2016年(7月〜9月)のメディア掲載情報

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J-WAVE『TOKYO MORNING RADIO』8月22日(月)OA内容

別所哲也さんがパーソナリティーをつとめる、朝のラジオ情報番組の「サンスター Pleasure Pick Up!」のコーナーで慶田院長がコメント出演いたしました。
「健康」と「美容」にまつわるトピックスを日替わりで放送しているコーナーで、毎週月曜日は「ヘルス&ビューティー」がテーマ。実践できる健康と美に関する知識を、クイズ形式で紹介しています。
今回は、日焼け対策でついつい見落としがちなポイントについて、皮膚科専門医としてお話ししました。


Q.意外と見逃しやすい「うっかり日焼け」をしやすいパーツは?ご自身の日焼け対策を思いだしながら、この3つから全て選択してください。

1.頭皮 2.デコルテ 3.足の甲

A.正解は全て。みなさん顔や腕、脚などは日焼け止めを塗る習慣がだいぶ定着してきました。ところが、物理的に太陽の光が垂直に当たる部位が最も焼けやすく、「うっかり日焼け」を起こしやすいといえます。


まず頭皮は、太陽の光を直に受ける場所ですが、もともと日焼け止めを塗る習慣がありません。2つ目のデコルテは、特に女性の場合、胸が張りだしているので、太陽の光が垂直に近い形であたり、日焼けしやすい場所です。3つ目の足の甲は、夏はサンダル履きが多く、こちらも物理的に太陽が当たりやすい場所。サンダルの形に焼けてしまった...とういのは、みなさんご経験があるのではないでしょうか。


この3つの中で最も対策がしづらいという点でいえば、頭皮です。

1番確実なのは、帽子や日傘で遮光し、物理的に太陽の光を遮ること。男性の場合、ビジネスタイムなどでは、それもできないことが多いと思います。せめてレジャーなどで外にいる時間が長いときは、帽子を着用する、UVカット用のスプレーを活用するなどしてお出かけください。


頭皮、デコルテ、足の甲の「全て」とお答えになった別所さん正解です!

夏休みは終わりましたが、秋にかけてレジャーが楽しい時期です。まだまだ紫外線が強い時期でもありますから、「うっかり日焼け」にご注意!日焼け対策を確認して、お出かけください。


雑誌『MAQUIA/マキア』2016年10月号(8月23日発売 掲載ページP130~131、P138)


特集「ちょっとの加減で見違える。最重要パーツを究めたい 美眉100問100答」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

顔の印象を左右する眉は、今期いままでになく注目が集まっています。だからこそ、今知りたい秋冬の美人眉毛を総特集。慶田院長は、皮膚科専門医の視点から、眉毛の発毛、脱毛に関する悩みにお答えしています。


Q.眉は何のためにあるの?
A.汗止めです。

Q.抜きすぎると生えてこなくなるって本当?
A.毛根が壊れると生えてこなくなる可能性があります。

毛を抜いて物理的に毛根を引きちぎることで、毛母や毛母に酸素や栄養を与える血管が損傷を受けることがあるからです。


Q.眉がほとんど生えません。
A.美容液を使って育眉をしましょう。

毛根が生きていれば、美容液が有効です。クリニックでは、裏技としてまつ毛への高い育毛効果で知られるルミガンを眉に塗布することをおすすめしています。

ルミガン 1本2.5ml \6.500

Q.眉のお手入れって面倒くさい!
A.不要な眉の産毛を、脱毛するのがおすすめ。

当院ではジェントルレーズによる脱毛を行っています。脱毛効果が高い医療用レーザー脱毛なら、細い産毛にも良く反応して、脱毛効果が得られます。お顔全体のジェントルレーズ照射をすると、気になる口元や目周りのうぶ毛も減り、顔色が明るくなります。メラニン色素や黒ずみにも選択的に反応するレーザー波長のため、シミや毛穴の黒ずみにもの効果的。繰り返すとコラーゲン線維の増生により、キメとハリが高まり、毛穴の引き締まりとニキビの減少効果が出てきます。お顔全体のジェントルレーズ照射は、肌のターンオーバーを促すグリコール酸によるケミカルピーリングがサービスでついています。ドクター照射なので安心です。

肌質改善 メディカルピーリング+ジェントルレーズ パック付き

全顔初回トライアル\25.000

眉はお顔の印象を決める大切なパーツのひとつです。
是非お手入れの参考に、ご一読ください。

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雑誌『美ST』2016年10月号(8月17日発売 掲載ページP39)

特集『「今、何を買うべきか」に〝すぐ効く・すごく効くもの〟まとめ インスタじゃ教えてくれない「どこのがいいの?」ご指名コスメ』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

コスメに関して、ネットでは膨大な情報が得られます。一見便利なようで、口コミなのか広告なのかさえ判断が難しいことも。そこで今回の特集では、美ST編集部が肌の悩み別に本当に役立つ情報のみを調査しました。

たっぷり16項目34Pにわたる特集は、コスメ・育毛・健康に関することなど、ネットでも知りえない最新美容の話題が盛りだくさんです。無駄な時間はありません!仕事や子育などに多忙でも、美しく輝く美ST世代にとって必読です。

慶田院長は、法令線のお悩みに関する特集ページで、法令線が出来てしまった皮膚の組織学的特徴や法令線のできる原因について解説しています。

「そもそも法令線とは?」
小鼻の両脇から口元にかけてできるハの字形のしわのことです。その最大の原因は皮膚のたるみ。加齢によって真皮内のコラーゲン線維、エラスチン、じん帯が劣化します。そうすると、肌の弾力を保っているネットのような組織が弱くなるため、頬の重みに耐えられず谷底のようなシワができてしまいます。また、これらに伴ってヒアルロン酸などの潤い成分が減少します。紫外線やブルーライトなどの光老化が追い打ちをかけ、一度できたシワは深く刻まれて戻りにくくなります。

「法令線対策には何が効くの?」
保湿成分で乾燥を予防したり、レチノール入りのコスメを使い続けることで、ある程度目立ちにくくすることは可能です。でも、法令線の成り立ちから考えても分かるように、化粧品のみでの解決は厳しいと言えます。

