鼻唇溝(法令線)、ゴルゴライン、マリオネットライン
鼻唇溝とは、小鼻の両脇から口元にかけてできるハの字形のしわのことです。人相学的な呼び名で法令線(ほうれい線)と言います。
ゴルゴラインとは、目の下から頬の真ん中を斜めに横断するラインのしわのことです。「ゴルゴ13」の主人公に深く刻まれていることから、日本で好んで呼ばれていますが、正式には「ミッドチークライン」や「インディアンライン」と呼びます。
マリオネッオラインとは、「よだれじわ」とも呼ばれ、口角の両脇から顎の横にかけて伸びる縦方向のしわのことです。これらは、骨格が影響し若い時から目立つ場合や、中年期になっても目立たない場合まで個人差がありますが、通常は加齢と共にコラーゲン線維の減少や筋肉の衰えと共に目立ってくる場合が多く、老け顔の象徴とも言われます。
熱を加えることでコラーゲン線維の増生を促すリフトアップ系照射治療が効果的であるほか、ヒアルロン酸の注射でボリュームを足したり、ショッピングスレッドリフトによるリフトアップ治療も非常に有効です。