデリケート!自己処理をする場合は、安全なシェーバーやカミソリでふんわり優しく肌をなでるようにケアしましょう。深剃りは厳禁です。美容クリニックのレーザー脱毛だと、1~2ヵ月ごとに8回くらい通うことで、顔のうぶ毛ならほぼ処理できると思います。

Q、カミソリ負けは転んだ時のすりキズと一緒!?
A、カミソリ負け=すりむき傷です!!
自己処理している読者の半数が、失敗経験がありました。
カミソリ負けとは、『傷・毛のう炎・しっしん・皮膚炎』などのことです。"カミソリ負け"はよく使う言葉なのでライトに聞こえますが、肌にとっては『すりむき傷』と一緒です。角層が厚くなって湿疹、毛穴が詰まって『毛のう炎』となるケースもあります。本来ならメイクもお休みしてほしいくらいです。早く治すには、ワセリンなどで保護するか、傷薬を塗るなどの早めの対策をして下さい。
アトピー素因のあるバリアが弱い肌質では、翌日に湿疹が生じる事が多く、敏感肌の方ほど剃毛は出来るだけ少なくした方が良いでしょう。対策としてはレーザー脱毛がお勧めです。

◎クリニックの顔脱毛には、アンチエイジング・美白など+αの効果が大!!
美肌になれてムダ毛レス、大人におすすめ!
顔のうぶ毛を脱毛するときもレーザーを使用します。メラニンに反応するアレキサンドライトレーザーなどが一般的ですので、実は美白効果もあります。さらにはコラーゲン生成の促進効果も。最新の研究では、アトピー性皮膚炎の頑固な痒みを消して皮膚炎を改善する効果が明らかになりました。顔脱毛をしたつもりが、美肌効果も得られる一石二鳥の施術なのです。一度処理してしまえば、カミソリ負けをする心配もないので肌負担も減らせます。お肌の弱い方ほどお勧めですが、皮膚科専門医の診察後に適正設定で照射する必要があります。

◎鼻毛脱毛は一部だけに!
鼻毛はフィルター!全オフはNG!!
鼻毛は空気中の悪い物質を体内に入れないためのフィルターの役割もあります。脱毛は鼻の穴から見える部分だけに照射します。都会に住む女性は鼻毛が長くなりやすいので要注意です。鼻筋の通った"美人鼻"の人ほど、入り口付近から鼻柱隔の鼻毛がチラ見えしやすいので気を付けましょう。

当院では、顔のパーツ脱毛(口周りorあごor額)¥10,800『医療レーザー脱毛』、肌ケアしながら脱毛は肌質改善(ピーリング+パックつき)全顔トライアル¥30,240『ジェントルレーズプロ照射』です。

是非、ご一読ください。


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雑誌『VOCE』2018年5月号(3月23日発売 掲載ページP242~24 )

特集;美ヲタ研究「みんなが気になる、大人の‟敏感肌&美白"を深掘り!」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

花粉の飛散や日々の激しい温度変化に肌の揺らぎが気になるこの季節。その一方で、強まる紫外線をうけ、美白ケアを本格的に始めたいという、美容意識の高い皆様に、ディープでタメになる最新情報をお届けします!

【美容通ほど要注意!?‟敏感肌&美白"にまつわる意外な事実】
美容情報に敏感で、毎日、自分の肌と向き合い、より良くしようと色々なケアに励む美容意識の高い皆様。だからこその、"肌を触りすぎてかえって敏感に傾けている"という落とし穴や、"敏感肌に美白は強すぎる"といった勘違いがあります!

◎敏感肌は普通肌よりもスキだらけ!
皆さんが敏感と認識する症状は、体質的に『ある特定のものに肌がかぶれる』というものだけではなく、『乾燥や花粉の飛散などの環境によって一時的に揺らぐ』ケースなどさまざまです。ターンオーバーの最終過程、肌バリアの要である『角層』の状態が悪くなっているのが敏感肌の状態。

◎アラサー女子は『ときどき敏感肌』世代
30代半ばから体本来の抗酸化力、抗炎症力が下がるため、肌の再生力が弱くなるうえ、ターンオーバーの過程も悪くなり、肌のバリア機能を司る細胞間脂質やNMFの産生量が激減します。そこに、季節の変わり目、睡眠不足、ストレスなどの要因が加わると敏感に傾きやすくなってしまいます。アラサー世代はその予備軍になのです!