「確実に法令線を消すには?」
美容医療では、熱を加えることでコラーゲン線維の増生を促すリフトアップ系照射治療が効果的です。法令線を生み出す原因となる頬全体のたるみにアプローチできる治療が第一選択になります。近赤外線の熱で伸びたコラーゲン線維を引き締める『タイタン』照射、高周波と電気刺激のダブル効果で筋膜から若返る『スマスアップ』照射は初心者にもおすすめの治療。ダーマローラーと高周波商社が融合した『スカーレットRF(スカーレットS)』照射はお肌のキメと毛穴目立ちも改善するとリピーターが多い治療です。40代以降に圧倒的人気を誇るのは、たるみ改善に最終兵器との呼び声も高い超音波を用いたリフトアップ機器『ウルセラリフト』。
また、ヒアルロン酸注入も欠かせない治療です。ヒアルロン酸フィラーを法令線そのものに少しボリュームを足したり、顔全体のリフトアップを図る注入テクニックを用いると法令線が目立たなくなります。

また、少々の内出血を10日ほどご了解いただけるようでしたら、糸で若返る『トルネードリフト』も治療に難渋するマリオネットラインの改善にも有効で満足度の高い施術です。

是非、ご一読ください。

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雑誌『女性セブン』2016年9月1日号 (8月18日発売 掲載ページP134~135)

特集『怖いの夏だけじゃない!「食べる紫外線対策」最強メニュー』に慶田院長の監修記事が掲載されました。

「9月以降も紫外線の強さは衰えない」
暑さもピークを過ぎると紫外線の威力はおさまるのでは...と思いがちですが、夏後半も決して油断はできません。

地球に届く紫外線のうち、波長の長い紫外線A波(UV-A)は、皮膚の奥の真皮まで入り込みます。その影響で肌のハリや弾力が失われ、しわ、たるみの原因になります。
UV-Aは夏だけでなく、1年を通して継続的に降り注いでいます。いっぽう紫外線B波(UV-B)は表皮にダメージを与え、表皮細胞のDNAを傷つけ、シミや皮膚がんの原因となります。ピークは7~8月ですが、9月以降も依然強いため、紫外線対策は大切です。
怖いのは紫外線を浴びたそのときだけではなく、夏に浴びた紫外線の影響は、気づかないうちに肌に蓄積され、秋冬はもちろん、将来的な肌のコンディションにも影響します。紫外線によりメラニンの生成が促され、そばかす、肝斑が濃くなったり、紫外線から肌を守るために角質が厚くなるため、透明度が失われてくすみがちになります。肌のバリア機能も落ち、乾燥を引き起こす原因にもなります。

紫外線対策として、まずは日焼け止めをしっかり塗り、帽子・サングラス・日傘などを活用することがとても重要です。とはいえ紫外線を浴びずに生活することはできず、とくに夏は、レジャーなど外で活動する機会も増えます。さまざまな紫外線対策をしても、ガードしきれないのが現実。

「〝体の中から紫外線ケア〟が新たな常識に」
そこで「食べる紫外線対策」で、体の中からも紫外線ケアを始めましょう。
まず、紫外線トラブルを引き起こす活性酸素の発生を抑えるために、抗酸化作用のある食材を多く摂るようにしましょう。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含むもの、かぼちゃ、トマト、ブロッコリーなど、主に色の濃い緑黄色野菜がこれにあたります。また緑黄色野菜に含まれるミネラル、ポリフェノールも抗酸化力に優れています。大豆、枝豆などの豆類は、肌の栄養のもととなる良質なたんぱく質が豊富で、抗酸化力も高い食品です。鮭、えび、かになどに含まれる赤い色素、アスタキサンチンのポリフェノールや、カレー粉などに含まれるターメリック、クミンなどのスパイス類も抗酸化力が高く、ぜひ取り入れていただきたい食品です。
一方で、紫外線対策として、注意したい食品もあります。

柑橘系のフルーツやせり科の野菜に含まれるソラレンという物質は、紫外線への感受性を高め、からだが紫外線を吸収しやすくなります。日中のは避け、夕方以降に食べるようにしましょう。また、美肌効果で注目しているのが、"コラーゲンペプチド""ミルクセラミド"入りヨーグルトです。今年の春に、このヨーグルトを4週間摂取することで紫外線によるダメージが抑制されるとの発表がありました。これはとても興味深い研究結果でした。食べ続けるだけで、紫外線を照射しても赤くなりにくく、色素沈着もしにくくなる。つまりシミやしわ、くすみなどの予防につながるのです。

ただ食べ物は「1回食べるだけで効く」ものではありません。美肌維持のために習慣としてとり入れ、日常的に紫外線対策を続けることが大切です。
夏の後半も日差しへの油断は禁物。外からも、そして中からも、『食べる紫外線対策』を積極的に取り入れ、夏以降も紫外線に負けない肌を作りましょう。
是非ご一読ください。

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WEB掲載『gooヘルスケア』 2016年8月19日

特集『美肌や髪のボリュームアップにも? 女性にうれしい「葉酸」の効果』
葉酸は胎児の正常な発育をサポートするために、妊娠中は多めに摂ることが推奨されています。実は、女性の美肌や美髪にも欠かせない栄養素なのです。葉酸で体の中から美しくなれる仕組みを慶田院長が解説しました。

葉酸で細胞分裂のペースを早め、若々しいうるうる美肌に
葉酸は、細胞の生産や増殖、赤血球の形成やタンパク質の生成や合成に関わっている栄養素です。不足すると、口内炎、胃潰瘍、肌荒れを引き起こしたり、抵抗力が落ちて病気にかかりやすくなります。また、欠乏症として悪性貧血があります。
ほうれん草やブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれていて、体の中ではつくることができないため、食べ物からとる必要があります。
実は、この葉酸は美肌づくりにも大いに活躍します。
私たちの肌は、日々細胞分裂によって新しい表皮の細胞を誕生させています。その細胞が分裂しながら角質となって、やがて垢としてはがれおちていきます。これをターンオーバーと呼び、部位による差はありますが、適正なサイクルは、28日~40日周期です。ターンオーバーによって強くてしなやかな美肌がキープできるのです。
ところが、加齢にともなって細胞分裂のペースが遅くなり、高齢になるとターンオーバーの周期が倍以上長くなります。すると、皮膚の表面に古い細胞が多く残ることになり、肌のくすみやきめの悪化といった肌の老化としてあらわれるのです。
肌の老化を改善するためには、遅くなった細胞分裂のペースを早めること。そこで役立つのが葉酸です。
葉酸をとることでタンパク質の新陳代謝がよくなり、細胞分裂のペースが早くなり、若々しい肌を取り戻せるのです。
さらに、葉酸の赤血球をつくり出す働きで血行がよくなり、顔色も肌もきれいになります。

