ダーマペン4の効果と特徴
最新型のデジタル化された『ダーマペン4』を使用
当院で導入している最新型の『ダーマペン4』は、『ダーマペン3』を47.9%上回る毎秒1,920個の微小な針孔の形成が可能です。そのため、治療時間が短縮され、痛みや不快感も軽減されています。また、針を刺す速度は5段階、針の長さは0.2mm~3.0mmまで調整できるので、毛穴の開き、ちりめんジワ、ニキビ跡、妊娠線など、お一人おひとりのニーズに合わせて針の長さを適切に調整して治療を行います。ペン型なので、湾曲した鼻やフェイスライン、目周りなど細かい部位へも際まで施術可能です。『ダーマペン4』の肌再生のメカニズム
ダーマペンは、針傷を修復しようとする人体に備わった「創傷治癒力」により放出される成長因子の働きを利用した、再生医療のひとつです。成長因子は線維芽細胞を刺激し、細胞の成長や傷の回復を早める働きがあり、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸量を増やし、肌に弾力を与え若返らせるために重要な役割を担っています。① ダーマペン4の刺し傷がきっかけとなり、傷が治癒する過程で多様な成長因子が分泌される。
② その成長因子の働きにより、線維芽細胞の働きが活発になり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が産生される
③ コラーゲンの間に毛細血管が発達し、線維芽細胞に供給される栄養や酸素が増え、さらにコラーゲンの増殖を促進する。
こうして肌内部から若返るサイクルをつくることにより、加齢と共にコラーゲン線維が劣化・減少したことが原因で起こるハリや弾力の低下、たるみ毛穴やちりめんジワ、激しい炎症が原因でコラーゲン線維が萎縮したことによるニキビ痕、急激な伸展によるコラーゲン線維の断裂が原因で生じる妊娠線など、様々な症状を改善します。『ダーマペン4』の刺激で増えたコラーゲン線維、エラスチン、ヒアルロン酸などは、長期的に残るため老化のスピードが緩やかになります。定期的に行うことで美肌の貯金効果があります。
痛みやダウンタイムを軽減
超極細針を使用しており、一定の圧力で振動を与えながら均一に針孔を形成できるので、皮膚へのダメージが最小限です。痛みが少なく、目に見えないほどの小さな針孔は、治療後1~2時間程度で塞がります。施術直後から生じる赤みやヒリヒリ感の度合いは、針の長さの設定により異なりますが、ほとんどの場合、数時間~半日程度で自然に消腿します。目周りや施術を多く重ねた部位には、2~3日間針痕が赤く残ることがありますが、メイクでカバーできる程度です。専用カバーによる感染症防止策
当然のことながらダーマペンの針は使い捨てです。さらに当院では感染症防止策として、本体から針の結合部まで完全に覆う使い捨ての専用カバーを毎回装着して施術を行っています。薬剤との相乗効果でより高い美肌効果が得られる
高密度に開いた針孔から、症状や目的に応じた薬剤を浸透させることで、理想の肌へ近づけることができます。サービスの『BENEV(べネブ)』導入
成長因子には、線維芽細胞を刺激し細胞の修復・再生を強力に促す働きがあります。銀座ケイスキンクリニックでは『ダーマペン4』の施術後に、成長因子のカクテル製剤「BENEV」の導入をサービスで付けています。高密度に開いた針孔から塗布することで、成長因子が肌の奥深くまで浸透し、細胞レベルで肌の老化を修復しより高い美肌効果を得られます。『BENEV』の最高ラインMPF Rejuvenation Complex(MPFリジュビネーションコンプレックス)は、FGF(線維芽細胞成長因子)、EGF(上皮細胞成長因子)など8種類の成長因子をはじめ、ヒアルロン酸などの保湿成分、20種類のアミノ酸、2種類の機能性ペプチド、11種類のビタミン等が贅沢にブレンドされており、新陳代謝を促進し、細胞を活性化させ、皮膚組織の修復を促します。
サイトプロMD(ヒト骨髄幹細胞培養液)
ヒト骨髄幹細胞由来の『サイトプロMD』は、細胞同士のコミュニケーションを司る「生体信号」の役割を果たす「サイトカイン」と肌の修復・再生を促す「成長因子」が高配合された集中美容液です。サイトプロに含まれる「サイトカインと成長因子」を補給することで、加齢とともに減少する肌の自活力を引き出し、傷ついた肌の炎症を抑え、細胞の不具合を整えて衰えた肌を新しく健康な肌へ生まれ変わらせます。たるみ、炎症、小ジワ、くすみなど、老化によって引き起こされる症状を根本から改善します。 また、施術後の赤みやヒリつき、傷の修復も早くなり、ダウンタイムが軽減できます。白雪注射(MPDRN)