◎乾燥肌のみならずオイリー肌も揺らぐ!
『バリア機能が弱く水分が蒸発しやすい乾燥肌』が、揺らぎやすいという認識はあると思いますが、皮脂腺が大きくて皮脂分泌が多く、毛穴が目立ち、ニキビができやすいオイリー肌や混合肌の場合、『酸化した皮脂の刺激で炎症』を起こし、赤みや、かさつきが生じる脂漏性皮膚炎になる人もいます。どちらの肌質にもいえることは、食事、睡眠、排泄、ストレスコントロール、運動習慣という生活5本柱のうち、2~3本がくずれると肌は揺らぐということです!まずは生活習慣の見直しをしましょう。

◎肌が弱い人はシミ・くすみが出やすい!
バリア機能が正常な健康肌はガード力の高い家のようなもので、紫外線や刺激などが入り込む隙間がなく跳ね返すチカラがあります。対して敏感に揺らいだ肌はガードがもろく、いろんなものが侵入しやすい状態になります。家でいうと大切な財産(=潤い)が奪われやすく、少しのイタズラでも火事になりやすい(炎症が起きやすい)状態になります。

◎敏感肌の改善は洗顔から
意外と多いのが、洗顔料を泡立てず使い、シャワーで洗い流すといったケアの間違いによる自作敏感肌!ふわふわの泡をバウンドさせるように洗い、流すときもぬるま湯でていねいに流しましょう。化粧水などをなじませるときもこすらずやさしくつけましょう。肌が荒れると一発逆転を狙って新しいコスメを投入しがちですが、それこそNG!きちんと汚れは落とし、適切な潤いを与え、睡眠や食事などにも気をつけましょう。揺らぎやすい肌質は変えられなくても、自己ベスト肌はキープできます!

是非、ご一読ください。

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雑誌『cancam/キャンキャン』2018年5月号 (3月23日発売 掲載ページP163~165)

特集「"5大くすみリスク„があるって、知ってた?」
に慶田院長の監修記事が掲載されました。

まず、肌の『くすみ』を定義してみましょう。肌がなんとなく暗く疲れたように見え、肌に透明感や明るさ、つやがない状態を『くすみ』と呼びます。ポイントは、くすみを引き起こす要因は1つではないことです。角層の水分量低下や肌荒れによる肌理の乱れ、角層の重層化、メラニン量の増加による明度の低下などの様々な要因が複雑に関連して引き起こされています。さらに、体調不良や精神的ストレスのほか、紫外線、食生活などの生活習慣なども複雑に関与しています。また、クレンジングや洗顔不足で化粧品や皮脂が十分に落とされずお肌に残ったままの状態や、軽微な刺激性・アレルギー性皮膚炎が慢性的に続くことで色素沈着を引き起こすことがあります。生活習慣や間違ったスキンケアなどによっては、20代半ばからくすみ感じ始める人もいます。

エアコンなどの生活環境で現代女性の肌は乾きがち。すると、肌表面の角層の透明度が下がり、またゴワゴワと厚くなってくすんで見えます。さらに、忙しいとメークをしている時間が必然的に長くなり、皮脂や油分が酸化して肌に刺激を与え、くすみの原因に。心にストレスを抱えている人は、それにより皮脂分泌量が増えてより酸化しやすくなるので注意が必要です。一日中スマートフォンを見続けていれば、首回りや目元の筋肉が凝り固まって、血行不良によるくすみも発生します。

<cancam世代はこんなことある!ある!それが"くすみ„を引き起こしている要因かも!>

●Pattern1 スマホぐすみ
ある!ある!寝る直前にスマホを使っている
朝起きてから寝る直前までスマホを手放せない人は要注意です。特に寝る直前のスマホは睡眠の質を低下させ、角質水分量が低下して乾燥し、くすみの原因に。
スマホのブルーライトは、太陽光と同じ作用を持っているため、就寝時に浴びると、体に〝朝である〟という指令が。体内リズムが狂い、肌のターンオーバーのサイクルが崩れて角質細胞のキメが乱れることで、肌のくすみにつながります。
また、うつむいた姿勢でスマホを使うと、首や肩の血行不良を引き起こし、血色の悪さに影響している可能性もあります。
Advice スマホの使用時間はほどほどに!特に寝る前にスマホを見るのは避けましょう。