抜け毛改善や育毛効果も期待できる!
妊娠中や出産後、ホルモンバランスの崩れにより抜け毛が増え、薄毛に悩まされる人も多いもの。また、授乳や睡眠不足、過労によって血行不順や栄養不足に陥り、毛母細胞の細胞分裂がスムーズに行われなくなると薄毛になる場合も。産後1年程度で自然と元の毛量に戻ることがほとんどですが、やはり気になるもの。

そんなママの髪の悩みにも力を発揮するのが葉酸です。葉酸は、髪の材料になるタンパク質を作り、血行促進効果で髪に必要な栄養をスムーズに届ける働きを助けるので、抜け毛の改善が期待できます。さらに、産後は夜中の授乳や夜泣きで睡眠不足になり、精神的にもストレスをためてしまいます。これも抜け毛にもつながります。

葉酸は、質のいい睡眠に欠かせないホルモン・メラトニンの材料になるセロトニンを作りだし、安眠効果が期待できます。また、ストレスを感じるノルアドレナリンの分泌を抑える働きがあるのでストレス緩和にも役立つといわれています。

ママのきれいもサポートする葉酸。妊娠前も、出産後も頼りにしたい栄養素です。

是非、ご参考になさってください。

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雑誌『美的』2016年10月号 (8月23日発売 掲載ページP202~203)

特集「続・女医さんのUVケア 美肌Dr.慶田朋子先生のライフスタイル拝見!紫外線が招く〝秋落ち肌〟を防ぐ、美腸&美肌習慣」に慶田院長の取材記事が掲載されました。

秋が近づき、暑さのピークは過ぎたと油断していませんか?気を抜きがちなこれからこそ、〝うっかり日焼け〟の危険性が大。美肌のためには一年中の紫外線対策が鉄則です。
年間を通して日焼け止めを塗り、日傘、帽子、サングラスなど遮光グッズを活用し、肌に直接紫外線が当たらないように気を付けましょう。

また、紫外線のダメージを肌に蓄積させないためには、体の内側からのケアも大切です。
慶田院長は、カラフルな野菜や、腸内環境を整えるヨーグルトなどを毎日欠かさずとっています。ブロッコリー、小松菜、パプリカ、にんじん、トマトなどの緑黄色野菜は、ビタミンA・C・Eをはじめ抗酸化作用の高い成分が豊富です。また、おかずにはアスタキサンチンがとれるサケや、良質なたんぱく質を含む鶏のささ身などを積極的に食べています。これらは「健やかなお肌の原料になる」からです。

最近1年半は、コラーゲンペプチド、ミルクセラミドを配合した明治のアミノコラーゲンヨーグルトを毎日とることで、肌の水分量が増え、乾燥の改善を実感しているとのことです。
このヨーグルトに関しては、最新の研究で、4週間毎日摂取することで、紫外線照射後の皮膚の赤みや色素沈着が、摂取前より抑制されていることが報告されました。肌に赤みを生じさせる最小限の紫外線量(MED)も測定したところ、このヨーグルト摂取後は数値が増え、紫外線への抵抗力が高まったことがわかりました。
つまり、肌への紫外線ダメージが抑制には、体の外側からだけでなく、内側からもケアするということが、改めて証明されたといえます。
UVカットはもちろん、紫外線ダメージに負けない肌を育むためには、インナーケアも大切なのです。
是非、ご一読ください。

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雑誌『bea´s up(ビーズアップ)』2016年9月号(8月12日発売 掲載ページP55)

特集「お悩み別のお手入れ方法から、不調肌を救う一発逆転コスメまで! 美肌美女の夏→秋スキンケアプランを大公開!」に慶田院長の取材監修記事が掲載されました。

夏から秋に変わる時季は、肌の状態も不安定になりがちです。そこで、1年中美肌をキープしている美容のプロが集結し、肌悩み別に実践しているケアプランを伝授。慶田院長は、皮膚科専門医として、自身のスキンケア法や美肌習慣として実践している運動、クリニックで行うおすすめの美容施術について紹介しました。

慶田院長の「保湿強化プラン」では、夏は紫外線対策と、保湿ケアに注力。紫外線は乾燥肌を誘発するので、夏も保湿ケアは欠かせません。加えて、抗酸化作用が高いビタミンC点滴などで紫外線への抵抗力を高めています。

自身のアトピー性皮膚炎の経験から、敏感肌でも安心して使用できる、低刺激で保湿効果の高いアイテムを使用。日中の感想を感じたときは、化粧水に水素発生パウダー配合のオイルをプラスして、肌のハリを高めます。乾燥肌の改善効果、紫外線への抵抗性を高める効果があるヨーグルトも、1年中愛飲しているインナービューティー食品です。

夏はクーラーなどで身体が冷え、体内循環が滞りがちになります。対策として仕事の合間に時間を見つけて、つま先立ちをしたり、軽いストレッチをしています。
就寝前や、出勤前にはピラティスのマシンレッスンを取り入れています。バネの力をかりながらゆっくり動くことで体幹を鍛えることができます。

食生活では、日頃から抗酸化力の高いトマト、パプリカ、ブロッコリーなどは常備して毎日取り入れている食材です。朝はシミの予防のために、紫外線への感受性を高めるソラレン(柑橘系果物など)を避けるよう注意しています。

●夏のケアアイテム
アクセーヌ リセットウォシュ
肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を配合。保湿+角質柔軟効果のある「天然多糖類」の働きにより、肌をやわらかく整えます。また、角質除去成分「グリコール酸」の効果で、余分な角質を除去。ボトルからスフレのようなきめ細かい泡ででてくるので、肌に負担をかけずに泡洗顔できます。

プロラヴィッシュローション
皮膚科医の共同研究で開発された、メラニンの生成を抑える超浸透型ビタミンC誘導体配合。これまでなかなか浸透しなかったビタミンCの成分が、肌の深部にとどく処方で、高い美白があります。ビタミンCはニキビに悩む方にもおすすめです。