「肌再生」「美白」「保湿(潤い)」の3つの効果に特化したオールインワンカクテルで、加齢・紫外線・乾燥などのダメージを受けた肌を修復・再生し、潤いと透明感の高い肌に導きます。アルジルリン(アセチルヘキサペプチド-3)
「塗るボトックス」と呼ばれ、ボトックスの代替としてスペインの製薬会社によって開発された植物由来の合成ペプチド(アミノ酸)です。表情ジワの原因である神経伝達物質の過剰な分泌を抑える働きがあり筋肉の緊張を緩和し表情ジワを改善します。
おすすめのコンビネーション治療
ヴェルベットスキン『ダーマペン4』×『マッサージピール(PRX-T33®)』
~ヴェルベットのように柔らかく、ツヤのある美肌に導く~ 当院でも人気の『ダーマペン4』と『マッサージピール』のコンビネーション治療で、絹のような柔らかでツヤのある肌に導くことから『ヴェルベットスキン』と呼ばれています。『ダーマペン4』で開けた高密度な針孔から『マッサージピール』を塗布するため、肌内部への有効成分の浸透率が上がり、単体治療よりも高い美肌効果が得られます。 コラーゲンの産生効果が掛け合わされ、お肌にハリをもたらしキメを整え、毛穴の開き、ニキビ跡、小ジワなどを改善します。さらに、マッサージピールには美白作用を持つコウジ酸が5%配合されており、施術を重ねることでくすみ改善や美白効果も得られます。ヴァンパイアフェイシャル『ダーマペン4』×『PRP注入(多血小板血漿)』
~皮膚の再生を促し、加齢による毛穴の開き、肌のしぼみなどを総合的に改善~ PRP(多血小板血漿)は、自己血液から採取した血小板を高濃度に濃縮させた液体のことで、傷ついた組織を修復させる創傷治癒作用があります。単体治療でもちりめんジワや目の下クマ、たるみ毛穴などに高い効果がありますが、『ダーマペン4』で肌に針傷をつけ創傷治癒のスイッチを入れたところに、PRPを作用させるので、自己再生力が掛け合わされて多様な成長因子が分泌され、線維芽細胞の働きが活発になり、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が増生されてハリが高まり、滑らかな肌へと導きます。また、肌の入れ替えによる美白効果も得られます。細胞そのものに働きかけて皮膚の再生を促し、毛穴の開き・小じわ・たるみなどのエイジング症状を改善して若々しい肌へと導きます。さらに、凹凸があるクレーター状のニキビ跡や妊娠線などにも効果的です。
ダーマペン4のリスクとダウンタイム
<痛み>チクチクする程度 <腫れ> 無し <内出血> 無し
目に見えないほどの小さな針孔は、治療後1~2時間程度で塞がります。針を用いた治療ですが、点状に血がにじむ程度で、内出血になることはまずありません。施術直後から生じる軽い紅斑、ヒリヒリ感は数時間で自然に消腿します。目周りや施術を多く重ねた部位には、2~3日間針痕が赤く残ることがありますが、メイクでカバーできる程度です。サービスで付けている「BENEV」の導入により、従来よりも回復が早くなっています。施術直後は肌への刺激と負担を最小限にするため、半日間はメイクをお控えいただくか、パウダーメイクのみとして下さい。(通常のお化粧、日焼け止め使用は翌日より可能です。)
ダーマペン4の施術頻度や持続について
1回でもキメの改善効果を実感出来ますが、繰り返し治療を行うとより効果的です。治療間隔は3~4週間に1回、アンチエイジングやリジュビネーション目的には5回をワンクールとしております。施術前の状態・年齢・肌質・目的とする状態により必要回数は異なります。効果の感じ方と持続には個人差がありますが、治療後半年以上効果が持続します。
古いニキビ跡や開大毛穴はもう少し回数が必要になり、重症度によっては、CO2フラクショナルレーザーやスカーレットRF(スカーレットS)照射との併用をおすすめする事もあります。
ダーマペン4の痛み
効果の高い外用麻酔クリームを十分に効かせてから治療を行います。針の長さを長くした場合や額などは、部分的にチクチクした軽い痛みがあります。麻酔のアレルギーがある方は、必ずお申し出ください。
ダーマペン4の禁忌事項について
下記に該当される方は、この治療を受けることが難しい場合がありますのでご相談ください。
キシロカインにアレルギーのある方は事前にお知らせ下さい。
・真性ケロイドの方(肥厚性瘢痕の既往はご心配ありません。)
・ご希望部位に無治療の皮膚炎や感染がある方
・重症の糖尿病・膠原病の方
また、安全のため、他院での美容医療の治療歴を担当者にお伝えください。
※レチノイン酸等のピーリングを行っている方は治療前後1週間程使用をお控えください。