ジェントルレーズプロ(Gentle LASE Pro)のよくある質問

【Q】
ジェントルレーズで濃いダーティーネックも消えますか?

【A】濃いダーティーネックは、アトピー性皮膚炎の強い炎症が長期に渡って繰り返されたために、表皮と真皮の間にある強固な基底膜が傷つき、本来は存在しない真皮に過剰に増えたメラニンが入り込んでしまうために生じます。通常の炎症後色素沈着は炎症が落ち着いてから1~2年でゆっくりと薄くなっていくものですが、ダーティーネックやダーティースキンは症状が固定してしまいます。ジェントルレーズは真皮内に存在する毛包基部の毛母にあるメラニンにも反応し、脱毛効果を発揮するので、6~10回の繰り返し照射で改善する場合がほとんどです。重症例ではCO2フラクショナルレーザーの照射も併用します。このレーザーは少しずつ新しい皮膚に入れ替えるので、色調だけでなくダーティーネックのさざなみ状の皮膚変化(委縮などによる変化)の改善も期待できます。いずれの治療を行う場合も、東洋人の皮膚はレーザー照射の刺激で新たな炎症後の色素沈着を起こしやすいため、院内処方内服薬(ビタミンC・E、トラネキサム酸、ハイチオール)、院内調合オリジナル化粧品(ハイドロキノンクリーム、ルミキシル、レチノイン酸クリームなど)の併用療法が必須となります。

【Q】
妊娠中なのですが、施術を受けることは可能ですか?

【A】ご妊娠中の方でもジェントルレーズをお受けいただくことは可能です。但し、痛みに敏感な方はお腹が張ることがございますので体調の良い時に施術をお受けください。妊娠出産に関する知識が豊富な医師が担当いたしますのでご安心下さい。

【Q】
ジェントルレーズにはどのような併用療法が必要ですか?

【A】以下の併用療法を行うことで相乗効果が得られます。
•シミ治療...外用剤(ハイドロキノンクリームやルミキシルクリーム・レチノイン酸クリーム)と内服薬(ビタミンC・E、トラネキサム酸、ハイチオール)の併用療法が必須となります。また、濃いシミに対しては、「ピコスポット照射」が有効です。


【Q】
ジェントルレーズで濃いシミも消えますか?

【A】濃いシミにはピコスポットレーザーを併用すると、治療期間が短くなります。テープによる保護は不要で、照射後のカサブタは薄く3~6日で剥がれ落ちます。シミの状態にもよりますが、1回の照射で効果を実感していただけます。かさぶたがはがれた後、東洋人の皮膚は炎症後の色素沈着を起こすため、院内処方内服薬(ビタミンC・E、トラネキサム酸、ハイチオール)、院内調合オリジナル化粧品(ハイドロキノンクリーム、ルミキシル、レチノイン酸クリームなど)の併用療法が必須となります。(炎症後の色素沈着はシミの再発ではなく、レーザー照射で熱を加えたことにより起こる反応です。

【Q】
ジェントルレーズで毛穴の開きも治りますか?

【A】毛穴が開いていると感じる方のお肌の多くは、脂性肌で毛穴の入り口付近が角化し、開大して見えることが分かっています。ジェントルレーズにはケミカルピーリングがセットとなっているため、脂性肌の改善効果があります。毛包周囲に熱反応を生じさせ、コラーゲン密度を高めることで、軽症のたるみ毛穴にも効果があります。たるみ毛穴には、新しいお肌に入れかえる「CO2フラクショナルレーザー」やコラーゲン密度を増やす「ダーマペン」、「スカーレットRF(スカーレットS)」などの施術を組み合わせることをお勧めします。

【Q】
ジェントルレーズはシワにも効きますか?

【A】 深いシワには効果がありませんが、真皮内に熱が加わることで、繊維芽細胞を活性化しコラーゲン繊維を太くし、新生させます。繰り返し施術をすることでお肌全体に張りがよみがえり、浅いちりめんジワは目立ちにくくなり、若返り効果も期待できます。即効性を求める方はボトックス注射やヒアルロン酸注入の併用をお勧めいたします。

毛穴引締めジェントルレーズは、熱反応を利用して、毛穴周囲のコラーゲン線維の収縮と再生を狙う治療です。効果的な治療法ですが、毛穴に有効な治療は多数あり組み合わせると効果が高まります。毛穴の状態によっては、他の治療をお勧めすることもあるので、担当医師とご相談ください。