ルミキシルクリーム
敏感肌でも使用できる、高い美白効果のあるクリーム。アミノ酸の一種であるルミキシル・ペプチドを配合。皮膚のメラニン生成に関与する酵素である、チロシナーゼを阻害してシミを防ぎます。

プロティアジャパン エンビロンC-クエンスクリーム
抗酸化作用の高いビタミンC(VCIP)、ビタミンAなどを含む保湿クリーム。ビタミンAは皮膚の中で、紫外線の光線エネルギーを受け止め、細胞が損傷するのを防ぐ「紫外線吸収剤」としての役割、皮膚のターンオーバーを促し、過剰なメラニンを排泄する作用、表皮細胞の成長を促し、角質のバリア機能を強化する作用もあり、肌力アップに欠かせません。

ラロッシュポゼUVイデア XL
SPF50・PA+++の強力日焼け止め。さらに通常のUV-A、UV-Bだけでなく、肌老化を引き起こすロングUV-Aをブロックする効果があります。高い日焼け止め効果がありながらも、敏感肌でも安心して使用できる仕様です。

・明治 アミノコラーゲンヨーグルト:
話題の美肌成分「コラーゲンペプチド」、「ミルクセラミド」を含むヨーグルトドリンク。2週間飲み続けることで腸内環境が改善し、肌の水分量が増えて肌荒れ、乾燥肌が改善する研究結果がでています。紫外線に対する抵抗性を高める効果もあり。慶田院長も肌の乾燥改善効果を感じて愛飲中です。

ハイドロフォースリッチオイル
液体に触れると水素を発生させる特殊パウダーが配合された美容オイルで、化粧水に2~3滴プラスして使用。水素(H2)が、肌を傷つける活性酸素(O-)と結びつき無害な水(H2O)に変換します。活性酸素を除去することで、抗酸化力作用が得られます。同じく抗酸化作用のあるプロラヴッシュローションに混ぜて使うとおすすめ。スクワラン、ダマスクローズなど高品質オイルで、心地よい保湿効果もgood!

ナビジョンDR メーククレンジングオイル
資生堂が医療機関専売としているシリーズラインのオイルクレンジングです。デリケートな肌に負担をかけずに、ポイントメイク、日焼け止めもするりと簡単に落ちます。
・高濃度ビタミンC点滴:
紫外線は、乾燥肌を誘発するので、高濃度ビタミンC点滴で抵抗力を高めています。ビタミンCは、有害な活性酸素に対する抗酸化作用が非常に強く、メラニンを減らして白く還元することで、シミ・くすみを改善します。また、コラーゲン線維を増やすためハリのある肌へ導く効果や、日焼け後のメラニン増加の予防や修復などに欠かせません。レモン1200個分のビタミンCを一気にチャージできるので、ストレスへの抵抗性や免疫機能の向上にもおすすめです。

秋は保湿を継続し、さらに夏の疲れをリセットするためにターンオーバーを促すケアを強化しています。夏のつけがたまっていたら、ダーマローラーフォトフェイシャルM22などの美容医療がおすすめです。洗顔からクリームまでは、年間を通して同じアイテムを使用していますが、秋はクリームのあとにオイルをプラス。日焼け止めはしっとりタイプに変更します。

また、大気の乾燥が進行する秋は、化粧水に混ぜるハイドロフォースリッチオイルを増量。夏3滴→秋4滴に増やすだけで、驚くほどしっとり感が向上。湿度がさがり、本格的な乾燥シーズンには院内調合のバリアクリームをプラス。食材では、皮膚の回復を高める高タンパク&低脂肪の大豆製品や旬の魚を積極的にとります。

●秋のケアアイテム
・アクセーヌ マイルドサンシールド:
紫外線を防ぎながら、積極的に保湿する日焼け止めクリーム。秋のUVアイテムはこちらにシフト。SPF28 PA++

・エンビロン モイスチャーACEオイル:
ビタミンの代表格3種(ビタミンA、C、E)をバランスよく配合したオイル。C-クエンスクリーム同様に、抗酸化作用のあるビタミン類を多く含んでいます。保湿効果も高く、秋のスキンケアにプラスしています。
・バリアクリーム(院内調合):
ハリのある皮膚を保つ成分などをバランス良く配合した保湿クリーム。クリームの重ね塗りで、潤いをしっかり密封することが大切です。
・フォトフェイシャルM22:
ノーダウンタイムでシミ、くすみ、赤みなど、気になる肌のアラを全て一掃します。8種類のフィルターと、照射設定を細かく調整することで、個々の肌質に最適なオーダーメイド治療が可能。コラーゲン線維などを活性化するので、たるみ毛穴にもおすすめ。肌に透明感が生まれてハリも出ます。月1回の肌メンテナンスで、夏老けをなかったことに。

慶田院長の美肌ケアは、秋の乾燥時期に保湿アイテムを追加するくらいで、夏と比べて大きなチェンジはありません。年間を通しての保湿、緑黄色野菜など抗酸化を意識した食事、適度な運動など、ぶれないケアこそ美肌の源です。肌に夏の疲れがみえたら、まずはノーダウンタイムの美容医療でメンテナンスを始めてはいかがでしょうか。秋にはワンランク上の肌を目指しましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『LEE』2016年9月号 (8月7日発売 掲載ページP104~P111)

特集「美のエキスパートが一発回答!みんな知りたい!夏肌と体の小さな悩み」に慶田院長の監修記事が掲載されました。
高温多湿な日本の夏。強力な紫外線や大気汚染、室内に入ればエアコンによる冷えや乾燥にさらされます。待ちに待った夏休みも、肌と体にとって酷なことが心配です。
肌には太陽光によるシミ、しわ、たるみ、乾燥。また、健康面では睡眠や食事の質が下がって体力を奪われやすいという問題も。そこで夏の肌と体に関するお悩みを、慶田院長が解説しました。今回は、夏休みの絵日記を模して紹介しています。

8月7日(日)
家族で街に買い物編。外はとっても暑かったけど、デパートの中はヒンヤリ。

Q.外は暑いのに、室内はクーラーがガンガン......温度差にぐったり
A.温度調節用の羽織りものを持って出かけましょう。UVカットの素材なら、外を歩いているときも日差しから肌を守ることができ、一石二鳥です。

