サーマクールFLX
2002年にアメリカのThermage社が開発した医療機器で、高周波(RF)によって、お肌のたるみを引き締めます。これにより、メスを使わないたるみ治療が可能となり、美容医療に大きな革命を起こしました。
サーマクールは、電気エネルギーの一種であるRF(高周波)を用いた「たるみ治療器」です。照射すると高周波の熱エネルギーによって、真皮のコラーゲン線維や皮下脂肪を支える線維隔壁、顔の土台となるSMAS筋膜(コラーゲン線維で構成)が即座に収縮するため、施術直後から引き締め効果が現れます。
さらにその後、創傷治癒機能(傷を治す力)により、約6か月に渡り大量の新しいコラーゲンが生成され肌全体にハリと弾力をもたらし、シワやたるみを改善します。引き締め作用は「縦」「横」「奥行き」の3次元に働くため、立体的にたるみを改善し、頬やフェイスライン、顎下のボリュームをスッキリ(余剰部分を減らす)させて小顔に導きます。また、皮脂腺の収縮効果もあり、毛穴の開きやニキビも改善され、キメ細やかなお肌へと変化していきます。
9年ぶりにアップグレードした第4世代の『サーマクールFLX』は、従来機種(CPT)よりも「痛みや熱感が大幅に軽減」された上、圧倒的に「即効性が高く」なり「引き締め効果も強化」され、満足度が格段に上がりました。顔だけでなく目元のたる みや首のシワ、気になる二の腕やヒップ、下腹部などのボディのたるみの引き締めにも効果を発揮し、適応範囲が広いのも魅力です
さらに線維芽細胞の活性化により、持続的にコラーゲン線維の生成が続くため、約6か月間にわたりリフトアップ効果が得られると言われています。照射時には、冷却保護システムにより、照射前、照射中、照射後の各段階で肌表面を冷却するため、照射後もやけどのような傷は残らず、施術直後からすぐにメイクも可能です。
銀座ケイスキンクリニックでは、第四世代の『サーマクールFLX』を〝サーマクール認定医の医師が照射″します。また、高周波を用いた施術としては、『スカーレットRF(スカーレットS)』や『スマスアップ』も人気です。
当院では、引き上げ・リフトアップの王者『ウルセラ』と引き締めの女王『サーマクールFLX』のコンビネーション治療を推奨しています。ウルセラの神髄は、手術でしかアプローチできなかった顔を支える「SMAS(筋膜)」に作用し、下垂した皮膚を土台から引き上げることです。照射深度が1.5㎜・3.0㎜・4.5㎜と厳密に固定され 超音波画面を確認して正確に点状の熱凝固点を作り、大量のコラーゲン線維を新生させます。頬やフェイスライン、眉を引き上げポニーテールをギュッと結んだような上方向への引き上げ効果が高い治療です。キングとクィーンの相乗効果で、全方位どこから見ても美しい輪郭を作ります。
関連治療リンク
サーマクールFLX、スカーレットRF(スカーレットS)、スマスアップ