医療用まつげ・眉 美容液 ビマトプロストと他の施術比較

グラッシュビスタとの比較

2014年に日本の厚生労働省が「グラッシュビスタ外用液剤」を認可しました。承認された効能・効果は睫毛貧毛症で、有効成分は0.03%ビマトプロスト、つまり医療用まつげ・眉美容液ビマトプロストと同じです。相違点は専用アプリケーターとブラシが付属品として付いているということと、睫毛貧毛症に対しての効能を取得し、お墨付きを得たということです。主成分の量も種類も変わらないため、効果も副作用も同等です。価格的にはビマトプロストが半分以下とリーズナブルにご提供できるためご希望も多く、当院ではビマトプロストを処方しております。

付けまつ毛・まつ毛エクステンションとの比較

●付けまつ毛はごく薄い皮膚に直接貼り付けるため、接着剤(アクリル樹脂や天然ゴム)に対する接触皮膚炎(かぶれ)や除去する際に角質層が剥離されて、刺激性皮膚炎を生じることがあります。引っ張る刺激でまぶたの皮膚たるみを悪化させる可能性もあります。イベントやパーティー等、使用頻度を減らすことをおすすめします。

●まつ毛エクステンションは、まつ毛一本一本に人工まつ毛を接着する際に使用するシアノアクリレート系接着剤は化学反応により人体に有害なホルムアルデヒドを生成することがあります。付けまつ毛の接着剤は、家庭用品規制法で含有するホルムアルデヒド量が規制されていますが、まつげエクステンションのグルーは規制が及ばず、雑貨として製造、輸入されており、成分表示さえなされていないものも多く問題になっています。
そのため、まつ毛エクステンションでも、かぶれや結膜充血などのトラブル例が後を絶たず、人工まつ毛が眼球を傷つけられ、角膜障害を起こす事例も報告されています。ビマトプロストは正しく外用すれば、自己のまつ毛を長く太くすることが出来ます。医師の処方に限り使用できるので、副反応が出た場合の対処も適切にすむというメリットもあります。
さらに、まつ毛エクステンションは眼瞼下垂を悪化させる可能性があり、医学的に推奨できません。目尻側のみにするなど本数を減らし、ビマトプロスト外用で自まつ毛を育て、徐々に中止することをおすすめします。

なお、エクステンションは細菌が繁殖しやすいので、ビマトプロスト使用に当たっては、清潔操作で塗るようにお気を付けください。

医療用まつげ・眉 美容液 ビマトプロストのポイント特徴

外用治療kuri-mu.png 治療効果★★★★☆ 痛み☆☆☆☆☆ ダウンタイム☆☆☆☆☆

効果
■加齢により減少したまつ毛・眉毛の育毛 ■短くまばらなまつ毛・眉毛の増毛 ■ビューラー、パーマ、エクステ等で傷んだまつ毛の育毛 ■抗がん剤治療で減少したまつ毛の回復■毛抜きで減ってしまった眉毛の育毛※痛みやダウンタイム、効果には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。

医療用まつげ・眉 美容液 ビマトプロストのワンポイントアドバイスワンポイントアドバイス濃く黒く長いまつ毛は、美しい瞳を輝かせる額縁のようなものです。中高生を中心に、「眼力命」とばかりにアイメイクに凌ぎを削る様子には、眼を見張るものがあり、舞台人の専売特許だった「付けまつ毛」が日常の必需品になっています。また、まつ毛エクステンションやまつ毛パーマの普及率も上がるとともに、眼障害やかぶれの報告も増えてきました。また、エクステを続けたくても、自己のまつ毛が痛んで減ってしまい、以前のように本数を付けられなくなったというお悩みも伺います。医療用まつ毛・眉美容液ビマトプロストは、有効成分「ビマトプロスト」が、まつ毛の成長期を延長して、まつ毛を濃く、太く、長く育てる医薬品です。ビューラーでまつ毛を挟めないほど短かった実母のまつ毛が、外用開始から2ヶ月で「らくだ」レベルに長くなったのを見たとき、「医療製剤の実力」を実感しました。最近は、まつ毛もナチュラルがキーワードです。自分のまつ毛を増やして、瞳の魅力をアップさせましょう。