Q.汗でベトベトして気持ち悪~い。
A.これは、汗に含まれるナトリウムなどミネラル分のせいです。
こすり取るよう拭くと、カサつきや炎症の原因になります。濡れたタオルでスタンプのように押さえて汗を吸い取りましょう。特にお子様には気をつかってあげたいですね。

Q.お洒落に持てて日焼け対策できるグッズが知りたい
A.選ぶならUVカット加工のもの。日傘、帽子、サングラスは、夏のマストアイテムです。濃い色のほうが、日焼け防止には◎
サングラスは、濃い色より瞳孔が開きにくいブラウンのレンズを選びましょう。色が濃いと瞳孔が開き、目に入る紫外線の量が増えて逆効果になります。日傘は色の濃い、完全遮光のものがベスト。晴雨兼用の折り畳み傘を、バッグに常備しておきましょう。

Q.暑さでメイクが崩れてきた!厚ぼったくならずキレイに直すには?
A.メイク直しをするなら、汗で大崩れするランチ後より、ランチ前が正解。崩れた部分のみをオフして、UV効果のあるお粉をのせましょう。

Q.汗でネックレスをしたところがかゆくて......
A.汗で金属が溶け出すのが原因です。症状がひどい場合はまず皮膚科で治療をしましょう。
予防には、汗に溶けにくいゴールドやビーズ、ガラス、チタン素材がおすすめです。

Q.大気汚染やPM2.5から肌を守りたい!
A.お化粧をすることで、汚染物質から肌をプロテクトする効果があります。外出時はメイクでガードしましょう。帰宅したらすぐ洗顔をして、汚染物質を肌に残さない、部屋に持ち込まないことが大切です。

8月14日(日)
河原でワイワイバーベキュー編。虫や日差しで思いがけないトラブルも...

Q.蚊に刺されたところが腫れちゃった
A. 炎症を鎮めることが大切です。炎症を抑える軟膏を塗ってから、保冷剤で十分冷やしましょう。

Q.ボディの日焼け止め、どう塗るのが正解?
A.服を着る前に、じか塗りが確実です。手に取らずに容器からじか塗りなら、塗りムラを防ぐことができます。服で隠れる部分より少し内側から、肌に直接ライン状に出し、指3本で直線状にのばしましょう。
紫外線は素材によっては服の隙間からも侵入します。また、動いていると胸元などから紫外線が入りがちです。服を着る前に広範囲にUVケアをしましょう。

Q.目から焼けるって本当ですか?
A.将来的に白内障や加齢黄斑変性(視力障害)を引き起こす危険もあります。
サングラスを活用しましょう。

Q.日焼けで肌が火照ってヒリヒリする~。
A.1に冷却、2に保湿。まずは鎮静が最優先。保冷剤などを使用して、しっかりクールダウンしましょう。日焼け後は肌が乾燥するので、低刺激の保湿剤で保護。美白はヒリヒリが落ち着いてから始めます。痛みが強いなら、奥の手は解熱鎮痛剤を内服すると、炎症が早く落ち着きます。

8月20日(土)
夏の海水浴編。日差しの注ぐビーチで一日過ごしたら、肌はヒリヒリ、髪はパサパサに。

Q.絶対に焼きたくないんです!
A.UVカットのラッシュガードで物理的に覆うのがいちばん!
絶対に焼かないなら、ウォータープルーフの日焼け止めと、飲む日焼け止めの内外ガードは必須。市販されているサンスクリーン剤には、紫外線を防ぐ効果を示す「SPF」、「PA」という表記はありますが、最近では、近赤外線も肌の奥深くまで入り込んでダメージを与えることがわかっています。市販のサンスクリーン剤では、近赤外線を防ぐ効果は表示されていません。肌へのダメージをしっかりと回避するには、太陽からの注ぐあらゆる光を物理的に遮断することが、最も確実です。

Q.シミが浮き出てきちゃった...どうしよう。
A. メラニンの活性を下げるためにホームケアとして、ビタミンA、C、Eとトラネキサム酸の内服で内側からメラニンを撃退しましょう。
できてしまったシミには、そろそろ美容医療のメンテナンスが必要。ジェントルレーズによるレーザー治療、フォトフェイシャルM22による光治療など、痛みやダウンタイムがないシミ治療があります。

Q.紫外線で髪の色が変わるのはなぜ?
A.コルテックス内のメラニンが溶け出すのが原因。
特に髪が濡れたまま太陽光を浴びると色が抜けやすくなります。海では帽子を活用して、髪の毛への紫外線を防ぎましょう。

8月22日(月)
8月も後半編。ラジオ体操から1日がスタート。朝から暑くて家事もはかどらない、ちょっぴり食欲もなくなってくる時期。

Q.美白はいつ使うのがオススメ?
A.実は「朝」使いがおすすめ!日中に使用した方が、予防的な効果が高まります。

Q.室内で過ごす日は、日焼けどめ、サボってもいい?
A.カーテンやガラス越しに、シワやたるみなどの原因となる紫外線A波が降り注いでいます!
朝のスキンケアのあとに、日焼け止めまで塗りましょう。外出しないときでも、日焼け止めまでが朝の基本ケアのステップと心得て。

Q.朝はビタミンCたっぷりの果物をとったほうがよい?
A. 柑橘類には、ビタミンCなど美肌に良い抗酸化物質が豊富です。一方で、柑橘系に含まれるソラレンは紫外線への感受性を高めて、逆にシミができやすくなる危険があります。ソラレンは短時間で吸収されて紫外線の感受性を高めるため、朝は避け夕方以降に食べるようにしましょう。

Q.子供って日焼けどめを嫌がりません?
A.紫外線の悪影響を甘くみてはいけません。子供が使いやすい容器&感触がよいものを選び、とにかく習慣づけるようにしましょう。

8月27日(土)
夏の夜、暑くてお風呂もスキンケアも億劫に。毎日寝苦しくて、ちょっとバテぎみかも。

Q.扇風機やクーラーは、つけっぱなしで寝てもいい?
A.一度、身体の芯の熱が下がらないと寝つけないもの。
風が直接当たらないようにし、タイマーを賢く活用しましょう。

Q.食欲が出ません
A.スパイシーなものや薬味で食欲増進しましょう。不足しがちなタンパク質は、食べやすい枝豆などで補うと良いですよ。

Q.私の頭、臭い!?
A.乾かしたり、拭いたりして水分を飛ばせば、臭いの拡散は防げます。濡れたままにすると、においの原因になり、毛髪を痛めることにもなります。洗髪後は頭皮からしっかり乾かしましょう。

まだまだある!実は知りたかった夏の隙間小悩みQ&A

Q.旅行に行くとき持って行くべきコスメは?