●Pattern2 エアコンぐすみ
ある!ある!職場のエアコンが効きすぎ!
エアコン完備があたりまえの現代。湿度の低下と風のダブルパンチで肌の乾燥をもたらし、キメが乱れたり角質が厚くなったりしてくすみにつながります。さらに夏のクーラーによる冷え過ぎが原因で、血行不良になりがち。
Advice エアコンを使うときは加湿器も一緒に!適度な温度・湿度調節を心がけましょう。

●Pattern3 夜ふかしぐすみ
ある!ある!SNSのチェックやネットドラマを夜中まで!
睡眠不足は血行不良や、肌のターンオーバーの乱れにつながり、乾燥や角質肥厚によるくすみが発生。眠る時間が遅く、さらに睡眠が6時間以下と少ないと、睡眠中に成長ホルモンが分泌されにくく、肌の代謝がダウン。また、夜更かしが習慣になっている生活では食生活も乱れやすく、栄養不足になりやすいという一面も。
Advice 生活習慣の乱れを整えて、規則正しいリズムに。遅くても0時には就寝を!

●Pattern4 ストレスぐすみ
ある!ある!毎日のささいなことから自分の将来まで、なんか不安でイライラ
現代社会はストレス社会。ストレスを受けると体内で男性ホルモンが優位になり、それによって皮脂分泌が増えるといわれます。皮脂の分泌が増加し、余分な皮脂が酸化して肌への刺激に。過剰な皮脂は酸化して肌にダメージを与え、さらに見た目にもくすんだ印象に。
Advice 気分転換をしてメリハリのある生活を。イキイキしていると心が軽くなります。

●Pattern5 メークぐすみ
ある!ある!疲れて帰ってメークを落とさずバタンキュー
メークをしたまま寝てしまうと、皮脂や化粧油類が酸化してくすみ肌に。長時間のメークも同様に肌にとって悪影響。また、きちんとメークを落としているつもりでも、落としきれていないこともあります。メーク落としは毎日のことだけに、つい雑になりがち。パパッとなじませるだけでは、目元や小鼻の脇など細かい部分にメークが残りがちです。
メークに含まれる油脂が酸化すると、それが刺激になって角質が厚くなりくすみにつながります。肌への負担が少ないアイテムで、優しく30秒~1分なじませ、36℃程度のぬるま湯で十分にすすぎましょう。
Advice メークを落とさず寝るなんてもってのほか!クレンジングは30秒~1分、時間をかけましょう。

現代女性の肌のくすみには、ライフスタイルが大きく影響しています。肌が透明感を失ってくすんでいると、疲れて見えたり、老けた印象を与え、見た目だけでなく心まで暗くなりがちです。
くすんだ肌には、滞った肌のターンオーバーのスイッチを入れる『ケミカルピーリング』や『アクアフェイシャル』などがおすすめです。くすんでしまった肌に刺激を与えることで、溜まったメラニンを排出し、透明感のあるみずみずしい肌を再生することができます。レーザーや光照射による肌質改善治療を併用すれば、くすみが晴れたように明るい肌に導きます。
是非、ご一読ください。

関連施術:
美肌(美白、くすみ、つや、はり) 
ケミカルピーリング(メディカルピール) 

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雑誌『美的』2018年5月号(3月23日発売 掲載ページP150~151)

特集「今どき女子を襲う"5大くすみリスク"とは?」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

お手入れしても改善しない、そんなくすみは、もはや〝現代病〟かもしれません。
【毎日の生活のあれこれが働く私たちの肌をくすませる】
たっぷり寝たのに顔色が冴えなかったり、いつも調子が悪そうに見られたりすることはありませんか?それは肌の「くすみ」のせいかもしれません。今、20〜30代でも肌が慢性的にくすんでいる人が増えています。
まず、エアコンなどの生活環境で現代女性の肌は乾きがちです。すると、肌表面の角層の透明度が下がり、ゴワゴワと厚くなってくすんで見えます。また、忙しいとメイクをしている時間が必然的に長くなり、皮脂や油分が酸化して肌に刺激を与え、くすませます。心にストレスを抱えている人は、それにより皮脂分泌量が増えてより酸化しやすくなるので注意が必要です。一日中スマートフォンを見続けていれば、首回りや目元の筋肉が凝り固まって、血行不良によるくすみも発生します。

