赤ら顔
赤ら顔は通常は見えない毛細血管が何らかの原因で拡張して血流量が増加し、顔面のほてりや赤みが生じた状態です。特に顔は毛細血管密度が高く、腹部の5倍近く毛細血管が集中しているため、火照りやすく、赤みが目立つ部位になります。
毛細血管拡張症があると、緊張や興奮、周囲の温度変化など、ほんの僅かな刺激でも、人一倍顔が赤くなってしまいます。酒さや酒さ性座瘡も赤ら顔の原因です。今までメイクで隠していた赤ら顔もノーダウンタイム治療で症状を改善することが可能になりました。
銀座ケイスキンクリニックで行なっている治療は比較的軽症の赤ら顔の治療となります。イチゴ状血管腫、唇の6㎜以上の静脈湖(venous lakeビーナスレイク)、赤あざなど、Vビームレーザーが必要な場合は提携先の病院へご紹介しております、詳しくはお問い合わせください。
赤ら顔の治療一覧
ピコレーザー(ピコセカンドレーザー・ピコウェイ)
波長1064㎚のNd:YAGレーザーを顔全体に低出力で照射していく『ピコトーニング照射』は、メラニン(黒)が原因のシミやそばかす、くすみなど改善はもちろん、ヘモグロビン(赤)にも吸収される特性を持つので、真皮内の過剰な毛細血管を収縮・破壊して、赤ら顔やニキビ跡の赤みも改善し肌色を均一に整えます。従来機よりも照射時間が「ピコ秒(1兆分の1秒)」と極めて短くなり、熱によるダメージは最小限に、衝撃波でターゲットとなる色素を従来機より細かく破壊することができるので、短期間で高い効果を得られます。照射後は、美白効果を高めるトラネキサム酸のイオン導入がサービスで付いています。ノーダウンタイムな治療なので、人前に出るお仕事の方にも安心してお受けいただけます。
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)
フォトフェイシャルM22は通常のフォトフェイシャルモードでもヘモグロビンの赤い色に吸収される波長を含むため、赤ら顔を改善します。当院では、Vsucular Treatment Filter(血管専用フィルター)を採用し、530~650nmと900~1200nmの二つの波長領域を照射することで、小鼻や頬に浮いた過剰な毛細血管を確実に減らすことが出来ます。色白の方ほど効果が高く出やすいので、ハイドロキノンやルミキシルなど美白剤の外用を併用すると効果的です。
フォトフェイシャルM22(光治療・IPL)についてさらに詳しく
ジェネシス
ロングパルスNd:YAGレーザーはヘモグロビンの赤い色に吸収されて毛細血管をマイルドに壊し、小鼻周りや頬の赤み、毛細血管拡張症を改善します。6回程度繰り返すうちに、赤味が目立ちにくくなり、お肌にハリが出て来ます。
フラクショナルCO2レーザー
微細な照射径の炭酸ガスレーザーを照射して、皮膚に小さな穴を無数あけます。皮膚の自己再生能力によってこの穴は徐々に修復されます。これを数回繰り返すと皮膚は入れ替わり、ハリのあるお肌がよみがえります。