A. いつもの化粧品を持参しましょう。旅行中は疲れでバリア機能が低下しがち。いつもと違う環境で、肌も不調になりやすい状態です。いつものコスメこそが一番のお守りコスメです。

Q.子供の肌にブツブツが出現。これ何!?
A.水っぽい光沢があり、上部が少し凹んでいるなら、水イボかも。皮膚科へ行きましょう

気になる悩み別に対処できる!夏の肌悩み別レスキューQ&A

Q.涙型の毛穴、これってたるみ?
A.たるみ毛穴かもしれません。マイルドなピーリング石鹸とレチノール美容液のペアで迎え撃って、ハリをだすケアを始めましょう。

Q.夏になるとニキビが悪化するのはなぜ?
A.紫外線によって角層が厚くなり、毛穴の入り口が狭くなって皮脂が溜まりやすくなるからです。ニキビにとってもUVケアは大切です。

夏のお悩みから美と健康を守り抜き、ハッピーな夏を満喫しましょう。
是非、ご一読ください。

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雑誌『女性自身』2016年8月16日号 (8月2日発売 掲載ページP138~139)

特集「新常識!体の中から紫外線対策 食べるUVケア」
猛烈な紫外線が降りそそぐ8月、日焼け止めクリームに帽子にサングラス、これでUVケアは万全と思っていませんか? 実は紫外線対策は外からだけでは不十分なのです。そこで皮膚科専門医の慶田院長が体の中からの紫外線対策について解説しました。

◎紫外線が起こす光老化
肌の老化は、加齢によるものが2割、残り8割は光が原因といわれています。光はシミだけでなく、シワ、たるみなど肌全体を老化させるといい、これを「肌の光老化」と呼びます。波長の短い紫外線UV-Bは表皮に到達して、細胞のDNAやRNAに傷をつけ、炎症(日焼けによる赤み)を引き起こします。遺伝子の修復が間に合わないほどの紫外線量を浴びると、過剰にメラニンが作られ、シミになります。また、長期的には老人性イボや皮膚がんの原因になります。また波長の長い紫外線UV-Aは肌の奥深く、真皮まで到達して、コラーゲンやエラスチン(コラーゲン同士を結びつける弾性繊維)を破壊し、シワやたるみの原因になります。
夏の紫外線を1時間浴びた場合、表皮では細胞1個あたり100万のDNAが損傷し、真皮では10万のDNAが損傷します。細胞自身が損傷した遺伝子を修復するときにエラーが起きると、正常な細胞に回復できず、シミや皮膚がんの原因になるのです。
目の光老化としては、紫外線による雪目、翼状片、白内障などがあります。

◎近赤外線やブルーライトにも要注意
さらに気を付けたい光線があります。特にたるみの原因の半分以上を占めているのが、近赤外線です。筋膜や筋肉までも破壊するので、肌全体がたるんで顔や体のシルエットを崩してしまいます。
また、太陽光に含まれるブルーライトも目や肌に有害です。ブルーライトは網膜まで届き、加齢黄斑変性の原因になり、失明につながります。また睡眠リズムを崩し、メタボや肥満の一因ともなると言われています。

◎体の中からのケアが重要
しかし、市販されている日焼け止めの多くはUV-A、Bのブロック機能だけで、近赤外線やブルーライトまでブロックするのはまだほんの一部なので、日焼け止めクリームは2~3時間で塗り直しが必要です。UVカット加工の帽子やサングラスも有効ですが、地面からの照り返しにも気を付けなければなりません。また室内や車内でも対策は必要です。UVカット加工のある窓ガラスでも380ナノメートル(光の波長の単位)までの光しかカットできないので、380ナノメートル以上の光は室内や車内に入ってしまうのです。
そこで大事になってくるのが体の中からの対策です。外側からの対策と組み合わせることで、紫外線に負けない肌になるのです。紫外線や近赤外線で肌に酸化ストレスがかかるので、抗酸化作用のある食品を摂取するのが有効です。また、体の中からのケアで皮膚が健康になり、バリア機能が高まると、光に対する抵抗性が高まるのです。

◎UV対策に食べるべき7つの食品
抗酸化作用が高いのはビタミンA、C、Eやポリフェノール類です。ビタミンAは野菜ではβカロテンの形で存在し、特にニンジンやパプリカは含有量が多くお勧めです。ブロッコリーやオクラにも多く含まれています。オクラには腸内環境を整える作用もあるので、美肌作りに最適です。動物性のビタミンAなら豚・鶏のレバーや卵がいいでしょう。トマトに含まれるリコピン、ブロッコリーに含まれるルテイン、サーモンに含まれるアスタキサンチンも抗酸化作用が高い食品です。
また、注意したい点もあります。ビタミンCが肌にいいと考えて、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類、キウイを朝に食べる人がいますが、紫外線の感受性を高めるソラレンという成分が含まれるので、逆にシミになりやすいのです。これらは夕方以降に食べてください。野菜ではキュウリ、セリ、セロリ、大葉、パクチーなどにソラレンが含まれ、注意が必要です。