risk01;スマホぐすみ
◎悪いとわかっていてもベッドの中でスマホ、やめられません...
寝る前スマホ率、20代の79.5%!睡眠不足と血行不良でくすみが進行!!
20代の79.5%が寝る前にスマホを見ているという調査データがあります(小学館しごとなでしこ総研調べ)。交感神経が優位になって睡眠の質が低下するのと同時に、首や目の血行不良をもたらし、くすみの原因になります。

risk02;ストレスぐすみ
◎毎朝の満員電車がツライ!会社につく頃には小鼻がテカテカに...
ストレスで皮脂の分泌が増加、その皮脂が酸化して、肌への刺激&くすみに!
現代社会はストレス社会です。ストレスを受けると体内で男性ホルモンが優位になり、それによって皮脂分泌が増えるといわれます。過剰な皮脂は酸化して肌にダメージを与えるばかりか、見た目にもくすんだ印象になります。

risk03;エアコンぐすみ
◎オフィスのエアコンが効きすぎ、内勤女子には乾燥も寒さもツライ...
湿度の低下と風邪のダブルパンチで潤いがどんどん蒸発し、くすんだ肌に!
オフィスでも街でも自宅でも、一日中エアコン完備があたりまえの現代、エアコンは1時間使用しただけでも室内の湿度を大幅に低下させます。さらに風も肌の水分を奪う原因です。春夏は冷えすぎによる血行不良もくすみの原因になります。

risk04;夜ふかしぐすみ
◎帰宅はいつも22時すぎ。コンビニのお菓子で夕食を済ませることも...
睡眠不足は肌の代謝リズムを乱し、乾燥や角質肥厚によるくすみが発生!
眠る時間が遅く、さらに睡眠が6時間以下と少ないと、睡眠中に成長ホルモンが分泌されにくく、肌の代謝が低下します。また、夜更かしが習慣になっている生活では食生活も乱れやすく、栄養不足になりやすいという一面もあります。

risk05;メイクぐすみ
◎洗い方が雑なのか、朝、枕にメイクがついていることも...
落とし切れずに肌に残ったメイクは酸化してくすみの原因に!
メイク落としは毎日のことだけに、つい雑になりがちです。パパッとなじませるだけでは、目元や小鼻の脇など細かい部分にメイクが残ることもあります。残ったメイクの油分は酸化して肌を刺激し、くすみにつながります。


くすみの要因は、生活のあらゆるシーンに潜んでいます。今回あげたリスクを「5大くすみリスク」と命名しました。当てはまるリスクがある方は、注意が必要です。

是非、ご一読ください。

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雑誌『&ROSY』2018年5月号(3月23日発売 掲載ページP58~67)

特集「これさえなければ今こそ最盛期!『シミ』『シワ』『たるみ』&ROSY世代の3大エイジングケア」に慶田院長の監修記事と当院シワ、たるみ治療が掲載されました。

シミの原因は紫外線だけではない!
ストレスが多い&ROSY世代は"全方位の美白ケア"が必要だった!!

大人ほど美白のケアを意識しますが、現状の肌に満足できないという声は意外にも多いものです。紫外線対策、シミの発生を抑えるケアに加え、今取り入れるべきは、"ストレスケア"です。

