ほくろ(色素性母斑)
黒あざ、黒子のことで、胎児の頃成長過程で生じた神経櫛由来の異常分化細胞である母斑細胞が、皮膚で増殖したものをいいます。母斑細胞はメラニン色素を作る働きを持ち、増殖する皮膚の深さやメラニン色素の量によって、ほくろの形態は異なり、褐色から茶色の平らな色素斑や皮膚から盛り上がったイボのようなものまで様々です。
ほくろの切除にはCO₂レーザー(炭酸ガスレーザー)治療や切除縫合手術が一般的です。
切除縫合手術の場合ホクロの約3倍の大きさの線状の傷になりますが、CO₂レーザーは病変部のみをピンポイントで蒸散させるので、メスを用いる切除手術より圧倒的に傷口はきれいに仕上がり、術後の処置も比較的簡便です。出血もほとんどなく、当日から入浴、洗顔の制限がありません。
再発のリスクはありますが、追加手術を保証し、1回ごとの傷を浅くすることで、切除縫合手術より目立ちにくい傷に仕上げることができます。深く大きなホクロは2~5分割し、一回ごとに削るサイズ(直径)を小さくすることで、縫わずに治療が可能となりました。まぶたやまつ毛の間など、きわどい部分にあるホクロもCO₂レーザー手術がおすすめです。
銀座ケイスキンクリニックのCO₂レーザー手術は、皮膚科専門医がダーモスコピーによる臨床診断を行い、良性と判断したものにのみ行いますので安心いただけます。悪性の可能性がある場合は、必ず大学病院等にご紹介し、皮膚生検など精査を受けるシステムが確立しています。
ほくろの治療一覧
CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)
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CO₂レーザー手術(炭酸ガスレーザー手術)についてさらに詳しく
ピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウェイ)
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