◎コラーゲンペプチド・ミルクセラミド入りヨーグルトが紫外線の抵抗性を上げる。
そのほかお薦めするのが、コラーゲンペプチドとミルクセラミド入りの機能性ヨーグルトです。臨床試験で効果が認められています。研究によると、紫外線照射24時間後の紅斑の程度が、この機能性ヨーグルトを4週間摂取する前と後で比べると有意に軽く、摂取によって炎症を起こしにくくなるという結果がえられた。また、紫外線を浴びた24時間後に皮膚が赤くなる最小限の紫外線量(MED)を調べると、この機能性ヨーグルトを4週間摂取した後は摂取する前に比べて有意に高くなり、紫外線に対する抵抗性が強くなったことが認められました。さらに、紫外線照射から7日後の色素沈着の度合いも摂取前に比較して軽く、日焼けで黒くなりにくいという結果も認められました。
別の研究で、この機能性ヨーグルトを摂取することで、角層の水分量が増えて皮膚のバリア機能が改善することが分かっていますので、紫外線への抵抗性を高めた可能性があります。また紅斑(日焼け後の赤み)が出にくくなるのは、ヨーグルトと添加された成分が炎症性ストレスを抑えたのではないかと推察されます。基礎化粧品にも含まれるコラーゲンやセラミドですが、どちらも角層にとどまってバリアの助けをするだけで、中には入っていきません。しかし、体の中から摂取すると、コラーゲンを合成する酵素が増えること、乾燥肌が抑制されることは実験でわかっています。

◎子どもと一緒に体の外からと中からのWケアを
UVケアは外側からだけでなく、体の内側からすることも大切です。さらに、お子さんと一緒にUVケアするのが理想です。子どもは細胞分裂のスピードが速く、日焼けで損傷したDNAの修復が間に合わないので、より光老化や皮膚がんへのリスクが高まるのです。
これからはお子様と一緒にこの7食品を食べて、内側からと外側からのWでUVケアをしましょう。

是非、ご一読ください。

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雑誌『レタスクラブ』2016年8月25日号(8月8日発売 掲載ページP50~51)

特集「肌の老化をストップ!キレイ度アップ!外側からのケアに加えて体の内側からも紫外線ケア」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

夏、真っ盛り。強い日ざしに、紫外線対策は万全ですか?最新の肌研究では、外側からのガードに加え、内側とのWケアが、肌ダメージを防ぐことが分かってきました。ではどんなケアを心がけたらいいのでしょうか? 皮膚科専門医の慶田院長が解説いたしました。

◎肌の修復力が低下してくる年代。食習慣で内側からのケアを
30代ごろから、皮膚のターンオーバーが落ち、酸化ストレスを軽減する体内の抗酸化力も低下してしまうので、肌の修復能力が落ちます。最近、傷の治りが悪くなった、日に当たった痕が残りやすい、と感じている人は、そろそろ要注意です。さらに幼少期からの紫外線ダメージも蓄積しています。太陽光を浴びてシミができるまでの総紫外線量は約4000MEDという報告があります。平均的な日本人の肌では毎日約11分、素肌で太陽光を浴び続けると約20年でシミが出てしまうということになります。これが紫外線による光老化です。この紫外線によるダメージを蓄積させないためには、外側から紫外線をブロックするケアに加え、体の内側からダメージに負けない防御力を高めるケアが大切です。体の内側からのケアは、まずは抗酸化作用の高いカラフルな野菜をたくさん食べることです。色の濃い野菜は、紫外線で生じた活性酸素を除去し、炎症を防ぎます。最初に野菜や海藻、次に大豆・魚・肉などのたんぱく質、最後に炭水化物の順番に食べましょう。さらに腸内環境をよくする食習慣を心がけましょう。
この腸内環境を整えるヨーグルトに、肌の弾力やハリの土台となるコラーゲンペプチド(魚由来のコラーゲンを酵素で分解したもので、体内での吸収率が高い)と、ミルクセラミド(乳由来のリン脂質成分で肌の保湿効果が高い)を加えた製品を4週間とると、日焼け後の皮膚の赤みや色素沈着が抑えられたとの実験結果が認められました。皮膚も体の若々しさも、毎日の食がつくっています。内側から紫外線対策するための"食"の美容予算を取っていただくことをお薦めします。

◎外側からのケア 
紫外線を必要以上に浴びないために、素肌をガード&外出時間を調整して!
日傘や帽子は首元の日焼けや目に入る紫外線を防ぐためのマストアイテムです。日ざしが強い10時~14時は、できるだけ外出を控えましましょう。また、目周りの皮膚は太陽光が垂直に当たるのでシミやたるみの好発部位なのです。目の周囲の皮膚は薄いので、紫外線ダメージにより乾燥しやすく、くすみやちりめんジワの原因にもなります。UVカット効果があるサングラスをかける習慣をつけましょう。色は濃すぎると瞳孔が開いてしまうので、茶色などをチョイス。
UVクリームをこまめに塗り直すことも大切です。肌を露出している部分はUVクリームでケアし、顔はもちろん、デコルテ、手足なども、汗をかくとムラになるのでこまめに塗り直しましょう。また、手は焼けやすいので手袋をし、首まわりもストールやはおりもの、カーディガンなどでガードし直射日光を避け、紫外線が直接肌に当たらないように工夫をしましょう。足も下からの照り返しで、じりじり焼けます。レギンスなどで足が紫外線を浴びないようガード&UVクリームで対策をしましょう。
他にも、お子様が外で遊ぶのは早朝か16時以降にし、紫外線ダメージを蓄積させないようにしましょう。

肌が赤くなったら皮膚ダメージが始まっている! 
日焼けで皮膚が赤くなると、紫外線により肌の細胞内の遺伝子が傷ついて、シミや皮膚がんの要因にもなります。

Step1太陽の紫外線を浴びる

Step2細胞内の遺伝子(DNAやRNA)が損傷 アミノ酸の変化

Step3肌が赤くなる(紅斑反応)

Step4細胞内の遺伝子が修復

Step5遺伝子の修復に異変(腫瘍細胞が発現)