【ストレスを受けることでシミの出現率が増加】
昨今、美容業界では「ストレスと肌トラブル」の関係が注目され、ストレスの影響は一時的な肌あれだけに留まらないことが分かっています。ストレスといっても様々あり、精神的なものだけでなく、紫外線や大気汚染、タバコの煙もストレス源として肌内部で活性酸素を発生させます。また、パソコンやスマートフォンの長時間使用や過剰な運動も体にとってはストレスになります。楽しいと思うことでも体の疲労や、睡眠不足を招くものは注意が必要です。ただでさえ30〜40代の女性は、仕事や家事、育児に追われて日常的に睡眠不足です。現代社会はハードワークや人間関係などで、体はつねに緊張状態にあり、ストレス過多になると活性酸素が発生し、外的刺激から肌を守るバリア機能が弱くなります。活性酸素や肌のバリア機能低下は、なぜシミの発生につながるのか、どちらも肌のなかで炎症を起こしますが、自覚しにくいレベルのため、いつの間にか"シミが増えた"、"肌がくすむ"となるのです。もともと体は、これらに対する防御力を備えていますが、加齢とともに減少するので以前のようにリカバリーができなくなります。だからこそ、大人のシミ対策には日焼け止やインナーケア、そしてメラニン生成を抑制する成分に加えて、抗酸化・抗炎症といったストレス抵抗力を高めるスキンケアなどでトータル的なアプローチが必要となります。

<シミは2つのルートでできていた!>
紫外線や大気汚染物質などの外的要因や、睡眠不足や疲労、精神的なものなど、ストレスが蓄積しやすい現代。私たちのからだや肌では、どのような変化が起こり、シミにつながっているのかを詳しく説明します。
ストレスを受ける
→ルート①活性酸素の発生でメラニン生成量が増加
→ルート②皮膚温が下がり、バリア機能が低下して肌内部で炎症が発生

【シワ】
目元のシワには、真皮のシワ改善にアプローチするような集中ケアを取り入れましょう。ほうれい線は頬のたるみを支える重みで深くなっているので、頬の張りを取り戻すようなアプローチが効果的です。

◎目まわりジワ
繊細な目もと用の超音波でまぶたを若返らせる!
皮膚の深い部分だけに熱を与えてリフトアップさせる『HIFU/ハイフ』という治療の繊細な目もと版が『ソノクィーン』です。刺激なく美容成分を導入する『エレクトロポレーション』とセットで行うとより相乗効果的が期待できます。

●狙ったポイントでコラーゲン線維を作り出す『ソノクィーン』
ソノクイーンは、皮膚表面にはダメージを与えることなく、外科手術でしかアプローチできなかったSMAS層(筋膜)をピンポイントに加熱することができるため、即時的にたるみとシワを「引き上げる」治療が可能で、長期的には新しいコラーゲン線維の再生により、緩んだ皮膚を強力に引き締めます。目のキワや眉下ギリギリまで当てることができ、ダウンタイムはありません。

ソノクイーンの施術はこちらから

●ダイレクトに有効成分を浸透させる『エレクトロポレーション』
エレクトロポレーションは、皮膚表面に特殊な電気パルスをかけることで、一時的に皮膚のバリアに微細なすきまを作り、ダイレクトに有効成分を浸透させます。従来、針やレーザーでつけた傷から導入させていましたが、傷をつけず痛みもなく、ノーダウンタイムで最高級のメソ薬剤を肌深部に導入できる魅力的な治療です。

エレクトロポーテーションの施術はこちらから

【たるみ】
顔全体の肌がゆがみ、少しずつ下がっていくことで、フェイスラインや顎にしわ寄せがきた状態が「たるみ」です。肌の土台をみっちり整え、筋肉を鍛えなおすことで、数年前の顔に戻れます!

◎本気で悩んでいるならクリニック治療を
肌の深部まで働きかけ、弾力線維を縮めるなどのアプローチで強力に引き上げてくれるたるみ治療。痛みが伴ったり高額だったりと、それなりに勇気が必要なものの、早いうちから始めればたるまない肌をキープできるメリットもあります。

●引締めに加え小顔効果も高い『タイタン』
タイタンは、加齢により伸びてしまったコラーゲン線維を、近赤外線の光と熱で収縮・再生させるアンチエイジング治療です。ダウンタイムもなく、真皮の劣化したコラーゲン線維をタイトニングし、新しいハリのあるコラーゲン線維を再生させるリフトアップ治療です。太く新しいコラーゲン線維がメッシュ状にお顔を支え、コルセットのように引き締めることで、フェイスラインをシャープにし、小顔効果を実現します。

タイタンの施術はこちらから

●皮膚深部に働きかける『スマスアップ』
スマスアップは、高周波と局所電気刺激で表皮・真皮・皮下組織・筋肉までの4層を同時に活性化でき、シワ・たるみ・部分痩身にスピーディかつ、即時的アプローチを行うアンチエイジングトリートメントです。痛みがなく、温かさを感じながら頬から首まで、コリもほぐれ気持ちのよい施術です。

