ヒアルロン酸注入(手の甲)のよくある質問
【Q】痛みが心配です。
【A】
敏感な手への注射に恐怖心をもたれる方も多いと思いますが、刺入点は外用麻酔を使用し、ロングカニューラ針でゆっくり注入します。ほとんどの方が痛みを感じず、イメージよりも楽だったとおっしゃいます。
【Q】アレルギーが出ることはありますか?
【A】
ヒアルロン酸は、もともと人の体内にある成分であり、安全性の高い成分ですが、ごく稀に架橋剤などの成分にアレルギー反応が生じる方もいらっしゃいます。その場合は、適切に対処すると回復します。既往歴、美容施術歴は全て担当スタッフにお申し出ください。
【Q】ヒアルロン酸注入後は、シコリとか凹凸になったりしませんか?
【A】
通常はありませんので、ご安心ください。
ご年齢やお肌の状態、ご希望の仕上がりに応じたヒアルロン酸製剤を選択して使用しているため、シコリや凹凸の心配はほとんどありません。ケロイド体質の方はご相談ください。
【Q】ヒアルロン酸注入でどこまでふっくらした手に戻すことができますか?
【A】
加齢で筋張った手をふっくらさせるには、ボリュームロスの程度に応じた適正な注入量が必要です。脂肪の減少が少ない方で片側1.0ml、中程度の方で、片側1.5ml、老化の顕著な方では片側2.0~3.0ml必要な場合が多いです。ただし、一度で大量に注入すると、手の巧緻性に影響する可能性があるので、初回は片側2.0mlまでにとどめ、必要があれば1か月半後以降に追加注入します。
必要本数は、カウンセリングでお診立てさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。ヒアルロン酸は高保水成分で、注入後1~2カ月程度水分を吸収して軽くむくみます。手には吸水性が低くなじみの良いヒアルロン酸製剤『ジュビダームビスタ ボリューマ』を使用します。注入から4日ほどで安定し、注入部位に固定されるので安全です。
【Q】手の甲へのヒアルロン酸注入で手の静脈が目立たなくなりますか?
【A】
静脈が目立つ理由は、血管そのものの老化の影響が大きいので、完全に解消はしませんが、注入後ほとんどの方で手背の静脈が目立ちにくくなります。
【Q】ヒアルロン酸注入後に、シミ治療のレーザー照射はできますか?
【A】
当院でシミ治療をご希望の場合、注入後2週間しましたら照射は可能です。他院での照射に関しては、最低1ヶ月間を開けてください。なお、他院での美容施術に関しての治療内容はすべて問診票にご記入ください。治療歴を隠されたまま施術を行うと思わぬ副反応が生じる可能性もあるのでご協力ください。
【Q】施術にはどのくらいの時間がかかりますか?
【A】
当院は初診の患者様に30~40分のカウンセリング時間を取っております。医師が治療方針をお見立てしてから、お見積書を作成し、同意書にご記入いただき、お会計を済ませてからの施術となります。問診票記入から施術、治療後の説明まで含めると2時間~2時間半のゆとりをもって受診してください。
【Q】家事はいつからできますか?
【A】
施術から2日間は、水仕事をするときは必ず手袋を着用ください。感染を予防するためです。お料理の下ごしらえやお掃除の際も、出来るだけ手袋を着用下さい。
【Q】なぜジュビダームビスタボリューマを使うのですか?
【A】
ボリューマは低吸収で組織への親和性が良く、手背に綺麗になじみます。また、リフト力にも優れており、ボリュームダウンした手の甲を、テントを張るようにしっかりと立たせることができます。上から押しても潰れにくくなっているため、長期的にその効果を実感することができます。