PRP(多血小板血漿)注入のよくある質問
【Q】ゴルゴ線とほうれい線には、ヒアルロン酸注入とPRP(多血小板血漿)注入のどちらが良いでしょうか?
【A】
頬のボリュームダウンによるゴルゴ線や深いほうれい線の改善にはヒアルロン酸注入が適しています。PRP(多血小板血漿)注入はヒアルロン酸フィラー注入のように、ボリュームアップさせる治療ではありません。ご自身の創傷治癒力を利用し、線維芽細胞の活性化とコラーゲン線維の増生により真皮の厚みをナチュラルに増やす再生治療のため、ヒアルロン酸フィラーの適応とならない、目の下のクマやたるみ、まぶたの凹み、浅いシワをゆっくりと浅くします。臨床効果は1ヵ月後から少しずつ出現し、約半年間に渡って細胞の活性・再生が促されます。初期治療や老化の程度によっては2~3ヵ月後に再注入すると理想的な効果が期待できます。
【Q】セルリバイブジータとはどう違うのですか?
【A】 セルリバイブ(PRP)に合成した成長因子を添加して注入する方法です。深いシワへの効果が高いのですが、一部の方でしこり(線維化)の被害が報告されており安全性に問題があります。そのため、銀座ケイスキンクリニックでは導入当初から、成長因子を添加しないセルリバイブを用いています。
【Q】PRP(多血小板血漿)注入はどのくらいの血液を使うのですか?
【A】それほど沢山使わないのでご安心下さい。通常の血液検査と同規格のスピッツ1本(約8ml)の血液から約1.0mlのPRPを精製できます。注入の密度にもよりますが、1.0mlのPRPで両目の下、2.0mlのPRPで額~目周り、4.0mlのPRPでお顔~首までの治療が可能です。
【Q】その日のうちに治療できますか
【A】採血から約30分でPRPが出来上がります。その間に、注入部位の外用麻酔やご説明などを致します。初診の方は、カルテの作成や30~40分ほどのカウンセリングが必要ですので、2時間ほどお時間を頂戴いたします。