スマスアップの施術はこちらから

是非、ご一読ください。

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雑誌『MAQUIA/マキア』2018年5月号(3月23日発売 掲載ページP214~215)

特集『肌の調子は「美肌菌」のごきげん次第 美肌のための「菌活」始めよう』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

<まずは...肌の「菌活」についての素朴な疑問Q&A>
肌菌の実態が分かり始めてきたのは、実は最近のこと。ひとりの人の顔には約200菌種もの常在菌が存在しています。これは腸内細菌にも劣らない豊かなフローラで、確実に肌を支配していると考えられます。

Q.そもそも「美肌菌」にはどんな種類があるの?
A.主に3種類。実はアクネ菌にも「美肌菌」があります。

●表皮ブドウ球菌(善玉):皮脂を分解して天然のうるおいに
美肌phである弱酸性に保つために欠かせない菌。皮脂を脂肪酸とグリセリンに分解し、天然の美容液を作っています。
●サーモフィル菌(善玉):セラミドを作りバリア機能をUP
最近注目されている美肌菌。セラミドを作り出す酵素を持ち、肌のバリア機能修復に欠かせません。ヨーグルトを作るために欠かせない菌としても知られています。
●アクネ菌(善玉タイプ):悪玉菌の増殖を防ぐ
皮脂をエサにプロピオン酸という代謝産物を放出。この酸が悪玉の増殖を抑え、肌の弱酸性に保つのをサポートします。

いわゆる善玉菌と言われるのは、この3種。「えっ?アクネ菌はニキビのもとだから悪玉菌では」と思いがちですが、実はアクネ菌には菌種が多数あり、その多くが美肌菌に欠かせない役割を果たしています。

Q.「美肌菌」を育てるにはどうしたらいいの?
A.美肌菌は追い払わず、住みやすい環境に整えましょう。
強すぎる洗顔料でゴシゴシ洗いは厳禁!美肌菌を洗い流すだけでなく、肌がアルカリ性に傾き悪玉菌が増えやすい環境になってしまいます。また、古い角質は悪玉アクネ菌の巣窟に。紫外線は美肌菌にダメージを与えるので、しっかり防ぎましょう。
強い洗浄料やゴシゴシ洗いで美肌菌が減ると、回復するまでに半日以上もかかってしまいます。UVケア、優しいクレンジング・洗顔、古い角質をためない角質ケアを習慣に。

Q.肌に良くない菌もある?
A.「汚肌」を引き起こしかねない菌があります。
ニキビを引き起こすアクネ菌や黄色ブドウ球菌、マラセチア菌は、ともすると「汚肌」を引き起こしかねない菌。これら悪玉菌と呼ばれる菌はいずれも常在菌で、美肌菌が健在なら悪さをしないでおとなしくしているもの。「汚肌菌」に変貌させないことが大事です。

●黄色ブドウ球菌(悪玉):一気に増えると敏感肌の原因に
それほど悪さをしない菌ですが、洗顔のしすぎや乾燥で肌がアルカリ性に傾くと一気に増え、敏感肌の原因になることがあります。アトピー性皮膚炎などぐじゅぐじゅした湿疹部分ではで大量に増えています。
●マラセチア菌(悪玉):背中ニキビやフケの原因菌
カビの一種で、春以降増える菌。背中ニキビやフケを引き起こすマラセチア毛嚢炎、脂漏性皮膚炎の原因になります。
●アクネ菌(悪玉タイプ):古い角質を好む大人ニキビのもと
ニキビの原因になるのは、悪玉に属するアクネ菌の一部の株。皮脂が多く、古い角質に囲まれた毛穴で増殖します。嫌気性菌なので毛穴が詰まると増えやすくなる特性があります。

Q.乳酸菌を食べると、お肌にもよい?
A.腸内環境が整うと美肌菌好みの肌に
乳酸菌を摂って、直接美肌菌フローラが変わることはありませんが、腸内環境が改善することで、皮膚のバリア機能が改善し水分量が上がることもわかっています。美肌菌にとって居心地のいい環境になるので、肌にとっても菌活といえます。