Step6前がん症状

Step7皮膚がん

◎内側からのケア
紫外線ダメージをためないためには、食習慣から。肌がキレイになる!
・野菜や果物をたっぷり食べる
1種類だけでなく、いろいろな野菜をいっぱい食べてください。慶田院長もまとめて硬ゆでや下調理をして、冷蔵庫にはいつもさまざま野菜をストックしています。特に心がけたいのは、活性酸素に対抗する抗酸化食材です。リコピンを含むトマトや、ビタミンEが豊富なアボカドやナッツ、アントシアニンの入ったナスやベリー類、βカロテンやビタミンCを含む緑黄色野菜のニンジン、ブロッコリー、カボチャ、パプリカ、アスタキサンチンを含む鮭やエビ、レスベラトロールなど複数のポリフェノールを含む赤ワイン、カテキンを含むお茶、イソフラボンを含む大豆などが代表的な食材となります。
・コラーゲンやヨーグルトなどを積極的に
肌の土台をつくるコラーゲンは、毎日、分解&合成が繰り返されているので、体の中から食事で補うことが大切なのです。牛すじやとり軟骨、豚白モツ、ふかひれなどに多く含まれさらに、栄養を吸収しやすくするために、腸を健康にするヨーグルトも合わせてとって、腸内の善玉菌を増やしていくこともポイントになります。コラーゲンを小さな分子にして吸収されやすい状態にしたコラーゲンぺプチドを含むヨーグルトは、食習慣に取り入れやすくお薦めです。
・コラーゲンペプチドとミルクセラミドの入ったヨーグルトが紫外線ダメージケアに
30歳以上50歳未満の日本人女性(肌の乾燥を自覚し、春から夏にかけ30~45分日光浴をすると赤くなりやすく、わずかに黒くなる肌のタイプの人)に、紫外線を浴びたあとの皮膚が受けるダメージ(紅斑反応&色素沈着)の実験をしました。コラーゲンペプチド(1000mg)およびミルクセラミド(40mg)入りヨーグルト(LB81乳酸菌入りヨーグルト)のドリンクタイプ190gを紫外線照射後、毎日4週間飲んだグループは、皮膚の色素沈着が改善。また皮膚に紅斑を生じる最小の紫外線量が上昇し、紫外線に対する抵抗性も強くなりました。
また、紫外線照射後の色素沈着が摂取前より改善し紫外線に対する抵抗性が強化されることが認められました。

まだまだ暑い日も続きますが、紫外線ケアを見直してみてはいかがでしょうか?
是非、ご一読ください。

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WEB『éditeur(エディトゥール)』

特集「10年後の肌も美しく!男のUV対策&アフターケア法」に慶田院長の監修記事が掲載されました。

アウトドア、スポーツに興じる男性が多い一方、UVケアに関心を持つ男性も増えてきています。実際のところ男性の肌ケアは、女性に比べるとまだまだ情報が乏しく、自己流のケアになりがちです。そこで、慶田院長が男性の肌向けに紫外線対策や、肌ケアの方法について解説しました。

シミ、シワ、たるみ、老人性いぼ...肌トラブルの原因となる"紫外線"

太陽光に含まれる紫外線や赤外線、短波長のブルーライトが皮膚と目に与える障害を"光老化"と呼びます。日常的に紫外線をたくさん浴びている人と、浴びていない人では肌の老化の速度がかなり違ってくるのです。紫外線を長時間浴びると、皮膚のシミやシワ、たるみ、老人性いぼ(脂漏性角化症)になるリスクが高まります。さらに紫外線は表皮細胞の遺伝子を傷つけるため皮膚がんの原因にもなり得ます。また、可視光線のうち短長波のブルーライトは白内障や加齢黄斑変性の原因にも。近年、近赤外線は、赤ら顔や皮膚のたるみの原因になることが分かってきました。紫外線やブルーライトは浴びている感覚がないためケアを怠りがちですが、赤くならない程度の紫外線量でも蓄積すると光老化を進行させます。特に大量の紫外線を一気に浴びると、傷ついた遺伝子の修復が間に合わず、非常に危険です。
特に男性は、幼いころから外で遊ぶ機会が多く、大人になってもUVケアをしない人がほとんどです。そのため30代でシミがひとつもない男性はおらず、40代以降になると今までに浴びた紫外線の蓄積によって、シミやイボが目立つようになります。そのまま対策をしなければ肌の老化は進みますが、正しくケアをすることで、光老化を最小限に食い止めることが可能です。

紫外線予防こそが最大のケア!顔洗浄と保湿、外出時の日焼け止めを習慣化すべし

スキンケアの柱となるのは、洗浄と保湿、光対策の3つです。海水浴や屋外でスポーツをする場合は、日焼け止めの外用が基本です。加えてサングラスを着用し、ラッシュガードを着用するといったUV対策が必要です。日焼け止めは汗で流れたり、粒子が凝縮したりして効果が弱くなるので、露出している部位は2~3時間ごとに重ね塗りするとよいでしょう。また、紫外線量が一番強い10~14時はできるだけ屋内ですごすようにするのも有効です。
続いて大切なのは洗浄です。多くの日焼け止めは、普通の洗浄料で落とすことができます。洗顔時にはしっかり泡立ててください。泡立てることで汚れへの吸着力と洗浄力が非常に高まるので、泡を肌に乗せるだけでも日焼け止めを落とすことができます。液体のまま洗ったり、強くこすると、肌のバリア機能を保つのに役立つ成分も一緒に流され、乾燥、かゆみ、湿疹などの肌トラブルにつながるため注意しましょう。ただし、ウォーターレジデントなどの水に強い日焼け止めには専用のクレンジング剤が必要な場合があります。
洗顔後は、化粧水と乳液で保湿しましょう。本来、皮脂量が多く代謝が良い男性の肌は、乾燥しにくいのですが、顔を何度も洗ったりヒゲをそったりすると肌のバリア機能が傷つくため、乾燥しがちです。また、紫外線も乾燥を悪化させます。そのため、化粧水で肌を整えたあとヒアルロン酸やセラミドなど、水分を保持する成分が入った乳液を使用しましょう。ベタベタするのが苦手な方は、ジェルタイプでOKです。
これらの対策は、レジャーだけでなく、毎日行うことをおすすめします。

激しい日焼けの場合は、患部を冷やして応急処置を

UV対策を怠り、ヒリヒリするどの日焼けをしてしまった場合は、まず患部を冷やしましょう。熱感と痛みが続くようならば、市販の痛み止め薬を飲むと、ある程度炎症が和らぎます。ただし、薬を飲んだからといって、紫外線によって傷ついた遺伝子が元に戻るわけではありません。今後は、肌を焼きすぎることのないよう気をつけましょう。もしも日焼け部位が水ぶくれになるほどの重い症状が出たら、必ず皮膚科で診察を受けてください。

紫外線は浴びれば浴びた分だけ肌が老化します。40代頃から正しいUVケアを始めて紫外線の蓄積量をコントロールするだけで10年後の肌は見違えます。
是非、ご参考になさってください。

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