ボトックス注射(表情ジワ)と他の施術比較
ヒアルロン酸注入との比較
ヒアルロン酸注入はシワや凹みを浅くし、骨や脂肪のボリュームロスを確実に改善する若返り効果と、鼻やアゴ、唇などの形を整えるプチ整形効果がある、注入治療の代表格です。ヒアルロン酸製剤には、硬さ(粘度)の異なる複数の製品ラインナップがあり、医師が肌質や治療部位に最適な製剤を選びます。注入部位はヒアルロン酸の保水効果で肌質が改善します。
一方、ボトックス注射は、一時的に筋肉を弛緩させる作用があるボツリヌストキシンを美容治療に利用したもので、筋肉の過剰な収縮によって作られる「表情ジワ」を目立たなくする効果があります。適応部位は、額の横ジワ、眉間の縦ジワ、鼻根部の横ジワ、鼻のバニーライン、目尻のシワ、口をすぼめると目立つスモーカーズラインやあごの梅干しジワなど幅広く、ボトックスは無意識にシワを寄せる癖まで止めるので、予防と治療二つの効果があります。しかしながら、すでに深く刻まれてしまったシワには、ヒアルロン酸注入の併用が必要になります。ボトックス注射は30代前半から始めておきたいアンチエイジング治療なのです。
ボトックス注射(表情ジワ)のポイント特徴
注入治療 | 治療効果 | ★★★★☆ | 痛み | ★★☆☆☆ | ダウンタイム | ★☆☆☆☆ |
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効果
■額の横ジワの改善 ■眉間の縦ジワの改善 ■目尻・目周りのシワの改善 ■スモーカーズラインの改善 ■あごのシワ(梅干しジワ)の改善 ■鼻根部の横ジワ・バニーラインの改善※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。
ボトックス注射(表情ジワ)のワンポイントアドバイス「30前は親の顔、30過ぎたら自分の責任」とはよく言ったもので、生活習慣や性格、仕事や環境などがお肌やお顔立ちから透けて見えてくるものです。特に、眉間のシワは、人相学的にも男女ともに不要なもの。私も20年来、4カ月毎に自分で注射しています。額の横ジワ、眉間の縦ジワ、目尻のカラスの足跡など表情ジワは、繰り返しシワを寄せることでどんどん深くなります。ボトックス注射は筋肉の癖を直し、シワを寄らなくする「治療と予防」の効果が高い施術ですが、ヒアルロン酸注入同様、医師の技量によっては副反応が問題になることもあるので信頼できる医師にご相談ください。
ボトックス注射(表情ジワ)の施術の流れドクター診察、カウンセリング施術前に、担当する医師がお肌の状態や筋肉の強さを診て、注入する部位や量など治療プランを決めていきます。注意点やアフターケアについても詳しく説明いたしますので、ご不明な点や不安なことがあれば遠慮せずにご質問ください。
同意書記入スタッフより治療内容・施術後の注意・治療費・治療スケジュールなど詳細をご案内させていただき、同意書にサインいただきます。
(未成年の方の治療については親権者の同意が必要になりますので、こちらをご確認ください。)
この間に必要な場合は麻酔クリームを外用しますので、痛みに弱い方もご安心下さい。
ボトックスの注入34Gナノニードルという極細針を使用し注射いたしますので、痛みはもちろん、施術後の内出血などのダウンタイムもかなり軽減されています。5~10分で終了します。
終了10分程度患部を冷却し、施術は終了です。直後のスキンケアやメイクは治療部位を避けて優しく行ってください。当日夜のスキンケアは施術終了後最低2~3時間空け、刺激のないクリームを優しく塗る程度としてください。翌日には通常のスキンケアとメイクが可能です。当日は飲酒、激しい運動、長風呂など、血流を上げる行為は避け、早めにご就寝ください。なお、薬剤の拡散を避けるため、注射部位は3日間ほど揉まないようにご注意ください。