Q.肌の「菌活」って、美肌菌の数を増やせばいいの?
A.美肌菌の「割合」を増やし、多種多様に。
肌の総菌数はある程度一定で、美肌菌と悪玉菌がせめぎ合っている状態。美肌菌にとってよい環境を整え、悪玉菌にとって居心地の悪い環境にして、美肌菌の割合をアップ。多種多様な細菌社会(フローラ)を作るのが肌の「菌活」です。

Q.顔の上に菌があるなんて、イヤなんですけど...
A.菌はいてあたりまえ。むしろ豊かでないといけません。
菌というと悪者のように聞こえますが、うるおいやバリアの機能を高め、抗酸化、抗炎症作用などで、外部の菌から肌を守る重要な役割があります。菌が肌にいなければ、美肌を保てないどころか、生きていけません。
誰の肌にもアクネ菌は複数種存在し、その組成は人それぞれであることがわかっています。

Q.肌のトラブルが起こりやすいのは、菌と関係あり?
A.殺菌などの「菌いじめ」が肌トラブルを招きます。
ニキビなどを気にしてアクネ菌を殺菌すれば、美肌菌まで殺してしまい、豊かであるべき細菌社会が過疎化。肌の守護神を失い、乾燥、ゆらぎ、ニキビを引き起こし、エイジングが進んでしまう恐れもあります。

Q.キレイな人の美肌菌を移植できる?
A.一緒に生活すれば自然ともらえるかも。
胎内の赤ちゃんの肌は無菌。生まれてくるときにお母さんの産道で菌をもらい、頬ずりなどのスキンシップでフローラが完成します。大人になった今も一緒に暮らしていれば、自然と菌を共有し、フローラが似てくる可能性があります。

<実践したい!「美肌菌」のバランスをよくするコスメ・食・テクニック>
「汚肌菌」を優勢にしないスキンケアと日常の注意点
うるおった肌は弱酸性で、美肌菌にとって居心地のいい環境。毎日しっかり保湿ケアをすることで、自然と豊かなフローラに。肌と体を守るためのマスクは、長時間つけているとフローラを乱す可能性があります。
◇マスク:大気から守るためのマスクも、不要な時ははずして
オペ室ナースなど医療関係者に多い「マスク皮膚炎」や「マスクニキビ」。最近の若年者に増えている「マスク依存症」も問題です。ジメッと暖かい環境と摩擦刺激で「汚肌菌」が優勢になります。不要な時はマスクをはずすようにしましょう。
◇保湿:乾燥肌は「汚肌菌」が増えやすい
保湿で美肌好みの弱酸性肌をキープしましょう。ただし、コットンパックをしすぎるなど、過剰な湿らせすぎは「汚肌菌」増殖のもとです。

●最新トレンドのコスメは「○○菌」入りor「育菌」がお得意
今、化粧品メーカーが真皮層、表皮層、角層につぐ「見えない層」として着目する肌の菌フローラ。美肌菌を育て、汚肌菌を増やさない独自「育菌」成分の開発が盛んで、新しいコスメも登場しています。

●実は名品コスメも「菌」がキーワード!
長年にわたり圧倒的な支持を集めるコスメの共通点は「菌」。美肌菌を育てる発酵成分などが配合されていて、乾燥や紫外線、活性酸素に負けないは肌を育みます。使い続けるうちに肌あれやニキビ、ゆらぎを改善する効果が期待できます。

●美肌菌のために毎日食べたいのはコレ!
マヌカハニーとヨーグルト
マヌカハニーは腸内の悪玉菌をやっつけ、善玉菌の割合を増やすことがわかっています。また、ヨーグルトは腸内環境を整え、免疫力をサポートする乳酸菌入り。腸内を整えることで肌の免疫力を助け、美肌菌の活躍度もアップします。
美肌菌を育てるサプリなどを活用するのも良いでしょう。

腸内や口腔内のように、肌にも菌が凄息し、その菌こそが美肌へのカギを握っていることがわかってきました。普段のスキンケアや食生活のなかで、美肌菌を意識したアイテム選びや、洗い落としすぎないお手入れを習慣にしましょう。
是非、ご一読ください。

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